大日本窯業協會雑誌
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47 巻, 562 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 大野 正巳
    1939 年 47 巻 562 号 p. 519-520
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 青 武雄
    1939 年 47 巻 562 号 p. 521-525
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    The study on the mechanism of the formation of silica brick can be practically classified under the following two heads; (1) The study of the thermal equilibrium of quartz which is the principal mineral component of silica brick and (2) the study of the binary and ternary systems of ferric-ferrous-oxides and lime as the cementing materials of silica brick.
    In the present investigation the following results are found.
    1. Various kinds of the keiseki were heated up to 800°C and cooled at the rate of 3°C per minute. Though the thermal effects vary respectively according to different kinds of samples, it was comfirmed that the transition point of α-quartz to β-quartz begins at about 570°C.
    2. It was comfirmed that the silica brick consists of cristobalite with iunumerable number of cracks which is transformed from α-quartz and amorphous quartz, and they are surrounded by the mixture of colourless prismatic crystal, calcium ferrite and free iron oxide existing as cementing materials.
  • 伊藤 集〓
    1939 年 47 巻 562 号 p. 525-526
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    Andalusite crystals cut parallel to and parpendicular to their c axis were studied on their thermal expansion and contraction, to which the thermal expansion of the mullite crystal can be assumed to be similar.
  • 近藤 清治, 山内 俊吉, 岩切 一良
    1939 年 47 巻 562 号 p. 527-534
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    セメントバチルスの組成に關しては其の生成條件により組成の異なるものを生成するとか, 2種の化合物の混在物を生ずるとか, 又は2種以上化合物の固溶體が出來るとかなど色々の説がある. 之等の見界は化學的又は顯微鏡的研究結果に基くものである. 著者等は諸種の條件で生成した所謂セメントバチルスを顯微鏡的, X線的, 又は熱分析的にしらべ, 相互の構造の異動及び純不純等をしらべ過去の色々の疑問解決の端緒を得るために實驗した.
    之等實驗の結果は大約次の樣である.
    1. 著者等の生成したセメントバチルスは顯微鏡的に大體既發表のものと同樣の小柱状又は放射状の集團をなす結晶である.
    2. X線的には著者等の合成試料は皆同一の構造のものである. 入念に合成したものゝ中には石膏及びアルミン酸カルシウム水和物等は混在しない. 即ち適當の石灰水及び石膏の存在に於てアルミン酸カルシウムは皆同構造のセメントバチルスを作る.
    3. セメントバチルスの乾燥にはアルコール, エーテル, 曹達石灰等の吸濕劑による乾燥法及び濃硫酸中を通した乾燥空氣流による乾燥法等は良好であるが, 105℃で加熱する乾燥法は結晶水の放出を引き起すのでよくない. 乾燥は濃硫酸中を通した乾燥氣流による乾燥法が最良である.
    4. 熱天秤及び示差熱電對による熱分析的研究によればセメントバチルスは70-140℃で結晶水の大部分を失ひ結晶の崩壞を來す.
    この100℃前後の脱水が最大で, その後は徐々に脱水し600-700℃で再び可なりの脱水がある.
    5. 熱分析からCa(OH)2, CaCO3及び石膏等の混在は認められない.
    6. 濃硫酸中を通した乾燥氣流によつて常温で乾燥したセメントバチルスは熱天秤による減量測定結果から3CaO・Al2O3・3CaSO411H2Oなる分子式をもつものと考へられる.
  • 中條 金兵衞
    1939 年 47 巻 562 号 p. 535-542
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    この第6報は, 第5報に詳説したAN型新風篩器に就て決定さるべき諸要項並びに操作, 及びそれ等の實用的利用法に關する記述で, その要約を順を追つて箇條書きに列擧すると次の如くである.
    (i) 先づ粉末の細かさを知る爲に, それを粒子の大きさに從つて分割する際, 限界に立つべき粒子の徑を顯微鏡下に測定する爲のプレパラート作製法の簡單にして恒常性ある方法を紹介説明した.
    (ii) 次に粒子の大きさを實測するに際して, 如何なる粒子徑の定義に依るを簡明且合理的とするかを檢討し, 結局200乃至400個限界粒子の長さl, 幅bを測定し,
    (l+b/2)m=lm+bw/2
    によつて表示するの實用性を認めた.
    (iii) 限界粒子徑の大きさを如何樣にとるかに就て, 諸家の研究に徴し, 筆者の研究に俟つて,
    (l+b/2)m=15.0μ
    と決定した.
    (iv) 試驗に供する粉末の量に關し, 50g又はそれ以上にとるべしといふ一部の主張に批判を加へ, 精度と時間とを考慮した測定器固有の量を選定すべきことを述べ, AN型に於ては20gを適當とする結論に達した.
    (v) 風篩を打切るべき終點の決定は, 風篩器の性能に應じてなさるべきで, AN型は分離能力大なる點よりして, 10分間の吹上げ量1%以下となる時刻を以てすることが出來る. 從つて風篩時間は40-50分にて足る.
    (vi) 風篩筒内壁には多數粒子附着し, これが試驗精度を低める因をなすので, 測定中一度送風を斷つて内面を清掃する必要はあるが, それは唯々一囘にて足ることを確めた.
    (vii) 實用的風篩器は日常的な試驗條件, 例へで室温, セメント比重等の變動に因つても, その精度に左程の影響を受けはいことが必要で, 實際, 限界粒子徑15μに對して常温の開き10℃は0.21μ, 比重1.2%の不同は0.18μの誤差を起すに過ぎぬ.
    (viii) AN型風篩器はその構造の堅牢, 簡潔と操作の單純, 確實との爲, 未經驗者にても容易に着手し得て, 唯々1囘にてその試驗成績は0.3%内外の精度に達することが出來る.
    (ix) 豫備試驗に於て, セメント風篩の限界粒子徑が15.0μを與ふる樣に風量を豫め決定する爲には普通, ガスメーターを使用するが, 精確な測定は厄介である. 確實にして實用的な方法は, 標準粉末の殘滓量が規定の數値に達する樣な風量を發見するに在り, この方法の價値を述べた.
    (x) AN型にて風篩したセメントの殘滓より, 比表面積を直接, 容易に求め得る2つの表を作製し, その利用法を示した.
    (xi) AN型風篩器の考案, 操作の決定には豫め要望さるる諸原則を樹て, これに適合するやう研究を進めて來たのであるが, 第5, 6報を省察して, その略々充されてゐることを知ることが出來た.
    要するに, 以上第5, 6報は第1, 2, 3, 4報に於ける基本的研究の基礎上に立つて, これを實用化する目的を以て爲された探究に關するもので, 適切なる装置と操作とによつて40-50分にして眞値に近ぎ表面積を求め得ることを叙述したのである.
    尚, この試驗研究に多大の御援助と御指導とを賜つた淺野セメント技術顧問藤井光藏氏に深甚の謝意を表する次第である.
  • 野口 清
    1939 年 47 巻 562 号 p. 543-546
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 不破 橘三
    1939 年 47 巻 562 号 p. 547
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 亮
    1939 年 47 巻 562 号 p. 548
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 1939 年 47 巻 562 号 p. 549-555
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 1939 年 47 巻 562 号 p. 562-563
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 芝田 理八, 釆野 善治郎, 中辻 正信, 中西 健治, 不破 橘三, 綿谷 政次郎
    1939 年 47 巻 562 号 p. ap1-ap2
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 帝國瓦斯協會との聯合座談會
    1939 年 47 巻 562 号 p. ap3-ap15
    発行日: 1939/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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