-
高原 渉
セッションID: 305
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
金属元素の融点・沸点と周期表における周期性については、特異的な事例が認められる。例えば、3d遷移金属元素におけるMnの融点・沸点の極小や、MgとAlの融点があまり変わらないのと比較して、沸点はAlの方がMgよりもはるかに高いこと、などである。本研究では、MgとAlについて、DV-Xα分子軌道法による化学結合性の評価に基づいた考察を試みた。
抄録全体を表示
-
桐原 聡秀
セッションID: 306
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
ナノ微粒子を液体樹脂へ高濃度に分散したペースト素材を高温の溶射フレームに導入すると、セラミックスならびに金属製の緻密皮膜を高速形成できる。溶射ガンを走査することで、大型部材の3Dプリントが実現すると発想した。立体構造の成型に向けたプロセスの最適化について詳細を述べる。
抄録全体を表示
-
中村 照美
セッションID: 307
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
Arシールドガス中で安定なGMA溶接を行うため、低変態温度溶接材料組成を持ち、フープの融点が芯線の融点よりも高い同軸複層ワイヤと、フープの融点が芯線の融点よりも低い同軸複層ワイヤを開発した。いずれのでも同軸複層ワイヤで安定な溶接施工が可能となり、溶接部の残留応力の低減が可能になった。
抄録全体を表示
-
新立向施工法の開発
兵間 賢吾, 小林 和行, 山岡 弘人, 中村 照美
セッションID: 308
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
姿勢溶接用に開発された同軸複層ワイヤと定電流特性によるアーク長の変動を利用した運棒法により,100%Arシールドガスでも安定かつ十分な濡れ性を確保した立向溶接を可能とした。また,本施工法ではビード中央部の入熱量を抑制し,溶接金属部の垂れ防止を実現した。
抄録全体を表示
-
小原 昌弘, 佐藤 正啓, 村岡 典之
セッションID: 309
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
不安定な陰極点の挙動、長く伸びた液柱形成を伴う溶滴移行現象など、極低酸素雰囲気でのGMA溶接で生じる不安定現象を改善し、アーク溶接金属の低酸素化技術の確立を目的とする。シールドガス組成の最適化、溶接電流のパルス化の効果について報告する。
抄録全体を表示
-
千葉 竜太朗, 高山 力也, 長島 州司郎, 栢森 雄己, 鳥谷部 正明
セッションID: 310
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
高速溶接の耐気孔欠陥性向上を目的に、先行極にソリッドワイヤ、後行極にシームレスフラックス入りワイヤを用いる2電極水平すみ肉溶接法(ツインタンデム溶接)をロンジ溶接に適用することで、高速域で従来法より安定したビード外観が得られた新施工法について報告する。
抄録全体を表示
-
袁 倚旻, 山崎 圭, 鈴木 励一
セッションID: 311
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
先行極に1.6mmφのソリッドワイヤ、後行極に1.4mmφのスラグ系FCWを組み合わせたハイブリッドタンデムアーク溶接法について、プライマ鋼板すみ肉溶接の気孔低減効果を報告する。
抄録全体を表示
-
澤村 直希, 古川 尚英, 石崎 圭人, 藤井 一申, 平田 初男, 福井 努
セッションID: 312
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
船舶の分野では、新たに制定された共通構造規則(CSR)及びバラストタンクの塗装基準(PSPC)に対応し、脚長8mm程度の1パス水平すみ肉溶接ビードの外観形状改善と耐気孔性を両立させることを目的に、塗装性とビード形状の関係把握、ビード形状とスラグ特性の関係把握を実施、新特性のフラックス入りワイヤを開発した。
抄録全体を表示
-
橋本 浩平, 平田 好則, 荻野 陽輔
セッションID: 313
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
短絡移行プロセスはアーク熱によりワイヤが溶融し、ワイヤ先端に溶滴が形成されるアーク期間と、形成された溶滴が溶融池へと移行していく短絡期間を交互に繰り返す溶接プロセスである。本報告では数値解析モデルを用いて、この短絡移行プロセスの周期について検討する。
抄録全体を表示
-
荻野 陽輔, 平田 好則
セッションID: 314
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
アーク溶接プロセス中にはアーク圧力などの影響により溶融池の表面形状は絶えず変形している.溶融池表面の形状が変化するとアークからの入熱分布等に変化が生じる.本研究では溶融池表面形状の変化を考慮した数値解析モデルを構築し,溶融池表面形状の変化が熱源特性に及ぼす影響について考察した.
抄録全体を表示
-
田代 真一, 田中 学, 田村 雅貴, 河野 渉
セッションID: 315
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
本講演ではレーザ溶接における融合不良の発生を抑制するために、これに強い影響を及ぼす溶接部の形成メカニズムを、溶融池の変形や流動を考慮した数値シミュレーションモデルを用いた解析した結果について報告する。
抄録全体を表示
-
山口 義博, 伊藤 毅, 高田 伸浩, 上杉 喜彦, 田中 康規, 石島 達夫
セッションID: 316
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
観測窓付きノズルを用いて、切断用プラズマアークトーチ内部のアーク現象の観察を行った。特に電極損耗につながるアーク点弧時および消弧時のアーク挙動について観察し、損耗を低減するための運転条件の最適化を行った。
抄録全体を表示
-
本田 嗣男, 黒木 博憲, 山口 富子, 西尾 一政
セッションID: 317
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
高クロム鋳鉄を肉盛溶接した複合材が多用される。製品加工にプラズマ切断を用いると熱による変質や割れの発生で複雑形状への適用が困難である。本研究では熱による変質や割れを伴わないアブレッシブウオータージェット切断による高クロム鋳鉄肉盛溶接製耐摩耗複合製品の開発について検討した.
抄録全体を表示
-
相沢 友勝, 松澤 和夫, 石橋 正基, 岡川 啓悟
セッションID: 318
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
電磁シールド材として,低周波磁界に対してアモルファス金属箔などが,高周波電磁界に対してアルミニウム(または銅)箔などが使用されている.両者を複合化することで,シールド性能をより高めることができる.これらの箔を電磁圧接した結果を報告する.圧接用電源のエネルギー2kJ以下で,長さ25mmにわたり圧接(シーム溶接)できた.
抄録全体を表示
-
パライパナポン パチャラ
セッションID: 319
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
Bonding material between Ti and Mg alloy (AZ80) has been fabricated by using spark plasma sintering (SPS) process. Bonding interface was observed by SEM and TEM
抄録全体を表示
-
パライパナポン パチャラ
セッションID: 320
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
Ti and Mg alloy (AZ80) was experienced a spark plasma sintering (SPS). In-situ tensile testing was performed in SEM. This method let us able to observe a change of microstructure during tensile test.
抄録全体を表示
-
吉田 寛紀, 山口 富子, 西尾 一政, 松岡 悠太
セッションID: 321
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
本研究では、真空圧延接合法によりA1050/AZ31/SS400クラッド材の作製を行い、A1050/AZ31及びAZ31/SS400の接合部の接合性、ミクロ組織及び引張強さに及ぼす接合条件の影響について検討した。
抄録全体を表示
-
後藤 崇志, 今村 美速, 水柿 剛, 西口 進
セッションID: 322
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
電磁縮管かしめ接合は機械的締結法であり、具体的にはパイプを重ね合わせてコイル内に挿入し、コイルに瞬間大電流を印加することで縮管材にローレンツ力が発生し連結した継手となる。前報では、独自に考案した試験体にて縮管材にアルミ合金を、被かしめ材にアルミ合金または鋼を配置し電磁縮管かしめ接合を実施、その接合強度を調査した結果を報告した。本報では、さらに被かしめ材に配置する材料を金属のみならずセラミックや樹脂にした場合の接合強度と接合部断面について調査し、被かしめ材が電磁縮管かしめの接合強度に与える影響についての報告を行う。
抄録全体を表示
-
小濱 和之, 伊藤 和博, 斎藤 理史
セッションID: 323
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
還元雰囲気下で、Cu棒材の切削加工痕と自然酸化層を除去していない面同士をパルス通電加圧接合した。300°Cの低温でも接合可能であり、温度・時間の増大とともに接合面の引張破断強度は増大した。当日は微細組織変化(界面平坦化、酸化層除去、粒成長など)と合わせて接合機構を議論する。
抄録全体を表示
-
小濱 和之, 伊藤 和博
セッションID: 324
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
放電プラズマ焼結装置を用い、炭化ジルコニウム(融点~3500°C)同士の直接固相接合を試みた。1600°C・20分程の低温短時間接合でも、母材同士が一体化した緻密な接合界面が得られ、せん断試験では母材破断した。当日は、接合温度・時間依存性や、微細組織と接合強度の関係を議論する。
抄録全体を表示
-
王 文琴, 山口 富子, 西尾 一政, 大野 直之
セッションID: 325
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
本研究では抵抗クラッディング法により、板厚2mmのA6061合金板上に超硬質粉末WCと高炭素鋼粉末SHAの混合粉末を用いた耐摩耗性を有するクラッド層の形成とその形成メカニズムについて検討した。形成したクラッド層の断面のマクロ及びミクロ組織を観察した。また、XRD分析、ナノインデンテーション試験及びラバーホィール式摩耗試験を行った。
抄録全体を表示
-
篠永 東吾, 塚本 雅裕, 宮川 和也, 原 一之, 陳 鵬, 永井 亜希子, 塙 隆夫
セッションID: 326
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
これまでに、TiO2膜表面へフェムト秒レーザを照射すると周期的微細構造が形成され、細胞を周期的微細構造の溝に沿って伸展させることが可能であることを明らかにした。しかしながら、周期的微細構造の周期が細胞伸展に与える影響については未解明である。周期はレーザの波長を変化させることで制御した。
抄録全体を表示
-
浦部 竜真, 平田 好則, PARK Mingon
セッションID: 327
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
本研究ではティグアークの形式で直流放電をするとき,放電サイズをどこまで小さくできるか,さらにこの放電により陽極部をどの程度溶融させることができるのか調べるため,アークからグローまで発生させることが可能な高圧電源を試作し,電極形状とシールドガスが放電プロセスに及ぼす影響を調べた.
抄録全体を表示
-
寺崎 秀紀, 新留 祐太郎, 小溝 裕一
セッションID: 401
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
連続冷却に特徴を有する溶接部組織の識別においては、組織形態からの経験的な判断が多い。本研究ではK-S関係バリアント解析により、連続冷却中に形成された低炭素鋼組織の分布のローカルな識別ができる事を、バリアント解析および高温レーザ顕微鏡による相変態挙動のその場観察結果から示す。
抄録全体を表示
-
小原 昌弘, 千葉 剛太, 松本 孝昭
セッションID: 402
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
GMA溶接において、アーク溶接金属の低酸素化を図り、継手特性を向上することを目的とする。本報ではTIGリメルトによって作成した極低酸素含有量の低合金鋼溶接金属において、介在物の形成状況と変態初期のγ-α変態挙動について観察した結果を報告する。
抄録全体を表示
-
猿渡 周雄, 児嶋 一浩
セッションID: 403
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
Cr-Mo鋼溶材などではPWHT後に溶融境界部近傍で組織が粗大化して脆化する現象が報告されている。本稿では検討例の多くない低合金溶接金属の長時間PWHT後の組織や特性の変化を調査した。調査の結果、溶接金属の成分系により溶融境界部近傍で、長時間PWHT後に粗大フェライト組織が生成していた。この粗大フェライト成長は、PWHT前に溶接金属の柱状晶に沿って粒界フェライトが生成するかが影響していると考えられる。
抄録全体を表示
-
西畑 敏伸, 林 宏太郎, 平田 弘征, 梶原 正憲
セッションID: 404
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
γ化反応時のθ/γ界面とγ/α界面の二界面移動挙動を解析した結果,各界面移動距離の放物線係数は温度上昇に伴い増加し,その活性化エネルギーはCの拡散係数のそれよりも大きかった。これは,放物線係数がCの拡散係数だけではなく,成長速度定数にも依存するためと考えられた。
抄録全体を表示
-
山下 正太郎, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 尾花 健
セッションID: 405
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
ホットワイヤ・TIG溶接法で得られた溶接金属部には,微細結晶粒を含有することを見出した.そこで,溶接条件と溶接金属内での微細結晶粒の形成形態との関係を調査し,微細粒形成現象を検討した.また,当該溶接部の諸特性を評価した.
抄録全体を表示
-
- 割れ感受性に及ぼす化学成分の影響 -
徳永 仁寿, 富士本 博紀, 内原 正人, 内藤 恭章, 泰山 正則, 宮崎 康信
セッションID: 406
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
薄板炭素鋼の鋼板端部近傍をレーザ溶接したときに発生する凝固割れの感受性に及ぼす化学成分の影響を調査した結果を報告する
抄録全体を表示
-
Chun Eun Joon, 馬場 勇人, 西本 和俊, 才田 一幸
セッションID: 407
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
レーザ溶接部における凝固割れ感受性を評価するため、バレストレイン試験にレーザ溶接を組み合せたレーザ・バレストレイン試験法を開発した。レーザメルトラン溶接によるトランス・バレストレイン試験を行うに際して、レーザビーム照射停止と同時にひずみを付与するべく、高速度カメラを用いて両者間のタイミングを補正した。さらに、熱電対によりレーザ溶接金属の冷却速度を実測し、凝固脆性温度範囲を求めた。
抄録全体を表示
-
Chun Eun Joon, 馬場 勇人, 西本 和俊, 才田 一幸
セッションID: 408
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
SUS316LおよびSUS310S鋼レーザ溶接部における凝固割れ感受性をレーザ・バレストレイン試験により評価した。溶接速度の増加に伴い、SUS310S鋼のBTRは縮小するが、SUS316L鋼のBTRは逆に拡大した。レーザ溶接金属における不純物元素の凝固偏析は溶接速度の増加に伴い軽減する傾向にあるが、同時にδフェライト量も減少するため、凝固偏析が増加することに起因するものと推察された。
抄録全体を表示
-
フェライトフリー溶接の可能性検証
正木 俊充, 才田 一幸, 西本 和俊, 木内 清, 中山 準平
セッションID: 409
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
超高純度304系および316系ステンレス鋼の高温割れ感受性を評価した結果、凝固モードがFAからAFに遷移すると凝固割れ感受性はわずかに増加するが、δフェライト量が減少しても凝固割れ感受性は非常に低く保たれ、フェライトフリー溶接の実現性が検証された。
抄録全体を表示
-
今 智史, 山本 将之, 生島 一樹, 柴原 正和, 幸村 正晴, 山下 泰生
セッションID: 410
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
船体大型外板溶接時においては、FCB溶接が用いられる。FCB溶接においては、4電極を用いて高効率な溶接施工を行う一方で、特に終端部において凝固割れが発生し問題となっている。そこで本研究では、力学的な観点から、大規模解析が可能な理想化陽解法FEMを用いて、凝固割れの発生原因について詳細に検討する。
抄録全体を表示
-
690系Ni基合金異材溶接金属の高温割れ感受性評価(第1報)
平岡 真, 大谷 直之, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 尾花 健
セッションID: 411
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
高温割れ感受性が高いとされる690系Ni基合金と低合金鋼異材溶接部における延性低下割れ感受性の定量的かつ詳細に評価するための試験法の確立を行い,希釈率が延性低下温度領域や割れ発生限界ひずみに及ぼす影響を定量的かつ系統的に検討した.
抄録全体を表示
-
三谷 京司, 于 麗娜, 酒井 貴士, 才田 一幸, 西本 和俊, 阪田 陽二
セッションID: 412
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
原子力発電所での使用済み燃料を貯蔵・管理する方法として、保守・管理性と経済性の観点から金属キャスクを用いた貯蔵方式の検討が進められている。金属キャスクの製作において、多層盛溶接後に残留応力除去及び硬さ低減を目的に溶接後熱処理あるいは中間熱処理が施される。その際、再熱割れのリスクが問題となる。本報告ではレーザ顕微鏡を用いたその場観察引張試験により1.5%Ni鋼HAZにおける再熱割れ感受性を評価する。
抄録全体を表示
-
五百住 優太, 西川 進
セッションID: 413
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
炭素を多く含む鋳鉄は成形性、振動吸収性などの特性がある。しかし、溶接時には急速凝固によってレデブライトやマルテンサイトが生成し、異常硬化と溶接割れの原因となるため組立溶接に至っていない。今回、NiとCuを用いて被覆アーク溶接を行い、これらの組織が生成しない方法について検討した。
抄録全体を表示
-
藤井 啓道, 吉田 浩紀, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 414
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
Al合金超音波接合中における酸化皮膜の挙動を明らかにすることを目指し,陽極酸化処理したAl合金を用いて超音波接合界面における酸化皮膜の分布を観察した.酸化皮膜は接合中に分断されており,Al合金新生面同士による直接の接触により接合が達成されていることが明らかになった.
抄録全体を表示
-
山口 翼, 于 麗娜, 才田 一幸, 望月 正人, 亀山 雅司, 平野 伸朗, 千種 直樹, 西本 和俊
セッションID: 415
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
非コンシストレイヤー法テンパービード溶接を対象に、溶接熱履歴解析をもとに、ニューラルネットワークを用いた靭性予測を行うとともに、その予測精度の実験的検証を実施し、非コンシストレイヤーテンパービード溶接特性靭性予測をする。
抄録全体を表示
-
鄒 瑩, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 416
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
二重シールドガスプラズマAA-TIG法を用い、二相系ステンレス鋼及び9Ni鋼の溶接を行った。外層シールドガスに、異なる量の酸素を添加することで、溶接部の酸素量を変化させた。酸素添加量の試料において、9Ni鋼の溶接部の衝撃靭性が顕著に劣化したが、二相系ステンレス鋼の場合は僅かに低減した。
抄録全体を表示
-
廣畑 幹人
セッションID: 417
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
すみ肉溶接による重ね継手における溶接部の応力集中低減を念頭に,接着接合を援用した重ね継手を作製し,静的引張試験を行うと共にその弾性解析を実施した。接着の併用により継手の剛性および弾性限界強度が向上することを確認した。
抄録全体を表示
-
高嶋 康人, 南 二三吉
セッションID: 418
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
溶接構造用鋼とその溶接部を対象に,遷移温度以下の温度域での吸収エネルギーの統計的ばらつきについて,そのワイブル分布の形状母数を調査し,シャルピー試験片の応力場と最弱リンク論に基づいて導いた形状母数の解と比較した。試験本数が多いほど形状母数がほぼ2となることがわかった。
抄録全体を表示
-
ノンスカラップ工法との混用とした新現場形ディテールの性能
鈴木 励一, 河西 龍, 菅 哲男, 中込 忠男, 鳴海 敬大
セッションID: 419
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
鉄骨建築の耐震性向上をはかるべく、梁スカラップを維持したまま、補強肉盛溶接を行って変形能力を高める新工法を開発し、前回報告した。第2報となる本報では、上フランジをノンスカラップ工法、下フランジを新工法の混用形式とする現場溶接最適化ディテールを検討した。
抄録全体を表示
-
石原 健一, 中本 久志, 竹内 啓洋, 柴原 正和
セッションID: 420
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
建築鉄骨分野において多くの建物で採用されている角形鋼管と多層溶接ダイアフラムの十字溶接部の残留応力を,材料相変態やアニールの影響を考慮した理想化陽解法による溶接シミュレーションにより求めた.
抄録全体を表示
-
田原 暢人, 生島 一樹, 柴原 正和
セッションID: 421
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
実機の多層溶接時の溶接変形を予測する手法として、実験や数値解析による手法が提案されている。しかし、実験にはコストがかかり、数値解析では、メッシュ作成や計算時間が問題となっている。そこで、本報告では、簡易力学モデルを用いて、多層溶接における溶接変形を予測する手法について検討した。
抄録全体を表示
-
生島 一樹, 柴原 正和
セッションID: 422
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
著者らの研究グループでは、これまでに、溶接力学解析の大規模化を目的に理想化陽解法FEMの開発を進めてきた。本研究では、大型薄板構造物の解析を効率的に行うために、マルチグリッド法と呼ばれる手法を導入し、有効性を示すために、大規模モデルの解析に対して開発手法を適用した。
抄録全体を表示
-
黄 輝, 麻 寧緒, 苑 世剣, 村川 英一
セッションID: 423
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
To simulate the phenomena in large scale models, the authors has developed inherent strain based Iterative Substructure Method (i-ISM) and dynamic mesh refining method (DMRM). More details in pdf file
抄録全体を表示
-
佐野 仁則, 濱 幸雄, 川路 道博, 片山 泰夫, 村川 英一, 奥本 泰久, Rashed Sherif
セッションID: 424
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
カーフェリーの上部構造を対象に溶接および歪取りの順序と仮付け要領が溶接組立変形に及ぼす影響について固有変形法に基づく計算を用いて検討を行った。
抄録全体を表示
-
芹澤 久, 島崎 純志, 宮坂 史和, 吉川 岳, 村川 英一
セッションID: 425
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
FSWで生成される残留応力・変形の主要因子である、固有ひずみの生成機構の解明を最終目標として、MPS-FEM連成解析法を開発し、FSW中に発生する熱により生成される固有ひずみ分布を検討した結果を報告する。
抄録全体を表示
-
永井 卓也, 河西 龍, 上野 邦香, 望月 正人, 菅 哲男
セッションID: 426
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
薄板の電子ビーム溶接継手の疲労特性に及ぼす鋼種の影響について、3点曲げ疲労試験を実施し、調査した。その結果、止端部の残留応力が圧縮である鋼種ほど高寿命であることが分かったが、S50Cだけは例外であった。破断起点となった止端部近傍の硬さは、S50Cが突出しており、局所的な硬化部分が応力集中ポイントとなったと推測できる。
抄録全体を表示
-
崎野 良比呂, 佐野 雄二, 高木 章好, 佐藤 竜次
セッションID: 427
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
フリー
パルスエネルギーが小さい場合(20mJ)でのレーザピーニングの施工条件が生成される表面残留応力に及ぼす影響をX線回折法により調べた。さらに、最も表面残留応力が大きかった施工条件で突合せ溶接部にレーザピーニングを施し、疲労寿命をレーザピーニングを施さない試験片と比較した。
抄録全体を表示