日本ストーマリハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2436-8806
Print ISSN : 0916-6440
18 巻, 1 号
18巻1号(通巻45号)
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
表紙・目次
学会総会報告
研修会報告
原著
  • 牧野 有希子, 渋田 真理子, 近藤 征文, 益子 博幸
    2002 年 18 巻 1 号 p. 7-10
    発行日: 2002年
    公開日: 2022/10/31
    ジャーナル フリー
     当院でコロストミーを造設し2年以上経過している患者27例を対象に、体重、腹壁皮下脂肪の経時的変化を調査した。その結果、体重は術前と退院時では3.6 ± 2.0 kg減少し、退院時と術後1年では6.5 ± 4.7 kgと増加をみた。腹壁皮下脂肪は、10例に経時的計測を行い、術前と比較して術後1年では、9 ± 5 mm、術後2年では12 ± 5 mm増加した。以上のことより患者への指導として、退院後は体重増加がみられ腹部の状況に応じた装具に変更することがあるため、長期的にフォローが必要なことを患者に説明しておく必要がある。また、ストーマサイトマーキングを行う際には、将来の体重、腹壁皮下脂肪の増加を考慮した位置決めが重要である。
地方会抄録(地域研究会記録)
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