九州病害虫研究会報
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50 巻
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  • 宗 和弘, 金山 正人, 山口 純一郎
    2004 年50 巻 p. 1-5
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    2001年夏,佐賀において発生したMBI-D耐性菌は,その後九州や西日本を中心に分布が拡大し,今後の動向に指導機関等は注意を払っている。MBI-D耐性菌の防除対策としては,いもち病防除の基本に返った対策やMBI-D系統薬剤とは作用性の異なる育苗箱処理剤の使用,あるいは本田散布剤の使用などが成果をあげている。本試験では,いもち病防除の基本のひとつである種籾段階での防除の徹底について検討を行った。その結果,MBI-D耐性菌においても,種子消毒剤が有効であること,種子消毒剤の種類により防除効果に差がありベノミル剤やプロクロラズ剤の効果が優れること,DMI剤へのべノミル水和剤の加用効果が高く安定していたこと,種籾の保菌率によって種子消毒効果に差がでる場合があること,薬剤感受性の違いによる種子消毒効果に差はなかったこと,などが明らかとなった。これらの結果を,より確かなMBI-D耐性菌対策に役立てたい。
  • 中島 隆, 草原 典夫, 坂田 智子, 吉田 めぐみ
    2004 年50 巻 p. 6-9
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 前田 美沙, 古閑 三恵, 横山 威, 古賀 成司
    2004 年50 巻 p. 10-13
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    近年,トマト斑点病に対して罹病性のミニトマト品種「千果」の栽培の拡大に伴い,斑点病の発生が増加している。しかし,ミニトマトでは斑点病に対して登録のある薬剤はほとんどないため,有効な薬剤の探索を行った。
    培地上で菌糸伸長抑制効果と胞子発芽抑制効果を検討した結果,マンゼブ水和剤,ジチアノン銅水和剤,フェンヘキサミド・フルジオキソニル水和剤,イミノクタジンアルベシル酸塩水和剤,フルジオキソニル水和剤,イプロジオン水和剤,トリアジン水和剤,メパニピリム水和剤,スルフェン酸系水和剤などで効果がみられた。また,これらの薬剤は,ミニトマト苗でも高い予防効果が認められた。
  • 松尾 和敏
    2004 年50 巻 p. 14-18
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/12/09
    ジャーナル フリー
    メロンえそ斑点病の発病時期および発病程度とメロン果実内のメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)の分布ならびに濃度との関係について,ELISA法を用いて検討した。その結果,発病株の全果実からはMNSVが検出されず,茎葉の発病程度と果実のウイルス汚染度との間には一定の傾向は認められなかった。また,果実の部位別では,果肉において最も高い濃度が検出され,次いで胎座や果汁,種子であり,水様液が最も低かった。果実内の位置別では,ほとんどの部位が果梗部側や花痕部側よりも果央部において,また,果肉では果皮側より内側に高い濃度のウイルスが分布していた。さらに,茎葉の発病時期と果実のウイルス汚染度との関係では,概ね一定の傾向が認められ,果実肥大中期以降の発病株に比べて交配前や交配期頃の早期発病株の果実から,比較的安定して高い濃度のウイルスが検出された。以上のことから,メロン果実のMNSV保菌検定には,果央部の内側果肉を用いると確実性が高いと思われ,無発病株の果実でもウイルスを保有する場合があるので,既発生圃場での採種や栽培中に発病を認めたらその圃場からの採種は避けることが肝要と思われた。
  • 森田 昭
    2004 年50 巻 p. 19-22
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    長崎県のブドウ栽培ほ場で'巨峰'を主体に葉脈腐敗の症状が発生していることを確認した。本症状は無加温ハウス栽培で最も発症葉率が高く,露地や加温ハウスではほとんど発生しない。本症状の発症はブドウ'巨峰'の顆粒品質,収量には影響ないと考えられるが,発症葉は健全葉に比べて早期に落葉する。ブドウ'巨峰'の葉脈腐敗症状の部位から乳白色円形コロニーを形成する細菌が分離された。本細菌はブドウ恒峰'の硬化前葉の葉脈への接種で,接種部位に同様な症状を形成する。そこで,本細菌がブドウ'巨峰に葉脈腐敗症状を発症させる原因細菌であると結論した。
  • 和田 節, 遊佐 陽一, 市瀬 克也, 菅野 絋男, 松村 正哉, 有村 一弘, 浦野 知, 高橋 仁康
    2004 年50 巻 p. 23-28
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    スクミリンゴガイの密度を低減する方法として,ロータリ耕耘や代かきの殺貝効果を圃場レベルで調査した。
    試験は火山灰(黒ぼく)土壌水田で行い,効果の判定は,処理前後の貝の密度変化によった。
    1.圃場の貝の殻高平均が約20mmの場合,ロータリ耕耘により約75%,代かきにより67%の殺貝率が得られた。
    2.圃場の貝の平均殻高が約12mmの場合,耕耘と代かきにより68%の殺貝効果が得られた。
    3.特殊なロータリを装着し,トラクタをゆっくり運転して,通常の耕耘より短いピッチで耕耘する方法(防除耕耘)も試みたが,通常の耕耘と殺貝率に差は認められなかった。
    4.以上の結果から,膨潤で硬化しにくい火山灰土壌であっても,ロータリ耕耘や代かきにより,水稲栽培前の貝密度を効果的に低減できることが明らかになった。
  • 中村 利宣, 松村 正哉, 浦野 知, 徳田 誠
    2004 年50 巻 p. 29-34
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    カタグロミドリカスミカメ(以後,カタグロ)放飼によるトビイロウンカ(以後,BPH)密度抑制効果を明らかにする目的で,約17aのイネ栽培大区画圃場の一画にカタグロを放飼した。この放飼圃場とカタグロ無放飼の2圃場において,BPH,セジロウンカ(以後,WBPH),カタグロおよびムナグロキイロカスミカメ(以後,ムナグロ)の発生消長を調査した。放飼圃場では放飼区画と無放飼区画を東西に分け,さらにそれぞれの区画を南北に分けて4区画を調査した。その結果,放飼区画の北側ではBPHの密度増加が低く抑えられ,カタグロの放飼効果が認められたが,他の区画では明確な密度抑制効果は認められなかった。カタグロ無放飼の2圃場においても自然発生したカタグロが増加し,BPHの密度が低く抑えられた。ムナグロは放飼圃場,無放飼圃場ともWBPHの発生期に増加し,WBPHに対する密度抑制効果があると考えられた。BPHに対しては,放飼圃場ではムナグロの増加は小さかったが,無放飼圃場ではBPHの増加に同調して増加する傾向が見られた。
  • 松村 正哉, 徳田 誠
    2004 年50 巻 p. 35-39
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    フタテンチビヨコバイCicadulina bipunctata (Melichar) は北アフリカ,アジア熱帯地域からオーストラリア北部にかけて広く分布し,トウモロコシにワラビー萎縮病と呼ばれる萎縮症状を引き起こす。日本では,これまで熊本県の一部を中心に,1986年以降に飼料用二期作トウモロコシで被害が発生している。本種の加害に対して抵抗性を示すトウモロコシ品種の育成のためには,簡易増殖法と幼苗を用いた室内での簡易抵抗性検定法を確立する必要がある。そこで,イネ幼苗を用いた本種の簡易増殖法と,トウモロコシ幼苗を用いた簡易抵抗性検定法を確立した。本種はイネ幼苗で容易に飼育可能で,25℃16時間日長の条件下では1世代28~35日で累代飼育が可能であった。1世代の増殖効率は3.9倍であった。簡易抵抗性検定法を確立するため,播種後6日のトウモロコシ(2葉期)に本種の成虫2対を3日間放飼して,放飼期間中の葉の伸長量および,放飼虫回収後6日間の葉の伸長量とワラビー萎縮症状の有無を測定・観察した。
    この方法によって,本種の加害に対するトウモロコシの抵抗性程度の品種間差異を簡易に判定できることが明らかになった。
  • 大野 豪, 佐々木 智基, 浦崎 貴美子, 小濱 継雄
    2004 年50 巻 p. 40-43
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    イモゾウムシの卵を70%エタノールに5分間浸漬したのち人工飼料へ接種すると,孵化率を低下させることなく,飼料のバクテリアによる汚染を減少させられることが最近報告された。この方法が,従来の卵表面殺菌法(5%ホルマリンに20分間浸漬)に代わる手段として,本種の人工飼育に導入可能であるかを検討するため,孵化後の生存・発育に対する影響を比較した。生存・発育の指標として生存率,性比,発育期間および体サイズを測定したところ,すべての形質で,70%エタノール5分間浸漬処理と5%ホルマリン20分間浸漬処理の間に有意な差はなかった。我々は,エタノールはホルマリンに代わるイモゾウムシ卵の表面殺菌液として本種の人工飼育に使用可能であると結論した。
  • 榊原 充隆
    2004 年50 巻 p. 44-48
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    羽化時に雌雄鑑別をして交尾させなかったイモゾウムシEuscepes postfasciatus雌成虫も,既交尾雌と同様に羽化後11日頃から産卵を行った。未交尾雌成虫は産卵加工を行わないで卵を産み落とす率が高かった。未交尾雌成虫の産下卵は一部が孵化したが,孵化率はサツマイモ片を飼料とした場合に平均0.060%,人工飼料の場合には0.048%ときわめて低く,不妊虫放飼に与える影響は無視できると考えられた。むしろ,未交尾のままでも産卵しつづける本種の性質は,不妊虫放飼法にとって極めて有利と考えられた。
  • 高田 裕司, 柏尾 具俊
    2004 年50 巻 p. 49-54
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    カンザワハダニを餌とし,25℃,16L8D条件下でのミヤコカブリダニの捕食量,発育期間,産卵数を調査した。また,イチゴのカンザワハダニに対する密度抑制効果について検討した。
    カンザワハダニの卵,幼虫,第2若虫に対するミヤコカブリダニ雌成虫の捕食量は餌密度が高くなるにつれ増加し,最大捕食量は卵の場合14.6個/日,幼虫の場合16.6頭/日,第2若虫の場合9.0頭/日であった。雌成虫を餌とした場合は0.8~1.2頭/日を捕食した。また,実験中に産下されたハダニの卵を平均18.6個/日捕食し,雌成虫よりも卵を好んで捕食する傾向にあった。
    ミヤコカブリダニの卵期間は2.1±0.3日(平均±標準偏差),幼虫から羽化までの発育期間は3.0±0.3日であった。産卵は羽化後2日目から認められ,産卵開始日から10日間の日平均産卵数は3.3±1,1個であった。
    イチゴのカンザワハダニに対して,無加温ビニルハウス内でミヤコカブリダニを放飼した結果,放飼比率5 : 1と10 : 1では3週間,20 : 1と30 : 1では4週間でハダニはほぼ食い尽くされ,高い密度抑制効果が認められた。
  • 北村 登史雄, 柏尾 具俊
    2004 年50 巻 p. 55-61
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    ミカンキイロアザミウマに対するイチゴ各品種の感受性を明らかにした。選択試験で14品種,非選択試験で4品種を用いてミカンキイロアザミウマの寄生数と被害果の発生を調査した結果,選択試験では'とよのか'と'Siletz'が,非選択試験では'とよのか'と'女峰'が被害果の発生が少ない傾向を示した。しかしミカンキイロアザミウマの寄生数と被害果率の間には有意な相関はなく,これらの品種のミカンキイロアザミウマに対する抵抗性主要因は耐性によるものと推測された。
  • 溝辺 真, 田村 逸美
    2004 年50 巻 p. 62-65
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    施設ピーマンに発生するチャノホコリダニに対するククメリスカブリダニの防除効果を検討した。実験室内におけるククメリスカブリダニによるチャノホコリダニの捕食量は20℃,25℃より30℃で高くなった。圃場試験では,ククメリス放飼区と無放飼区の2区を設け,両区とも育苗期にフェンピロキシメート水和剤を処理したピーマン苗を定植した。株あたり約100頭のククメリスカブリダニを定植直後から7日間隔で3回ククメリス放飼区に放飼し,その後,本圃へのチャノホコリダニの侵入を再現するため,チャノホコリダニを両区に接種した。ククメリス放飼区では,ククメリスカブリダニが放飼終了後も0.3~0.5頭/葉の密度で維持され,チャノホコリダニの発生を抑制し,完全に被害が回避できた。しかし,無放飼区では,チャノホコリダニが1葉あたり50頭に達し,芯止まりの被害が発生した。以上の結果から施設ピーマンのチャノホコリダニに対して,育苗期の防除と定植直後からククメリスカブリダニを放飼する方法が有効であると考えられた。
  • 行徳 裕, 柏尾 具俊, 横山 威
    2004 年50 巻 p. 66-71
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    ワタヘリクロノメイガの侵入防止が可能な防虫ネットの目合いを室内で検討するとともに,有効と考えられた目合いのネットを使用して現地農家ほ場でその侵入防止効果を検討した。
    1. ワタヘリクロノメイガのネット通過を完全に防止するためには目合い2mmが必要である。しかし,目合い4mmの防虫ネットであっても90%以上の個体の通過が妨げられた。
    2. 目合い4mmの防虫ネットをハウスに被覆することでワタヘリクロノメイガおよびオオタバコガの侵入をほぼ完全に防止することが可能であった。
    3. 目合い4mmのネットでハウスを被覆した場合,晴天日の日中温度は1.5~2.0℃上昇し,作業環境はやや悪化すると考えられるが,被覆期間中の温度差の平均値は1℃未満,湿度差は1%RH未満であり,メロンの生育に与える影響は小さいと考えられた。
  • 小川 恭弘, 内川 敬介
    2004 年50 巻 p. 72-76
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    農薬に頼らないトマト黄化葉巻病の防除技術として,病原ウイルスTYLCVの媒介虫シルバーリーフコナジラミの侵入防止技術の中から,近紫外線除去(UVA)フィルムと防虫ネットの組み合わせによる防除効果を検討した。0.6mm目合い防虫ネットの開口部(施設側面,入口,天窓)被覆とUVAフィルムの組み合わせは,コナジラミ類および黄化葉巻病に対する防除効果が認められた。しかし,施設内気温の上昇を招きトマトの花芽分化に悪影響が出るものと思われたため,ネットを1.0mm目合いに変えた結果,ネットを施設側面のみに被覆した慣行区では,黄化葉巻病の発病株率20%であったのに対し,物理的防除区では本病を無発生に抑え,本病の防除に有効であることが示された。本防除法は,ハモグリバエ類及びチョウ目害虫に対しても高い防除効果が認められた。UVAによる灰色かび病抑制効果も期待でき,TYLCV媒介抑制効果が高いネオニコチノイド系粒剤の根域処理と組み合わせることで,TYLCV発生地域でのトマト主要病害虫に対する基幹防除技術として活用することができる。
  • 徳田 誠, 湯川 淳一
    2004 年50 巻 p. 77-81
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    日本各地の土耕栽培施設バラにおいて,ハオレ状のゴールを形成するタマバエ科害虫(以下,バラハオレタマバエ)が発生した。本種が土着種か侵入種かを検討するため,終齢幼虫の標本を用いて属の同定を行ったところ,Contarinia属の一種であると判明した。したがって,欧米において栽培バラにハオレ状のゴールを形成する害虫として,古くから知られているRose leaf midge,Dasineura rosae(Bremi)とは,上族レベルで異なる別種であると判明した。また,米国においてバラのハオレ状ゴールから採集されているContarinia sp.とも形態的に異なっており,別種であると判断された。国内で,バラ属植物にハオレ状ゴールを形成するノイバラハオレタマバエ,ハマナスハオレタマバエは,いずれもDasineura属の一種であると同定された。したがって,本研究においては,バラハオレタマバエが侵入種であるか土着種であるかは解明できなかった。本種のより詳細な同定を行うためには,今後,本種が多食性であるという可能性も視野に入れ,国内でバラ属以外の植物を寄主としているContarinia属との比較を行う必要がある。
    また,外国産の種も含めたContarinia属のより包括的な分類学的研究が必要である。さらに,バラハオレタマバエに対する防除手段を検討するため,本種の発生生態および分布拡大経路に関しても研究を行う必要がある。
  • 柿元 一樹, 井口 拓土, 井上 栄明, 櫛下町 鉦敏
    2004 年50 巻 p. 82-87
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    クワ園におけるニセラーゴカブリダニの季節的発生パターンは,カンザワハダニよりもクワアザミウマに同調している傾向が見られた。ニセラーゴカブリダニ雌成虫のクワアザミウマ2齢幼虫に対する1日当り捕食量は6.3頭で,カンザワハダニの雌成虫(1.2頭)および卵(4.3頭)に対する捕食量よりも多かった。ニセラーゴカブリダニ雌成虫にクワアザミウマ1齢幼虫とカンザワハダニ雌成虫または卵を同時に与えた場合,本種はいずれの場合でもクワアザミウマを多く捕食した。さらに,ニセラーゴカブリダニはミナミキイロアザミウマ2齢幼虫に対しても1日当り7.8頭を捕食した。以上の結果から,ニセラーゴカブリダニは,ハダニ類だけでなくアザミウマ類に対しても重要な天敵として期待することができる。
  • 佐藤 邦彦, 岩堀 英晶, 佐野 善一
    2004 年50 巻 p. 88-94
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 2004 年50 巻 p. 95-106
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 2004 年50 巻 p. 106-127
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 2004 年50 巻 p. 128-134
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
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