日本エネルギー学会誌
Online ISSN : 1882-6121
Print ISSN : 0916-8753
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96 巻 , 4 号
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投稿論文
目次
論文
  • Yasuhiro SAITO, Tetsuya KANAI, Yoshiaki YAMAZAKI, Yohsuke MATSUSHITA, ...
    96 巻 (2017) 4 号 p. 93-101
    公開日: 2017/04/28
    ジャーナル フリー

    コークスのメソ構造体における強度を支配する因子を明らかにするため,コークスの強度とコークス試料の研磨面におけるメソスケールの気孔構造の関係性を検討した。割裂引張試験によりコークスを破壊し,引張強度を測定した。また,コークスの研磨面を観察し,10 mm×10 mm の広い視野の連結画像を取得した。画像解析により,気孔の大きさおよび気孔の円形度を評価した。気孔の大きさごとに分類し,気孔の大きさが1000 μm 以上の気孔を多く有するコークスの強度が低いことを示した。また,気孔の大きさが1000 µm以上の気孔は円形度が低い。これらのことから,1000 µm 以上の大きさでかつ円形度が低い気孔がコークスのメソ構造体の強度に及ぼす影響が大きいことを示唆した。

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技術論文
  • Eriko ANKYU, Toshihiko OTSUKA, Ryozo NOGUCHI
    96 巻 (2017) 4 号 p. 102-111
    公開日: 2017/04/28
    ジャーナル フリー

    水温20℃と60℃の模擬排水を用いて濾過実験をおこない,油の濃度に対する油水分離装置の分離性能とSS回収装置の回収率の関係を明らかにした。濾過実験で明らかになった油とSSの濾過特性にもとづき,油水分離装置を用いてSS回収装置を用いない単独使用(single use)と,油水分離装置とSS 回収装置を使用する併用使用(combination use)の2条件に対して,分離作業量(SWU)を用いて排水処理システムの経済性評価手法の提案を行った。油水分離装置の分離性能が決まることによって,必要なSS回収装置の回収率が決定された。水温20℃と60℃における併用使用の分離作業量は,単独使用の分離作業量よりも高い値を示した。水温60℃における併用使用の分離作業量は水温20℃における併用使用の分離作業量よりも高い値を示した。我々が行った濾過実験実験での水温60℃の条件において,併用使用では,単独使用に比べて油水分離性能が45%のとき分離作業量が562 円/日(処理量3,000 L/日)上昇した。

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  • 川村 淳浩, 林 裕樹, 森 太郎, 梶原 秀一, 千田 和範, 野口 孝文, 荒井 誠, 内海 洋
    96 巻 (2017) 4 号 p. 112-120
    公開日: 2017/04/28
    ジャーナル フリー

    本研究は,寒冷地住宅の快適性を損なわずにエネルギー消費量を低減するため,ICTと日射エネルギーを効果的に活用する北方型住宅向けエネルギー管理システム(HEMS)の構築を目的としている。この中核技術が,在室者の周囲の温度と照明を調節する室内環境制御システムと,換気のために導入される低温の外気を蓄熱した日射エネルギーで温める換気昇温器を備えた太陽熱利用システムである。前者は居室全体の平均室温や照度を上げないことで無駄なエネルギー消費量を抑えることを狙いとし,後者は貯湯タンクの蓄放熱効率を上げることで太陽熱利用システムの総合効率を向上することを狙いとした。これらの実証に向けて,既設の北方型実験住宅に太陽光発電システムやHEMSコントローラとともに上記の中核技術を適用した。在室者の周囲の温度と照明の調節には,在室者を検知して採暖や照度を制御する専用のモジュールを組み込んだ。平成25年12月初めから平成26年3月末までの期間稼動させた結果,換気昇温器を備えた太陽熱利用システムの有効性が見い出され,システム全体として快適性の改善に向けた知見と灯油使用量の低減に向けた示唆が得られた。

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ノート
  • 隈部 和弘, 金森 雄一郎, 韓 黎明, 守富 寛, 神原 信志, 長谷川 達也
    96 巻 (2017) 4 号 p. 121-127
    公開日: 2017/04/28
    ジャーナル フリー

    代替航空燃料(ケロシン相当の炭化水素)製造を目的として,34 vol% H2,16 vol% CO,50 vol% N2の合成ガスおよびコバルト系触媒を用いたフィッシャー・トロプシュ(FT)合成を温度230℃,圧力3.0 MPaでダウンドラフト連続ガス流通型固定層反応器を用いて5時間行い,触媒空間速度(W/F)およびキレート剤のケロシン収率および炭素物質収支への影響を検討した。炭素数6以上の炭化水素において,COの炭素数11-14(ケロシン相当)の炭化水素への選択率は2番目に高く,ガソリン相当の炭素数6-10の炭化水素への選択率がもっとも高かった。ケロシン収率が最大となったのはW/F が9 g h/molの場合であった。触媒にキレート剤を添加すると,CO2への選択率が減少した。CyDTAキレート剤を触媒に添加した場合,COの炭素数11-14(ケロシン相当)の炭化水素への選択率が最大となった。

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