水質汚濁研究

水と健康

北博正

1986 年 9 巻 6 号 p. 327
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.327

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第20回水質汚濁学会

総括報告

茂庭竹生

1986 年 9 巻 6 号 p. 328-331
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.328

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化学物質の生態系における運命とその及ぼす影響

吉田多摩夫

1986 年 9 巻 6 号 p. 332-335
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.332

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ヨーロッパにおける上水道水源の選択について

鯖田豊之

1986 年 9 巻 6 号 p. 336-337
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.336

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広島湾におけるセディメント・トラップ捕集物から推定した水中懸濁物の沈降フラックス

清木徹

1986 年 9 巻 6 号 p. 338-339
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.338

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有機リン酸エステル類に関する研究-環境調査, 汚染源調査および水処理過程における挙動-

石川精一

1986 年 9 巻 6 号 p. 340-341
発行日: 1986/06/10
公開日: 2010/04/23

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.340

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セッション報告

河村清史, 河野哲郎, 岡田光正, 海野肇, 松田晃, 松井優寛, 稲森悠平, 藤江幸一, 茂庭竹生, 海老瀬潜一, 福 ...

1986 年 9 巻 6 号 p. 342-354
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.342

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[1] 環境水中の微量汚染化学物質に関する機器分析

奥野年秀

1986 年 9 巻 6 号 p. 355
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.355

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[2] 生物膜法の処理特性およびその技術・プロセス開発

北尾高嶺

1986 年 9 巻 6 号 p. 356-357
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.356

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[3] 水処理システムの計測・制御・自動化

平岡正勝

1986 年 9 巻 6 号 p. 357-358
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.357

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特別集会

地方自治体職員による“自由集会”

川原浩, 細見正明, 相沢貴子

1986 年 9 巻 6 号 p. 359-360
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.359

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濁度に及ぼすホルマジン標準液の調製及び保存条件の影響

斉藤紘史, 田村誠也, 内山英樹

1986 年 9 巻 6 号 p. 363-369
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.363

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ホルマジン標準液は濁度計の目盛校正に用いられているが, その特性はまだ十分には明らかにされていない。そこで, この標準液を調製する際の試薬 (2種類) の各濃度, 反応温度と時間を, また, 標準液を保存する際の容器と温度を, それぞれの実験因子として濁度に及ぼす影響を調べた。そして次のような結果が得られた。
1) 調製条件に関する実験からは, データの分散分析法による解析から, 主効果として硫酸ヒドラジンの濃度の影響が最も大きく, また, この濃度と他の因子との交互作用の影響も大きいことが分かった。
2) 保存条件に関する実験からは, 保存温度の影響が比較的大きかったが, その値は4℃で約6ヵ月保存した場合, 1%程度の変化であった。
3) その他, ホルマジンの形状観測を光学顕微鏡と電子顕微鏡で行い, 必ずしも粒子状を示さない場合があることが推察された。

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活性汚泥のリンの取り込みと放出におよぼす溶存酸素濃度の影響について

片山清志, 海野肇, 明畠高司

1986 年 9 巻 6 号 p. 370-378
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.370

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活性汚泥によるリンの取り込み・放出特性について, 溶存酸素濃度 (DO) を制御することにより検討した。用いた汚泥はDOが常に0.8mg/l以上の好気条件で培養した好気汚泥と, 0mg/lと3mg/lを交互に経験させ培養した嫌気・好気汚泥である。その結果, 以下の結論を得た。
1) 好気汚泥の初期リン取り込み速度はDOが0.5～2.0mg/lの間で大きく上昇する。上昇速度は非常に大きいが従来言われてきたような不連続な変化ではない。DOが1mg/l以下では一旦取り込んだリンは再放出されるが放出速度はDOに依存しない。DOが1mg/l以上の時にはリン放出は見られない。
2) 嫌気・好気汚泥では, 槽内のリン濃度は廃水投与後急速に上昇し, 最大値を示してから減少する。設定DOが大きくなるにつれて最大リン濃度は減少し, 最大値に至る時間も短くなる。リンの取り込み速度および量は、設定DOが大きくなるとともに減少した。

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天然水のカビ臭に関する研究 (第3報)

Phormidium tenueの無菌化と無菌株の増殖に及ぼす混生細菌の影響について

山田直樹, 青山幹, 山田益生, 浜村憲克

1986 年 9 巻 6 号 p. 379-385
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.379

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名古屋城濠水から単藻化したPhormidium tenueの増殖特性を培養実験によって検討した結果, pH8-9, 水温20-25℃, 1,000-2,000luxが増殖良好で, カビ臭2-methylisoborneol (2-MIB) 産生も良いことが明らかになったが, カビ臭産生の機序あるいはP.tenue本来の生理学的性質を解明するには無菌株を用いての研究が必要であることから, キャピラリーピペット法によって無菌化に成功, 単藻株の混生細菌は, FlavobateriumとMicrococcus属に属する2種の細菌であった。無菌株と単藻株の培養によってP.tenueが2-MIBを産生すること, 両株に2-MIB産生量に差のなかったことから細菌は2-MIB産生に直接関係しないことが明らかとなった。無菌株は単藻株より増殖曲線の衰退即ち藻体の死滅が早く起きた。従って無菌株に分離した細菌を接種し培養を行った結果, 単藻株と同様に増殖曲線の衰退はみられなかったことから, 細菌の混生は, P.tenueの生育持続にプラスの作用をしているのを示している。

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回分式活性汚泥フロックの挙動の構造モデルによる評価について

海野肇, 橋本直樹, 明畠高司

1986 年 9 巻 6 号 p. 386-389
発行日: 1986/06/10
公開日: 2009/09/10

DOIhttps://doi.org/10.2965/jswe1978.9.386

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活性汚泥法において, 基質の取り込みおよび代謝に伴って汚泥フロックの状態が変化することは良く知られている。しかし, このフロック特性の挙動に関する定量的な検討は少ない。本論文では, 回分式活性汚泥操作において, 基質の投与に伴うフロックの挙動を, 著者らがすでに提案している汚泥フロックの構造を表わすモデルを用いて解析した。フロックの挙動を完全に記述するためには, フロヅク特性に関するポピュレーションバランスをとり, その解を得なければならないが, これは実際上, 不可能に近い。上記の構造モデルを用いて, 浮遊汚泥の平均的な構造を把握することによる回分式活性汚泥フロックの挙動に関する1つの評価方法について述べた。

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