水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
9 巻, 8 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 丹保 憲仁
    1986 年 9 巻 8 号 p. 467
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 佐谷戸 安好
    1986 年 9 巻 8 号 p. 468-472
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 住友 恒
    1986 年 9 巻 8 号 p. 473-477
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 金子 光美
    1986 年 9 巻 8 号 p. 478-483
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 吉竹 俊治, 梶野 勝司
    1986 年 9 巻 8 号 p. 484-489
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 岩堀 春雄
    1986 年 9 巻 8 号 p. 490-495
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • II.硫酸還元反応の役割および各種メタン生成反応の水銀感受性
    石川 徳春, 松本 順一郎
    1986 年 9 巻 8 号 p. 499-505,497
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2010/04/23
    ジャーナル フリー
    嫌気性消化プロセスに対する水銀の阻害作用について,回分実験により検討を行なった。
    まず,水銀の阻害作用に対して硫酸還元反応がいかなる役割を果たしているのかという点について調べてみると,この反応自体が高い水銀耐性を示し,更に反応の結果生成される硫化物が水銀を無毒化するという特性を持っていることから,この反応はグルコース分解の諸反応を水銀の毒性から予め保護したり,それらの阻害からの回復に大きく寄与していることが結論づけられた。
    次に,グルコース分解や通常の嫌気性消化の主要な分解中間体である三種類のVFAからのメタン生成反応に対する水銀の影響を調べたところ,n-酪酸分解>酢酸分解>プロピオン酸分解の順に水銀の阻害作用に対する抵抗力(回復力)が大きく,また水素からのメタン生成>酢酸からのメタン生成の順に水銀の阻害作用に対する抵抗力(回復力)が大きいことが結論づけられた。
  • 真島 美智雄, 小柳 聡, 針谷 工, 吉田 浩, 田口 洋治
    1986 年 9 巻 8 号 p. 506-513,497
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    クロム含有廃水をフェライト化処理する場合,時に処理水にクロムが多く残留し,生成フェライトからもクロム(VI)が溶出する。本稿では主にこの対策を稼働しているプロセスに即して幾つか検討し,その結果を示した。
    則ち,反応直前のクロム濃度が10mg・l-1以下なら,pH9.0,65℃,60分の標準的な生成条件で処理出来る。これ以上の濃度では困難であるが,鉄(II)の濃度を2倍の10g・l-1に,反応時間を5割増しに,更にアルミニウムを加えると25mg・l-1の廃水は処理可能である。50mg・l-1の廃水では生成条件の変更で,溶出クロムを抑えにくい。クロムだけならpHを0.8に下げると良いが,妨害する金属もあり,実廃水の場合には必ずしも良い操作とは云えない。溶出量を抑える最良の方法は生成フェライトの乾燥温度を70℃以下にすることである。
    又,処理に失敗し,フェライトからクロムを溶出する場合の対策やフェライトの一利用法についても言及した。
  • 山本 純雄, 佐藤 啓仁, 箱守 京次郎, 鎌田 治
    1986 年 9 巻 8 号 p. 514-519
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    活性汚泥の基本的な機能は,摂取能,沈降能,分離能の三つに大別できる。通常の場合,水質悪化は,摂取能の低下よりもむしろ沈降能あるいは分離能の低下による場合が多い。しかし沈降能に比べ,分離能についてはそれほど検討がなされていない。本論文は,分離能について検討を行い,新たな指標を提案したものである。
    初めに,プラントの機能を評価空間上において概観し,次に,各種活性汚泥試料について分離能の測定実験を行い,以下の結論を得た,(1)プラント機能と活性汚泥機能を明確に分けて議論する必要性を指摘し,従来より提案されている分離特性に関する指標はプラント指標であり,必ずしも活性汚泥分離指標とはなりえないことを示した,(2)さらに同指標の光学的測定装置を試作した,(3)実プラントから採取した汚泥を含む種々の試料について測定を行い,同指標によって,活性汚泥の分離特性が明確に評価できることがわかった。
  • 長岡 裕, 大垣 眞一郎
    1986 年 9 巻 8 号 p. 520-527
    発行日: 1986/08/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    本研究では室内水路を用いて,河床が礫で構成された浸透層を有する場合に生物学的自浄作用に与える影響について考察した。河川における生物反応の一例として硝化作用をとり上げ,自浄能力の推定に用いた。水路の水理特性は塩水トレーサーを用いて測定した。浸透層内での自浄機構を表わす数学モデルを作り,浸透層では表面から粒子2個分までの深さの領域で物質混合が大きく,その結果表流水からの基質供給が十分で生物活性が大きいことを明らかにした。さらにシミュレーションによって自浄能力に与える生物反応速度定数,浸透層の深さの影響について考察した。礫で構成された河床は,生物膜に対する付着面積を増加させ,また表流水における適度の乱れによって生物活性を増加させることができると考えられるので,実際の河道設計においては,礫や岩を3~4層積み重ねることによって自浄能力の大幅な増加を期待できるはずである。
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