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井上 翔太, 難波 佑至, 中野 道彦, 末廣 純也
セッションID: 14-1A-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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我々の研究グループは、誘電泳動力という静電気の力を利用し、簡便かつ低コストなガスセンサの作成法として誘電泳動集積法を開発した。さらに、CNTガスセンサの高機能化のために、誘電泳動集積法を使用し、CNT表面への金属酸化物半導体の修飾を行っている。本研究では、CNT表面にSnO2ナノ粒子を修飾したガスセンサの空気希釈及び、窒素希釈二酸化窒素に対する応答を取得した。窒素希釈では二酸化窒素暴露直後に急激に抵抗値が上昇し、その後徐々に減少する応答を示した。空気希釈では二酸化窒素暴露後ゆっくりと抵抗が減少した。このバッファガスによる二酸化窒素応答の違いの詳細を報告する。
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大関 貴大, 金川 将也, 中野 道彦, 末廣 純也
セッションID: 14-1A-04
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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カーボンナノチューブ(CNT)を用いた電界効果トランジスタ(FET)型ガスセンサを作製して二酸化窒素応答を取得した。CNTガスセンサはガス分子の吸着によるキャリア密度の変化を利用する。FET型ではゲート電圧を印加することでも、そのキャリア密度を調整する。両者の性質の組み合わせによって、高感度化できると考えた。本研究では、裏面にゲート電極を配したp型シリコン基板上にマイクロ電極を作製し、単層CNTを誘電泳動集積して、電極材料にクロムとアルミニウムを用いて、1ppm 二酸化窒素に対する応答を比較した。
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尾花 佳彦, 中野 道彦, 末廣 純也
セッションID: 14-1A-05
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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近年、高分子材料にカーボンナノチューブ(CNT)を添加し、電界印加などによりCNTを配向させて、その電気的特性などを向上させる研究が活発に行われている。筆者らは、電界を用いてCNT を配向させる方法に着目し、CNT/エポキシナノコンポジットフィルムの作製に取り組んできた。CNTは高アスペクト比を持つことから、これを配向させた複合材料は、導電率などに高い異方性を持つことが知られている。更に静電配向を用いて電界平行、垂直方向共に特性を向上させることが出来れば、従来よりも優れた等方性を有するフィルムが実現できる。本研究では、CNTを静電配向させることで、等方性導電率を有するCNT/エポキシ複合材料の作製を目指した。
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本多 純也, 濱村 陵, 眞崎 太郎, 高嶋 恵佑, 柳井 武志, 中野 正基, 福永 博俊
セッションID: 14-1A-06
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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医療用のマイクロマシンや歯科用アタッチメント等,人体と直接的な接触が考えられるデバイスに磁石膜を用いる場合,優れた磁気特性に加え,高い耐食性や生体適合性も重要となる。本研究室では,このような条件を満足する材料としてFe-Pt合金に着目し,めっき法を用いたFe-Pt磁石膜を報告してきた。従来の検討で,クエン酸をベースとするめっき浴にてNaOHを用いてpHを4程度に調整することで高い保磁力が得られることを示した。NaOHはpH調整にしばしば用いられる試薬であるが,劇物に指定されており,また潮解性も強いことから,工業的には扱いにくい試薬の一つである。そこで本研究ではpH調整剤を変更し,浴の安全性・ 取扱性を改善した。
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濱村 陵, 本多 純也, 眞崎 太郎, 高嶋 恵佑, 柳井 武志, 中野 正基, 福永 博俊
セッションID: 14-1A-07
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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白金系磁石膜は,高い生体安全性を有していることから,医療用小型磁気デバイスへの応用が期待されている。本研究室ではこれまでに,形状自由度が高く,常温・常圧下で成膜が可能であるなど,工業的利点が多いめっき法を用いたCo-Pt磁石膜に関して検討を行ってきた。従来のCo-Pt膜に関する検討においては,保磁力こそ大きな値が得られていたものの,厚い膜の作製が困難であった。我々は最近,従来のCo-Ptの検討とは全く異なるコンセプトのめっき浴を用いることで,適度な保磁力を有する数十μm厚Fe-Pt膜を実現した。本研究では,Fe-Ptよりも高い保磁力の期待されるCo-Pt系磁石膜へ同コンセプトを適用し,その基礎特性を評価したのでその結果を報告する。
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杉原 健太, 幸田 一輝, 江口 和樹, 高嶋 恵佑, 柳井 武志, 中野 正基, 福永 博俊
セッションID: 14-1A-08
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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磁性デバイスの小型化の代表的な手法の一つとして,駆動周波数の増加が挙げられるが,同時に渦電流損失の増大を招くため,抵抗率の増加や板厚の低減などの対策が必要となる。最近我々はめっき法を用いた軟磁性薄帯作製法を提案し,10 μm以下の薄い薄帯を実現した。この薄帯の交流特性を評価したところ,板厚低減による渦電流損失の低減効果が確認され,更なる低損失化には,ヒステリシス損失の低減が必要であることを確認した。めっき法では浴組成やめっき条件によって膜内に電着応力が残留し,薄帯の磁気特性に影響を与えると予測される。本研究では電着応力緩和を目的に熱処理を行い,熱処理が薄帯の磁気特性に与える影響を検討した。
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幸田 一輝, 杉原 健太, 江口 和樹, 高嶋 恵佑, 柳井 武志, 中野 正基, 福永 博俊
セッションID: 14-1A-09
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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Fe-Ni合金は優れた軟磁気特性を有しており,センサなどの磁気デバイスに応用されている。Fe-Niめっき膜に関しては,従来多くの報告がなされていたものの,その多くはpH緩衝材としてホウ酸を用いていた。このホウ酸に含まれるホウ素が我が国では排水規制されている。以上の背景のもと本研究室ではホウ酸を代替する酸としてクエン酸に着目し,クエン酸浴から作製したFe-Ni膜の各種特性の報告を行ってきた。本研究では,ホウ酸フリーなめっき浴からの高効率なFe-Ni成膜を鑑み,アンモニウム塩に着目し,膜の組成や磁気特性,電流効率などに与える影響を検討したのでその結果を報告する。
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山口 知輝, 秋吉 俊貴, 東 圭太, 高嶋 恵佑, 柳井 武志, 中野 正基, 福永 博俊
セッションID: 14-1A-10
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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深共晶溶媒(DES: Deep Eutectic Solvent)は,水には無い多くの工業的特長を有していることから,めっき膜作製における新規溶媒として期待されている。これまでに我々は,DESを用いためっき浴からFe基軟磁性膜を高い電流効率で作製可能であることを示してきた。一方で,水溶媒から作製した軟磁性膜と比較すると表面平滑性や磁気特性に対して改善の必要があるものであった。一般的に,めっき膜では膜質や特性改善のため添加剤が用いられる。よって,DES浴においても,光沢作用や平滑作用のある添加剤の利用が効果的と考えられるが,DES浴の添加剤に関する報告は極めて少ない。そこで本研究では,添加剤による膜質や磁気特性の改善を検討した。
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寺本 和裕, 本田 崇
セッションID: 01-1P-01
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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我々はカプセル内視鏡の多機能化について研究を行っている。カプセル内視鏡はカプセルを飲むだけで消化管内を観察できることから従来の内視鏡に比べ患者への負担を減らすことが可能である。しかし現在のカプセル内視鏡は観察機能のみであるため、病変部の詳しい観察と正確な位置への適切な治療ができるような機能が求められている。本研究では磁界と磁石の関係に着目することで、ワイヤレス駆動かつ省スペース化を図り、小型のカプセル内視鏡に搭載可能な停滞機能の開発を行っている。今回、小腸の内壁を挟み込み停滞する機構を作製し、小腸内の環境を模倣したブタの小腸での水圧実験を行った結果を報告する。
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松井 利樹, 本田 崇
セッションID: 01-1P-02
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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消化管用のカプセル型医療機器に新たに診断機能を付与するために、外部磁界で駆動する生検機構を試作した。本機構はボルトとナットを利用した機構に永久磁石と生検具の円筒刃を取り付けたもので、回転磁界によってカプセル側面から円筒刃を突出し、組織を採取する。この動作を確実にするために、カプセルには筐体を跳ね上げるアンカー機構も設置し、その場にとどまると共に円筒刃を患部に押しつけることが可能である。本報告では、これらの試作結果について報告する。
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山田 大生, 本田 崇
セッションID: 01-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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ノート型PC等の小型電子機器用冷却システムとして、従来の空冷システムより冷却性能の高い液冷システムが注目されている。しかし、駆動装置であるポンプの大きさにより、機器の小型化や薄型化の妨げになっている。そこで本研究では、省スペース型の磁気駆動マイクロポンプを提案した。本ポンプは永久磁石に作用するトルクにより、弾性板を揺動させ、送液を行うものである。今回、このポンプを実際に液冷システムへ応用することで、性能評価を行ったので報告する。
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都 圭二郎, 戸高 孝
セッションID: 01-1P-04
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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磁気ギアドモータには様々タイプが提案されているが、インナーロータタイプではモータ部のエアギャップが広くなるため、最大伝達トルクが低く、また多極化も難しい。モータの高速化と高ギア比を実現するため、アウターロータタイプでモータ部のエアギャップをできるだけ小さくし、モータとしての特性を維持しながら、磁気歯車と組み合わせたモデルの有限要素法解析を行った。モータ部分と磁気ギア部は別々に解析を行い、モータ部と磁気ギア部の最適化を行った。初期モデルの磁気ギア部分では渦電流が過大となり、低速ロータのトルクは渦電流を無視した場合と比較して大幅に減少した。本論文では、渦電流の低減に関して得られた知見を報告する。
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小野 慎太郎, 戸高 孝
セッションID: 01-1P-06
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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近年の地球温暖化やエネルギー問題を解決するためには、電力の有効利用による高効率化や機器自体の低損失化が必要である。低損失化の手段の一つとして、変圧器などの鉄心材料に、アモルファス磁性材料を適用することが挙げられる。アモルファス磁性材料は、同じ鉄心材料である電磁鋼板と比べ鉄損が小さく、低損失化に貢献できる材料である。しかしながら磁歪が大きく、加工時の応力により磁気特性が劣化してしまう。実機に適用することを考慮すると、材料の磁気特性の改善のため磁歪特性の評価が重要となる。本研究では、飽和磁歪測定装置を試作し、試料の磁歪測定試験を行った結果を報告する。
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鬼塚 和幸, 戸高 孝
セッションID: 01-1P-07
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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形状記憶合金は組成によってNi-Ti系、Fe系、Cu系の3つに大きく分類され、この中でもNi-Tiが最も広く利用されている。しかし、メガネのフレームや歯科矯正ワイヤーなど応用範囲が狭く、超弾性効果の応用が一般的で、生産量が限られている。そこで、著者らは、磁性に着目し、合金の応用範囲の拡大を目的に、形状記憶合金に磁性を付加させた強磁性形状記憶合金の開発を行ってきた。本論文では、強磁性元素から構成されるFe-Ni-Co系合金を圧延、超急冷法を用いて試作して、磁気特性と形状記憶合特性を測定した結果を報告する。
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平野 遥, 田原 俊司, 小川 幸吉
セッションID: 02-1P-01
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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永久磁石リニア同期モータの界磁側磁石を積層方向に3分割し,推力脈動を軽減したい高調波に対して,それぞれの磁石部分を120度のピッチで空間的位相差を設けると脈動を相殺できる。4極3スロット構成の場合にこの方法によってどの程度の推力脈動低減が可能かということを示し,さらに空間的位相差による積層方向の非対称性が発生する横方向力を評価する。
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澤村 雄大, 小森 望充, 浅海 賢一, 坂井 伸朗
セッションID: 02-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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本研究は磁気軸受を用いて非接触を実現することにより極低温環境下で使用することが出来るポンプを作製するものである。特に軸受部の電磁石として超電導電磁石を用いていることを特徴とする。これにより電力消費を小さくしつつ軸受剛性の増大を図ることが出来る。最終的には20A程度の大電流を励磁しポンプとして機能させる。そして、軸受剛性、消費電力、ポンプとしての吐出量等評価を行い、超電導電磁石を用いることの有用性を示すことを目的とする。本論文ではその途中経過として2軸で20Aを目指した電流を励磁した加振実験の結果、及び現在作製している極低温ポンプを示す。
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山田 亮, 李 玉蘭, 宮川 大輝, 勝木 淳, 秋山 秀典
セッションID: 03-1P-02
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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近年、がん治療を視野に入れたパルス高電界に対する細胞の生体応答解析、およびその作用を利用した応用研究が盛んに行われている。我々は生体応答の中でも、カルシウムイオンの流入メカニズムに着目している。カルシウムイオンの流入は、細胞のプログラム死であるアポトーシスの起因と考えられている。スペクトルが広帯域のナノ秒パルス高電界をがん細胞に印加した際、生体応答としてがん細胞内にカルシウムイオンが流入することが知られている。 我々はスペクトルが狭帯域で、パルス幅と周波数帯域を独立してコントロールできるバースト高周波高電界を用いて、カルシウムイオン流入の電界強度依存性、周波数依存性を解明する。
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永久 智浩, 大西 伸明, 本田 一帆, 趙 セイエン, 勝木 淳
セッションID: 03-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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本研究では、ヒト子宮頸がん細胞Helaに対して強電界パルスを印加し、瞬間的なCa2+挙動を観察した。パルス幅10 usと20 nsの強電界パルスを用い、それぞれのCa2+挙動を比較した。その結果、10 usの場合、印加直後、陰極側の細胞膜近傍にCa2+が分布し、その後全体へ拡散した。一方で20 nsの場合は、印加直後、細胞核周辺に分布し、10 us同様に拡散した。次にCa2+の供給源の検討を行った結果、Ca2+挙動は細胞外のCa2+に強く依存することが判明した。また、小胞体からのCa2+放出を検討した結果、20 nsが小胞体からのCa2+放出を優位に引き起こすことが示唆された。
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森 友宏, 石川 貴士, 喜屋武 毅
セッションID: 03-1P-04
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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近年の放電プラズマを用いた水処理では,エネルギー効率の観点から,気液界面放電やバブルアシスト放電などが主流となっている。上述のリアクタの最大の特徴は気相領域の確保であり,これは低エネルギー放電プラズマや化学活性種の促進が可能で,エネルギー効率向上の重要な要諦である。本研究では,多孔質膜上に高電圧電極を配置した同軸円筒型放電リアクタを考案した。微細な気泡は自己加圧効果や自然圧壊現象などを誘発するため,処理液に拡散されたマイクロバブル効果は活性種の促進性が期待される。本リアクタのように気泡領域を確保した場合における有機染料水溶液の脱色効果から,リアクタの性能を評価したので報告する。
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三谷 友倫, 堂園 大雅, 後藤 弘輝, 迫田 達也
セッションID: 03-1P-05
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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現在、日本の下水道普及率は77.6 %となっており、他の先進国と比べると低い水準となっている。排出される生活排水、産業排水には難分解性有機物が含まれており、一般的な処理では分解が困難である。著者等は、より高効率な処理を目的とした水中プラズマ装置を提案している。本装置は、高い酸化電位をもつオゾン、OHラジカル等を利用することで難分解性有機物の分解を可能とする。 本報では、水中プラズマによって生成される紫外線に処理能力が伴うか検討した結果について述べる。結果として、OHラジカル由来の発光スペクトルは観測されたが、石本装置による紫外線に殺菌効果は殆ど無いことが確認された。
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堂園 大雅, 後藤 弘輝, 三谷 友倫, 迫田 達也
セッションID: 03-1P-06
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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環境問題が騒がれる昨今、日本における浄水技術は高精度な発展を遂げてきたが、下水道の普及率は77.6 %に留まっている。家庭・産業排水には種々の難分解性有機物が含まれており、現在の処理技術では時間効率が悪く多量の浄水には不向きである。著者等は、高い処理能力と短時間処理を目指した水中プラズマ装置を提案する。本装置は、高い酸化電位をもつオゾン、OHラジカル等を利用することで難分解性有機物の分解を可能とする。本報では、反応性の高いOHラジカルが殺菌剤として処理に寄与しているか検討した結果について述べる。結果として、OHラジカルは処理に寄与していたがその他の殺菌剤による処理の割合が大きいことを明らかにした。
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柏田 大貴, 原田 治行, 玉利 陽三
セッションID: 04-1P-05
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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近年、タスク実行時の脳波を解析することで意思伝達の支援などに応用する技術が注目されている。本研究は、タスク実行時の脳波を頭皮上の複数の電極で測定し、脳波信号の高周波成分の各電極間の相関に着目し、相関係数を要素に持つ特徴ベクトルのBCIへの応用を検討した。タスクはリラックス、右手閉運動想起、左手閉運動想起の3種類とし、各タスク実行時に測定した脳波信号を複数の区間に分割し、区間ごとに求めた相関係数の分布の平均値から電極間の相関係数を要素に持つ特徴ベクトルを求めた。各タスクの特徴ベクトルの要素の平均値の有意差を多重比較検定法で評価し、有効なタスクの組み合わせと電極の組み合わせを検討した。
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坂元 太一, 御園 勝秀
セッションID: 06-1P-02
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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CT(コンピュータトモグラフィ)は人体の断面を非破壊で画像化する技術として、現在、X線CT、MRI、PETなどが医療用画像診断に広く利用されている。しかし、X線CT装置を扱うためには、被曝に対する安全性の確保が必要なうえ、装置自体も高価なため、実習すること困難であった。 本研究では、被ばくの恐れのない可視光を利用した教育用光CT装置の開発を目指した。X線CTを模擬するために透過率の異なるファントムを用いたが、最大の課題であったレンズ効果を、ファントムと同じ屈折率を持つ液体に浸すことで解消し、再構成することができた。
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佐藤 孝彦, 脇迫 仁
セッションID: 06-1P-04
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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本研究の目的は、半導体、電子部品の外観検査を阻害する予期せぬ異常を検査画像から検出することである。外観検査装置による自動の外観検査では、装置に搭載された照明の故障やカメラの故障、吸着ノズルの故障等による予期せぬ異常により、製品の特徴部分を正常に読み取れず、検査に悪影響を及ぼす状況が発生する可能性がある。そこで,画像に発生する異常を外観検査前に検出することで検査過程を高効率化することができる。本稿ではこの検査画像の予期せぬ異常に対応するために,複数枚の画像から撮った基準画像と検査画像の比較による検出法について提案する。
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Wang Xilei, Lu Cunwei, Zhu Shijie, 辻野 和広
セッションID: 06-1P-07
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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As the measurement demand for minute object is growing, some 3D methods have been proposed, Shape-from-focus method is widely used. However, this method is insensitive in depth direction. In order to solve this problem, we developed the 3D image measurement system based on laser projection and microscope. First, capture full-illumination image and laser image of the object. Then, calculate moving distance between two images and extract the centerline of laser. Next, we can combine the laser scan result into one image by suing moving distance. Finally, we achieved high sensitivity measurement.
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入江 博樹, 葉山 清輝, 濱崎 悠慈
セッションID: 06-1P-08
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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河道断面が比較的明瞭な小水路では、流速を知ることで流量を推定することができる。一般に、流量計測には、超音波やレーザのドップラー効果を利用した流速測定法やプロペラ水流計などほか、浮子の移動速度を計測する方法などが利用される。本発表では、熱赤外画像カメラを利用して、流れの温度差画像から流速分布を非接触で推定する手法について実験した結果を示す。
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勝瀬 郁代
セッションID: 07-1P-01
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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先行研究において,正しい発音が困難な児童が通級する言語通級指導教室の教員と外部専門家の連携を支援するWebアプリケーションシステムを開発した.このシステムでは,教員が練習のための出題単語を設定し児童が発音練習する.その練習記録や音声がサーバに記録される.外部専門家がインターネットを通じて随時児童の練習記録の閲覧や発音評価を行えるため,教員と外部専門家間の連携促進を期待できた.本研究では,3校の小学校の言語通級指導教室を対象とした実地試験を行い,教員と外部専門家に対してアンケート調査を行った.その結果,本システムが,外部専門家と言語通級指導教室の教員との連携に役立つことが示唆された.
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前園 崇徳, 西村 勇也
セッションID: 07-1P-02
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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これまでの楽器音響の研究では物理モデルや特性、音響特性、音色のタッチ感など様々な研究が行われてきた。本研究ではピアノの分野におけるハンマーヘッドについての研究を行う。ハンマーヘッドの硬度変化から生じる音響特性の変化を、周波数解析を行い倍音に着目して観測する。方法として、ハンマーヘッドのパターンを決定し調律師に調整を依頼し、ハンマーヘッドを取り替えながら自動演奏装置で演奏し収録・解析を行う。最後に硬度計測を行い、倍音変化と硬度変化の相関解析を試みる。結果として、高次倍音成分が低くなるという結果を得られたが、硬度計測には失敗した。今後は硬度計測方法を模索し、硬度と倍音変化の関係性を調査していく。
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新川 皓大, 西村 勇也
セッションID: 07-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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現在トランペットミュートは数多く世の中に出回っているが,それらの違いは音響工学的には解明されておらず,その選定方法はトランペット奏者がこれまでの経験と感覚によってミュートを分類しているというのが現状である.本研究では音響工学的にミュートの選定を行うために,10種類のミュートの音響特性を解析し,その違いを音響工学的観点から比較・分類を行った.実験は1/3オクターブバンドを用いて音響解析を行い,印象評価方法としてSD法を適用し,聴取実験を行った.これらの実験から,各ミュートにはそれぞれ違いがあり,形状や素材によって,印象が変わるという結果が得られた.
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続 裕樹, 西村 勇也
セッションID: 07-1P-04
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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バイオリン製作は,今日まで様々な技法・流派によって製作・調整がなされてきた.製作の大半は職人の試行錯誤や経験的な勘に頼って行われているのが現状であり,製作指導書や文献は極めて少なく,その多くは音響工学的に正しいか否かの判断が付かないことが多い.そこで本研究では,ヴァイオリン製作・調整に対して音響工学的観点からの技術継承支援を行うことを目的とする。具体的な手法として、バイオリン職人に協力頂き、駒及び魂柱の調整のみを実施し、調整前後の空間放射特性の変化について講演する。
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尾崎 雄大, 宮前 寛, 西島 恵介, 上ノ原 進吾, 古家 賢一
セッションID: 07-1P-05
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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消音ギターは、通常のギターのボディー部分を廃した楽器である。消音ギターで音を増幅させて聞く場合は、ヘッドホンで演奏音を聞くことができる。通常のギターであればボディー特性や部屋の響きによって音が変化するが、消音ギターの場合、音の広がりのない無機質な音に聞こえてしまう。そこで、本研究はボディー特性や部屋の響きを電気的に合成し、通常のギターに近い音を実現することを目的とする。通常のギターの放射音特性・空間特性・両耳特性を再現する楽器音生成フィルタとギターの定位感を演出する頭部運動追従システムを適用し、主観実験を行った。実験の結果、提案手法により通常のギターの音に近づけることができた。
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山本 広太, 工藤 彰洋, 武居 周
セッションID: 07-1P-06
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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現在、一般に普及しているヘッドホンの多くはヘッドホンと耳の間に生じる音響現象が明らかになっていないことなどが原因で製品設計に多くの問題が残されている。ヘッドホンと耳の間に生じる音響現象を明らかにすることを目的とし、まずはじめに有限要素法を用いた音響解析コードの開発を行ったが、可聴音域の周波数内でのベンチマーク問題の解析時に答えが発散した。原因は解析領域を分割するメッシュが周波数の波長に対応しきれていないためであり、ヘッドホンの解析を行うにあたり、可聴音域の周波数の解析は必須であると考え, 大規模な行列を解くために並列有限要素法に基づく高性能音響解析手法の基礎検討を本研究で行った。
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花崎 厚年, 谷口 倫一郎, 島田 敬士, 内山 英昭
セッションID: 08-1P-01
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
会議録・要旨集
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本発表では,複数の魚眼カメラを用いて視野を共有しながら監視することにより,広域にわたり正確に監視を行う方式について述べる.各カメラにおいて背景差分により人物の位置を検出するとともに,カメラ間で視野を共有している領域において各カメラの背景差分の結果を統合することで,人物の足元の位置推定を行う.足元の位置として得られた領域の重心を真値と比較することで,人物検出の精度評価を行ったところ,320*240の画像に対して,人物を検出できた場合は平均で4ピクセル,実空間上では20cmの誤差で人物検出を行うことができた.
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劉 嘉偉, 後藤 孝行, 高野 茂, 谷口 倫一郎
セッションID: 08-1P-02
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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本稿では,九州大学伊都キャンパスのセンターゾーンの人流を計測するために設置している14基のP-Sen(Petit Sensor Box)により取得されるキャンパス人流データ解析の基礎研究を実施したので報告する.本研究では,P-Senにより取得される人の軌跡データから特徴を抽出し,その軌跡から推測される人の行動目的をSVMにより学習する.実験では,簡単な人流データ解析の例として,キャンパスへの通学(GU)と帰宅(LU)の識別を実施し,テストデータによる提案手法の精度評価を行った.
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木下 和弥, 後藤 孝行, 高野 茂, 谷口 倫一郎
セッションID: 08-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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本研究は欠損のあるセンシングデータをテンソル因子分解により補間する手法を提案する.本研究ではキャンパスの複数地点に設置したレーザーレンジファインダーを用いて取得した人流のセンシングデータを取り扱う.データ出力はネットワークを介して行っており,通信障害などによりデータの一部が欠損する問題がある.提案手法では人流を一定時間で生じた人量の平均に変換して,人量が欠損している部分の補間をテンソル因子分解を用いて行った.実験では人工的に欠損させた人量データに対して本手法を適用し,高い精度で欠損を真値に補間できることを示した.
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角 淳之介, 内田 誠一
セッションID: 08-1P-05
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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本研究では非同期型DPマッチングを用いて人体の姿勢の動特性解析を行う。実験では、kinectを用いて収集したバッティング動作について、姿勢の個人間の違いを検証した。
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藤吉 輝明, 内田 誠一
セッションID: 08-1P-06
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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画像認識において,Convolutional Neural Network(CNN)に代表される深層学習は驚異的な性能と進歩を見せている.CNNは複数の畳み込み層とプーリング層で構成され,学習段階で各パラメータは自動的に決定される.本研究は畳み込み層の値を部分空間の基底と捉え,どのような特性を持つのか解析する.
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嶺 友太, 浅海 賢一, 小森 望充
セッションID: 08-1P-07
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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Deep Learningによる物体認識を上手く行うためには、認識クラス毎に分類・整理された大量の訓練データが必要となる。しかし、認識クラスに対応した様々な物体の画像を大量に撮影し、その1つ1つにラベル付けを行うには人手による膨大な労力がかかる。そこで、本研究では、Deep Learningによる物体認識の精度を向上させると同時に、訓練用画像の収集に要する労力を削減することを目的としている。実験では、訓練用画像に数パターンの処理を適用してデータを拡張し畳み込みニューラルネットワークによる学習を行い、データの拡張を行わない場合と物体認識精度の比較を行った。
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伊藤 大貴, 緒方 公一
セッションID: 08-1P-08
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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本稿は,IoT(Internet of Things)のプラットフォームの一つとしても注目されていRaspberry Piを用いた,イベント駆動形の制御システム開発の予備的検討について取り扱ったものである。Raspberry Piが搭載されたデバイスが,周囲の環境(イベント)に応じて動作を変える,イベント駆動形の制御システムの実現を目指している。今回は,搭載のカメラが捉えるイベントとして,数字認識を取り扱い,その認識結果に応じて駆動システムの動作を変化させるシステムの開発を試みた。
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津々浦 誉士, 緒方 公一
セッションID: 08-1P-09
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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近年,ARToolKitの導入により拡張現実(Augmented reality)を利用したアプリケーション開発が比較的手軽になってきている。これに伴い,現場作業の支援システムなど,実生活への活用なども進みつつある。今後,種々の応用展開が見込まれるが,カメラとマーカの距離変化に伴うマーカの検出精度を把握しておくことは,利用形態の検討に有益な基礎情報となる。本稿では,ARToolKitを利用して,カメラとマーカの距離を変えたときの,種々のマーカの検出精度について報告する。
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鄭 俊如, 戒田 高康
セッションID: 09-1P-01
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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巡回符号の定義集合は、最小距離の限界を計算するための重要なパラメータとしてよく知られている。例えば、BCH限界の計算は、定義集合の最大連続根の個数で決められ、HT限界の計算は、同間隔で一定の長さの連続根の数で決められている。本稿では、まず巡回符号の定義集合について述べ、次に、オイラー関数を用いて定義集合の相反的な性質について議論する。
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森山 祥太朗, 常田 明夫
セッションID: 09-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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近年の高度情報通信社会においては、あらゆる場面でディジタル通信が行われており、伝送路上で発生するビット誤りを訂正・検出するための誤り制御技術が必要不可欠である。これまで、様々な誤り訂正・検出符号が研究されており、その中で、シャノン限界に近い誤り訂正能力をもつ符号として低密度パリティ検査符号(Low-Density Parity-check Code; LDPC)が注目されている。本論文では、非線形フィードバックシフトレジスタ(NFSR) から生成されるドブルイン系列を元にした2値系列を用いて低密度パリティ検査符号を構成し、そのビット誤り率特性を評価している。
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古川 義晃, 西山 英輔, 豊田 一彦
セッションID: 10-1P-02
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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我々はガン発振器とアンテナを一体化したアクティブアンテナについて検討を行っている。本稿では、リングスロットアンテナとガン発振器、偏波切り替え回路を一体化したアクティブアンテナを提案している。ここでは、偏波切り替え回路に使用するPINダイオードの代わりに他の素子を用いて偏波切り替え動作の確認を行い、その評価結果について述べる。
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Fukusako Takeshi, Yamauchi Ryoji
セッションID: 10-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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A broadband and circularly polarized waveguide antenna is presented. In this structure, an L-shaped probe is used to feed the antenna. In addition to this, the waveguide has a short wall with a parabolic shape, and the aperture area is also reduce. With these ideas, this antenna has a wideband impedance and axial ratio characteristics of 40% and a wide angle range for circular polarization radiation in the radiation pattern with low cross-polarization.
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田口 光雄, 谷口 孝信
セッションID: 10-1P-04
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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The inverted L antenna printed on the upper surface of two-layer dielectric substrate is proposed. The microstrip line is printed on the rear surface of lower dielectric substrate. The inverted L antenna is excited by the slot on the conducting plane between two dielectric layers. The S11 less than -10 dB is satisfied at the frequencies from 23.9 GHz to 24.04 GHz. The directivity at 24 GHz becomes 4.76 dBi.
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Lee Jinho, Ide Shouta, Uchida Seiichi
セッションID: 11-1P-02
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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This study examines a way of tracking using a Convolutional Neural Network (CNN), which is used extensively in the computer science field, and Dynamic Programming (DP) for getting the optimal tracking path. In this study, we use the CNN score of the object for tracking through the learning of the Cifar10 dataset. We set the inputs of CNN to all image patches which each frame of video is divided into. After getting the CNN score of each image patch in all frames of video, we get the optimal tracking path by DP.
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Soontornvorn Rachanart, Fujioka Hiroyuki
セッションID: 11-1P-03
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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This paper considers a problem of training human skills in the so-called TANZAKU calligraphy. For such a problem, we develop a training system by using Augmented Reality. The so-called "dynamic font method" is used to generate a model character. Using the AR technology, we produce a visual information consisting of not only static writing path but also dynamic writing process of model character. Such a visual information is given a trainee through a head mounted display. The performance isdemonstrated by experimental studies.
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Teraoka Takuya, Nakamura Yuji, Amagasaki Motoki, Iida Masahiro, Kuga M ...
セッションID: 11-1P-04
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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Due to reaching the nanoscale transistor size, effect of single event upset (SEU) to the memory has become conspicuous. In small device geometries, a single particle strike might affect multiple adjacent cells in a memory array resulting in a multiple bit upset (MBU). Traditional fault tolerance technologies such as triple modular redundancy (TMR) and error correcting code (ECC) occupy the large area and have vulnerability to MBU. In this research, we propose soft error simulator developed to calculate bit interleaving distance. Simulation results show that the interleaving distance which can conceal all MBU patterns is 4.
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TENDE Isakwisa Gaddy, 橘 弘智, 岡崎 直宣, 山場 久昭, 高塚 佳代子, 久保田 真一郎
セッションID: 11-1P-05
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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Large portion of population in Tanzania are rural small scale farmers. The farmers don’t get enough profits due to lack of market information as a result they sell crops to middle men at exploited prices. Previously, we developed Web and mobile based Market Information System using Waterfall model which replies farmers’ requests for market prices of crops within short time using Short Message Service (SMS).In this paper we improve the system, to connect farmers with buyers through SMS. The system will be deployed in Tanzania to evaluate its effectiveness in helping farmers get better income.
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寺野 剛史, 白土 竜一
セッションID: 12-1P-01
発行日: 2016/09/21
公開日: 2018/02/16
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太陽電池の特性は放射照度や温度などの環境因子の影響を受ける。シリコン系の太陽電池では温度依存性が報告されている。本研究室で研究している色素太陽電池の特性がこれらの環境の変化によってどのような影響を受けるのかを調べた。その結果、色素増感太陽電池はシリコン系太陽電池に比べて効率の温度依存性が少なく、また低放射照度でも効率の低下が少ないことが分かったので報告する。
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