立方軆光束計 (鮎光源の場合) に關する研究の結果は2既に本誌 (第26雀第4號) に襲表したのである.本文は被測定光源が極端な不均等配光を持つ場合の立方膿光束計及び墜形立方膿光束計に關する研究報告である.立方體光束計及び變形立方體(多面體)光束計を用ひて全光束を測定する場合に, 被測定電球が非封構配光を持つ場合には, 配光の方向によつて測光部の擴散照度に差異を生する. 此の照度の差を可及的僅少なものとするために, 種々研究を行ひその結果變形立方體光束計が球形光束計に遜色なく充分に實用上便値のある事を明確にする事が出來た. 是等の研究に就いての綜合報告である.
抄録全体を表示