水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
14 巻, 2 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 金澤 純
    1991 年 14 巻 2 号 p. 69
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 後藤 真康
    1991 年 14 巻 2 号 p. 70-74
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 森田 昌敏, 寺沢 潤一
    1991 年 14 巻 2 号 p. 75-78
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • -地域水系を例として-
    福島 実
    1991 年 14 巻 2 号 p. 79-83
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
  • -ゴルフ場に散布される農薬を中心題材として-
    盛岡 通, 東海 明宏, 趙 顯書
    1991 年 14 巻 2 号 p. 84-87
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
  • 茂岡 忠義
    1991 年 14 巻 2 号 p. 88-91
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 中村 陽子
    1991 年 14 巻 2 号 p. 92-95
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • -熊本県内河川において-
    小田 泰史, 中島 重旗, 杉村 継治
    1991 年 14 巻 2 号 p. 99-108,97
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    熊本県内河川100地点の水質と底生動物相のデータを用いて,底生動物が持つ水質に対する指標性について解析を行った。水質6項目の主成分分析を行った結果,第1主成分(Z1W)は水質汚濁を意味する指標となった。この結果とPI(N)との関係はγ=0.804と比較的良いが,Z1Wスコア(-2.8~-2.0)から良好な水質と判断できる地点で,PI(N)値がβ-msと評価される場合がある。それは,β-msが「大変きれいな水域(Z1W:-2.8~-2.5)」と「きれいな水域(Z1W:-2.5~2.0)」の水質内容を含んでいるからで,これらの水質の指標生物の優占率および出現率の差を生物学的水質評価値として生かすことによって,より的確な評価ができる。
    そこで,個々の生物に新たな5段階の水質階級値(Q)と生物学的水質評価法(BE)を試みた。このQ値を用いて100地点のBE値を求めた結果と水質(Z1W)との関係はγ=0.833とよく,「大変きれいな水域」と「きれいな水域」との差を評価することができた。
  • 奥村 為男, 今村 清
    1991 年 14 巻 2 号 p. 109-122,97
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    本論文はキャピラリー・GC/MSにより環境試料中の農薬をスクリーニングするため,140種の農薬について分析上の基本的操作での挙動を検討したものである。検討した項目は,マススペクトルの測定,3種のキャピラリーカラムでの保持指標(PTRI),内標準法による相対感度およびその変動,オクタノール/水分配係数,ヘキサンおよびジクロロメタンによる抽出率,Sep-Pak C18カートリッジカラムによる捕集率,水蒸気蒸留による留出率,アセトニトリル/ヘキサン分配による損失率,フロリジルカラム分画,サンプリングおよび保存容器,試料水の保存期間についてである。PTRIについては,ULTRA-1とULTRA-2の間に完全な直線関係(r=0.999)が得られ,一方から他方が予測できる事が解った。これらのPTRIデータはGC-MSによる同定を容易にするものである。標準液注入による内標準法によるCV(%)は,内標準を3~5個程度使用すれぼほぼ10%程度以内に納まった。ジクロロメタン抽出では,キャピラリーで分析可能な農薬についてはほぼ満足な抽出率が得られた。ヘキサン抽出ではLog Powが2.5以上のものではほぼ定量的に抽出できることが解った。Sep-Pak C18による液固抽出ではLog Powが2.5以上であればほぼ定量的に捕集できた。2.5以下についてはLog Powの低下に伴って捕集率も低下するものと定量的に捕集されるものとの2つのグループが存在するという興味ある知見が得られた。フロリジルカラムによる分画では極性順に4分画した。一部の農薬にエーテル使用で分解するものが認められた。サンプリング容器については,ポリ瓶ではLog Powが3以上のものでは吸着が認められた。試料水の保存に関しては、冷暗所に保管すれば大部分の農薬については安定であったが,一部のものに分解が無視できないものもあった。
  • 山根 晶子, 岡田 光正, 村上 昭彦
    1991 年 14 巻 2 号 p. 123-126,98
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    都市河川である多摩川下流域の表層河川水中の微生物による石油系炭化水素の分解特性を検討した。
    従来の生物試験法では,難水溶性の石油系炭化水素を添加する場合,固形物をそのまま添加すると正確な濃度で同等に分注できず,溶液として添加すると用いた有機溶媒がまず資化されるため,生分解特性を把握するには好ましくなかった。
    そこで,加熱蒸留水を用いて超音波でエマルジョン状態にし,添加する方法に改善した。
    この試験法を用いて,n-アルカンの生分解特性を検討したところ,単独では,鎖長の長短,偶数,奇数にかかわらず,多少誘導期の違いはあるが,ほぼ同様に分解した。しかし,混合した場合は炭素鎖数に奇数,偶数にかかわらず,鎖長の短いものから優先的に分解されることが明らかとなった。
  • 〓 新会, 白神 直弘, 海野 肇
    1991 年 14 巻 2 号 p. 127-130,98
    発行日: 1991/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    ポリエーテル系多孔質ウレタンフォーム担体(5,7,10mm)への微生物の担持過程と人工下水の処理機能の経時変化について実験的に検討した結果,担体の大きさによって微生物の担持過程が異なった。しかし,いずれも水質の高い処理水が得られた。また,5mm担体系と比べ,7,10mm担体系においては有機質の存在下で亜硝酸態窒素は直線的に減少し,脱窒反応により除去されたためと考えられる。これらの結果より,担体の大きさを適切に選定することにより複数の処理反応機能を備える微生物生態系を構成することが可能であると思われる。
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