日本エネルギー学会誌
Online ISSN : 1882-6121
Print ISSN : 0916-8753
97 巻 , 12 号
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目次
論文
  • Yuka FUKUDA, Shun TSUTSUMI, Yasuhiro SAITO, Yohsuke MATSUSHITA, Hideyu ...
    2018 年 97 巻 12 号 p. 353-361
    発行日: 2018/12/20
    公開日: 2018/12/28
    ジャーナル フリー

    従属栄養性の微細藻類Aurantiochytriumは細胞内部に炭化水素を産生し,他種の藻類と比較して増殖速度が大きい。 Aurantiochytriumの湿潤状態の細胞から炭化水素を抽出する方法を検討するため,高圧ホモジナイザーを用いて細胞を破砕した。 細胞の破砕および抽出条件が細胞の形状,炭化水素の抽出率および炭化水素抽出におけるエネルギー収支に及ぼす影響を評価した。破砕の有無にかかわらず,抽出時間の増加に伴い,炭化水素の抽出率は増加した。また,高圧ホモジナイザーによる破砕処理では,1回目の処理で細胞は断片化され,2回目の処理では細胞の形状のさらなる変化はなかった。40 minの抽出時間では,破砕処理をした試料からの炭化水素の抽出率は未処理の試料からの抽出率と比べ10倍以上高い。その一方で,180 minの抽出時間では,破砕処理をした試料および未処理の試料からの抽出率は同程度であった。これは,長時間n-ヘキサンと接触することでAurantiochytriumの細胞が破砕されたためである。また,破砕した試料を40 min抽出した場合の消費エネルギーは,同程度の抽 出率を得るために未処理の試料を180 min抽出した場合と比べ78%削減可能であった。

技術論文
資料
  • 櫻井 あかね
    2018 年 97 巻 12 号 p. 379-385
    発行日: 2018/12/20
    公開日: 2018/12/28
    ジャーナル フリー

    2012年の固定価格買取制度導入後,他の再生可能エネルギーと比較して太陽光発電施設が急増した。本稿では,そのなかでもメガソーラー事業に焦点をあてて設備の所有実態調査を行った。メガソーラー事業者が設備と同一県内に本社を置く数は4分の1以下であった。また,組織形態は企業が主であり,地方自治体や協同組合,財団法人は少ない。このような企業は,親会社が県外に本社を置くことが多く,業種によって特徴がみられた。本稿では,メガソーラー事業から得られた収益の多くが施設立地地域に残らずに都市部へ流出することで,地域活性化の効果が得られていない現状を明らかにした。

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