Medical Imaging Technology
Online ISSN : 2185-3193
Print ISSN : 0288-450X
34 巻 , 3 号
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特集/多元計算解剖学
  • 佐藤 嘉伸
    2016 年 34 巻 3 号 p. 133-134
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/05/29
    ジャーナル フリー
  • 大内田 研宙, 橋爪 誠
    2016 年 34 巻 3 号 p. 135-138
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/05/29
    ジャーナル フリー
    「計算解剖学」とは,高精細医用イメージング技術と情報学の融合によりさまざまな診断・治療法を高度化することを目的とした学術領域である.これまでわれわれは,大量の画像データベースに基づき正常な人体構造を統計的に記述した「計算解剖モデル」とその利用による臨床画像の理解に対して,数理的基礎論,基盤技術論,臨床応用論を構築してきた.多元計算解剖学は,その研究成果に立脚しつつ,(1)細胞レベルから臓器レベルまでの空間軸,(2)胎児から死亡時までの時間軸,(3)生理,代謝などの機能軸,(4)正常から疾患までの病理軸において理論,モデル,手法およびデータベースを発展させ,計算解剖学を多元化することを目的としたものである.これにより単なる画像理解にとどまらない統計数理モデルによる人体の総合的理解に基づき,早期発見や治療の困難な疾患に対する革新的な診断・治療法を創成することを目指している.本稿ではこの多元計算解剖学の目的と概要を述べる.
  • 本谷 秀堅, 清水 昭伸, 佐藤 嘉伸
    2016 年 34 巻 3 号 p. 139-143
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/05/29
    ジャーナル フリー
    本稿では,研究課題群A01の3つの班,すなわち,A01-1班:多元計算解剖学における基礎数理,A01-2班:多元計算解剖学における形態情報統合の基盤技術,A01-3班:多元計算解剖学における機能情報統合の基盤技術,それぞれの目的と計画および最近の活動について紹介する.
  • 仁木 登, 藤田 廣志, 森 健策
    2016 年 34 巻 3 号 p. 144-150
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/05/29
    ジャーナル フリー
    研究課題群A02は,多元計算解剖学に基づいた応用システムを研究開発している.これは多元画像情報に高度に知能化された数理的手法を適用して早期発見や治療困難な疾患に対する診断治療法を創成している.
  • 小林 英津子, 木戸 尚治, 大内田 研宙, 橋爪 誠
    2016 年 34 巻 3 号 p. 151-156
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/05/29
    ジャーナル フリー
    多元計算解剖学(研究課題群A03)の展開では,他の計画班が構築してきた空間軸,時間軸,機能軸,病理軸に拡張した多元的なデータを外科治療・診断・生体医工学分野へと展開することを目的としている.これにより高度に知能化された診断・治療法を実現するとともに,応用分野へと展開することにより新たに得られた知見を,基礎研究グループ(研究課題群A01,A02)へとフィードバックする.本稿では,この3分野への展開研究の概要およびこれまでの成果の一部について解説する.
研究論文
  • 高野橋 健太, 荻野 昌宏
    2016 年 34 巻 3 号 p. 157-164
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/05/29
    ジャーナル フリー
    医用X線透視画像を対象としたノイズ低減アルゴリズムを提案する.X線透視は患者や術者の被曝低減のために低線量で実施することが求められるが,その一方で,低線量に起因するノイズによって画像の視認性が悪化する.従来のノイズ低減手法は,運動物体に残像が発生することや,多量のノイズを除去しきれないこと,計算量が多くリアルタイム処理が難しいことが課題となっていた.この問題を解決するため,提案手法では,画像全体の情報を用いて画像間の動きを頑健に検出し,その動きに追従させながら局所領域の類似度を尺度に時空間フィルタを適用する.本提案手法は,残像を抑制しつつノイズを低減することを少ない計算量で実現し,かつ透視装置に求められる30フレーム/秒のリアルタイム処理を可能とした.
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日本医用画像工学会
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