日本補完代替医療学会誌
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選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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総説
原著
  • 永井 栄美子, 奥田 みずほ, 潘 凌風, 鈴木 信孝, 許 鳳浩, 滝埜 昌彦, 瀧川 義澄, 伊勢川 祐二, 榎本 俊樹
    原稿種別: 原著
    14 巻 (2017) 2 号 p. 61-66
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    目的:近年,インフルエンザウイルス(IFV)において薬剤耐性株が出現し始め,問題となっている.新たなIFVの予防法や治療法の開発を行うことを目的に,ハトムギ反応生成物 (Coix-seed Reactive Derivatives: CRD)エキスの抗IFV作用を検討した. 方法:MDCK細胞にH1N1 A/Puerto Rico/8/34(PR8)株を感染させ,CRDエキス含有培地で24時間培養した.24時間後に上清のみを回収し,上清中のウイルス力価をフォーカス法により測定した.PVPP処理によりCRDエキス中のポリフェノールを除去し,除去前のCRDエキスとの抗IFV作用を比較した. 結果:CRDエキスはPR8株の増殖を阻害した.また,Time of addition assayの結果,CRDエキスはIFVの吸着時を最も阻害していることが判明した.さらに,CRDエキスのPVPP処理による検討から,ポリフェノールが有効成分である可能性が示唆された.  結論:CRDエキスはPR8株に対して抗IFV作用を示し,さらにIFVの細胞への吸着阻害のみならず,IFVの増殖時においても阻害作用を示した.また,CRDエキスの抗IFV作用にはポリフェノールが関与していることが示唆された.
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  • 久野 智弘, 浅野 幸一
    原稿種別: 原著
    14 巻 (2017) 2 号 p. 67-76
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    紅麹は血清LDLコレステロール低下作用などを有することから機能性食品の素材として期待されている.発酵食品については製造方法(菌種,菌株,培養方法など)により,有効性および安全性に関わる代謝物の種類や量が大きく変化することが考えられることから,食品素材ごとに安全性を確認しておくことは非常に重要である.本研究では,Monascus pilosus KP1148株を用いて固体培養法によって得られた紅麹ベニエット®3P-D21(紅麹500 mg,モナスシンとして2.0 mg)を配合した食品を4週間摂取した場合における安全性を評価するため,健常成人51名を対象としたプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験を実施した.その結果,本食品の安全性と機能性食品素材としての有用性が示された.
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  • 安川 憲, 津田 有梨香, 針ヶ谷 哲也, 野伏 康仁, 堤 重敏, 松﨑 桂一, 岸川 幸生
    原稿種別: 原著
    14 巻 (2017) 2 号 p. 77-82
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    目的:栄養過多・運動不足等によるメタボリックシンドローム (MS) の患者数・その予備軍が増加し,大きな社会問題となっている.今回,ブラジル産プロポリスについて,MSの予防効果を検討した. 方法:糖尿病の予防では,α-グルコシダーゼ阻害活性及びマウスのスクロース負荷試験を行った.肥満に関しては,前駆肥満細胞3T3-L1細胞を用いて,脂肪蓄積試験,グリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼ (GPDH) 活性試験及びアディポネクチン放出量を測定した. 結果・考察:α-グルコシダーゼは,キク科Baccharis属植物を基原とするものに抑制効果が認められた.マウスを用いたスクロース負荷試験でも,糖の吸収を抑制することが示された.MSに対しては,2種のプロポリスが脂肪蓄積を抑制しGPDH活性を抑制したが,全てのプロポリスはアディポネクチン放出量に影響を及ぼさなかった.プロポリスの中には,基原植物によってはMSの発症を予防する可能性があることを明らかとした.
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  • 赤井 佑三子, 茂木 香保里, 定成 秀貴, 武本 眞清, 松原 京子, 大黒 徹, 土田 裕三, 桜井 大輔, 村山 次哉
    原稿種別: 原著
    14 巻 (2017) 2 号 p. 83-91
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    我々はこれまでに,イネ科植物クマザサの含有成分の一つであるtricinが,ヒトサイトメガロウイルス (human cytomegalovirus: HCMV) に対して抗ウイルス効果を示すことを明らかにして来た.本研究では,既存の抗炎症薬でありCCR2アンタゴニストであるgermanium化合物を用いて,tricinとの抗HCMV作用を比較検討することでその作用機序を明確にすることを目的とした. その結果,HCMV感染により増加したCCL2とCCR2の遺伝子発現とタンパク質発現およびHCMV増殖は,germanium化合物処理により濃度依存的に抑制された.またtricin処理では,germanium化合物に比較してより強い抑制効果が観察され,約1/100の濃度で有意に抑制されることが明らかになった. これらの結果から,既存の抗炎症薬・germanium化合物より強力なCCL2発現抑制作用や抗HCMV作用をもつtricinは, これまでの抗HCMV薬には見られない新たな作用機序を持つ抗炎症性HCMV治療薬の候補となる可能性が示唆された.
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Letter to the Editor
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