中部日本整形外科災害外科学会雑誌
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66 巻, 2 号
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原著
  • 化膿性関節炎患者における罹患関節数と栄養状態との関連
    四谷 久美子, 猿川 潤一郎, 安田 達也, 大石 崇人, 伊藤 禎志, 山﨑 薫
    2023 年 66 巻 2 号 p. 165-169
    発行日: 2023/03/01
    公開日: 2023/08/19
    DOIhttps://doi.org/10.11359/chubu.2023.165
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    【背景】近年，栄養状態は術後合併症との関連性が注目されているが，化膿性関節炎との関連性について報告はない．【対象】2012～2021年に当院で手術を行った化膿性関節炎35例を，単関節発症群（MASA）27例（男性15例，女性12例，平均年齢69歳）と，多関節発症群（PASA）8例（男性2例，女性6例，平均年齢81歳）の2群に分けた．【方法】基礎疾患，体温，血液検査所見，栄養状態，抗生剤投与日数，再手術率，起因菌などを検討項目とした．栄養状態は，prognostic nutritional index（PNI）と，modified controlling nutritional status（mCONUT）を指標とした．【結果】MASAの罹患関節は，膝関節15，足関節6，肩関節4，肘関節2例．PASAの罹患関節数は平均2.75関節で，膝関節11，肩関節9，肘関節2，手関節1関節であった．PASAはMASAと比較し，CRP値が高く（p＜0.05），栄養状態が低かった（PNI：p＜0.001，mCONUT：p＜0.005）．他の検討項目は両群間に有意差を認めなかった．【結論】低栄養状態と多発性化膿性関節炎との関連性が示唆された．

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第139回中部日本整形外科災害外科学会演題
ショートトーク7　小児外傷・上肢神経障害
一般演題（口演）22　下腿骨骨折
ショートトーク8　脊椎―腫瘍・感染
一般演題（口演）23　運動器基礎
一般演題（口演）24　上肢骨折・脱臼
ポスター1　股関節疾患―手技の工夫
ポスター2　足
ポスター3　小児骨盤・大腿骨
ポスター4　上肢
ポスター5　脊椎1
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