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25 巻 , 3 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
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研究論文
  • 田辺 和俊, 鈴木 孝弘
    25 巻 (2015) 3 号 p. 223-242
    公開日: 2015/11/20
    ジャーナル フリー
     近年,国家間あるいは各国内の所得格差が幅広い関心を集めている.格差の原因に関する理論的研究はこれまでに数多く行われているが,現実の所得分布を再現する理論モデルは未だ得られていない.所得格差の原因を解明する目的で,所得分配に影響すると考えられる要因を説明変数として回帰分析(OLS)を行い,決定要因を探索した実証的研究が多数報告されている.しかし,これまでは少数の説明変数と線形のOLSのために高い精度のモデルが得られていなかった.本研究では,非線形回帰分析手法の一つであるサポートベクターマシン(SVM)を用いて161カ国のジニ係数(目的変数)と経済,政治,教育,健康,技術分野の57種の説明変数との相関を解析し,感度分析法を用いて57種の変数の中から所得格差の決定要因を探索する実証研究を試みた.その結果,25種の要因によって161カ国のジニ係数を決定係数(R2)0.795という高い精度で再現するモデルを構築した.また,25種の決定要因の中では政治的要因の寄与が最大であり,次いでGDP等の経済的要因と医療費等の健康要因がほぼ同程度の寄与であることが判明した.
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  • 児玉 閲, 小野寺 夏生
    25 巻 (2015) 3 号 p. 243-266
    公開日: 2015/11/20
    [早期公開] 公開日: 2015/04/30
    ジャーナル フリー
     引用傾向(論文あたり参考文献数や引用年齢分布)の経年変化及びそれが自然科学分野の雑誌インパクトファクター(JIF)に及ぼす影響について分析した.対象をJCR2001~2009に継続して掲載されている4463誌に限定し,雑誌の入れ替わりの影響を除いた.自然科学分野全体では,論文あたり全参考文献数は増加していたが,JIFの算出対象となる前2年参考文献数の増加は微少で,引用年齢が高い参考文献が増加していた.JIFの変化は,前2年参考文献数と論文成長率の両方の変化の影響を受けているが,後者の影響がより強い.分野別にみると,論文あたり全参考文献数は全分野で増加したが,前2年参考文献数は分野によって増減がみられた.分野間のJIF変化率の違いに最も強く影響を与える要因は論文あたり前2年参考文献数変化率,次いで論文成長率変化率であり,分野間引用の影響は小さかった.
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エラータ
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