中部日本整形外科災害外科学会雑誌
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51 巻, 1 号
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原著
  • 竹内 正史, 吉田 和也, 松島 真司, 伊藤 研二郎
    2007 年 51 巻 1 号 p. 1-6
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/03/26
    ジャーナル 認証あり
    【目的】当院では従来大腿骨転子部骨折患者に対し脊椎麻酔下で手術を行っていた. しかし2005年以降体制を整備し, 準緊急外傷として全身麻酔下で入院後48時間以内の手術を目標としてきた. 体制整備前後の症例を比較し早期手術の有用性を検討した. 【対象】2003年12月から2006年6月に骨接合術を行った100例を対象とした. 内訳は早期群: 早期手術の体制下で行った50例(男性7例, 女性43例, 平均84.8歳), 従来群: 体制整備前に手術を行った50例である(男性8例, 女性42例, 平均83.5歳). 【方法】受傷から手術までの期間, 術前・術後合併症, 歩行能力を調査した. 【結果】入院から手術までの期間が, 従来群の平均2.9日に対し早期群では平均1.6日と有意に短縮した. 褥瘡発生率が従来群で10%に対し早期群は4%と減少した. 【結論】早期手術により褥瘡の発生率が低下した.
第109回中部日本整形外科災害外科学会
パネルディスカッション1 脊椎低侵襲手術に対する工夫と今後の改善
パネルディスカッション2 若年者に対する人工股関節置換術(THA)の成績
主題1 反復性膝蓋骨脱臼に対する治療の現状
主題2 半月板手術・変形性膝関節症の関連
パネルディスカッション3 肩鎖関節脱臼の治療
主題3 肺転移を有する肉腫患者のマネージメント
一般演題1 骨軟部腫瘍1
一般演題2 骨軟部腫瘍2
一般演題3 骨軟部腫瘍3
主題4 悪性骨腫瘍における関節温存手術の試みと将来
一般演題4 骨軟部腫瘍4
一般演題5 骨軟部腫瘍5
一般演題6 骨軟部腫瘍6
一般演題7 骨軟部腫瘍7
一般演題8 THA1
一般演題9 THA2
一般演題10 THA3
一般演題11 THA周辺骨折
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