- 
						
						木村 真之介, 松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 吉野 数基, 黒田 茂之, 上田 佳功, 高野 良比古 
							 p.
									108-109
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本研究では,高温環境下における電子部品Cu電極のはんだ接合部の信頼性向上を目的とする.Cu電極表面には銅食われを防ぐためのバリア層として一般にNi層が用いられてきた.しかし,高温環境下ではNiの拡散量が増大しバリア効果を損なう.したがって本研究では,Ni拡散量の低減を目指し,Ni層中への異種元素の添加およびNi層上への拡散抑制層の導入の二つの方策を試行し,界面の組織分析および反応速度評価を行った.
 
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						山際 大貴, 松田 朋己, 巽 裕章, 佐野 智一, 加柴 良裕, 廣瀬 明夫, 古澤 秀樹, 佐藤 賢次 
							 p.
									110-111
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本研究では,サブミクロン銅粒子を利用した接合法により,無加圧で銅- 銅接合を行った.各種パラメータを変更させることで,接合性に及ぼす影響の評価を行った.また,各温度におけるサブミクロン銅粒子の組織観察および分析を行うことによって,焼結プロセスの検討を行った.
 
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						茂田 正哉, 須貝 友裕, 田中 学, 古免 久弥, 迎井 直樹, 井上 芳英 
							 p.
									112-113
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									フラックスコアードアーク溶接中の溶滴にはたらく重力, 表面張力, 気化フラックスからの押出力,フラックスが蒸発する際の反跳力,電磁気力の五つの外力を考慮した粒子法に基づくモデルを構築し,格子法ベースのアークプラズマ
モデルとの連成シミュレーションにより,溶滴離脱現象のメカニズムを数値解析的に明らかにした.
 
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- 
						
						田代 真一, 菅 哲男, 田中 学, 迎井 直樹, 井上 芳英 
							 p.
									114-115
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									拡散性水素低減を目的として開発された二重構造のガスノズルを備えた拡散性水素低減トーチを用いる時,水素源の吸引効率向上には,吸引ガス流の精密な制御が不可欠となる.本講演では,吸引ノズル構造やトーチ運転条件が吸引ガ
ス流に及ぼす影響について数値解析を行った結果について報告する.
 
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- 
						
						江田 賢司, 荻野 陽輔, 浅井 知 
							 p.
									116-117
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									近年開発された“溶接電流・ワイヤ送給制御された短絡移行型溶接プロセス” は,溶接電流とワイヤ送給の制御による短絡移行の周期化によって,GMA 溶接プロセスの低入熱・高溶着化を達成した.そこで本研究では,短絡移行の有無に関わらず,溶接電流とワイヤ送給の制御方法によってGMA 溶接プロセスの熱源特性がどのように変化するか,構築した電極‐アーク統合数値シミュレーションモデルを用いて明らかする.
 
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- 
						
						肖 磊 , 樊丁 , 黄健康 , 田代 真一, 田中 学 
							 p.
									118-119
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									A numerical investigation of metal transfer process of high-current GMAW under external magnetic field is proposed, and the magnetic field controlling mechanism is highlighted.
 
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- 
						
						山田 哲生, 茂田 正哉, 田中 学 
							 p.
									120-121
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									対消耗性に優れたより良い電極の開発に向けて,ティグ溶接中の電極における添加物の蒸発および拡散現象について二次元空間での数値シミュレーションを行い,電極表面と電極内部の添加物の挙動を可視化した.また,蒸発による電
極内添加物のアークプラズマへの輸送過程を実現象と比較することで調査し,ティグ溶接中の電極内添加物の一連の消耗・輸送過程の検討を行った.
 
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- 
						
						呉東升 , 田代 真一, 吴子昂 , 田中 学, 華 学明  
							 p.
									122-123
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									In this study, a novel fully coupled plasma arc-keyhole-weld pool model is built to study the energy propagation in variable polarity plasma arc welding process.
 
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- 
						
						松井田 丈斗, 喜多 亮右, 大滝 悟嗣, 野村 和史, 浅井 知 
							 p.
									124-125
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									レーザ超音波法は溶接施工中でも品質計測を行える技術であり,レーザの小型化・高出力化により溶接ロボットに搭載することが可能となったことで,あらゆる溶接法へのその場計測の適用が期待されている.本報告では,積層造形技術の一つのWAAMにおけるその場計測の実施に向け,試験体を用いてレーザ超音波法による内部情報の取得を試みた.
 
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- 
						
						大根 努, 和田 尭, 石﨑 圭人, 矢野 猛, 鷲尾 隆 
							 p.
									126-127
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									近年,溶接に対する機械学習の新たな活用方法が期待されている.本研究では,機械学習手法の一種であるベイズ最適化を用いて,溶接時におけるスパッタを低減するための,パルス電流波形の設計パラメータ探索システムを構築した
.
 
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- 
						
						荻野 陽輔, 竹内 大貴, 浅井 知 
							 p.
									128-129
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									溶接施工時には種々の外乱によって,選定された条件を用いたとしても要求通りの品質が得られない場合がある.本研究では,初層片面裏波溶接を対象とし高速度カメラを用いてプロセス中の溶融池挙動について観察し溶接品質との関
係について考察した.その結果を踏まえて,小型CMOSカメラを用いて溶融池形状を取得することによるインプロセス溶接品質モニタリングの可能性について検討を行った.
 
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- 
						
						佐々木 要輔, 田村 光亮, 中谷 光良, 藤木 義則 
							 p.
									130-131
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									多関節ロボットおよび1 軸スライダを用いて,三次元形状のパイプ表面を完全自動で肉盛溶接するシステムを開発した.トーチ部に取り付けたラインレーザセンサによりビード止端部を検出し,自動で次パスの狙い位置を決定できる.また,同時に各範囲のビード間幅を計算することで,適切な溶接条件を自動選定可能である.開発システムを実機適用することで,良好なビード品質が得られ,溶接パス数や溶接時間が大幅に低減した.
 
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- 
						
						加藤 大樹, 佐々木 正司 
							 p.
									132-133
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									半自動炭酸ガスアーク溶接における溶接品質は作業者の技量に大きく影響される.そこで本研究では,突合せ継手の下向溶接について,モーションキャプチャシステムを用いて作業者のトーチ動作を計測,解析し,トーチ動作と溶接品質の関係性を調査した.その結果,トーチの高さのばらつきおよびウィービング操作における止端部の滞留時間比率と溶接品質の間に相関があることがわかった.
 
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- 
						
						-短絡移行における誤検出回避方法- 辰巳 知基, 吉岡 竜哉, 久貝 克弥 
							 p.
									134-135
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									アークセンサは古くからの技術であり,これまでにセンサの検出感度向上を目的とした研究が多く行われてきた.しかし,溶接ロボットの出荷台数に対する搭載率は現在でも高くない.そこで本研究ではその原因がセンシングの信頼性
にあると考え,誤検出を回避するための手法について検討している.本報ではCO2 溶接において故意にアークを乱して,どのような誤検出が生じのかを調査し,その回避方法について考察する.
 
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- 
						
						松田 昇一, 棚原 靖, 田中 学 
							 p.
									136-137
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									TIG溶接は溶接面の欠陥発生が少なく,耐食性や靱性に優れているが,溶け込みが浅い欠点がある.そこで我々は,外部磁場を用いてTIG溶接の溶け込み制御を試みた.しかしながら磁場を付加した場合,アークが溶接方向に大きく偏
向するため,母材への入熱が減少し,溶込みが小さくなる可能性がある.そこで本研究では外部磁場がアーク形状,母材への入熱,溶融池の流れおよび溶け込みに与える影響を報告する.
 
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- 
						
						櫻井 登, 井上 雄太, 金子 裕良 
							 p.
									138-139
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									GMA溶接の溶接速度を高速にすると強力なアーク力が溶融池に影響を及ぼしアンダカットやハンピングが発生する.また100%Arをシールドガスに用いるクリーンMIG溶接では接合部の靱性が向上するが,アークがシールドガス外の酸素を求めて溶融池前方を這い回る現象等によりビード蛇行が生じる.本研究はこれらの問題の抑制法として直流や交流外部磁界による高速溶接時のクリーンMIG溶接の不整ビード抑制法を検討した.
 
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- 
						
						原田 佑樹, 島 航洋, 正箱 信一郎, 寺島 昇, 丸笹 憲志, 大賀 祐介 
							 p.
									140-141
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									火星の構造物建設にはアルミニウム合金が用いられると予想され,交流GTA 溶接が適用される可能性が高い.低圧かつCO2ガス雰囲気の擬似火星大気においてアルミニウム合金の交流GTA溶接を行うと,接合部にブローホールが発生する場合があった.ブローホールは継手強度や気密性に影響を与える可能性があるため擬似火星大気中でアルミニウム合金の溶接継手を作製し,引張試験や破断面の観察を行った.
 
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- 
						
						阿部 洋平, 中谷 光良, 藤本 貴大, 茂田 正哉, 田中 学 
							 p.
									142-143
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									狭開先SAWは,板厚100mm以上の極厚板施工において,溶接時間および溶接変形の低減に有効な溶接法である.しかし,本溶接法は,通常よりも開先幅が狭いため融合不良が発生しやすく,またスラグ剥離性が悪化する等の理由で実用化が進んでいない.本研究では,小型の狭開先試験体で積層実験を実施し,極狭開先で施工可能な溶接条件を検討した.また,溶接部形状から,適正な開先幅裕度およびトーチ狙い裕度について考察した.
 
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- 
						
						藤本 貴大, 阿部 洋平, 中谷 光良, 茂田 正哉, 田中 学 
							 p.
									144-145
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									SAW は溶着量・溶接速度に優れる溶接法である反面,靭性低下や高温割れがしばしば問題となる.一方で近年ではSAW 向けのデジタル波形制御電源が実用化されており,従来のアナログ電源では出来なかった溶接部形状の制御が可能となった.本報では回帰分析による溶接部形状の予測と遺伝的アルゴリズムを併用した溶接条件選定手法を構築した.この手法を極狭開先SAW に適用し,融合不良なく積層高さを制御できることを実証した.
 
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- 
						
						奥田 博之, 野村 和史, 浅井 知, 岩田 匠平, 木谷 靖, 大井 健次 
							 p.
									146-147
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本研究では,レーザによるTIGアーク誘導現象の基礎検討を行った.母材がステンレス鋼の際にはレーザによるアークの誘導が見られたが,母材が軟鋼の際には誘導は見られなかった.レーザ照射時の母材表面上での様子を分光器により計測すると誘導が確認された母材ステンレス鋼の際にはマンガンやクロムといった金属蒸気の発光が確認されたことから,誘導現象はこれらの金属蒸気の影響が大きいと考えられる.
 
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						-インプロセスアーク溶接品質管理技術の開発第4報- 笠野 和輝, 浅井 知, 荻野 陽輔 
							 p.
									148-149
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									ブローホール発生時の溶接現象について実験検証・考察した.
 
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						藤山 将士, 茂田 正哉, 田中 学 
							 p.
									150-151
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本研究ではティグ溶接で平板を溶接したときの熱効率を,液体窒素の蒸発現象を利用した方法により測定した.そして,水冷銅板を用いた測定や溶接後の母材温度を測定する方法で得られる熱効率と比較し,測定方法による差異を考察した.
 
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						田中 慶吾, 茂田 正哉, 田中 学 
							 p.
									152-153
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/19
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									ティグ溶接中において,溶融池表面から発生する金属蒸気がタングステン電極まで輸送されうる.この金属蒸気の輸送によって電極が溶融・変形して消耗するため,長時間の安定したアーク放電が困難となってしまう.そこで溶接中における電極表面観察や,溶接後における電極表面および断面の組織観察,元素分析を実施することで,金属蒸気輸送が電極の消耗に及ぼす影響を検討した.
 
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- 
						
						ファン・フィ・レ , 田代 真一, 菅 哲男, 田中 学, BUI Van Hanh , 佐藤 豊幸 
							 p.
									154-155
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									アルミニウム板の溶接において,表面に形成される酸化膜の除去が不十分である と溶接欠陥が生じる恐れがある.そこで,アルミニウム板のアーク溶接には,陰 極点による酸化膜の除去作用を利用した交流ティグ溶接が用いられている.本講 演では,アルミニウムの交流ティグ溶接における陰極点挙動を超高速度ビデオカ メラにより観察し詳細に定量分析した結果について報告する.
 
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- 
						
						呉子昂 , 呉東昇 , 田代 真一, 田中 学 
							 p.
									156-157
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									新しい溶接法であるプラズマー MIG 複合溶接に関する研究を行っている.アルミ材料を接合する時の表面と内部の流動,溶接ビードの形成状況について示し,従来方法と比較した場合の利点を説明する.
 
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- 
						
						崎野 翔太, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 
							 p.
									158-159
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									A6063 とSUS304 の摩擦圧接において,アプセット圧力を変更して接合し,それぞれの継手に種々の条件で熱処理を施した.母材破断した最適圧接条件の継手に熱処理を施しても破断形態は変わらなかったが,圧接面で破断する条件の継手に熱処理を施すとA6063 側から破断することがわかった.また,どちらも熱効果指数がある一定の値を超えると,圧接面に中間層が生成されることで継手強度が著しく低下することもわかった.
 
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- 
						
						甲斐 宙斗, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 
							 p.
									160-161
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									A5083 とSS400 との継手作製に摩擦スタッド接合を適用し,圧接条件を種々変更して接合実験を行った.そして,接合現象を観察するとともに,継手強度に及ぼす圧接条件の影響について調べた.その結果,アプセット圧力が高い条件の方が引張強度が高い継手を得られやすいことが分かった.また,引張試験後の継手圧接面を観察したところ,A5083 のSS400 側への移着量は中心部と外周部で差が生じていたことがわかった.
 
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- 
						
						米田 晃, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 
							 p.
									162-163
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									FCD400(鋳鉄)とA5052(Al合金)の摩擦圧接にて,摩擦圧力を変化させて接合した.90MPaという高い摩擦圧力では鋳鉄側圧接面中心部にAl合金があまり移着していないため,Al合金母材の約53% の引張強さしか得ることができなかった.30MPaという低い摩擦圧力では鋳鉄側圧接面全面にAl合金が移着し,約75%の引張強さが得られた.つまり,低い摩擦圧力の方が継手の引張強度が高いことが分かった.
 
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- 
						
						齊藤 暖, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 
							 p.
									164-165
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									板材と棒材の組み合わせであるスタッド継手は様々な分野で広く用いられている.軟鋼の摩擦スタッド継手については母材破断する良好な継手が得られる圧接条件が見出されているが,負荷する推力が施工現場で容易に出力可能ではなく,圧力を維持したまま推力だけを減少させることが求められている. 本研究ではスタッド側の形状を中実棒から円筒とし,低推力状態で,良好な継手が得られる最適なスタッド形状を検討した.
 
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						木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 徳永 惇紀 
							 p.
									166-167
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									AZX611とA5083との摩擦圧接継手に関し,直径12mmの同径同士で接合を行った場合,圧接条件を種々変化させて継手を作製しても最大でAZX611母材の約33% の引張強さしか得ることができなかった.しかし,AZX611側の接合端面直径を16mmと大きくして接合を行ったところ,継手はすべて圧接面から破断したものの,AZX611母材に対して約61%の引張強さを得ることができた.
 
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- 
						
						松田 泰紀, 小椋 智, 山下 正太郎, 才田 一幸, 真崎 邦崇, 小嶋 和也 
							 p.
									168-169
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									SCM440H/Inconel713LCの摩擦圧接を行い,接合条件と継手特性の関係を解明した.接合まま材ではSCM側の端部に割れが生じたが,後熱処理により改善された.後熱処理材では長時間で接合すると接合界面近傍のInconel側に割れが生じたが,短時間では割れは改善され,引張強さはInconel母材と同程度となった.従って,短時間での接合を行うことで継手特性の改善が可能であることが明らかとなった.
 
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- 
						
						青木 祥宏, 藤井 英俊 
							 p.
									170-171
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									Ti-6Al-4Al合金をβトランザス温度以下の接合温度で線形摩擦接合した継手の接合部中央の組織は微細な等軸晶組織となる.この微細組織の形成は,接合部における温度上昇および大きな塑性変形により生じた動的再結晶に起因すると考えられる.そこで,種々の接合条件における接合部組織を系統的に調査することで,線形摩擦接合において,加工の影響を受ける領域や再結晶がが生じる領域などの分布を明らかにする.
 
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- 
						
						久保 貴寛, 桑嶋 孝幸, 園田 哲也 
							 p.
									172-173
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									ニオブとチタンの異材接合は原子力発電プラント等で使用されているが,高い寸法精度の要求から熱変形の少ない電子ビーム溶接やレーザ溶接で行われている.一方,摩擦圧接は,接合条件の最適化により高い寸法精度を持つという特長をもつが,ニオブとチタンを接合した報告は,ほとんど存在しない.そこで本研究では,摩擦圧接によりニオブとチタンを種々の条件で接合し,接合部組織を系統的に調査した結果について報告する.
 
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- 
						
						篠木 孝介, 川上 博士, 尾崎 仁志 
							 p.
									174-175
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									Al合金は熱膨張係数が大きく,酸化膜が形成されるため溶融溶接が困難である.そこで,非溶融接合である摩擦攪拌接合を応用した回転ツール点接合に注目した.回転ツール点接合はプローブ先端で上板と下板の界面を塑性流動させることで板同士を接合させる.本研究では,回転ツール点接合過程における押し込み力と回転トルクを測定とともに,接合強度,破壊形態を評価し検討した.
 
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						宮﨑 泰輔, 前田 将克 
							 p.
									176-177
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									同種アルミニウム合金の摩擦圧接において回転側と固定側の温度分布や組織に違いが見られた.この現象の原因及び継手に与える影響を調べるため,一方の材料を熱伝導率の異なるアルミニウムに置き換えて接合し,この温度測定と継手組織から比較考察を行った.
 
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- 
						
						劉恢弘 , 宮垣 徹也, 釜井 正善, 藤井 英俊 
							 p.
									178-179
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									高炭素鋼は高強度を有するが,溶融溶接時に脆いマルテンサイトの形成により健全な継手が得られない.摩擦圧接は回転摩擦熱を利用する固相接合法であり,溶融溶接に関する問題を解決できるが,接合界面中心部と外周部に温度差が生じ,界面温度・組織の均一的制御が困難である.本研究では,接合界面の電気抵抗熱を利用するジュール熱大荷重局部変形接合法を用い,高炭素鋼の温度均一制御可能な低温圧接の実現を目的とした.
 
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						林泳錫 , 劉恢弘 , 藤井 英俊 
							 p.
									180-181
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									脆い金属間化合物の形成などにより,チタン合金とステンレスの溶融溶接が困難である.回転摩擦熱を用いた摩擦圧接は,チタン合金とステンレスの異材接合に使われているが,接合界面中心部と外周部の熱発生と変形状態が異なるため,均一健全な界面組織を得るのは難しい.本研究では,電気抵抗熱を利用するジュール熱大荷重局部変形接合法を用して,均一健全な界面組織を有するチタン合金とステンレス異材継手の制作を試みた.
 
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- 
						
						伊藤 太初, 山本 隆一, 佐々木 朋裕 
							 p.
									182-183
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									ガス圧接部の接合強度に影響を及ぼす接合界面の変形状況を把握し,接合阻害因子である酸化介在物をより効率的に分断・微細化させるため,丸棒鋼のガス圧接部における加熱変形状況を有限要素法による熱伝導- 構造解析によりモデル化した.ここでは,実験結果との比較による当該モデルの妥当性の検証および当モデルを用いて加圧条件を変更した際の変形挙動への影響について報告する.
 
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						相沢 友勝 
							 p.
									184-185
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									電磁圧接は,平板状コイル上に置かれたAl薄板などを電磁力を使い,他の薄板へ高速衝突させて行われる.通常,コンデンサ電源からコイルへ減衰振動する放電電流を瞬間的に流して行われる.ここでは,放電電流の最大値近くで薄板を衝突させ,放電電流を衝突部へ転流し,コイルへ振動しない電流を流して圧接する方法および実験結果を報告する.
 
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						内村 太郎, 野木 優香, 生島 一樹, 柴原 正和 
							 p.
									190-191
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									合金化溶融亜鉛めっき鋼板にスポット溶接を施すとLME割れが発生する場合がある.LME割れとは液化した亜鉛が鋼の結晶粒界に進入することで粒界強度を弱め,割れを生じる現象です.本研究では理想化陽解法FEMを用いたシミュレーションより,LME割れを応力もしくはひずみ増分で評価し,評価方法を確立させることを目的とする.
 
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						木下 比奈子, 山根 敏 
							 p.
									192-193
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									短時間大電流での高張力鋼を対象とした抵抗スポット溶接において,母材と電極の接触部での電流密度が高くなり,表面チリが発生する.電極と母材との間,母材間の接触状態は,材料の降伏応力および接触部での圧力に依存する.そこで,抵抗スポット溶接の数値モデルを導入し,電極形状を変化させ現象の解析を行い,電極形状が母材の温度分布に及ぼす影響を確認した.
 
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						——Modelling and analysis of Al5052/CFRP joint for welding parameter optimization (Report 1)-  Sendong Ren,  Yunwu Ma, Shuhei Saeki, Yoshiaki Iwamoto, Kunio Narasak ... 
							 p.
									194-195
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									The FE model of coaxial one-side resistance spot welding for A5052 and CFRP sheets was established and electric-thermal-mechanical coupling behaviours were analysed by in-house software JWRIAN.
 
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						小林 裕貴, 川端 智也, 秋山 哲也, 北村 貴典 
							 p.
									196-197
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									著者らは軟鋼板を用いた抵抗スポット溶接継手に複合荷重が作用した際の強度に及ぼす荷重角度依存性を明らかにした.高張力鋼板を用いた場合,変形しにくさによる応力集中などが原因で十字引張強度が母材強さに比して上がらないことが報告されている.複合荷重下においても高張力鋼を用いることで継手強度に同様の影響を及ぼすことが想定される.そこで,高張力鋼板の継手の複合荷重下での強度についてマクロ的な観点で検討した.
 
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						-TSS およびCTS 向上を両立するナゲット特性に関する検討- 伊與田 宗慶, 畠中 聖弥, 的場 佑太 
							 p.
									198-199
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									これまでの検討において,高強度鋼板抵抗スポット溶接継手の接合強度向上について溶接部特性の観点から考察を行い,Ni箔インサートによる検討から十字引張強さ向上に関する考え方について,V箔インサートによる検討から引張せん断強さ向上に関する考え方について,それぞれ検討を行った.本発表では,引張せん断強さと十字引張強さを同時に向上可能である溶接部特性の考え方について検討を行った内容について報告する.
 
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						後藤 崇志, 今村 美速, 青木 拓朗 
							 p.
									200-201
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									アルミニウム抵抗スポット溶接の十字引張強さの強度安定性は引張せん断強さと比較して劣る.この原因を解明すべく,接合強度試験前にX線CTによる内部欠陥状態の把握,圧痕径,残母厚等のデータを取得し,接合強度と紐付けることで強度安定性に影響する因子の明確化を試みた結果について報告する.
 
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						浅山 智也, 松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 伊與田 宗義 
							 p.
									202-203
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									合金化溶融亜鉛めっき鋼板とアルミニウム合金の抵抗スポット溶接継手に対し,異材界面の観察および評価を行った.界面組織観察の結果より反応層厚さ分布を作成したところ,ナゲット中心部では反応層は厚く,その周辺部では厚さが減少し,端部で再び増加する傾向が確認された.また,FIBを用いて微小強度試験片を作成し,反応層の強度特性を取得,組織観察と強度試験の結果より強度の支配因子を検討した.
 
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						森本 健斗, 塚本 雅裕-, 阿部 信行, 升野 振一郎, 安積 一幸, 林良 彦 
							 p.
									204-205
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									青色半導体レーザは純銅の溶接において溶融池の挙動が安定しており,高品質な溶接ビードが得られることが報告されている.本研究では出力200W,スポット径100μm,パワー密度2.6×106 W/cm2の高輝度青色半導体レーザを用いて純銅のビードオンプレート溶接を行った.また,パワー密度をレーザ出力を変化させることで調節し,パワー密度がビードの形状に及ぼす影響を調査し,報告する予定である.
 
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						前田 恭兵, 鈴木 励一, 岡 大介, 阿部 翔吾 
							 p.
									206-207
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									自動車製造における鋼板とアルミニウム押出材の接合では,鋼板側からの片側施工が必須となり,主に機械締結法が用いられている.機械締結法に代わる接合法として,コールドスプレー法( 以下CS法)を利用した異材レーザ接合を検討した.CS法によりアルミニウム合金表面へ鋼皮膜を形成し,超ハイテン鋼板と鋼皮膜をレーザ溶接した.良好な継手強度が得られ,超ハイテン鋼板とアルミニウム合金が接合可能であることを確認した.
 
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						玉城 怜士, 劉忠杰 , 恵良 哲生 
							 p.
									208-209
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									従来接合が困難であった6000 系アルミニウム合金と溶融亜鉛メッキ鋼板において,レーザのエネルギ分布制御及びアークの低入熱制御を行うレーザ・アークハイブリッド接合方法を開発した.実験用アルミニウム合金と溶融亜鉛メッキ鋼板の接合に成功した.また,接合部の金属間化合物の厚さや接合部の成分分析を行った.本講演ではこの新接合技術について報告する.
 
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						若園 怜子, 小椋 智, 山下 正太郎, 才田 一幸 
							 p.
									210-211
								
 発行日: 2019年
 公開日: 2019/12/24
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									アルミニウム合金と合金化溶融亜鉛めっき(GA)鋼の異材レーザブレイジングを行い,異材接合部特性について調べた. また重ね継手に発生する気孔欠陥について調べた.さらに気孔欠陥を抑制するためにTiインサート材を用いてレーザブレイジングを行った.その結果,Tiインサート材の設置位置とレーザブレイジング時のプロセスパラメータを最適化することで一部母材破断の良好な継手が得られることがわかった.
 
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