水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
12 巻, 7 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 川原 浩
    1989 年12 巻7 号 p. 395
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 高橋 裕
    1989 年12 巻7 号 p. 396-400
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 新井 正
    1989 年12 巻7 号 p. 401-404
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 長谷川 猛
    1989 年12 巻7 号 p. 405-408
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
  • 土屋 十圀
    1989 年12 巻7 号 p. 409-412
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
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  • -多摩川における水質浄化対策-
    木下 英俊
    1989 年12 巻7 号 p. 413-416
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
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  • -下水処理水を利用した玉川上水等の清流の復活-
    津久井 公昭
    1989 年12 巻7 号 p. 417-420
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
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  • 星加 章, 谷本 照巳, 川名 吉一郎
    1989 年12 巻7 号 p. 423-430,421
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    瀬戸内海の燧灘において, 1986年9月および1987年7月と9月に, ベルジャーシステムを用いて堆積物と直上水を含む底層環境の酸素消費速度を現位置で測定した。3回の測定結果の平均酸素消費速度は, 燧灘の中央部と西部海域でそれぞれ650および410mg・m-2・d-1であった。東部海域では底層水中で光合成が行われていることが示唆されたため, その影響を補正することにより, 950mg・m-2・d-1程度と推測された。酸素消費速度は堆積物中の有機物含有量が高い東部海域で速く, 濃度が低い西部海域で遅い傾向があることを認めた。
  • 橋本 奨, 古川 憲治, 塩山 昌彦
    1989 年12 巻7 号 p. 431-440,421
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    Thiobacillus denitlificansの硫黄脱窒能力を下廃水の窒素除去に応用することを最終目的として, 自然界からT. denitlificansを純粋分離し, その脱窒特性につき検討した。また, 硫黄脱窒活性の高い菌の自然界からの集積と集積菌の単体硫黄 (S0) への馴養につき検討した。
    無機炭素源としてHCO3-, 還元硫黄源としてS2O32-を用いた無機合成培地により, 活性汚泥, 汚濁河川の底泥などの植種源から, 完全嫌気条件下で硫黄脱窒菌の集積培養を行った結果, すべての植種源から硫黄脱窒能のある集積菌を得ることができた。この集積培養菌を完全嫌気条件下で平板培養することにより, 硫黄沈着粒のみられる黄色の単一コロニーを得た。平板培養を繰り返して得られた純粋菌につき分類試験を行い, 分離菌をT. denitrificansと同定した。
    S2O32-を還元硫黄源とする集積菌の回分試験成績をもとに硫黄脱窒反応に関する化学量論値 (Ys, Yalk, Yobs, CR) を計算した結果から, 集積培養菌の脱窒能のほとんどが硫黄脱窒細菌に由来していることを明らかにした。還元硫黄源をS2O32-から, S0に徐々に置き換える方法によって, 集積菌がS0を利用できるよう馴養することができた。硫黄脱窒反応は, 0次反応に従い, S2O32-, S0を脱窒反応のH-donorとした場合の比脱窒速度は, それぞれ9.4mgN・mg-1TOC・d-1, 2.5mgN・mg-1TOC・d-1と硫黄脱窒菌は他栄養脱窒菌に劣らぬ脱窒能を有することがわかった。
  • 橋本 奨, 古川 憲治, 塩山 昌彦
    1989 年12 巻7 号 p. 441-448,422
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    活性汚泥の大量返送循環を行わない好気-嫌気式活性汚泥法 (Wuhrmann法) の脱窒能を高めるべく, 嫌気脱窒槽に単体硫黄 (S0) を添加して硫黄脱窒菌の働く環境を整えるとともに, 脱リン槽を付加し, 経済的な窒素, リンの同時除去が可能かどうか検討した。
    Wuhrmann法の脱窒槽に添加する硫黄源としては, 粒状硫黄が最も適しており, プロセス滞留時間20時間, 脱リン槽滞留時間19時間の運転条件下でTOCを96.6%, T-Nを80%, T-Pを70%の効率で同時除去することができた。本窒素, リン同時除去法の制御パラメータが, 脱窒槽へのNO3-N-SS負荷量と脱窒槽の酸化還元電位 (ORP) であることを明らかにし, それぞれ0.028gNO3-N・g-1MLSS・d-1, (Eh) 7=200mVに維持すれば, 脱窒槽で最も高い脱窒速度が得られ, しかも脱窒槽でのリン放出を最小限に押さえることができるので, 最も効率的な窒素, リンの同時除去を達成することができる。
  • 吉見 洋, 芦田 賢一
    1989 年12 巻7 号 p. 449-455,422
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2009/09/10
    ジャーナル フリー
    河川における生活環境基準項目のうち, 環境基準の達成, 不達成を総括的に判定するための適合性評価方法が設定されているのは有機性汚濁指標であるBODのみである。環境基準は利水目的に照らし合わせて定められたものであり, 他の項目についても適合性評価方法の設定は必要なものと考えられる。
    本報告は上記の観点から, 適合性評価方法設定のプロセスの検討, それに基づく事例研究を行い, 各々の項目について環境基準値と比較するための基準値の種類および年間を通して環境基準に対する適合性を判定するための代表値の種類を提示したものである。
    本報告で提案した適合性評価方法設定のプロセスは, 生活環境基準項目の適合性評価方法の見直し, または, 新たに項目が追加されてその設定が必要となった時, 参考になるものと考えられる。
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