日本微生物學病理學雜誌

第9回聯合微生物學會演説_並示説要旨

1935 年 29 巻 12 号 p. 1-57
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1

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非病原性抗酸性菌ノ研究 (第2回報告)

非病原性抗酸性菌ノ生物學的性状ニ就テ

植田三郎, 杉本清二, 玉木正男

1935 年 29 巻 12 号 p. 1313-1324
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1313

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自然界ノ諸種材料カラ分離培養シタ多數ノ非病原性抗酸性菌ニ就テ, 其形態, 染色性及ビ諸種培養基ニ於ケル培養性状ヲ精査シ, 其分類乃至ハ病原性抗酸性菌トノ鑑別等ノ諸點ニ關シテ一定ノ見解ニ到達シ得タ.

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歯牙唾液腺及ビ血液ニ及ボス睾丸剔出ノ影響ノ實驗的研究 (血液篇)

第5篇擬えおじん嗜好性白血球ノ核分節ニ就テ

島善一郎

1935 年 29 巻 12 号 p. 1325-1336
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1325

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所謂, 中性嗜好性白血球ノ核ノ態度ハ, 其ノ細胞ノ機能状態ニ依リ變化スルモノナリトスル先人ノ所説ヲ檢シ, 健常時, 去勢後及去勢後睾丸製剤ヲ投輿シタル海〓ノ血液ニ就テ, 其ノ檢索ヲ試ミタリ.

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變形菌ぶいよん培養濾液ニ就テ

尾崎貞保

1935 年 29 巻 12 号 p. 1337-1346
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1337

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先ヅ變形菌Antivirusノ特性 (Wachstumhemmungswirkuug) ヲ檢シ, ぶいよん生濾液及加熱液ノ毒性ノ有無.溶血作用等ヲ探明シ, 併セテ本Antivirusノ抗原性及ビ耐熱性如何等ヲ研究セリ.

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まうすニ對スル再歸熱すぴろへーた感染要約並ニ腦内永存性ニ就テ

第1編再歸熱すぴろへーた及ビとりぱのぞーま感染ト接種菌量並ニ2・3ノ感染要約ニ就テ

水口哲三

1935 年 29 巻 12 号 p. 1347-1371
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1347

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本實驗ハ所謂, 再歸熱すぴろへーた (以下再「す」ト略ス) 中樞神經親和性株移植ノ豫備實驗トシテ之ニ關聯スル2.3ノ感染實驗ヲ行ヘルモノニシテ, 同時ニとりぱのぞーまがんびえんぜ (以下「と, が」ト略ス) ニ就キテモ施行セリ.
各再「す」及ビ「と, が」感染極期ノまうす血液ヲ使用シ, まうすニ對シ第5改正日本藥局方ニ一致スル感染度ヲ來タサシム可キ接種菌量ヲ基本トシ, 之ヲ稀釋シ種々ナル菌量ヲ以テ佛蘭西まうすニ腹腔接種シ感染成否並ニ經過ヲ觀察セリ. 尚菌浮游液調製後ノ時間經過及ビ臓器乳劑調製ニ伴フ磨碎ノ精粗ニヨリ感染力ニ幾何ノ影響アリヤヲ實驗シ, 更ニ免疫體ヲ考慮シテ免疫試獸ノ腦乳劑及ビ血液濃度ガ原發株並ニ腦内株感染成立ニ影響アリヤ否ヤヲ檢討セリ.

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まうすニ對スル再歸熱すぴろへーたノ感染要約並ニ腦内永存性ニ就テ

第2編再歸熱すぴろへーたノ腦内永存性並ニあるぜのべんぞーる劑ノ浄芽力ニ就テ

水口哲三

1935 年 29 巻 12 号 p. 1372-1396
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1372

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再「す」感染まうすノ急性期陰性中及ビ急性期經過後ニ於テ心血及ビ臓器移植ヲ行ヒ再「す」分布状態, 殊ニ腦内永存性ノ有無ヲ檢シ, 且ツ之レガ菌株, 感染方法及ビ再接種ニ依リ差異アリヤ否ヤヲ檢討シ, 最後ニあるぜのべんぞーる劑ニ依リEhrlich氏ノTherapia sterilisans magnaヲ達セシメ得ルヤ否ヤヲ再檢討セリ.

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Natürliches Toxoidニ關スル研究

美濃眞澄

1935 年 29 巻 12 号 p. 1397-1404
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1397

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著者ハ偶然ニAtoxisch, Diphiherie-toxinヲ發見シ其ノ諸性質ヲ檢索セルニKunstliches Toxiodナルふおるもわくちんト殆ド一致セルタメ之ヲNatuliches Toxoidト推定セリ.

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ぢふてりー毒素産出ニ關スル研究

美濃眞澄

1935 年 29 巻 12 号 p. 1405-1426
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1405

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著者ハぢふてー毒素産出ニ關シ培養基, Stamm, 及ビ容器ノ3方面ヨリ綜合的ニ實驗的檢索ヲナシ, 併テ菌量ト毒力トノ關係ヲモ探索セリ.

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淋巴ノ免疫學的研究

第1編末梢淋巴ノ補體含有量

村上治朗

1935 年 29 巻 12 号 p. 1429-1437
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1429

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淋巴ニ於ケル免疫學的反應ニ關スル研究ノ歴史的渉獵ヲ行ツタガ, 詳細ニ渉ル實驗ハ見出ダサレナカツタ.本編ニ於イテハ, 前人ノ記載ヲ見出ダシ得ナカツタ末梢淋巴管内淋巴ノ補體ノ含有量ニ就イテ報告シタ.健常家兎膝膕淋巴腺ノ流入管及ビ流出管内淋巴ハ共ニ, 同一動物ノ血清ニ比シ僅少デアツテ, 補體ノ1單位ヲ含ム血清ノ量ハ平均0.147ccデアルガ, 流入管内淋巴ハ平均0.462cc, 流出管内淋巴ハ0.714ccデアツタ.

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細菌ノ腎臓通過ニ關スル實驗的研究

第1編健常家兎ニ於ケル細菌ノ腎臓通過ニ關スル研究

廣谷政志

1935 年 29 巻 12 号 p. 1438-1459
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1438

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本編ニ於テハ溶血性連鎖状球菌, 枯草菌及ビ靈菌等其ノ毒力ノ強弱, 菌體ノ大小, 運動性ノ有無, 其他生物學的性状ヲ異ニスル數種ノ菌ニ就キテ, 比較的大量乃至小量ヲ急速乃至緩徐ナル注入速度ヲ以テ健常家兎流血中ニ注入シ, 其ノ尿中移行ノ模様ヲ觀察シ, 併テ尿中菌ノ出現ト尿中蛋白陰陽ノ關係ヲ記載ス.

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細菌ノ腎臓通過ニ關スル實驗的研究

第2編細菌ノ腎臓通過ト腎臓ノ組織學的並ニ機能的變化トノ關係

廣谷政志

1935 年 29 巻 12 号 p. 1460-1474
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1460

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溶血性連鎖状球菌, 枯草菌及ビ靈菌ヲ健常家兎血行中ニ注入シ, 種々ノ時間後ニ於ケル腎臓ニ就キテ組織學的檢査ヲ行ヒ, 更ニ機能檢査ヲ行ヒテ細菌ノ腎臓通過ニ際スル腎組織ノ状况ヲ闡明シ, 菌ノ腎臓通過ト其ノ形態學的並ニ機能的變化トノ關係ヲ究明セント企テタリ.

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再歸熱すぴろへーた及ビとりぱのぞーまがんびえんぜノ鶏胎感染試驗ニ就テ

水口哲三

1935 年 29 巻 12 号 p. 1475-1494
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1475

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再歸熱すぴろへーた及ビとりぱのぞーま, がんびえんぜ (以下再「す」及ビ「と, が」ト略ス) 感染まうす極期ノ心血ヲ以テ一定生理的食鹽水浮游液ヲ造リ, 其ノ一定量ヲ種々ナル時期ニ於ケル孵化卵ノCholio Allantoic Membrane 下ニ接種シ感染ノ成否ヲ觀察セリ.次デ兩株累代鶏胎通過株ヲ以テ健康佛蘭西まうすニ腹腔接種ヲ行ヒ, まうすニ對スル感染經過並ニ毒力ヲ原發株ト比較シ, 更ニあるぜのべんぞーる劑ニ對スル治効力ヲ檢討セリ.

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Trypanosoma Cruzi感染まうすニ對スルあるぜのべんぞーる劑ノ治効力ニ就テ

水口哲三, 林全忠

1935 年 29 巻 12 号 p. 1495-1502
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1495

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Trypanosoma Cruzi感染まうすヲ感染早期ニ, あるぜのべんぞーるなとりうむ及ビねおあるぜのべんぞーるノ種々ナル稀釋液ヲ以テ治療シ, 實驗ノ一部ハ更ニ5日ノ間隔ヲオキ再治療ヲ行ヒ對照無治療まうすト比較セリ.尚接種後2時間ニシテ同劑ヲ注射シ感染豫防的効果アリヤ否ヤヲ檢討セリ.實驗ノ結果成書ニ見ルガ如クあるぜのべんぞーる劑ノ効果ヲ認ムル能ハザリシト雖モ, 敢テ本編ヲ草スル所以ハ本邦ニ於ケル此ノ種ノ實驗報告ヲ缺ク爲メ, 他日同一實驗ヲ企圖セラルル同好ノ士ニ資セントスルニ外ナラズ.

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本邦ニ於ケル急性膵臓壊死ノ統計的觀察

瀧川一穗

1935 年 29 巻 12 号 p. 1503-1517
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1503

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急性膵臓壊死ハ比較的稀有ナル疾病ナリ.余ハ最近相次デ本疾患ノ剖檢機會ニ遭遇セシヲ以ヲ之ト, 我ガ病理學教室剖檢6000例記録中, 及ビ臨床報告例トノ3方面ヨリ本邦ニ於ケル之ガ統計的觀察ヲ試ミ以テ本症ノ原因論ニ及ベリ.本邦ニ於テカクノ如キ統計的報告ハ未ダ之ヲ見ズ.

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「DLM」並ニL₊ニ關スル研究

美濃眞澄

1935 年 29 巻 12 号 p. 1518-1537
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1518

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著者ハぢふてりー毒素ノDLM並ニL₊ヲ海〓ノ各體重ニ於テ檢索シ併セテ兩者ト海〓體重トノ關係ヲ求メタリ.

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Vitaminトぢふてりー毒素並ニぢふてりー抗毒素トノ關係ニ就キテ

美濃眞澄

1935 年 29 巻 12 号 p. 1538-1552
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1538

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著者ハVitamin A.B.C.D.トおから菜葉ニテ海〓ヲ飼育シ該實動物ノぢふてりー毒素ニ對スル抵抗及ビぢふてりー免疫發生能力ノ状態等ヲ檢索セリ.

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抄讀會報

京都帝大微生物學教室

1935 年 29 巻 12 号 p. 1553-1555
発行日: 1935/11/01
公開日: 2009/09/16

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.29.12_1553

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