水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
10 巻, 11 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 中西 弘
    1987 年10 巻11 号 p. 643
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 神山 桂一
    1987 年10 巻11 号 p. 644-646
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 松山 英俊
    1987 年10 巻11 号 p. 647-651
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 野池 達也
    1987 年10 巻11 号 p. 652-656
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 黒田 正和
    1987 年10 巻11 号 p. 657-660
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 原田 秀樹
    1987 年10 巻11 号 p. 661-665
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 松井 三郎, 依田 元之
    1987 年10 巻11 号 p. 666-670
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 謝 維民, 山本 弘一, 砂原 広志, 岡 智
    1987 年10 巻11 号 p. 673-680,671
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    通水方式の接触脱リン法の中で, 代表的な脱リン剤はヒドロキシアパタイト (HAP) を主成分とするリン鉱石と骨炭である。著者らは廃棄物再利用の観点から安価で入手の容易な広島県下で廃棄されているかき殻を原料とし, 湿式法でHAPを合成し, X線回折およびCaとPのモル比の分析結果から純度の高いよいHAPであることを認めた。この合成HAPによるバッチ式の脱リン実験において, pH, Ca2+, PO43-濃度および接触反応温度の影響を検討した。さらに, その結果をFreundlichの吸着式に適用し, 吸着係数k=0.910, 吸着指数1/n=0.436であった。また, リン固定の定常状態式と晶析反応の動力学式に適用したところ, この合成HAPによる脱リンの機構は晶析反応であり, その反応の次数は2である。一方, 合成HAPをベントナイトで造粒し, カラム式脱リン実験を行った。20%のベントナイト添加率, そして, 600℃~900℃で焼結した粒状HAPは92%~98%の脱リン率を示した。
  • 西村 和之, 真柄 泰基
    1987 年10 巻11 号 p. 681-689,671
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    水道原水である河川等水環境に対する有機汚濁の指標として, 細菌増殖能を考慮に入れた新しい指標を開発するとともに, 主に屎尿浄化槽処理水を試料としてその指標による汚濁量の評価法の検討を行った。
    その結果, 無機塩を添加した濾過減菌を行った試料に凍結保存した細菌を一定量植種し, 20℃, 48時間振〓培養する。48時間後に得られた全菌数と560nmABSは, それぞれ初期に添加したD-glucose換算の炭素量と有意の相関を示し, また両者の関係も有意であった。以上のことから, 48時間後に試料で得られた560nmABSと対照液において得られた560nmABSの値から, その試料中に存在するD-glucose換算の細菌の利用可能な有機炭素量を得ることができ, これを用いて有機汚濁負荷を評価することは可能である。しかしながら, 有機物の利用効率は細菌種により異なる。
    一方, 同じく48時間後に試料で得られた全菌数から対照液において得られた全菌数を引くことにより, その試料のもつ各菌種ごとの細菌を増殖させ得る能力 (G.P.) を評価することができた。そして, 水道水を試料として求めたG.P.を基に, 浄化槽処理水の放流水の安全希釈率を求めることが可能であり, その結果から, その処理水の放流先は, 少なくともその放流量の5倍の水量を有する水系でなければ, 公衆衛生的には安全とはいえないことが示唆された。
    また, 既存の水質分析の結果から, F.G.P.については有意な相関を示す水質項目は認められず, 細菌の増殖能を評価するには従来の水質指標のみでは難しいことを示した。
  • 真島 美智雄, 田口 洋治, 吉田 浩, 釜島 孝一
    1987 年10 巻11 号 p. 690-697,672
    発行日: 1987/11/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    フェライト化処理が困難なクロム, 銅錯体, 水銀, アンチモン, タリウム, モリブデン廃水に硫化鉄粉末を加え前処理した。pH7.0の液を主に6hかけ前処理し, 引き続き, 生成スラリーをpH9.0, 温度65~75℃, 反応時間1h, 硫酸鉄 (II) の添加割合25g・l-1の標準的操作条件でフェライト化した。処理水中および溶出試験液中の金属イオン濃度を測定し, 前処理の効果を評価した。
    濃度300mg・l-1以下のクロムまたは銅の廃水は硫化鉄を2.5~6.3g・l-1の割で添加すると処理可能であった。濃度30mg・l-1の水銀またはアンチモン廃水も硫化鉄を2.5g・l-1の割で添加すると処理可能であったが, アンチモンのフェライト化には1.5h必要であった。濃度30mg・l-1のタリウム廃水は硫化鉄を15g・l-1の割で添加し, 前処理およびフェライト化時間をそれぞれ9.0hおよび1.5hに延ばすと処理可能であった。濃度30mg・l-1のモリブデン廃水は1.0mg・l-1まで処理することは困難であった。
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