水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
12 巻, 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 吉田 高年
    1989 年12 巻2 号 p. 73
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 廃水と廃液の燃焼処理の現状と展望
    米澤 義堯, 荻須 吉洋
    1989 年12 巻2 号 p. 74-78
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 木下 芳明
    1989 年12 巻2 号 p. 79-86
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 東島 壽夫
    1989 年12 巻2 号 p. 87-92
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 松本 明人, 李 光浩, 野池 達也
    1989 年12 巻2 号 p. 95-104,93
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    嫌気性消化法の効率化のために,二相消化法と生物膜法を組み合わせたプロセスが提案されている。本実験では,二相消化法のメタソ生成相に嫌気性流動床を導入したシステムを想定し,流入基質組成が,基質除去特性や生物膜形成にどのような影響を及ぼすかについて検討した。使用した基質としては,酢酸単一基質,酵母エキスを添加した,酢酸,プロピオン酸,n-酪酸から成る混合酸基質,グルコースを添加した混合酸基質を用いた。実験の結果,酵母エキスやグルコースといった有機物を少量添加した混合酸基質を用いた方が,酢酸単一基質を用いた場合より,基質除去効率が改善された。生物膜形成能も,酢酸単一基質を用いたときより,酵母エキスを添加した混合酸基質を用いたほうが良好であることがわかった。
  • 乙間 末広, 中杉 修身
    1989 年12 巻2 号 p. 105-111,93
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    本研究では,有機塩素化合物と同時に測定された16種の一般水質項目のデータに多変量解析(主成分分析とクラスター分析)を適用し,各観測井を水系別に分類することにより,地下水水質調査データの見通しをよくし,地域の地下水汚染の実態を明らかにすることを試みた。
    その結果,対象地域の52の井戸は4つの水系別にグループ化できた。4つのうち2つは浅層地下水系で,残りの2つは深層地下水系であり,パークレンの汚染は浅層では局所的であるが,深層では地域全体に及んでいることがわかった。また,井戸をグループ化し,データを分離することによって,はじめて,大半の深井戸が属する水系のパークレンによる汚染状況を,等濃度線図として把握することができた。
  • 李 玉友, 野池 達也
    1989 年12 巻2 号 p. 112-121,94
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    余剰活性汚泥の嫌気性分解特性に及ぼす前熱処理の促進効果の解明およびTP/ADプロセスの最適化を図るために,62~175℃での熱処理実験と35±1℃での回分および連続式嫌気性消化実験を通じて,余剰汚泥の嫌気的分解に及ぼす熱処理条件と消化時間の影響を検討した。その結果,以下のことが明らかとなった。1)熱処理に伴う汚泥の可溶化,低分子化および固形有機物の熱変性によって,余剰活性汚泥の嫌気的分解率と消化ガス生成量が向上されただけでなく,消化時間も10日以下に短縮できる。2)嫌気性消化の効率化のための最適熱処理条件は温度170℃前後,時間60分程度である。この条件では消化時間5~10日におけるCOD除去率およびガス生成量はそれぞれ60%および223~235ml・g-1CODであり,対照系より倍増する。3)汚泥の各成分の分解に対する熱処理の促進効果は炭水化物>たんぱく質>脂質の順で大きい。4)滞留時間1.5~10日の汚泥消化槽におけるメタン菌数は107~108No・ml-1である。
  • 長田 隆, 羽賀 清典, 原田 靖生
    1989 年12 巻2 号 p. 122-130,94
    発行日: 1989/02/10
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    制限曝気式回分活性汚泥法による豚舎汚水中の窒素・リンの除去について検討した。投入汚水の水質はBOD:T-N:PO4-P=100:33:4であった。試験はBOD容積負荷0.25および0.50kg・m-3・d-1について,従来法である無制限曝気区(NLAP),汚水投入後曝気を13時間および8時間制限する制限曝気区(LAP-13およびLAP-8)の3つの区の処理効果を比較検討した。LAPのBODとTOCの処理効果はNLAPと同様に良好で,試験区間で差異はなかった。窒素の除去率は,BOD容積負荷0.50kg・m-3・d-1の場合,NLAPが19.2%であるのに対しLAP-13では52.4%,LAP-8では53.9%と高かった。1日の処理過程における各種成分の変化を経時的に測定した結果,LAP-13は幾分曝気不足と考えられる。また,窒素の除去率を向上させるためには,硝酸化成を効率よく進行させることが必要と考えられる。
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