土木学会論文集F4(建設マネジメント)
Online ISSN : 2185-6605
ISSN-L : 2185-6605
72 巻 , 2 号
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和文論文
  • 小林 潔司, 水谷 大二郎, 松島 格也, 山本 浩司, 貝戸 清之, 坂口 創
    2016 年 72 巻 2 号 p. 47-62
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/07/20
    ジャーナル フリー
     道路付帯機器システムの劣化速度と劣化加速度は,機器のタイプや使用・環境条件に応じて多様に異なる.それらの機器システムのアセットマネジメントを考えた場合,機器システムの多様な故障過程を把握した上で,最適管理施策を決定していくことが重要である.そこで,本研究では,機器タイプ間に潜在する劣化速度と劣化加速度の異質性を定量化した2次元混合ワイブル劣化ハザードモデルと,そのベイズ推計手法を提案する.さらに,2種類の異質性の周辺分布をガンマ分布として表現するとともに,異質性の相関構造をアルキメディアン・コピュラを用いて表現し,2種類の異質性の同時分布を定量化する.最後に,高速道路付帯機器システムに対する実点検データを用いて,本研究で提案する手法の有用性を検証する.
  • 大堀 勝正, 森地 茂
    2016 年 72 巻 2 号 p. 63-72
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/07/20
    ジャーナル フリー
     自然災害による損害発生には不確実性と大きな金額変動があるため,被災に備えるべき復旧資金は既往最大または想定最大の災害を前提とした工学的分析を基に算出することが通常である.しかしながら,経営が厳しい鉄道事業者では想定最大災害に十分な資金調達は経営的に困難であり,発生頻度が比較的に多い既往災害規模に対して支払不可能とならない程度に資金調達を行いたいというニーズが圧倒的に多い.本研究では,そうした現場ニーズに応えるため鉄道各社の災害特性と財務状況を考慮した収支モデルを考案し,被災実績データから推定された損害金額に対して来年度等の手元資金や保険などの資金調達を数理的に分析するための破産確率モデルを示す.さらに,その統計的根拠を実証的に示す.
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