水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
11 巻, 3 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 服部 明彦
    1988 年 11 巻 3 号 p. 137
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 北野 康
    1988 年 11 巻 3 号 p. 138-142
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 杉村 行勇
    1988 年 11 巻 3 号 p. 143-147
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 立川 涼
    1988 年 11 巻 3 号 p. 148-152
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 吉村 廣三
    1988 年 11 巻 3 号 p. 153-157
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 水道水および水道原水中の有機塩素農薬, 有機リン農薬および有機リン酸トリエステル
    高橋 保雄, 森田 昌敏
    1988 年 11 巻 3 号 p. 161-168,159
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    水道水・水道原水中の有機塩素農薬を定量している時, GC-ECD上に現れる未知ピークについて検索した。その結果, 有機リン農薬 (ダイアジノン, MEP), 有機塩素農薬 (ベンチオカーブ), 有機リン酸トリエステル (TBP, CRP, TPP, TBXP), フタル酸エステル (DBP, DHP, DOP) らを同定・確認した。さらに, 有機塩素農薬と同定・確認できた物質の一斉分析 (フタル酸エステルとTBXPを除く) を確立した。
    オキサジアゾン, CNP, クロメトキシニル, ベンチオカーブは水田経由の水道原水から, ダイアジノン, MEPは畑経由の水道原水から, 散布時期にpptレベルで検出された。TBP, CRP, TPPは日常の生活活動・産業の影響をうけた水道原水から, ほぼ一年中, pptレベルで検出された。ダイアジノン, MEP, ベンチオカーブは水道水から検出されなかったが, それ以外は水道原水とほぼ同程度の濃度で検出された。
  • 中島 淳, 金子 光美
    1988 年 11 巻 3 号 p. 169-177,159
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    湖沼の将来水質の予測で用いられるリン負荷モデルを, 浅い富栄養湖の印旛沼に適用し, その問題点を明らかにしたうえで改良を行った。すなわち, リン負荷モデルを1ボックスモデル系から押し出し流れ系に適用するよう修正を加え, 蓄積率 (R) 及び湖水中リン濃度 (Pout) の予測式として次式を得た。R=υ/qs, Pout=L (1-R) /qsただし, υは見かけのリン沈降速度, qsは単位湖面積当りの水負荷量, Lは単位湖面積当りのリン負荷量である。また, υについて考察を加えたうえで, υを含むリン負荷モデルの関係式をもとに, 印旛沼のリン濃度予測モデルを作成した。本モデルによる計算結果は, 移動平均による平滑化を行った際に実測値と良好に一致し, 最近の湖水中リン濃度の減少傾向を明瞭に示すことができた。
  • 糸山 東一
    1988 年 11 巻 3 号 p. 178-187,159
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    都市排水二次処理水をスプリンクラーによって斜面林地にかんがいし, 好気的雰囲気下での土壌浸透時の水質変化およびそれぞれの溶存物質の除去率について検討した。浸透水中の溶存物質の濃度変化は, 散水条件によって影響を受けた。多くの陽イオン, オルトリン酸イオン, COD濃度は減るが, Ca2+, 溶存ケイ酸, NO3-濃度は増えた。地下水水質に対する陸地還元の好ましからざる影響を軽減するためにも, 浸透流出水中の後者のグループの濃度連続観測のモニタリングが必要である。除去率 : (全投入物質量一全流出物質量) /全投入物質量, を導入し検討した。カチオンのそれぞれの除去率平均値のうち最大はK+の94.3%であり, 最小はNa+の56.7%であった。C1-とSO42-の平均値はそれぞれ46.9%と35.4%であり, 土壌浸透によるアニオンの除去は効果的でない。除去率は水の回収率 (投入水量と浸透流出水量との比で示す) の関数で表される。除去率と水の回収率は直線関係で示され, 直線式の勾配は土壌による溶存物質の保持に関係する。この保持はK+>Fe3+>Mg2+>Ma+の順に減少することが明らかになった。
  • 滝本 和人, 川相 吉弘, 有吉 靖信
    1988 年 11 巻 3 号 p. 188-193,160
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    河川流量に対するリン濃度の勾配は黒瀬川において, 105,000m3/dayで逆転した。それに反し, 三永川ではそのような傾向は認められなかった。105,000m3/day以下では流量に対するDIPの勾配は負であった。冬季 (10月~4月) に, その負の勾配は大きくなった。また, 夏季 (5月~9月) では勾配は増大した。他方, POPと河川流量との相関係数は冬季に高く, 夏季には著しく低下した。その理由として, 河川中で粒子の沈降及び生成等が複雑に絡みあっていることが考えられる。105,000m3/day以上ではPOP濃度及びその河川流量に対する勾配はDIP, DOPと比較して大きかった。これはリン輸送に粒子が重要であることを示唆している。POPは流量と共に増大した。しかし, 粒子中のリン含量はfirst flushで最大で, むしろ流量と共に減少した。
  • 吉川 サナエ, 山田 健二郎, 林 久緒, 鈴木 勲, 山田 茂
    1988 年 11 巻 3 号 p. 194-196,160
    発行日: 1988/03/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    河川, 海水等の環境水中のMBASは全国的に調査が行われている。しかし, 事業場排水中の汚染実態についての報告例は少ない。そこで今回, 川崎市内の事業場排水184検体につきMBASを測定しその実態把掘を試みた。その結果, 濃度範囲は0~34mg・l-1, 平均値は1.1mg・l-1であり, 濃度分布は0~2mg・l-1に入るものが全体の90.2%を占めていた。この濃度を市内河川水と比較すると, 多摩川下流域地点を除き, 全体的には河川水より低い値であった。
    業種別にMBAS濃度をみると, 医療業, 金属製品製造業および化学工業が高い値を示していた。
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