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2025 年8 巻1 号 p.
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発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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中田 智明
2025 年8 巻1 号 p.
1-21
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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1980年代心臓病学基礎研究の大きな1つの流れは、冠循環生理学、虚血再灌流傷害そして、それに対する心筋保護・虚血耐性であった。この3つのテーマは互いに密接に連動しているが、私は幸いにもこの3大テーマを包括する基礎研究に進むことができた。特に心筋傷害の代表的病態として気絶心筋、冬眠心筋、再灌流不整脈reperfusion arrhythmiasが注目され、基礎医学や臨床医学の分野で研究が盛んになってきた時期であった。医師2年目大学院での研究テーマとして、冠循環生理・冠側副循環生理、心筋虚血・再灌流モデルで心筋代謝障害の解析を研究していた。この研究テーマがご縁で、ロンドン・聖トーマス病院レーン研究所のDJ. Hearse(世界初心筋保護液 St. Thomas Solutionの開発者)の研究室への留学に繋がった。医師1年目の後半、実は同時並行で、偶然が重なり心臓核医学の臨床と臨床的研究を始めていた。道内では数台目、大学病院では初のSPECT(Single-Photon Emission CT)装置とワークステーションが導入されたことが直接のきっかけであった。心電図同期RI左室造影法による左室収縮・拡張機能の定量的評価、心電図同期心プール法にSPECT+位相解析法応用による三次元的左室局所機能評価の研究を開始した。英国留学後は、新しくできた心臓臨床チームで、当時開始間もない待機的PCI後の冬眠心筋や急性心筋梗塞再灌流療法後の気絶心筋の核医学的評価、心電図同期法心筋SPECT法の解析ソフトウェア開発も行った。また、治験では、アデノシン負荷心筋血流イメージング、抗ミオシン抗体Fabイメージング、心筋123I-BMIPP心筋脂肪酸代謝イメージングの国内第III相多施設臨床試験に参加できた。その後多くの多施設共同研究に参加しまた企画することもできた。主なものは、札幌医科大学と関連3施設による123I-MIBGによる心不全予後予測の前向き研究、大阪国立循環器センター主導の123I-BMIPPを用いた肥大型心筋症予後解析研究、北海道心臓核医学研究会を母体とした123I-BMIPP心筋脂肪酸代謝イメージング用いた急性心筋梗塞治療後の前向き予後追跡調査研究、全国規模の研究では、旭川医科大学菊池健次郎先生主導の透析患者を対象にした123I-BMIPP心筋脂肪酸代謝イメージング用いたB-SAFE研究、京都府立医科大学西村恒彦先生主導の安定冠動疾患を対象にした予後評価のJ-ACCESS (Japanese Assessment of Cardiac Event and Survival Study by Quantitative Gated SPECT)研究である。さらに、小生主導で米欧の先生方と歩調を合わせ共同コンセプトで開始させていただいた国内6施設心不全123I-MIBG統合データベースによる予後リスク層別化のJ-META(Japanese MIBG multicEnter cohorT Analysis in Heart Failure)研究である。最後に、直近で企画した研究は2023年18F-FDG PETイメージングを用いた心サルコイドーシスの診断と予後に関するJ-CASP研究(全国13施設、連続231例)であった。こうした研究成果は論文化でき、ガイドラインに引用され、さらに123I-MIBGイメージング研究では、米国で初めての心不全イメージングとしてのFDA認可に貢献できた。このように、自身の基礎研究から知識のあった心機能、冠循環、心筋虚血、心筋代謝等の知識・経験が図らずも各種心臓核医学イメージングの臨床研究に役に立ち、多少のEBM・ガイドラインづくりに貢献できたことは幸いであった。この40年近く注力してきた心臓核医学の研究と臨床を振り返る機会を頂いた道南医学会関係者の方に深謝いたします。
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− がんゲノムから遺伝カウンセリングまで −
池田 健, がんゲノム チーム
2025 年8 巻1 号 p.
22-26
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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2019年9月17日、当院第一例目の保険適用下がん遺伝子パネル検査(包括的がんゲノムプロファイリング、CGPと略す)を実施した。当初より多職腫によるがんゲノムチームを立ち上げ、そのチーム力を背景に、2024年8月22日まで194例のCGPを経験した。 【実績】2024年5月31日までに結果報告の終了した175例の実績を示す。検査別では、FoundationOneCDx(F-one)が77.1%と最も多く、F-one liquid12.0%、NCCオンコパネル6.9%、F-one からF-one liquidへの移行2.9%、Guardant360が1.1%の順であった。依頼元は当院70.2%、他医療機関が29.8%を占めた。臓器別では、腸23.0%、前立腺16.9%、胆道11.8%、膵および乳房9.0%の順で、全国データと比較して前立腺が多く,胆道・膵が少ない傾向を示した。エキスパートパネルで提示された治療薬が実際に投与された症例は13.6%であり、全国データと大差はなかった。検体提出からエキスパートパネル開催までの平均日数は29.8日であった。9.2%の症例において、CGPで判明した二次的所見に対する確認検査・遺伝カウンセリングを推奨した。 【展望】当院は、CGPから遺伝カウンセリングに至るまで、道南医療圏ゲノム医療の普及に幅広く貢献することを目指している。最新のデータを加え、今後に向けた展望を報告したい。
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久保 公利, 蘆田 一晟
2025 年8 巻1 号 p.
27-32
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【目的】当院で施行した経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)のComplicationについて後方視的に検討すること。【対象と方法】2021年10月から2024年7月までの期間で、当科でPEGを施行した102症例を対象に、1)患者背景、2)Complication、3)Complicationへの対応、4)術後30日以内死亡例のリスク因子について検証した。【結果】1) 男性49例、女性53例で平均年齢は81.0歳(46-97歳)であった。適応疾患は廃用症候群44例、脳血管障害37例、進行性神経筋疾患10例、悪性腫瘍4例、認知症4例、蘇生後脳症2例、頚髄損傷1例であり、廃用症候群と脳血管障害が多かった。抗血小板剤・抗凝固薬投与は46例(45.1%)であった。血清Alb値の平均は2.8g/dL(1.2-4.3 g/dL)であった。2) Complicationは15例(14.7%)であった。出血が10例で最も多く、その中の2例は誤嚥性肺炎,アナフィラキシーショックの併発も認めた。他、術後30日以内の死亡3例(2.9%)、敗血症1例、自己抜去1例であった。3) 出血に対しては刺入部の結紮、内視鏡的止血、輸血で対応し全例で止血が得られた。敗血症に対しては抗生剤治療を、自己抜去に対してはカテーテル挿入による瘻孔確保ができなかったために後日再造設を行った。4) 3例に共通したリスク因子は「高齢、低Alb血症、予後推定栄養指数(Prognostic Nutritional Index;PNI)37未満」であった。【結語】抗血栓療法や低栄養状態はPEGにおけるリスクとなり、致死的合併症を生じる可能性がある。造設医師はPEGのComplicationについて十分に理解し、安全性を追求する責務がある。
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小澤 健人, 古川 滋, 鈴江 瞬太, 常盤 孝介, 惠良田 万由子, 平山 大輔, 須藤 豪太, 井上 宏之, 笠原 薫, 小林 寿久, ...
2025 年8 巻1 号 p.
33-36
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【要旨】腹膜垂炎は急性腹症として受診する疾患群のうち、保存的加療にて抗生剤も必要とせずに軽快する予後良好な疾患の一つである。今回は今年度に当院にて腹膜垂炎と診断された5例に関して報告する。【症例呈示】①50歳代、男性。左下腹部痛を主訴に近医受診し、当院紹介となった。発熱はなく、腹部は軽度膨満、左下腹部に圧痛を認めた。腹部CTを撮像し、腹膜垂炎の診断で外来治療となった。外来点滴と解熱鎮痛剤の処方にて7日間で軽快した。②50歳代、女性。左側腹部痛を主訴に近医受診し、憩室炎の疑いにて当院紹介となった。37.7度の発熱、左側腹部に軽度の圧痛と反跳痛を認めた。腹部CTを撮像し、腹膜垂炎の診断で外来治療となった。5日間の解熱鎮痛剤服用により軽快した。【全症例結果】2024年4月から2024年7月までに当院で腹膜垂炎と診断された症例を5例認めた。症例5例は男性4例、女性1例であり、年齢の中央値56歳(平均値49歳)であった。全ての症例において腹痛を認めた。CRPは最低値0.73mg/dL、最高値5.91mg/dLであり、CRPの中央値2.63mg/dL(平均値2.98mg/dL)であった。診断は全例腹部CTによって行い、治療は全て外来で行った。4例は解熱鎮痛剤のみで行い、1例に抗生剤を追加した。【考察】腹膜垂炎は虫垂炎や憩室炎との鑑別が困難となることがある。本疾患はエコー、CT、MRIといった画像所見から診断を確定することができるため、診断のためには本疾患を念頭において診療に臨むことが必要である。本疾患は入院加療も抗生剤も必要としないことの多い予後良好な疾患であり、画像検査にて鑑別を行うことで過不足のない医療を提供することができる。
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井内 翔稀, 佐藤 慧, 村松 里沙, 藤野 紘貴, 木村 仁, 舩渡 治, 小林 慎, 髙金 明典, 村上 健司, 佐藤 健司, 笠原 薫
2025 年8 巻1 号 p.
37-41
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【背景】慢性腸間膜動脈閉塞症(CMI)は腹腔動脈(CA)、上腸間膜動脈(SMA)、下腸間膜動脈(IMA)の狭窄あるいは閉塞による慢性の腸管虚血によって起こる疾患である。今回外科研修中に脱水を契機に急性発症した腸管壊死に対し、腸管切除術と狭窄したSMAに対してInterventional Radiology(IVR)を施行した症例を経験したので報告する。【症例】74歳女性、温泉入浴中に腹痛を自覚し当院に救急搬送された。腹部造影CTにてCAとSMAの狭窄、回腸を中心とした小腸壁の造影不良と門脈ガスを認め、小腸壊死の診断で緊急開腹手術を行った。腹腔内を観察すると少量の血性の腹水と区域性に壊死した回腸を認めた。Indocyanine green(ICG)蛍光観察法による腸管血流評価を行い、小腸140cmを含め、回盲部切除を施行した。手術時間1時間38分、出血量は少量であった。術後5日より食事を開始し、第14病日に経過良好で退院した。しかし退院後から水様性の下痢が持続し、嘔吐も伴うため退院翌日に再入院となった。腹部造影CTでは前回切除腸管の肛門側の横行結腸に軽度な造影不良域を認めた。腹痛などの臨床症状に乏しく、脱水が主病態であったため、輸液にて保存的加療の方針とした。再度腸管切除を行う場合、短腸症候群の危険もあり、根本的治療として放射線治療科と循環器内科が合同で狭窄が強いSMAに対してIVRを施行した。IVR後12日目に下部消化管内視鏡検査施行し、粘膜色調と血流が良好であることを確認し、第35病日に退院した。現在まで症状再燃なく経過している。【考察】慢性腸間膜動脈閉塞症の血行再建法としてIVRと血管バイパス術があるが、本症例ではIVRを選択した。IVRは侵襲が少なく、外科的手術と比較して術後合併症が少ないという利点があるが、1年後の再狭窄率と症状再発率は17~50%と比較的高い。今後、注意して経過観察する必要があるため、循環器内科とフォローしていく方針である。
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野田 翔平, 大塚 将平, 平岡 圭, 岩代 望, 木村 伯子, 大原 正範
2025 年8 巻1 号 p.
42-47
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【緒言】気腫性肺嚢胞は肺癌の危険因子の1つとされているが、自然気胸を契機として発見される例は稀である。 【症例】56歳でBI=780の喫煙歴のある男性。呼吸苦を主訴に来院。胸部単純X線写真にて右Ⅱ度気胸を認め、胸腔ドレーンを挿入し保存加療の方針とした。しかし、エアリークが遷延し、CT検査にて右肺S6に50mm大の嚢胞を認めたため入院後5日目に手術を行った。胸腔鏡で観察すると右肺S6に責任病変と思われる肺嚢胞を認め、胸腔鏡下肺嚢胞切除術を施行した。術後は順調に経過し術後8日目に退院となった。術後病理検査では、嚢胞内腔面に異形扁平上皮細胞と核分裂像を有する肺扁平上皮癌を認めた。切除断端は陰性で、脳MRI検査、PET-CT検査では転移は認めず、根治切除を希望しなかったため経過観察の方針となった。術後10ヶ月の画像検査では明らかな再発は認めず、慎重に経過観察中である。 【考察】気腫性肺嚢胞に合併する肺癌の頻度は高いとされているが、破裂して気胸に至る例は稀である。本症例は術後10ヶ月で明らかな再発は認めていないが、肺嚢胞に合併する肺癌は予後不良例が多く、遠隔転移をきたす例もあるため、今後も慎重な経過観察が必要である。 【結語】今回、比較的稀な、気胸を契機に発見された肺嚢胞壁に発生した扁平上皮癌の1例を経験したので報告する。
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古館 裕大, 成田 大一, 千葉 馨, 浜 克己, 三上 貞芳, 石田 裕二, 小西 宏明
2025 年8 巻1 号 p.
48-51
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【背景】3Ⅾプリンタはリハビリテーション(リハ)の現場にも導入されはじめ、医療者 が患者個人に合わせた自助具を作製する取り組みなども行われてきている。一方、印刷には3Ⅾデータの作成が必要であるが、これを行うソフト(3DCAD)は工学を専門としない人にとって操作が難しく、臨床で3DCADを学ぶ機会も存在しない。これに対し筆者らは、リハ養成校の学生を対象に3DCADを扱う講義を行ったので、具体的な内容と理解度調査の結果について報告する。【対象と方法】対象は本学院の2年生74名であり、2年前期開講科目の「リハビリテーション工学演習」で3DCADに関する講義を行った。用いたソフトはTinkercadであり、講義では立体の配置・結合・くり抜きなどの基本操作、オリジナルの自助具の考案・デザインの2点を行った。3DCADの講義終了後、アンケートにて、①3DCADの理解度に関する質問(2項目):「Q1.立体の配置・結合・くり抜きができたか」「Q2.極端に難しいものでなければ自分の作りたいものがデザインできる」、②医療者が3Dプリンタを使うことの意義に関する質問(2項目):「Q3.3Dプリンタで医療現場で役立つものが作れると思う」「Q4.医療者が3Dプリンタを学ぶことは意義のあることだと思う」の2点を調査した。回答はすべて5件法のリッカート尺度(1:全くそう思わない,2:そう思わない,3:どちらでもない,4:そう思う,5:とてもそう思う)とし、得点の分布を中央値と四分位範囲で要約した。【結果】各質問の得点の分布は、Q1:4.0(4.0―5.0),Q2:4.0(4.0―5.0),Q3:4.0(4.0―5.0),Q4:5.0(5.0-5.0)であった。【結論】医療を専門とする学生に対し3DCADの使い方の理解を促せた。今後は、3DCADの応用操作を扱い、その理解度を明らかにしていく。
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-看護を語り合い看護師としての在りたい姿を考える-
大久保 穂華, 佐野 麻奈美, 佐藤 千草, 鈴置 真人
2025 年8 巻1 号 p.
52-54
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【はじめに】ナラティブの場を設けることで、自分たちのありたい姿や看護師像を描くことに繋がるのか検証したいと考え、本研究に取り組むことにした【対象】病棟看護師22名【方法】看護管理職(師長・副師長)2名、特定行為看護師1名、2年目看護師1名を語り手とし、ナラティブの場を4回設けた後、病棟看護師に質問紙調査を実施【データ分析方法】ナラティブの場について質問ごとに5段階評価で回答を求めて得点化し、集計。各質問に対して自由記載とし、カテゴリーごとに分類【結果】1.ナラティブの場で自分の中に気づきや発見があったかでは「そうである」63.6%。2.ナラティブの場が自己の看護に対する考えを見直すことにつながると思うかでは「そうである」63.6%。3.自分の目指す看護の姿やあり方で悩んだことがあるかでは「そうである」54.5%。4.ナラティブの場で自分の目指す看護の姿を描くことができそうかでは「ややそうである」50%。5.ナラティブの場は病棟看護師の今後の看護に変化をもたらすと思うかでは「そうである」54.5%。【考察】病棟看護師は自己の目指す看護の姿やあり方に悩んだ経験があり、ナラティブの場で他者の看護体験を聴いて語り合うことで、自分の目指す看護の姿を描くきっかけになることがわかった。今回のナラティブの場では自分の目指す看護のあり方や将来の在りたい看護師像を明確に描くまでには至らなかったが、ナラティブの場は、今後の看護師像を描くきっかけになることが分かった。また、管理職や特定行為看護師を語り手としたことで、新たな看護分野への興味と感心を持たせることができ、将来のありたい看護師像を描くための一助とすることができたのではないかと考える。
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加藤 駿人, 三浦 春香, 廣正 拓也, 阿部 桂祐, 土谷 祐之, 後藤 克宜, 佐々木 和也, 小室 一輝
2025 年8 巻1 号 p.
55-56
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【目的】当院は2024年6月からDPC対象病院となった。そこで薬剤部では経営的観点から薬剤購入費の削減の取り組みの一環として、抗がん薬の薬剤バイアル最適化(Drug Vial Optimization、以下DVO)の導入により複数患者での分割使用を行うため、導入前後の薬剤購入費及び微生物汚染の調査を行ったため報告する。 【対象・方法】2024年4月~2024年6月に使用したオキサリプラチン(以下l-OHP)の投与量を調製日ごとに集計し、単回利用と複数回利用した際の薬剤購入量、廃棄量を試算した。複数回利用は当日のみとし、閉鎖式接続器具(CSTD)を接続したバイアルを安全キャビネット内での保管とした。単回利用は最も安価な規格の組合せ、複数回利用は廃棄量が最小となる規格の組合せとした。DVOによる微生物汚染は最初の針刺しから6時間後の薬液を採取し、14日間培養後、培地を肉眼的に観察して汚染の有無を判断した。 【結果】調査期間のl-OHP総投与量は11,098.15mgであった。単回利用では購入薬価684,579円(114V)、廃棄量1,851.85mgであった。一方、複数回利用では購入薬価617,824円(85V)、廃棄量901.85mgであった。微生物の汚染はすべて見られなかった。 【考察・今後の検討】l-OHPのDVO導入により、薬剤購入費は使用バイアル数削減により減少させ、初回穿刺後6時間以内であれば微生物汚染なく使用可能であることが示された。今後はより長期の保存期間で使用可能であるか検討するとともに、他の薬剤でのDVO導入を検討したい。しかしDVO導入による問題点として、出来高請求患者への薬剤費請求は使用した分のみとなり、廃棄した薬剤費は施設負担となるため、薬剤選定が重要であると考える。
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久保 公利, 蘆田 一晟
2025 年8 巻1 号 p.
57-60
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【目的】当院におけるSupine-position ERCPについて後方視的に検討し有用性を明らかにすること。【対象と方法】2016年4月から2024年7月までの期間で、Supine-position ERCPを施行した38症例(83件)を対象に、1)ERCPにおける施行率、2)患者背景と適応、3)初回乳頭における胆管挿管率、4) 胆管挿管不成功例への対応、5)偶発症、6) 複数回施行例における体位の変化について検証した。【結果】1)施行率は5.6% (83/1,488)であった。2) 男性16例、女性22例で平均年齢は83.0歳(複数施行例については初回時年齢)であった。適応は集中治療を要する患者11例(術中患者2例、術後患者7例、敗血症患者2例)、整形学的疾患患者12例(大腿骨骨折後5例、腰椎圧迫骨折後4例、恥骨骨折後1例、亀背2例)、脳血管疾患患者15例(脳梗塞6例、脳出血2例、認知症4例、脳性麻痺2例、パーキンソン病1例)であった。3)挿管率は91.7%(22/24)であった。4) 不成功は2例であった。1例目は肝機能障害で施行したが、その後肝胆道系酵素の増悪を認めず経過観察となった。2例目は胆嚢癌で胆道ドレナージ目的に施行したが、高齢のため追加ドレナージは行わず緩和ケアの方針となった。5) ENBDチューブトラブル2例であった。6) 廃用進行によりLeft lateral-positionで胆管ステント交換を行った症例が3例存在した。【結語】Supine-position ERCPは1)集中治療を要する患者、2)整形外科的疾患患者、3)脳血管疾患患者に有用であり、技術的難易度が高いことから適応症例を限定して行うべきである。また超高齢者の場合は患者の全身状態に合わせて体位選択にLeft lateral-positionを加える必要がある。
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中嶋 紘文, 坂田 幸雄, 村永 諒, 神 佳祐, 吉田 壘, 山本 いずみ, 櫻田 穣, 長浜谷 耕司, 長谷川 智, 山本 義也, 川嶋 ...
2025 年8 巻1 号 p.
61-65
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【背景・目的】現在も国内でがん化学療法によるB型肝炎ウイルス(以下HBV)再活性化症例が報告されている。HBV再活性化による肝炎はB型肝炎治療ガイドラインの遵守にて予防可能とされているが、医師の業務負担が大きいことが当院では課題だった。そこで医師のタスクシェアとガイドライン遵守率の向上を目指してプロトコールに基づいた薬剤師の検査オーダー代行(以下検査代行)を2022年10月より開始した。効果検証の為、開始後の検査実施率を調査したので報告する。【方法】2022年10月から2023年3月までの期間を調査した。薬剤師による検査代行は注射剤の抗がん剤投与患者を対象にした。投与前日にHBsAg、HBsAb、HBcAb、HBV-DNA検査を確認のうえ必要に応じオーダーし、HBV-DNAは3か月、他3項目は1年経過した場合も実施した。【結果】対象は742人で医師単独/医師+薬剤師介入による検査実施率はそれぞれHBsAgが75.3%/97.7%、HBsAbが69.7%/97.4%、HBcAbが70.2%/97.4%、HBV-DNAが60.2%/99.3%であった。検査代行により既往感染者3名にHBV-DNAの陽性転化を認め核酸アナログが開始された。【考察】検査代行により検査実施率は100%に近付いた。HBV再活性化が認められた3例については、検査代行によるHBV-DNA上昇の発見と早期対応にて肝炎の発症予防に貢献できたと考えられる。HBV再活性化による肝炎は重症化しやすく、特にde novo B型肝炎は死亡率が高いため適切な監視体制、早期対応にて発症させないことが必須と考える。今後は注射抗がん剤以外も対象とする必要があると考え検討中である。【結論】薬剤師による検査代行はHBV再活性化の早期発見ならびに早期治療に有用である。
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高津 美百合, 森口 晴太, 髙野 渉, 澤田 裕也, 坂上 汀恵, 建部 奈緒子, 福地 るみ子, 嶋村 之利
2025 年8 巻1 号 p.
66-70
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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整形疾患患者は骨折痛や術後疼痛の他、医師からの指示によりG-up制限下で入院生活を過ごさなければならないことがある。G-up制限がある場合、食事が視界に入らず食べにくさが生じてしまい、患者のQOLの低下、身体への影響や精神的な苦痛となってしまう。現在は傾斜配膳台を使用しているが、先行研究では限定的な角度のみの報告であるため、患者のG-up角度に合わせた傾斜配膳台の適切な角度を明確にすることで、食事への意欲向上と患者のQOLの向上が期待できると考え研究の題材とした。 被験者対象は認知症のない意思疎通が可能な患者、脊椎疾患及び大腿骨近位部骨折患者でG-up角度が30度から80度の食事摂取をしている男女、年齢不問とした。傾斜台を使用し、食後にアンケートを取りデータを収集、G-up角度を基準として傾斜台の組み合わせの満足点に対応のあるt検定を実施して、有意差の有無を確認する。傾斜台は10度~25度まで調整ができるものを作成し各条件として6項目を設けたが、25度では食事がこぼれるため、対象角度から除外し10度・15度・20度で研究を行った。食事時間は、どの角度の組み合わせでも有意差は認められなかった。アンケート結果から、平均値45度のG-upを基準としてG-upが45度より低い場合は、傾斜台の角度を10度より高くすると食事の見やすさ・食べやすさの評価は上がった。しかし、G-upが45度より高い場合傾斜台の角度が高いと食事は見やすくなるが、逆に食事摂取しにくく傾斜台で角度を付ける事が必ずしも食事がしやすくなるとは限らないという結果になった。 本看護研究の取り組みにより、ベッド上安静で制限がある患者の食事について考えることができ、食事が見やすい基準となる角度を見出すことができた。今回の結果から患者の食欲を引き出すためにはどのような援助が必要か、日々患者目線で考え、どのようなケアを必要としているのかを明らかにしていきたい。
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中山 堅太, 七尾 結輝, 一戸 康行, 松村 駿, 竹内 岳, 木下 淳, 山下 耕平, 大須田 恒一, 石川 弘人, 藤本 秀太郎, 小 ...
2025 年8 巻1 号 p.
71-74
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【背景】 腰椎内視鏡手術は術視野が狭く手技が煩雑であるため、術前の正確な形態評価が重要になる。手術支援画像としてCT画像とMRI画像を重ねて表示するフュージョン画像が用いられるが、各検査時の撮影体位の違いによる位置誤差(misregistration)が課題として挙げられる。一方、放射線治療分野では異なるモダリティの画像を比較参照する手段として、片方の画像を変形させる非剛体位置合わせ処理(deformable image registration : DIR)が用いられている。DIRの活用により位置合わせ精度の高いCT/MRフュージョン画像を作成することができれば、椎体周辺構造の立体把握に貢献できると考える。 【目的】 腰椎CT/MRIフュージョン画像作成におけるDIRの有用性と課題を検討する。 【結果】 DIRを用いて作成したCT/MRIフュージョン画像は、従来の剛体位置合わせ(rigid image registration)に比べて重ね合わせの精度が改善されていた。 【考察】 CT・MRI撮影時の体位のずれは不可避であるが、DIRの適用により高精度なCT/MRフュージョン画像を提示できれば術前形態評価の一助になる。一方で被変形画像(MRI)と基準画像(CT)の乖離が大きい場合や広範囲を対象にDIRを適用した場合には構造が大きく歪む現象が見られた。臨床応用においては関心領域を1~2椎体に限定した処理が適当だと考える。 【結語】 DIRは腰椎手術支援画像作成時の位置合わせ精度向上に有用であることが示唆された。
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松村 駿, 大須田 恒一, 若松 百美, 七尾 結輝, 石川 弘人, 小堺 豊, 藤本 秀太郎
2025 年8 巻1 号 p.
75-76
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【目的】腰椎分離症は若年層で好発する。MRI検査では腰椎分離症の骨髄浮腫を反映した信号変化が見られるが、骨折部の離開や骨癒合の程度を観察するのには、CT検査がよく用いられる。しかし、若年層の継続したCT検査には被ばくが懸念され可能な限り回避することが望ましい。MRI検査にて、骨を描出する新規追加アプリケーションを利用せず、既存のシーケンスの撮像条件を最適化し、本来MRI画像では無信号となる骨皮質を描出することで、被ばくを回避できる症例があるのではないかと考え検討した。【方法】3D FastSPGRをベースとする3D-LAVA法を用い、MRIの利点である組織コントラストが低下するように条件を設定した。また、MPRの作成も可能となるよう等方性ボクセルとし、白黒反転を行うことで骨皮質が観察できるCT画像に類似したMRI骨イメージング画像を1.5T装置と3T装置にて撮像し比較した。【結果】1.5T・3T装置ともに骨イメージングは可能ではあるが1.5T装置ではSNRに限度があり分解能は3T装置が優位であった。【結語】腰椎分離症を疑う症例に対し通常のMRI検査から骨髄浮腫の信号変化を拾い上げるとともに、骨イメージングを行うことでCT検査を回避し被ばくの低減が期待できる。
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-実験系構築に向けたpilot study-
成田 大一, 外舘 洸平, 小西 宏明
2025 年8 巻1 号 p.
77-79
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【緒言】正常な関節機能は、動作を自由かつ円滑に遂行するために不可欠な要素である。関節機能を正常に維持するためには関節内外の循環環境が保たれている必要があり、近年、その恒常性維持にリンパ管が重要な役割をはたしていることが報告されている。しかし、長期固定などによって生じる関節拘縮に伴うリンパ管の病態学的変化は十分に検討されていない。そこで今回、ラット後肢拘縮モデルを作製し、関節包におけるリンパ管を含む循環環境の変化を明らかにすることを目的として、実験系構築のための予備実験を行ったので報告する。【方法】Wistar系雄性ラット1匹を3種混合麻酔薬腹腔内投与による深麻酔下で右膝関節伸展位・足関節底屈位でギプス固定し、ギプス装着下で1週間飼育した。1週間後、深麻酔下でギプスを除去し、関節拘縮の有無を評価するために、右膝関節屈曲・足関節背屈の関節可動域(ROM)を測定した。その後、ラットを安楽死させ、右膝関節・足関節を採取し、4%パラホルムアルデヒド溶液にて4℃で24時間浸漬固定した。固定後、10%EDTA溶液で脱灰し、パラフィン包埋をした。得られたパラフィンブロックを5µm厚で薄切し、HE染色ならびにリンパ管マーカーであるLYVE-1に対する免疫染色を行った。対照群のラット(2匹)に対しては、ギプス固定以外の上記と同様の操作を行った。【結果】対照群ならびに固定前のROMと比較して、固定後の膝関節・足関節のROMは小さくなっており、また固定により部分的な滑膜内皮の肥厚や線維性組織の増生がみられた。LYVE-1はリンパ管のみならず、A型滑膜細胞などのマクロファージ(MΦ)系細胞も標識した。【考察】本モデルは関節拘縮を惹起するモデルとして有用と考えられるが、リンパ管を正確に識別するためにはLYVE-1以外の抗体も用いる必要がある。今後は、標本数を増やすとともに、他のリンパ管マーカーやMΦマーカーを試し、実験系の構築に向けて詳細に検討していく。
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佐藤 攻, 小堺 豊, 口岩 毅人, 本間 美由, 藤本 秀太郎, 塩尻 原也, 木村 亮太
2025 年8 巻1 号 p.
80-84
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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はじめに 上腕骨遠位部骨折はギプス固定などの保存的治療が困難であり骨癒合率は極めて低いことが知られている。近年高齢化の進行に伴い脆弱性骨折が増加しており高齢者上腕骨遠位部骨折も増加傾向である。当院では転位の少ない上腕骨遠位部骨折に対して経皮的スクリュー固定法を行っており、肘関節外側から3本挿入することで強固な内固定が可能であり術後早期の可動域訓練が可能である。本法の治療成績について報告する。 対象と方法 2021年4月から2024年6月までに手術治療を行った6例を対象とした。平均年齢72歳(57-93)、男性1例、女性5例であった。骨折型は関節外骨折、転位の少ないものであり、一例は他院で保存的に加療されたが骨癒合が得られていない遷延治癒であった。手術治療は全身麻酔下に仰臥位、骨折部外側に小皮切を加えて経皮的に直径5mmのスクリュー3本にて内固定を行った。術後後療法は術翌日より疼痛範囲内で可動域訓練開始した。日常生活では装具着用4週間行った。 結果 手術時間は全例30分以内、出血量は微量であり術後感染、偽関節など合併症は認めなかった。術後早期に疼痛は改善しており超高齢者であっても早期に施設にもどることが可能であった。 考察 一般的には上腕骨遠位部骨折の手術治療はプレート固定であるが肘関節を大きく切開する必要がある。また体位と手術アプローチの問題で肩関節拘縮のある場合はプレート固定は難しい。本法では肩関節拘縮があっても外側よりスクリューを挿入するためプレート固定の難しい例であっても容易に治療が可能である。比較的侵襲が少ないため合併症のある高齢者でも比較的早期に疼痛が改善して日常生活に復帰ができるため有用な方法であると思われる。欠点としては転位が大きく徒手整復不能例、関節内骨折などに対しては適応とならないことである。
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小野寺 友幸, 津田 桃子, 加藤 元嗣, 久保 公利
2025 年8 巻1 号 p.
85-88
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【背景】我々は超音波検査(US)を用いた便性状を定義、報告してきた。今回USによる便性状診断の精度を評価した。 【対象と方法】2020年2月~2024年2月に当院便秘外来でUSを施行した患者のうち、直腸に便を認め、US後3日間の便性状を自己記入式で回答した21症例を対象とした。USで直腸内の便性状を今までの報告に基づき、硬便、普通便、水様便に3分類した。US施行後当日から翌日の便性状を問診票で調査し、翌日までの初回排便とUS便性状を比較した。【結果】患者は21人(男9:女12)。翌日までに16人(76.2%)で排便がみられた。翌日までの排便時便性状は硬便6例、通便7例、水様便3例で、US便性状は硬便6例、普通便7例、水様便3例であった。一致率は硬便83.3%、普通便85.7%、水様便100%で、全体の一致率は87.5%であった。 【結語】USによる便性状診断は有用であることが示唆された。
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-成績上位群と下位群の比較-
工藤 達也, 古館 裕大, 小西 宏明
2025 年8 巻1 号 p.
89-92
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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【背景】理学療法士・作業療法士養成校においては、初めて学習する医療専門科目に挫折し、1年次に留年または退学する学生も少なくない。このような学生の成績不振による留年、退学の背景には、学習意欲の低下が影響しているとされている。学習意欲に影響を与える要因の1つとして学習動機づけが挙げられており多くの研究がなされているが、1年次学生の学習動機づけの経時的変化と成績の関係について調査している研究はほとんどない。そこで今回、 1年次学生の学習動機づけの経時的変化と成績の関係についての調査を行ったので報告する。【対象と方法】本学院の1年生58名を対象に、学習動機づけに関するアンケートを4月~7月の計4回、いずれも上旬に実施した。アンケートは自己決定理論に基づく4つの下位尺度(外的調整,取り入れ的調整,同一化的調整,内的調整)について各3~5項目ずつ、計14項目の質問で構成され、回答方法は全項目で5件法のリッカート尺度(1:あてはまらない,5:あてはまる)とした。成績に関しては、前期定期試験結果のGPAを点数順に並び変え、成績の上位25%と下位25%のアンケート結果の得点分布について平均値と標準偏差で要約した。また、学習動機づけに影響を与える要因として1週間の平均勉強時間、スマートフォン使用時間についてもアンケートと同時に回答をしてもらった。【結果】アンケートの下位尺度である外的調整、取入れ的調整、同一化的調整については、成績上位群と下位群で同様の傾向であったが、内的調整に関しては、4つの時期において下位群のほうが低い傾向であった。また、スマートフォン使用時間に関しては、下位群のほうが多い傾向であった。【結語】学生の知的好奇心による自発的な学習状態を示す内的動機づけと成績の関係性が示唆された。早期から内的動機づけを高められるような講義を展開することで学生の成績向上に寄与できるものと考える。
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2025 年8 巻1 号 p.
93-94
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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2025 年8 巻1 号 p.
95
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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中田 智明, 椎谷 紀彦, 小葉松 洋子, 森下 清文, 小西 宏明, 渋谷 好孝, 棟方 哲, 上原 浩文, 久保 公利, 遠藤 明, 八 ...
2025 年8 巻1 号 p.
96
発行日: 2025/06/02
公開日: 2025/06/02
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