日本健康医学会雑誌
Online ISSN : 2423-9828
Print ISSN : 1343-0025
23 巻, 4 号
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  • 原稿種別: 表紙
    2015 年 23 巻 4 号 p. Cover1-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2015 年 23 巻 4 号 p. Cover2-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. App1-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 藤原 秀臣
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 239-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 舘 博
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 240-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 井奈波 良一
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 241-248
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    目的:医学生における自覚的な耳鳴および聴覚問題を明らかにすること。方法:一大学の2年次および3年次の医学生145名を対象に,2013年に実施した自覚的な耳鳴および聴覚問題に関する自記式アンケート調査結果について分析した。結果:1.過去の聴覚問題で最も高率であったのは耳鳴であった(11.1%)。2.現在,耳鳴がある医学生の割合は,13.2%であった。3.大音量で音楽を聴いた後に耳鳴がする医学生の割合は,10.4%であった。4.テレビ,ラジオ,CDプレーヤーなどで大音量の音楽を聴く頻度は,男子が女子より有意に高率であった(p<0.01)。5.耳鳴がある者とない者の間で,テレビ,ラジオ,CDプレーヤー,携帯音楽プレーヤーなどで大音量の音楽を聴く頻度,聴き続ける時間,普段聴取する音楽の音量の各割合に有意差はなかった。結論:過度な音量による音楽聴取が聴力障害を引き起こす警告や啓蒙は今後も重要な課題であると考えられる。
  • 河合 美香, 鄒 力
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 249-260
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    緒言 運動は健康づくりに貢献するとして推奨されている要素の一つであるが,女性の運動の実施率は男性よりも低い。女性の健康の維持,増進の方策を講じる際は多様な背景を把握し,具現化することが必要である。目的 本研究では,運動に焦点を当て,今後,中高年女性の健康づくりの政策を構築するために,女性の運動の実施状況,およびその開始と継続に影響する要因と環境について明らかにすることを目的とした。方法 太極柔力球を実施している女性412名に対し,太極柔力球を始めた動機と目的,実施状況,実施による効果,日常生活の状況と健康状態,また運動の実施に影響する要因について調査した。調査の結果は,年齢を4段階(39歳以下,40-59歳以下,60-69歳以下,70歳以上)に分類し,各調査項目との関連についてχ^2検定,またはFisherの確率検定法にて検定した。有意水準は5%未満とした。結果・太極柔力球の実施者は50歳以上の特に60歳代が多く,肥満の割合は15.1%であった。・太極柔力球を始めた動機は,年代が高いほど「健康診断の結果を見て」と「周囲の勧めで」,「時間ができたから」の割合が高く,「指導者の魅力で」の割合も高かった。・太極柔力球実施の目的は,60歳以上では「友人づくり・つきあい」の割合が高かった。・運動の実施の動機は,「身近に教室やクラブがある」,「指導者の魅力で」,「面白そうだから」の割合が高かった。・太極柔力球実施者の「運動施設や場所」と「手軽に利用できる用具」,および「運動を一緒に行う仲間」は,実施していない者と比較して良好な状況になかった。・太極柔力球の実施者は,仕事と家庭において「時間がない」と「疲労が溜まっている」は,実施していない者と比較して良好な状況にあった。考察 中高年女性の運動習慣は,対象の年齢や環境,社会的要因などによって異なるが,太極柔力球は運動習慣の獲得を可能とする一つの選択肢となり得ることが示唆された。また達成感の獲得と指導者の魅力,周囲の勧めが強く影響するため,健康政策の構築にはこれらの要因への配慮が必要であると考えられた。
  • 井奈波 良一, 井上 眞人
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 261-265
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    看護学生のバーンアウトとインターネット依存の関係を明らかにすることを目的に,女子看護学生134名(平均年齢19.7歳)を対象に,自記式アンケート調査を行った。対象者を「バーンアウトに陥っている状態」または「臨床的にうつ状態」の者の群(以下,バーンアウト群)(28名)と「精神的に安定し心身とも健全」または「バーンアウト徴候がみられる」者の群(以下,非バーンアウト群)(106名)に別け,群間比較を行った。その結果,バーンアウト群の4種のインターネット依存自己評価スケール得点は,いずれも非バーンアウト群より有意に高かった(P<0.01)。また,インターネット依存レベルを判定すると,バーンアウト群の高リスク使用者の割合(11.1%)は,非バーンアウト群(0.9%)よりが有意に高かった(P<0.01)。以上の結果から,女子看護学生のバーンアウトとインターネット依存には何らかの関連があることが示唆された。
  • 應戸 麻美, 中島 富有子
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 266-271
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,看護大学生の「対人不安(シャイネス)」と「特性的自己効力感」の実態を明らかにすることである。A女子大学看護学部3年生83名と4年生71名を対象に質問紙調査を行い,3年生71名,4年生61名の合計132名からデータを回収した(回収率85.7%)。4年生のシャイネス因子1:行動(消極性),因子2:感情(緊張)は,3年生より有意に低く(P<0.05),4年生の対人不安傾向は,臨地実習によって改善されることが示唆された。また,一人暮らしよりも,家族と生活する方がシャイネス得点は有意に低く(P<0.05),家族と生活することが対人不安の改善につながる可能性がある。アルバイトをしている看護大学生は,有意にシャイネス得点が低く(P<0.01),アルバイトをすることで改善される可能性がある。また,特性的自己効力感得点が高い看護大学生の方が(P<0.05),アルバイトをする傾向にあった。特性的自己効力感が高いほど対人不安が少ないことが明らかになった。
  • 相撲 佐希子, 谷口 美智子
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 272-278
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    本研究は女子看護大学生に着目し,食生活の特徴と食生活に影響を及ぼす要因を明らかにし,指導に役立てることを目的とした。新設看護大学の女子学生211名に対し,食生活について自記式質問紙調査をおこなった。女子看護大学生の食生活の特徴として,<間食習慣><早食い><栄養バランス><高カロリー嗜好><即席料理>の5因子が抽出された。<間食習慣>は,学年の2年生が3年生に比べて有意に高かった(p<0.05)。<栄養バランス>は,自宅から通う学生が有意に高く(p<0.05),<即席料理>は,月経不順が有意に高かった(p<0.05)。また,体型については,BMI18.5〜25未満の学生が最も多いが,自分は「太り気味」,または「太っている」と捉えている学生が全体の60%以上占めていた。女子看護学生の健康に影響する学年,居住形態ならびに月経は,<間食習慣><栄養バランス><即席料理>と関連しているため,女子学生の健康管理の視点として意識しておく必要性が示された。
  • 諸星 栄子, 安達 修一
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 279-288
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    目的:食後高血糖の管理が種々の疾患を視野に置いた予防,治療で重視されている。食後血糖値を抑制する食事内容や成分の効果が検証され報告されているが,それらを相互に比較検討した例は,ほとんど知られていない。本研究では,健常な若年女性を対象として,指頭血を用いた自己血糖測定法を採用し,種々の食事方法・内容で食後血糖値を調べ,相互に比較することで有効性をAUC順位で明らかにすることを目的とした。方法:対象:女子大学学生(21歳〜23歳)41名の空腹時血糖値を測定し,血糖値上位9名(85mg/dL)を対象に,5種類の介入および血糖値測定を行った。介入内容:前日午後9時より絶食し,朝9時より開始した。1.グルコース摂取(75g OGTT) 2.基本食(米飯,ゆでタマゴ,ソーセージ,野菜サラダ,わかめスープ) 3.咀嚼増(30回) 4.野菜サラダから摂取 5.高繊維主食(米飯をライ麦パン) 血糖測定:0分(摂取前,空腹時),摂取開始より30分,60分,90分,120分に,各参加者自身で,測定を行った。各血糖値より血糖値変動曲線を作成するとともに,血糖上昇曲線下面積(AUC)を算出した。結果:41名の空腹時血糖値は,80.4±9.1mg/dL(最小値58mg/dL,最大値105mg/dL,最頻値,中央値とも79mg/dL)であった。OGTTを除く介入後の各時間における血糖値は,分散分析で30分(P=0.0043)と60分(P=0.0413)で有意差を認めた。平均のAUCでは,OGTTが最も高く,次いで基本食,咀嚼増,サラダ先の順で,高繊維主食が最も低くなった。統計学的な有意差は,OGTTとサラダ先(P=0.0091),OGTTと高繊維主食(P=0.0015),基本食と高繊維主食(P=0.0092)の間に認めた。個人ごとの介入AUC順位には違いがあり,平均AUCの順位と同じ順位になった者は8名中1名であった。考察:食事方法や内容の異なる介入は,それぞれの予測した食後血糖値の抑制効果を認めたが,個人差が大きく,血糖管理には指頭血などによるモニターを利用した個別の食事介入が効果的であると考えられた。
  • 片桐 瑠里, 服部 紀子, 佐々木 晶世, 菅野 眞奈, 青木 律子, 叶谷 由佳
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 289-295
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    本研究では,胃瘻造設高齢者の介護を行う家族の介護負担を明らかにすることを目的とした。胃瘻造設をした高齢者を自宅で介護した経験のある主介護者5名を対象として半構成的面接を行い,質的帰納的に分析した。その結果,35の[コード],14の【カテゴリー】,3つの『テーマ』が抽出された。患者の家族は,退院直後に【排便コントロール】【胃瘻チューブの管理】などの『胃瘻の管理』に関する負担があった。胃瘻の管理に慣れ,介護が日常になるとともに『胃瘻の介護による疲労』を感じていた。また,胃瘻造設から時間が経つとともに【活動性が低下した被介護者の状態への苦悩】【経口摂取を止めたことへの後悔】【胃瘻造設が早すぎたのではという疑問】【先の介護に対する不安】など『胃瘻造設に対する葛藤』に悩んでいた。したがって,看護師は,造設後の経過に伴って変化する介護負担を見極めて継続的な援助をすることが重要であると示唆された。
  • 今井 久美, 神田 晃
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 296-301
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    目的:進学を機に家庭を離れ,食事付き寮で一人暮らしをする学生の,喫食状況と,献立嗜好,満足度との関連を調べ,寮での快適な食生活の一助とする。方法:全国で230件の学生寮を経営するK社の協力を得て,K社が東京都23区内で経営する5つの学生寮に入寮する学生を対象に,朝食及び夕食の喫食頻度,献立嗜好,食事の満足度を,質問紙により調査した。結果:寮内食堂の,朝食をほぼ毎回喫食する割合は,32.4〜78.6%,夕食をほぼ毎回喫食する割合は31.6〜100%と寮により異なっていた。女性専用寮の部屋のタイプ別に比較すると,寮の食事をほぼ毎回喫食する割合は,夕食はC型(風呂・キッチン付)が53.6%でA型(風呂・キッチンなし,共同キッチンなし)31.6%より高く(p<0.05),朝食はC型40.2%,A型63.2%であった(有意差なし)。夕食,朝食とも,嫌いな献立の3位以内に魚料理が,一方,好きな献立は,3位以内に,朝食はうどん,夕食はカレーライス,ハンバーグステーキが入っていた。魚が好きな割合が高い寮は,朝食・夕食いずれも,ほぼ毎回喫食する割合が有意に低いという負の相関が見られた(p<0.05)。麺類が好きな割合が高いほど朝食をほぼ毎日喫食する割合が高い傾向が見られた。喫食割合と寮の食事に満足している割合との間には顕著な関連は見られなかった。考察:寮の食事の献立から魚料理を減らし,朝食に麺類,夕食にカレーライスやハンバーグをより多く取り入れると,喫食頻度は上がる可能性が考えられた。しかしながら,我が国の近年に見られる食生活の粗略化による2型糖尿病,非アルコール性脂肪性肝炎の増加が問題視される状況から,安直に魚料理を減らすよりも,魚料理の調理法を工夫し,野菜との相性の良い献立を増やすことが,食生活に幅を持たせ,より健康的で快適な寮生活を送る助けとなることが示唆された。結論:魚料理が好きな学生ほど寮の食事を喫食しない傾向が観察された。今後は,肉料理と麺類の嗜好状況との関連を調査する必要があると思われた。
  • 武富 由美子, 中島 富有子
    原稿種別: 本文
    2015 年 23 巻 4 号 p. 302-307
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,精神科看護師を対象に行った救命処置研修会の成果とその構造を明らかにすることである。研究対象は,救命処置研修会参加者40名の内,研究協力者30名の記載したアンケート(回収率75.0%)のデータである。質的帰納的に分析した結果,救命処置研修会参加の成果を9つのカテゴリーに分類し構造化した。救命処置研修会の成果として,【再学習の機会】となり,【呼吸管理】【薬物療法】【フィジカルアセスメント】【看護記録】の具体的な方法を再確認し【実際の救命看護への活用】【リスクマネジメント】をしていた。学び直す機会となり【臨床現場での看護への活用意欲】がみられた。成果はあったが,精神科以外の経験がある看護師は7名(23.3%)と少なく,その必要性は実直に感じながらも【救命看護実践への不安】が残り,継続教育の必要性が示唆された。
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. 308-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. 308-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. 309-310
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. 311-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. 311-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. 311-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 23 巻 4 号 p. App2-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2015 年 23 巻 4 号 p. Cover3-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2015 年 23 巻 4 号 p. Cover4-
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
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