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寺島 章, 生田 文昭, 三阪 佳孝, 川嵜 一博, 平岡 和雄, 中田 一博
セッションID: 150
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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スポット溶接継手のCTS向上を目的に、0.15~0.55%Cの炭素鋼板を用いて、スポット溶接後に高周波通電による溶接部の再加熱を行った。その結果、破断強度はスポット溶接のみに比べ1.5~5倍に向上し、プラグ破断形態を示した。これは、高周波通電による溶接部周辺の焼戻軟化効果に起因すると考えられる。
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渡辺 吾朗, 尼子 龍幸, 石井 靖弘, 高尾 尚史
セッションID: 151
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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高張力鋼板のスポット溶接においてはチリが発生し易く、高電流条件が適用できないため、母材破断を起こすような大径ナゲットの形成が困難であった。今回、孔形状を最適化した凹電極を使用することによりチリレス溶接が可能となってナゲット径を拡大することができ、十字引張強度が約1.5倍向上した。
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岡田 徹, 銭谷 佑, 泰山 正則, 宮崎 康信
セッションID: 152
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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車体組立の主要接合技術であるスポット溶接では,チリが発生すると継手強度のばらつきが大きくなる.その原因として,ナゲット径の変動や,インデンテーションの増大が指摘されているが,継手強度に及ぼすインデンテーションの影響は必ずしも明確にはなっていない.そこで,スポット溶接継手強度に及ぼすインデンテーションの影響を調査した.
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澤西 央海, 谷口 公一, 沖田 泰明, 松田 広志, 池田 倫正
セッションID: 153
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接における既溶接点への分流が、適正電流範囲に及ぼす影響について評価した。また、分流による通電・発熱形態の変化を、実験および数値シミュレーションに基づいて解析した。
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谷口 公一, 松田 広志, 池田 倫正, 大井 健次, 樺沢 真事
セッションID: 154
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接時の散りは部材表面に付着すると外観の悪化および塗装不良の原因となるが,その現象は定量的に理解されているとはいえない。そこで,散り発生とその付着の関係を定量化することを目的として,散り飛散速度の詳細解析および溶射法を用いた飛散粒子の速度制御により,散り付着現象の定量化を試みた。
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松田 広志, 谷口 公一, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 155
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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パルス通電法は超ハイテンの抵抗スポット溶接継手の強度向上を目的としたインプロセス後通電法で,これまでその効果について種々報告を行ってきた.本研究では,パルス通電法適用時における炭化物の析出・成長挙動など溶接部のミクロ組織変化を詳細に調査し,その継手強度への影響について検討した.
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沖田 泰明, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 156
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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Zn-Niめっきホットスタンプ材の抵抗スポット溶接性(適正電流範囲)を評価し、スケール除去なしで適正電流範囲が得られることを確認。抵抗スポット溶接現象に及ぼすZnOの影響を評価し、溶接条件による適正電流範囲拡大を検討した。
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太田 雄, 鈴木 実平, 川上 博士, 尾崎 仁志
セッションID: 157
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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抵抗溶接法によって鋼の小径管を薄板に溶接する場合,部材の接触部を十分に溶融させるだけエネルギを投入すると,接合する前に管材が温度上昇のため圧縮変形してしまう.溶接開始時の接触面積を減じ,電極加圧力を低減して管と板の接触部の電気抵抗を有効利用することで接合が可能である.
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寺崎 秀紀, 新留 祐太朗, 高田 充志, 小溝 裕一
セッションID: 201
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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前二報で検討してきた、バリアント解析による溶接部組織の解析を、異なる冷却速度条件の場合に適用し、前報との整合性を明らかにする。さらに、三次元観察の必要性や、結晶学的特徴を利用した簡易的な組織識別方法についても議論する。
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藤山 直人, 森本 裕, 熊谷 達也
セッションID: 202
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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低合金鋼の溶接継手において、溶融線近傍の溶接熱影響部(以下、HAZ)は靭性が低下する。その要因の一つとして、溶融線近傍のHAZは高温で加熱される領域であるため、旧オーステナイト粒が大きくなることが挙げられる。HAZ靭性改善手法の一つとして、強炭化物元素はベイナイトパケットサイズを粗大化させるのに対し、弱炭化物生成元素添加により、ベイナイト組織を微細化するのにことが報告されている。しかし、強炭化物元素は鋼材の焼入れ性を高め、強度の確保のために添加されるため必要である。そこで、本研究ではHAZ靭性に及ぼす強炭化物元素、特にNb量の影響を調査した。
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大橋 知弘, 高田 充志, 寺崎 秀紀, 小溝 裕一
セッションID: 203
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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アシキュラーフェライト(AF)はTi添加により生成すると報告されているが、そのメカニズムは解明されておらず、また、適正なTi量の報告もない。本実験では溶接金属中のTi量が介在物及び組織に与える影響を調査した。その結果、あるしきい値のTi量でAFの生成が活発になることが分かった。
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五百住 優太, 西川 進
セッションID: 204
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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炭素を多く含む鋳鉄は成形性、振動吸収性などの特性がある。しかし、溶接時には急速凝固によってレデブライトやマルテンサイトが生成し、異常硬化と溶接割れの原因となるため組立溶接に至っていない。今回、Cuを用いてTIG溶接を行い、溶接部の性質について検討した。
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溶接金属中の炭素とボロンの相互作用
柚賀 正雄, 森谷 豊, 林 謙次
セッションID: 205
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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Cr-Mo鋼の溶接金属の再熱割れ感受性に及ぼすC(炭素)とB(ボロン)の影響を検討した。成分の変化とともに溶接金属のミクロ組織や硬さが変化するため、成分の影響のみを分離、評価するための実験方法を考案し、B低減およびC増加により溶接金属の再熱割れ感受性が向上することを明らかにした。
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糟谷 正, 渡邊 耕太郎, 熊谷 達也
セッションID: 206
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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780MPa級高張力鋼HAZの水素放出挙動をTDSで調べると、析出物が少ない鋼では硬い組織のほうが軟らかい組織より水素吸蔵量が多く、析出物がある場合はその差が小さく、Cu析出鋼では逆転する傾向があることが分かった。これらの結果をもとにHAZの低温割れ感受性について考察した。
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Girish Padhy, 寺崎 秀紀, 小溝 裕一
セッションID: 207
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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Hydrogen distribution and effusion in simulated welds of a multiphase 14Cr-(4-9)Ni steel series, with different proportions of retained austenite in martensite matrix, were studied as a function of ag
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北川 良彦, 原 則行, 川崎 浩之, 韓 鵬, 漆原 亘, 高知 琢哉, 名古 秀徳
セッションID: 208
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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HT780級鋼用溶接金属の耐低温割れ性の向上を検討した。評価にはSSRT(Slow Strain Rate Technique)法および窓枠拘束溶接割れ試験を用いた。0.7%Cr系溶接金属において耐水素割れ性の向上が見られ、残留オーステナイトによる水素トラップ効果が示唆された。
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上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 209
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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種々の組織を有する中炭素鋼(JIS-S45C、2t)薄鋼板のTIG溶接継手を作成し、接合部組織と硬さ分布を調べた。接合前に、各種条件にて焼入焼戻を行い母材組織を変化させた。母材硬さが高いほどHAZ軟化部の幅が大きくなる一方で、最低硬さは変化しなかった。HAZの組織変化について、EBSD等用いて詳細に明らかにした。
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前田 憲太郎, 田沼 吉伸, 高島 敏行, 見山 克己, 齋藤 繁, 北川 浩史, 草苅 敏夫
セッションID: 210
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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北海道などの寒冷地において冬期間施工時には0°C以下となる場合があるが、このような場合にスタッド溶接を行う際は予熱処理を行うことが要求されている。本研究では、母材の板厚や形状および施工時の温度を変化させたスタッド溶接を行い、施工温度がスタッド溶接部の硬さに与える影響について検討する。
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菊池 庄太, 福本 学, 小薄 孝裕, 小川 和博
セッションID: 211
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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薄板端部の極近傍をレーザ溶接した場合に、溶接凝固割れの発生が懸念されるが、その防止対策として、溶接部近傍への補助加熱が考えられる。本研究では、その補助加熱の凝固割れ防止効果を数値解析により検証した。その結果、溶接部近傍を補助加熱することで凝固割れを防止・抑制できる可能性が示唆された。
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- 凝固割れ抑制技術の開発 -
徳永 仁寿, 富士本 博紀, 内原 正人, 泰山 正則, 宮崎 康信
セッションID: 212
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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自動車用鋼板の鋼板端部をレーザ溶接したときの凝固割れ感受性はおおむねC量で整理されるが、SiとTiを複合添加することで凝固感受性がC量で予測されるよりも抑制可能であることを見出した。
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林 良彦, 阿部 信行, 塚本 雅裕, 山崎 裕之, 谷川 大地, 辰巳 佳宏, 米山 三樹男
セッションID: 213
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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プロファイル可変型の半導体レーザを使用しクラッディングを行った。プロファイル形状を種々変化させ、皮膜の形成状況を確認、適切なビームプロファイルを見つけ出した。
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粉末粒径が成膜条件に及ぼす影響
谷川 大地, 阿部 信行, 塚本 雅裕, 山崎 裕之, 林 良彦, 辰巳 佳宏, 米山 三樹男
セッションID: 214
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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半導体レーザを用いて、SUS304基板に対して、Ni基自溶合金粉末のレーザクラッディングを行った。粉末静置法により、基板表面に材料粉末を供給した。本報では、粉末粒径が成膜条件に与える影響について報告する。
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首藤 直人, 森 智哉, 鈴木 実平, 川上 博士, 尾崎 仁志
セッションID: 215
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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前報の直線偏光を用いたステンレス鋼のレーザ溶接において,溶込み深さの増加やビードの傾斜について報告した.本研究では,新たに低炭素鋼を溶接方向と偏光方向の相対角度を変化させてビードオンプレート溶接を行い,ステンレス鋼の溶込形状と比較することで材料物性がそれに及ぼす影響を検討した.
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張 旭東, 宮城 雅徳
セッションID: 216
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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銅などに導電性の良い金属に対し,波長1000nm以上の赤外レーザの吸収率が低い.レーザ波長が短くなると,吸収率は大幅に増加する.本報告では,波長515nmのレーザを用いた純銅の溶接特性と溶接現象を検討した.また,SUS304材の溶接特性との比較も行った.
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東川 宗弘, 川人 洋介, 宇佐見 護, 片山 聖二
セッションID: 217
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本研究では、高輝度・高出力レーザ溶接におけるキーホール形成を、X線透視観察手法により直接観察し、自由表面を数値解析できるMPS(Moving Particle Semi-implicit)法の数値計算結果と比較することで、キーホール形成因子とされる蒸発反跳圧と表面張力とを評価し、キーホール形成機構に必要な基礎知見を明らかにした。
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村上 優, 渡辺 康介, 松坂 文夫, 大岩 直貴, 根崎 孝二
セッションID: 218
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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減圧環境下におけるレーザ溶接はポロシティ等の欠陥低減に有効であることは知られている。そこで,エジェクタ効果を応用したレーザ溶接装置を開発し,キーホール近傍のみ局所減圧させるとともにプルームを除去することで,溶接品質の向上を検討した。
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周 キョウホウ, 本庄 健寛, 森 裕章, 宮坂 史和, 上村 洋輔, 水谷 正海, 川人 洋介
セッションID: 219
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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ポロシティの抑制のために、発生機構を解明することは重要である.本研究では,流体力学の基礎式に基づく溶融池内の流動に関する解析モデルを開発した.更に,X線透過装置を用いて,溶融池内の流動の直接観察を行った.その結果,数値解析と直接観察結果は定性的に良い対応を示した.
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上村 洋輔, 中村 浩, 土井 雄一朗, 水谷 正海, 川人 洋介, 片山 聖二
セッションID: 220
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本研究では,純チタンのレーザ溶接において,スパッタ形成過程を三次元X線透過装置により直接観察を行い,融液がキーホール壁に沿って上方へ加速し,キーホール口前方の溶融部に流れ込むことで,溶融部が局所的に増大・上昇し,その結果,溶滴がスパッタとなること等について報告する.
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岩田 匠平, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 佐野 雄二
セッションID: 221
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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フェムト秒レーザを用いることによって,純TiとTi-6Al-4Vに対して大気中かつ犠牲層なしでピーニングを達成することを目的とした基礎的検討を行った.その結果、硬化と圧縮残留応力の付与が確認された.
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松山 法央, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 佐野 雄二
セッションID: 222
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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アルミニウム合金A6061に対し,フェムト秒パルスレーザを大気中で集光し,照射することでプラズマ閉じ込め媒質および試料表面へのコーティング無しでフェムト秒レーザピーニングを達成した.照射領域の硬さ測定および残留応力測定を行い,表面の硬化および圧縮残留応力の付与を確認した.
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松田 朋己, 佐野 智一, 荒河 一渡, 廣瀬 明夫
セッションID: 223
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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フェムト秒レーザ衝撃波を繰り返し負荷した鉄に対し硬さ試験を行った結果、表層にて著しい硬化が認められた。また透過電子顕微鏡観察の結果、同領域において高密度な転位を粒内に含有するナノ結晶粒が存在した。以上から硬化の要因は結晶粒微細化と転位強化の足し合わせの影響であると考えられる。
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大阿見 尚弥, 大脇 桂, 川口 勲, 藤田 秀一, 牧 聡美
セッションID: 224
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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近年,環境面への配慮から,物質の表面層の洗浄・除去に対する作業環境改善の需要が高まっている.レーザクリーニング法はドライプロセス・低コストであることから,環境面・作業面での負荷が小さく,適用範囲の拡大が期待される. 本研究では,レーザクリーニング装置を開発し,システム化,最適加工条件の導出及び除去状態の評価を行った.
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山下 正太郎, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 三井 健司, 臼井 寛之
セッションID: 225
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本報告では,3つのセンサーを有するマルチセンサーカメラを新たに開発し,レーザ溶接中のその場温度計測について検討した結果を報告する.
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代田 雄人, 塚野 草太, 山根 敏
セッションID: 226
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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パルスMAG溶接の自動化のため、CCDカメラにより溶融池を観察し、画像処理によってその形状を検出します。
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王 維西, 小池 伴幸, 藤間 次郎, 山根 敏, 細谷 和道, 中嶋 徹, 山本 光
セッションID: 227
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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ギャップを設けた場合におけるキーホールの観察とその検出を行った。
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久貝 克弥, 北畠 拓, 中村 信広, 右松 亨
セッションID: 228
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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アークセンサは古くから利用されている技術であるが、現在でも広く適用されているとはいえない。本研究では、その原因がセンシングの信頼性確保に問題があると考え、解決するための手法について検討する。研究の最終目標はCO2溶接に置いているがを、鉄材をTIG溶接し、アーク現象の特性および溶融プールの影響を調べた。
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内田 雄太, 松坂 文夫, 永見 武司, 増田 健, 小林 匠
セッションID: 229
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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大型構造物など長尺物の自動溶接では、機材設置誤差、溶接変形に起因する狙い位置変動に対する補正を施工中に行う必要がある。本研究では突合せMAG溶接を対象に、CCDカメラによる簡便な観察系を用いたプール形状評価法に基づく溶接線倣いシステムを構築し、その有効性を確認したので報告する。
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佐々木 要輔, 東谷 修, 山田 元紘, 中谷 光良
セッションID: 230
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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ロボットを用いた低入熱溶接施工法において,トーチに取り付けた温度センサから取得した温度データをリアルタイムで処理することにより,溶接部の裏面温度を管理するシステムを開発した.溶接中に入熱が大きくなると自動でロボットが停止し,裏面温度の過度な上昇を防止することが可能である.
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古免 久弥, 田中 慶吾, 正箱 信一郎, 吹田 義一, 寺嶋 昇, 田中 学
セッションID: 301
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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有人宇宙構造物の修繕と建造の方法の1つとして,GHTA溶接法が吹田らによって開発・提案されている.本研究では新たなアーク作動ガスとしてISS搭乗員の排出するCO
2ガスに着目した.各溶接条件に対するCO
2ガスを用いたGHTAの熱源特性の変化を調査し,高真空環境下でCO
2ガスがアーク作動ガスとして有効かどうか検討した.
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~精度向上とV字開先溶接への適用~
野口 曉, 福元 裕彦, 佐藤 伸志, 西村 利彦
セッションID: 302
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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MIG溶接の高効率化や最適溶接条件の迅速な決定を支援するため、熱流体解析による三次元MIG溶接解析のモデル化と解析を進めてきた。本報では、ビードオン溶接解析の精度向上を図るとともに、V字開先溶接に適用してビード形状や溶融池の流れの様子を検討した結果を報告する。
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片岡 耕太朗, 野村 和史, 平田 好則, 貴志 崇
セッションID: 303
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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アークプラズマの状態を知るためには非接触でアークプラズマに擾乱を与ない発光分光法が有用である.非軸対称,非定常なアークプラズマに対しては,複数台の検出器を同時に使用することで発光分光を行うことができる.本研究では溶接中のミグアークの金属蒸気とアルゴンの挙動を分析した.
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田中 学, 茂田 正哉, 宮坂 史和, 笠野 和輝
セッションID: 304
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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SAW溶接におけるアーク現象をモデル化し、数値計算シミュレーションを実施した。フラックスに閉じ込められたアークは、フリー・バーニング・アークと異なるものと考えられてきたが、それを覆す成果が得られた。
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山口 翼, 小西 恭平, 茂田 正哉, 田中 学, 村田 彰久, 村田 唯介
セッションID: 305
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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ガスタングステンアークの温度計測手法であるFowler-Milne法の信頼性を,Fowler-Milne法を用いた実験計測と数値シミュレーションから得られる温度場の一致率によって評価した.また,両者のずれが生じる原因を,ガスタングステンアーク中に存在する粒子の衝突頻度を測定することで検討した.
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池田 貴裕, 茂田 正哉, 田中 学
セッションID: 306
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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GMA溶接における溶滴移行現象を含めたアークプラズマ現象を捕らえるために,分光分析法によりアークプラズマの動的な温度分布,金属蒸気濃度分布および電子密度分布の計測を行った。ワイヤ端で成長する溶滴の下部において電子密度を測定することにより、移行形態の違いによる電流経路の変化を推察した。
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小西 恭平, 茂田 正哉, 田中 学, 村田 彰久, 村田 唯介
セッションID: 307
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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ティグ溶接において,狭窄ノズルを装着すると,溶融池から発生する金属蒸気のアークへの拡散を抑制できることを分光分析法によって捉えた.また,スモークワイヤ法を用いた実験によって,シールドガスの流れを可視化し,狭窄ノズルによるガス流制御のメカニズムを明らかにした.
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茂田 正哉, 田中 学
セッションID: 308
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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プラズマ溶接やアーク溶接において発生するプラズマ流が巻き込む冷たい外気[1]は、結果として溶接部の品質に大きな影響を与えるため、本稿ではその巻き込み過程を明らかにすることを目的とした新たな数値計算手法を提案する[2,3]。
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田代 真一, 小西 恭平, 田中 学
セッションID: 309
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本講演ではヘリウムガスタングステンアークにおける非平衡プラズマ特性の数値シミュレーション結果について報告する。アークプラズマ-材料表面間等のアークプラズマが低温となる領域では、従来の局所熱平衡近似が困難となり非平衡プラズマとしての扱いが必要となる。
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高部 義浩, 荻野 陽輔, 平田 好則
セッションID: 310
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本研究では高品質・高効率なアーク溶接プロセスの確立に向け、広範囲の溶接条件に対応できる3次元溶融池モデルを開発し、入熱分布が溶融池形成に及ぼす 影響を考察する.
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石田 和也, 辻村 吉寛, 茂田 正哉, 田中 学
セッションID: 311
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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工学的視点から、総合的なエネルギーのバランスに着目した簡易GMA溶接の数値解析モデルを用い数値計算シミュレーションを行った。短絡移行を想定した小電流条件においては、定常状態と非定常状態に大きな違いが見られ、短絡現象に伴う瞬時電力の動的な変化を考慮することが重要であることが示唆された。
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新田 夏規, 荻野 陽輔, 平田 好則
セッションID: 312
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本研究では,ガスメタルアーク溶接の溶滴移行現象の機構を明らかにすることを目的としている.電極ワイヤと母材間に円錐形状の仮想アーク領域を設置し,仮想アークのアーク広がり角と電気伝導率を変化させたときのグロビュラー移行/スプレー移行の臨界電流値の変化を数値解析により考察する.
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