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原稿種別: 表紙
p.
Cover1-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 目次
p.
i-v
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
vi-vii
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
viii-ix
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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津曲 公二
原稿種別: 本文
p.
1-15
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
16-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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桐岡 隆澄
原稿種別: 本文
p.
17-41
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
42-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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橋田 ペッカー 正人
原稿種別: 本文
p.
43-73
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
74-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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上田 和勇
原稿種別: 本文
p.
75-89
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
90-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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田中 良治
原稿種別: 本文
セッションID: 1101
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
チームのメンバーが役割に基づいた成果を目標に結びつけることが,サッカーの監督とプロジェクトマネージャーに共通点があることから,そのメンタリティを整理したものである.ともに形あるものをパズルのように組み合わせて作業成果を求めるものではない.また個々の作業成果が,目標の達成度を大きく左右する.プロジェクトにおける成果物の品質は,ヒューマンエラーなどに代表されるように個々の作業結果に依存し,システムの安定稼動に大きな影響を及ぼす.プロジェクトの成否は,人間力,現場力が左右するといっても過言ではなく,プロジェクトマネージャーは,フィールドでプレーする選手をコントロールするのではなく,フィールドのプレーヤーの力を最大限に発揮させ,目標達成を目指すサッカー監督に共通点と学ぶべき点があると考え,視点と発想を変えてプロジェクトマネージャーに要求されるメンタリティを整理したものである.
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河々谷 健一
原稿種別: 本文
セッションID: 1102
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
現状,プロジェクト・マネジャー(以降,PM)の能力開発アプローチとしては,プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(以降,PMBOK[○!R]ガイド)による知識の習得や,プロジェクト実務および研修・セミナーを通じたプロジェクトマネジメントプロセスの実践スキルの習得が中心であり,コミュニケーション能力や指導力といったPMの「人間力」を高めるための手法はほとんど提供されていない.本論文ではこの「人間力」の指標としてプロジェクト・マネジャー・コンピテンシー開発体系(Project Manager Competency Development Framework:以降,PMCDF)を活用し,PMとしてふさわしい「ふるまい」を習慣として定着させることで人間的資質を高める手法を紹介する.
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井之川 幸彦, 田端 真由美
原稿種別: 本文
セッションID: 1103
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本稿では,プロジェクト人的資源マネジメントとプロジェクト・リスク・マネジメントの観点から,動機付けにかかわるプロジェクトマネジメントの現状を考察する.現代のプロジェクトマネジメントにおける動機付けの理論としては,マズローの欲求段階説,マクレガーのX理論Y理論,ハーズバーグの動機付け・衛生理論の3つの理論が主流となっている.しかしながら昨今のプロジェクト現場においては,気質や意識の変化から,これら伝統的な動機付け理論の適用ができないケースに遭遇することがある.そうしたケースはプロジェクト・リスクとなり組織やプロジェクトは対応をとる必要がある.オフショア活用のような明らかに多様性のあるチーム編成の場合のみならず,全てのプロジェクトにおいて,動機付けをリスクと捉えプロジェクト開始時からリスク対応計画を具備しておくことが,現代のプロジェクトでは必要である.
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山崎 伸晃, 田中 秀樹, 坂上 慶子
原稿種別: 本文
セッションID: 1104
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
組織は,コンピテンシーを持つプロジェクト・マネジャーを確実で早期に,かつ継続的に育成し続ける必要がある.日立インフォメーションアカデミーでは,コンピテンシー獲得を目的とした人材育成を行うために,独自のコンピテンシー・フレームワークを開発し,本フレームワークに基づいた研修を実践中である.開発ではコンピテンシーを6つのクラスタに分類し,各クラスタの主な関連性を明確にした.研修では,受講者自身がコンピテンシー傾向を深く考察できるように,漫画を用いた場面と行動例を記載したワークシートとコンピテンシー傾向をスコアリングするレーダーチャートを用意した.本稿では,これらの取組みについて述べる.また,今後の展開と課題について言及する.
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桑原 恵治, 尾中 章行, 山本 和則, 建部 清美
原稿種別: 本文
セッションID: 1105
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
弊社では,プロジェクトマネジメントに関する様々な施策を実施しており,その効果として混乱プロジェクトの発生件数は年々減少傾向であるものの,毎年新たな混乱プロジェクトが発生する状況が続いている.この様な状況から,混乱プロジェクトの発生防止を強化するため混乱要因の分析を実施し,体制不足に起因した混乱が,混乱要因の1つであることが判明した.この事から,本稿では体制不足を防止するために実施したプロジェクト体制構築の現状分析と,改善による体制構築手順の強化施策について述べる.
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平石 謙治, 岡田 清久
原稿種別: 本文
セッションID: 1106
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
筆者らは失敗プロジェクトの分析,失敗学,技術者倫理等との対比を踏まえたリスクマネジメント等に関して,組織のプロジェクトマネジメント成熟度の視点で分析を行なってきた.これらの分析において,プロジェクトの目標や目的が明確に伝えられ,プロジェクト・ステークホルダーの間で共有されることがプロジェクトの成功を左右する重要な要因のひとつになることを強く実感した.本稿では,誤解の少ない論理的なドキュメントを作成する上で,段落(パラグラフ)に注目して,段落の構成,段落内の文の構成について,日米比較も参考にして考察した結果について述べる.段落を主題と支持に分けてドキュメント内の構成を検討した.同様に段落内の文についても,主題文と主題を説明する支持文に分けて検討した.
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赤塚 大輔
原稿種別: 本文
セッションID: 1107
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
厳しさを増す経済情勢に代表される様々な要因により,企業やプロジェクトを囲む環境は厳しさを増している.その中でも,リーダーには組織やプロジェクトを成功に導く,より一層強いリーダーシップを発揮することが求められており,ビジネスパーソンにとって効果的なリーダーシップを習得する重要度が高まっている.しかしながら,「具体的にこうすればリーダーシップを習得すれば良い」という方法論は確立されていない.本論文では,筆者がエグゼクティブの補佐を担当した経験を通じて学んだ,エグゼクティブがどのようにリーダーシップを発揮しているのかを分析し,それをどのようにプロジェクトマネージャーとしての現場の業務に適用できるかを,(1)チーム運営 (2)問題解決 (3)コミュニケーションの3点から述べる.
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岡部 修大
原稿種別: 本文
セッションID: 2108
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本論文は,複雑化するITサービスにおいて顧客に価値を提供する営業,デリバリー体制を確立するために戦略PMOの考え方をIT企業の営業,デリバリー体制への活用を提唱するモデルである.
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岸田 幸雄
原稿種別: 本文
セッションID: 2109
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
EAにはライフサイクルがあり,一連の作業はいくつかのフェーズ(局面)に分かれて行われる.本論文では,各フェーズのEAプロジェクトにおけるお客様の期待を,筆者の経験したいくつかの事例に基づいて示し,それらに対応するためにどのようなスキルを有したメンバーを体制に配置すべきかを例示する.
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岩崎 智弘, 山口 康太, 三橋 純, 須田 将史, 中島 雄作
原稿種別: 本文
セッションID: 2110
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
システム開発の現場において,コスト削減等を目的として,オフショア拠点を活用する事例が増えている.本稿では,複数拠点のオフショア先を活用し,システム開発を行う際に発生するリスクと,その対策に向けた取り組みについての一考察を紹介する.
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原山 太郎, 石田 慶一郎
原稿種別: 本文
セッションID: 2111
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,保守要員のノウハウ不足を遠因としたシステムトラブルの深刻化が社会問題になっている.組織としてノウハウを維持するためには,必要最低限のノウハウ者をシステム保守に留保する必要がある.一方で,多くの保守要員を無駄に抱えることは,新しいビジネスチャンスの機会損失につながるため,適性サイズの保守体制を構築することが肝要である.本文は,要員1人当たりが維持・管理するノウハウ量の定量化を試みることによって,適正サイズの保守体制の見える化を行った事例について述べる.
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山田 博之, 小野川 勝之, 長井 邦夫, 安達 鉄雄
原稿種別: 本文
セッションID: 2112
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
CMMI (Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合)は,多くのソフトウェア開発の現場にてソフトウェア開発プロセスの改善のためのモデル及び手段として利用され,組織のソフトウェア開発の能力を表す目安として成熟度レベルが定められている.成熟度レベル達成に向けた活動では,CMMIモデルに準拠したプロセスを定義し実行することが求められるため,CMMIモデルに通じたSEPGと実際の開発プロセスに通じた開発現場が協力することが不可欠である.本論文では,筆者がCMMI活動で考案し実践した,SEPGと開発現場メンバが協力し,既存資産を活用して効率的に標準プロセス手順書を作り上げるための方法である「プロセス設計手法」について紹介する.
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劉 功義
原稿種別: 本文
セッションID: 2113
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトにおけるコミュニケーション計画は,プロジェクトのステークホルダーが求める情報ニーズを定め,コミュニケーションへの取り組み方を定義するプロセスと定義される.プロジェクトマネージャーの90%以上の作業はコミュニケーションに関係すると言われ,コミュニケーション,およびその計画の失敗はプロジェクトの大きなリスクとなる.本研究では,コミュニケーション計画立案段階でFTA (Fault Tree Analysis)を用いて,事前にコミュニケーションの観点でのリスクを整理し,実行段階において活用する方法を検討した.また事例を用いて検討した方法の実行可能性を検証した.
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満尾 公亮, 横山 真一郎, 劉 功義, 田村 智幸, 牛嶌 一朗, 石井 信明, 横山 真弘, 中元 麻結, 前田 向, 堀江 和義
原稿種別: 本文
セッションID: 2114
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
「QFD応用研究会」では,これまでプロジェクトの初期段階において重要な要件定義について議論してきた.その中で,プロジェクト成功のためにはRFP (Request for Proposal)などに記載されるステークホルダーや要求事項の抜け漏れを把握し補完することが重要であるという認識を得た.本研究では,改善すべきスコープを明確にしてステークホルダーを対応付け詳細な要求項目に分解することで要求項目を網羅する方法を検討した.また,得られた要求項目に対してQFDを用いて整理することで要求項目の実現性を検討する方法を提案した,最後に大学の電子図書館システム構築の事例を用いて,検討した方法の有効性を示した.
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原稿種別: 付録等
p.
158-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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冨永 章
原稿種別: 本文
セッションID: 1201
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
東日本大震災への対応にみられた非常時対応の課題を整理し,プロジェクトマネジメントの視点での提言を試みる.非常時には混乱や組織上の問題,非効率性が浮彫になり易い.本稿では世界水準の非常時対応の枠組みに関して簡単に述べ,日本におけるIncident Management Systemへのより積極的な取組と実証されてきた枠組みの活用を提言する.
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田島 彰二
原稿種別: 本文
セッションID: 1202
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
組織の目標達成に向けた活動に,PM標準/規格をどのような観点で利用し,どのような観点でテーラリングすると効果的かを考察した.組織目標実現のためには,組織の置かれている市場環境,その組織そのものの状況を考慮し,組織目標を立案し,実現に繋げるために管理し,実行することが必要である.その際,ベストプラクティスの集合であるPM標準等を上手に活用すると共に,これらを利用する組織の立ち位置で,取捨選択,部分的適用が重要であり,これらについて検討した.
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佐藤 真理, 金近 秀明, 由崎 令子, 土屋 雅士, 大谷 晶子, 江上 侑希
原稿種別: 本文
セッションID: 1203
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
試験フェーズにおける品質を評価する際,ソフトウェアの構成要素(機能,サブシステム等)単位で分析するゾーン分析による評価手法を活用している.ゾーン分析とは,評価対象(構成要素単位)の規模,試験量,及び検出誤り量の関係を,ある一律の基準値と比較し,評価対象及びプロセスの良し悪しを分析する.しかし,開発者のスキルや開発環境により,評価対象そのものの品質と作りこみプロセスの品質は左右されるため,一律の基準値に対し定量的に比較するだけでは,評価に限界がある.本稿では,試験評価対象及び作りこみプロセスの品質に影響する要因を考慮した新たなゾーン分析による,試験フェーズでの品質分析法を提案する.
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奥沢 薫
原稿種別: 本文
セッションID: 1204
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
サービスイン後に不具合を積み残すことによりかかる費用は,サービスイン前に不具合を取り除くのにかかる費用を上回ることになる.そこで,なぜサービスイン後まで不具合を積み残すと,費用が高くつくことになるのかを,説明するメカニズムを提示する.
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辻川 直輝
原稿種別: 本文
セッションID: 1205
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
失敗プロジェクトによる損失は大きな問題である.その影響は,顧客満足度の低下ばかりでなく,新たな事業への機会損失や他のプロジェクトへの負荷の増大,当該プロジェクトメンバーのモチベーションの低下,成功体験の機会損失など多岐にわたる.プロジェクトを成功させるために,品質の向上施策,QMSの構築,リスクマネジメント・審査による第三者チェック,プロジェクトマネジャーへのメンタリング,人事・育成,PM認定制度,などの施策を実施してきている.これらによって,一応の成果は見られる.しかし,全社的に見るとプロジェクト損失の与える影響は大きく,減少していないのが現状と言える.そこで,今までの施策を顧みて,失敗プロジェクトの反省,リスクの高かったプロジェクトからの教訓など事例を整理して今後に活かす必要がある.本稿では,プロジェクトマネジャーの育成に着目して,どのような対策が効果的か課題を含め抽出する.
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佐藤 直樹, 熊本 博光, 太田 徳夫
原稿種別: 本文
セッションID: 1206
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本稿ではプロジェクトの品質計画の破綻のうち今回その原因となったテストフェーズに焦点をあてて,プロジェクトの構成要素とリスク原因の分類による二元表を用いてのリスク特定を試みる.リスク特定の後に事象木によって,品質計画破綻へのシナリオを列挙する.
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佐川 香織, 湯浦 克彦, 中村 厚之
原稿種別: 本文
セッションID: 1207
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
静岡大学情報学部では,プロジェクト・マネジメントの授業が実施されている.当授業内の演習において作成される学生の成果物や授業後に行われるアンケートを分析したところ,特にプロジェクト計画プロセスで問題を抱えている学生が多く存在した.この結果から,本研究ではプロジェクト管理経験のない,または乏しい社会人や学生,また,プロジェクト管理者を対象とした,プロジェクト管理学習を支援するコンテンツをWeb教材として提供することを目的とする.当Web教材は3つのページから構成され,学習者の目的合わせプロジェクト管理学習を支援する.1つは,PMBOKの基本概念を身近な例を用い,やさしく解説した入門編である.1つは,情報システム開発を対象として,WBS (Work Breakdown Structure)分解やコスト見積もりを具体化した入門編である.さらに,プロジェクト管理者を目指す学生のためのPMBOK解説編を作成した.当研究で構築したWeb教材の2つの入門編ページを、プロジェクト管理学習経験者と未経験者の学生に読んでもらい,当Web教材の評価実験を行った.その結果,当教材を読む前に抱えていた問題が改善されたと答えた学生が半数以上存在した.
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光山 将
原稿種別: 本文
セッションID: 2208
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
オフショアを利用した開発では,依頼元である日本側のチーム(以降,依頼チーム)と依頼先であるオフショア側のチーム(以降,オフショアチーム)の拠点が地理的に離れている場合や,双方のコミュニケーションにおいて言葉が障壁となる場合がある.その結果,オフショアチームに開発ガイドの理解が十分に定着しないまま開発に着手してしまい,標準化や品質が不完全な状態に陥ってしまうことがある.開発規模が小さければ,コミュニケーション・パスも少なく意思疎通も図りやすいため問題にならない場合もあるが,規模が大きくなるほどこの傾向は強まる.本稿では,オフショアチームの開発ガイドの定着の検証と,欠陥分析の結果から開発ガイドをサイクル的に洗練する手法を論ずる.これにより欠陥を予防して開発品質を向上させるとともに,欠陥除去コストを抑制することを提案する.
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大坪 正晴, 田中 英和
原稿種別: 本文
セッションID: 2209
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
情報システムは大別すると,エンタープライズ系と組込み系ソフトに分けられる.近年,組込み系ソフトウェアに対する規模が肥大化する一方で,ソフトウェア品質に対する要求は一層厳しくなってきている.更に,組込み系技術者の不足はIT業界の課題となっている.組込み技術者不足に対して,一部でエンタープライズ系技術者のトランスファーという動きがある.そのような動きを鑑み,業務系と組込み系の比較は意義のあることといえる.本稿では,指標としていくつかの品質メトリクスを使用し,業務系と組込み系のソフトウェアの品質を比較・分析している.結果,テスト工程における生産性,重要欠陥の比率等にそれぞれの開発の特色が現れている.
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牛山 主計, 守野 勇, 山本 東
原稿種別: 本文
セッションID: 2210
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年プロジェクトの高難度化が進み,不採算案件が増加している.その背景には,顧客要求の複雑化や技術の高度化,またコストや納期要求の高まり等があり,プロジェクトマネージャへの負担は年々高まっている.このような状況に対し,プロジェクト経験豊富なOB(プロジェクト有識者)を支援者としてプロジェクトに参画させ,内部から強化することで高難度案件の問題化を抑止する取り組みを行い,効果を得た.本稿ではその取り組みについて報告する.
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所 利江子, 守野 勇, 山本 東
原稿種別: 本文
セッションID: 2211
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
システム開発における高難度案件は,企業の経営にも深刻な影響を与えている.近年のプロジェクト高難度案件化の原因は,上流工程に多くみられ,特に顧客企業環境の変化(複雑化)の影響もあり,営業活動時から始まっているといえる.そこで,契約前の営業リスクを可視化しマネジメントする取り組みとして,ツール(営業リスクチェックシート)を組織マネジメントに組み込むトライアルを実施した.本稿では,その取り組みと効果について報告する.
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横田 毅, 来栖 義久, 関 純
原稿種別: 本文
セッションID: 2212
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
海外における建設プロジェクトの支援を目的とした業務改革プロジェクトを推進している.それはWBSの考え方をベースに建設プロジェクトに係わる情報を一元管理し,プロジェクトの見える化や分析を支援することを特徴とする.本研究では上記の取り組みで一元管理する重要な情報の一つとして海外建設プロジェクトのリスクを評価するシステムを開発した.本システムはチェックリストベースのスコアリングによりリスクの定量評価を行う.チェックリストは約2000件のリスク要因の情報を整理することで,約250件のチェック項目として定義した.本評価結果を用いることで,各種のグラフを用いたリスクの見える化や対応すべきリスク項目の抽出等の支援を行う.本システムは2011年5月から運用が開始され,2012年1月までに11件の実プロジェクトを評価した.
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荏原 拓, 河野 敏幸
原稿種別: 本文
セッションID: 2213
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
新規顧客向けの開発および既存顧客の保守に対して,要員山積みの予定が流動的であり,国内では開発要員確保が困難,かつ要員単価も高いため,オフショア開発を実施することとした.長期的なパートナーシップを結ぶために実施したオフショアベンダの選定から選定先ベンダにおける最初の適用事例を報告する.
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浦田 敏, 六川 修一
原稿種別: 本文
セッションID: 2214
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
大規模システム構築プロジェクトにおいては,マルチベンダ開発によるチーム体制を採用することが多い.この場合,チームの違いが障壁となり,それぞれで行われる施策の効果が各チーム内部に閉じられたままとなり,プロジェクト全体のパフォーマンスには改善の余地が残されている.プロジェクトチーム全体のパフォーマンス向上の施策としては,適切な「場」を創出し,知識創造プロセスを回していくことが有効である.プロジェクトはそれぞれ独自性を持っている.また,プロジェクトに携わる人間も都度異なる.このような状況でプロジェクトマネージャは,プロジェクトの状況に応じて認知・行動の共通基盤を速やかに構築することが求められる.我々の研究の目的は,このような,プロジェクトにおける知識創造の共通基盤の働きを実証的に検証することである.本論においては,プロジェクトにおける構造を知識の流れに着目して明確化する.これには形式知および暗黙知の流れのモデル化を含む.次に,プロジェクトにおける施策を推進する上で「場」を通して共有される認識を因果ループ図として明確にする方法を示す.これらを踏まえ,実際のプロジェクトデータとの比較考察を行うことで,プロジェクトにおける知識の流れと生産性向上との関係性を分析する.
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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李 瑩, 加藤 和彦, 堀内 俊幸
原稿種別: 本文
セッションID: 1301
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
現在,日中間で行うオフショア開発は,急速に発展してきた.しかし,期待通りの効果が上がらなく,多くの問題があることが指摘されている.特に,グローバルな環境における,複数の人間の間のコミュニケーションは,言語と非言語の上で共通で利用する開発標準が不明確のため,出来上がり品質の確保にも多大なる影響がある.本稿では長期的なオフショア開発の円滑化のために,異文化適応モデルであるCAAIモデルとQCサークル活動による異文化コミュニケーションの改善方法を提案する.
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船越 隆太
原稿種別: 本文
セッションID: 1302
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
多くの顧客は,既存システムで実現されていた仕様はシステム更改後も漏らすことなく実現することを望む.一方で,設計書の品質レベルはアプリケーションの品質レベルと比較して軽視されがちであり,特に経年の機能追加を何度も繰り返した歴史のあるシステムでは,設計書にシステム仕様の全てが反映されていないこともあり得る.本論文では,開発のインプットとなる既存システムの設計書が完全ではない状況下でレガシーシステムをスクラッチ開発する際に,顧客に対し旧システムで提供した機能性・運用性を損なうことなく品質保証するための手法について紹介する.
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阿部 雅彦, 加藤 淳一, 高市 裕子, 猪俣 壮一, 池上 弘之
原稿種別: 本文
セッションID: 1303
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトにおける損失コストの撲滅や,グローバル対応力の強化があらゆる事業領域で重要度を増している.これらの課題に対応するため,業種を跨ってプロジェクトマネジメントプロセスを標準化し,グローバルに展開する活動に取り組んでいる.本論文では,マネジメント層を含むステークホルダーが確認すべきメトリクスの標準化をベースとして,組織横断的にプロジェクトマネジメントプロセスを標準化する手法について説明する.
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丸山 雄也, 山口 真悟, 浦中 裕也
原稿種別: 本文
セッションID: 1304
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクト実践授業におけるリスク監視の活性化を目的として,その活動を支援するツールを開発した.従来の活動を分析し,活性化には客観的,長期的,定期的に監視することが重要だと考え,その実現を支援するツールを開発した.8か月間の利用経験から以下の結果を得た.87%の学生がリスクの初期対策の効果を実感し,さらに初期対策を実施しなかった85%の学生が新たな対策の必要性を感じた.これらの結果は本ツールの有用性を示している.
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加藤 玄
原稿種別: 本文
セッションID: 1305
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
新たに制定された法律を根拠とする大規模システムの開発に際し,上流工程での仕様策定の混迷,未成熟なオフショアコントロールによる不具合,総合試験工程においても収束しない故障など,数々の問題に直面しながらも各種の対策を講じた結果,劇的に故障が収束していった過程をご紹介し,次回以降のシステム開発に活かすための教訓を整理する.
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中江 功
原稿種別: 本文
セッションID: 1306
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
大規模SIプロジェクトの納期遵守は多くの困難を伴う.典型的なSIプロジェクトは83%が納期遅延,内18%は中止となっている.これまでPMBOKといった標準プロセスの体系化やプロジェクト・マネジメントの知識体系が確立され,これらが普及してきていることでプロジェクト・マネジメントのインフラが整備されてきた.しかし納期を守るためのインフラ整備は進んできたが期間を短縮するアプローチはこれまでなかった.我々はCCPM(クリティカル・チエーン・プロジェクト・マネジメント)を大規模SIプロジェクトへ適用することで従来の期間見積手法で設定したスケジュール(4.5ケ月間)から28%の期間短縮(3ケ月間)を実現した.対象の工程はSS-PT,規模は543.5人月である.CCPMとはTOCの考え方に基づき全体最適化の観点から開発されたプロジェクト・マネジメント管理手法である.各タスクに含まれる安全余裕を取り除き,タスクの時間を短くする代わりに,工程の最後に「バッファ」を設け,集約して管理をする.プロジェクトマネージャは個々のタスクの進捗を管理するのではなく,工程の最後に付与したバッファの消費状況によってプロジェクト全体の進捗を把握する.CCPM適用に当たり計画段階と実行段階で工夫をした.計画段階ではマルチタスクを排除し,タスク数を300以下に設定し,リソースの制約,制限を考慮した作業ネットワークを作る.実行段階では,遅れても恥じない,責めないプロジェクト風土を醸成しながら,アグレッシブな残日数を作業者から引出し,優先度に従ったバッファの使用をプロジェクトで決める.素早い問題解決をするためにプロジェクトの組織階層に合わせて毎日開催する会議体を構築する.本論ではSIプロジェクトへCCPMの適用が有効的であることを実証する.他のプロジェクトへの展開の可能性を評価して,SIプロジェクトへのCCPM取り組みを広く提案する.
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本間 利久, 房 克哲, 山戸 昭三
原稿種別: 本文
セッションID: 1307
発行日: 2012/03/14
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトを定量的に評価するために評価カテゴリーを導入したPAIモデルが提案され,評価カテゴリー間の相互依存性のない場合とある場合の関係が,AHPの従属行列を通して明らかになった.本報告では,ニューラルネットワーク(NN)モデルから導出された評価カテゴリー間の相互依存性を,発見的方法(消去法,挿入法,乱数発生法)を用いてAHPの従属行列を再構成することにより,PAI-AHPモデルとNNモデルにおける評価カテゴリー間の相互依存性の違いを明らかにした.
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