日本助産学会誌
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20 巻, 1 号
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20周年記念論文
  • ─会陰切開の適用を再考する─
    辻 恵子, 小黒 道子, 土江田 奈留美, 中川 有加, 堀内 成子
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_7-1_15
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    エビデンスレベルの高い論文を探索し,批判的に吟味する過程を通じて会陰切開の適用を再考することである。
    方 法
    臨床上の疑問を明確化するためのEBNの方法論を用いて,「会陰切開・術」,「会陰裂傷」,「会陰部痛」,「新生児」のキーワードを設定し,エビデンスレベルの高い論文およびガイドラインを探索した。RCTのシステマティック・レビューである2つの論文に着目し,批判的吟味を行った。同時に,会陰裂傷を最小限にする助産ケアの知見について検討した。
    結 果
    批判的吟味を行った結果,2つのシステマティック・レビューにおける研究の問いは明確に定義されており,妥当性を確保するための必要項目を満たすものであった。これらのシステマティック・レビューから「慣例的な会陰切開の実施は,制限的な会陰切開に比べ,“会陰(後方)の損傷”のリスクを増大させる。また,“創部治癒過程”における合併症のリスクおよび退院時の“会陰疼痛”のリスクを増大させる。“尿失禁”および“性交疼痛”のリスクを軽減させるというエビデンスはなく,“新生児の健康上の問題”が生じるリスクを減少させるというエビデンスは存在しない」との結果が導かれた。
    また,これまでの助産ケアの知見を検討した結果,会陰マッサージ,会陰保護,分娩体位の工夫などで会陰裂傷を最小限にする可能性が確認された。
    結 論
    女性に優しい助産ケアとして,助産師は,会陰裂傷を最小限に防ぐケアの可能性を追求すると共に,エビデンスに基づいた情報を適切な方法で伝え,女性自身が必要なケアを選択できるよう,女性とのパートナーシップを構築していくことが求められる。
  • 太田 尚子
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_16-1_25
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    死産で子どもを亡くした母親たちのケアへのニーズと,その背景となっている思いや体験を探索する。
    対象と方法
    研究デザインは,質的因子探索型研究である。妊娠中期以降に,死産を経験した母親13名と早期新生児死亡を経験した母親1名の計14名を対象に,半構成的面接法によりデータを収集し,継続的に比較分析した。
    結 果
    母親たちのケア・ニーズには,妊娠中に築かれた子どもとの絆を確認し,母親であると自覚できることを支援する『母親になることを支える』,子どもの死亡という喪失体験が引き起こす悲嘆過程を促すことを支援する『悲嘆作業を進めることを支える』,そして,ケアに関するあらゆる場面で,母親たちの意思を尊重し,母親主導でケアを展開する『希望を引き出して意思決定を支える』があった。『母親になることを支える』の構成要素として,《希望するだけ子どもに会うこと・別れることを支える》,《生きた証を残す思い出づくり》,《火葬と供養を支える》,《子どもが生きているかのような扱い》の4つのカテゴリが抽出された。また,『悲嘆作業を進めることを支える』には,《子どもや出来事の話の引き出しと傾聴》,《泣いていいことの保証と泣ける環境》,《心の痛みを助長させない環境》,《退院後の心のサポートと情報の提供》,《母親を支援できるように家族を支える》の5つのカテゴリが抽出された。
    結 論
    母親たちのケア・ニーズには,母親になることへの支援,悲嘆作業を進めることへの支援,そして,あらゆるケア場面での意思決定への支援があった。
  • 田淵 紀子, 島田 啓子
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_26-1_36
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    出生後1ヶ月より1年までの乳児の泣きに対して,母親が示す情動反応を明らかにすることである。
    対象と方法
    調査1:1ヶ月健診受診の母親763名を対象に,生後1ヶ月時の児の泣きに対する情動(児の泣き声を聞いたときの受容的・非受容的情動20項目)について,自己記入式質問紙調査を実施した。
    調査2:調査1で継続研究に同意の見られた母親429名に対し,同様の自己記入式質問紙調査を児が4~5ヶ月になった頃に実施した。
    調査3:調査2で継続研究に同意の見られた母親305名に対し,同様の自己記入式質問紙調査を児が1歳になった頃に実施した。
    結 果
    生後1年までの調査すべてに回答の得られた母親251名を分析の対象とした。
    対象は,初産婦124名(49.0%),経産婦127名(51.0%)であった。
    1ヶ月時の受容的情動得点(range 10-40)の平均は30.6±5.3点,非受容的情動得点(range 10-40)は18.0±6.3点であった。4~5ヶ月時の受容的情動得点は29.8±5.9点,非受容的情動得点は17.6±5.8点,1年時の受容的情動得点は28.2±5.8点,非受容的情動得点は18.9±6.1点であった。児の泣きに対する母親の受容的情動傾向は生後1ヶ月から1年を通してみられたが,最も受容的情動が高かったのは1ヶ月時であり,時間の経過とともに有意に低下していた(p<0.05-0.0001)。一方,非受容的情動は1年を通して低かったが,1年時は,1ヶ月時,4~5ヶ月時に比べて有意に高くなった(p<0.05-0.0001)。受容的情動は1ヶ月時点で経産婦の方が初産婦より有意に高かった(p<0.05)が,反対に非受容的情動は経産婦より初産婦の方が有意に高かった(p<0.01)。出産経験によるこれらの差は1ヶ月時に顕著に認めたが,4~5ヶ月時や1年時ではみられなかった。
    結 論
    児の泣き声を聞いたときの母親の情動について,生後1ヶ月,4~5ヶ月,1年の3時期を母親251名から縦断的に調査した結果,1ヶ月時では受容的な情動が高いのに対し,時間の経過とともに低くなり,1年時では非受容的な情動が高まるという逆転がみられた。
原著
  • 小笹 由香, 松岡 恵
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_37-1_47
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    羊水検査を受ける女性の意思決定に影響を及ぼした価値判断とその根底にある価値体系(慣例規範・維持欲求,期待規範・適応欲求,統合規範・調和欲求の3段階)を明らかにすることを目的とした。
    対象と方法
    対象は,羊水検査の結果に異常がなかった女性16名で,研究デザインはインタビューガイドに基づく半構成面接による,質的後方視的記述研究とした。
    結 果
    義兄がダウン症であるもの以外の15名は,35歳以上であった。慣例規範・維持欲求の低次の段階を優先していた者は16名中12名だった。慣例規範は,精神的に弱く,高齢のため一生介護責任は持てず,障害児の養育は困難というもので,維持欲求は安定した生活の維持というものだった。夫婦の慣例規範・維持欲求の相違がある場合は,夫の期待に応え,受け入れられるという期待規範・適応欲求が得られず,心理的葛藤が起こっていた。また,羊水検査の受否を決めた,同じ立場の女性が,何を悩み,どう判断したかを知ることにより,自分の決定した行動を正当化し,心に調和を感じていたいという,統合規範・調和欲求があった。
    結 論
    羊水検査を受けることについての価値体系には,慣例規範・維持欲求,期待規範・適応欲求,統合規範・調和欲求の3段階があった。本研究の対象の多くは,十分に考慮できずに低次の慣例規範・維持欲求を優先させ,検査を受ける価値について判断していた。
  • -文化を考慮したケアの実現に向けて-
    藤原 ゆかり
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_48-1_59
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    近年,増加傾向にある異文化圏からの人々の出産に対して,出産は文化的な要素を強く反映する事象であることを踏まえ,文化を考慮したケアを模索するため,今回は臨床でのケアの現状と課題を明らかにすることを目的とした。
    対象と方法
    研究デザインは質的記述的研究である。方法は研究者が作成したインタビューガイドを用いた半構成的面接法によりデータを収集し,内容分析を行った。調査対象は都内の産婦人科病棟で異文化圏からの人々のケア経験のある臨床助産師16名である。
    結 果
    助産師は異文化圏からの人々に対して,気持ちがわからないその場限りの関係で,お互いにストレスがたまる,また,ストレートな表現や意外な反応・自分の意見を貫く態度に戸惑うとしながらも共通の言語だけがケアに重要ではない,相手を知ろうとする態度が関係性を変えることも認知していた。さらに特殊なバックグラウンドや病院のシステム・役割の違いという社会的側面も認知に影響していた。出産にかかわる文化については出産に対する認識の違いや助産師の役割の違いによる戸惑い,希望への配慮とルールを越える慣習への対処の難しさを感じながら,今後のケアについてはよいお産をしてほしいと願い,多職種との連携やサポートシステム構築の必要性も認知し,ケアの向上を目指していた。
    結 論
    臨床の助産師は,コミュニケーションの難しさや出産文化の違いを認知しながらも異文化圏からの人々を尊重しようと努力し,よいお産をめざしてケアを提供していることが明らかになった。しかし,多職種との連携やサポートシステム構築が,ケアの向上には不可欠であることも示唆された。
  • 吉留 厚子, 小西 清美
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_60-1_68
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    研究の目的は断乳時における乳房マッサージの刺激による影響を,母親が感じる主観的不快症状,乳房緊満および乳房表面皮膚温度の変化から明らかにする。
    対象者および方法
    対象者は桶谷式マッサージを受けた産後12ヵ月から2年1ヵ月までの母親10名であった。主観的不快症状は対象者よりVAS(0-10)で,乳房緊満は助産師がVAS(0-10)にて測定した。乳房表面皮膚温度の測定は,赤外放射温度計サーモトレーサ(TH5104,NEC三栄)で,乳房マッサージ施行前と施行後1分・3分・5分とした。分析は熱画像処理プログラム(TH51-701)を用いて,最高温度・平均温度を求めた。
    結 果
    憂鬱な気分は断乳3日,10日目のマッサージ前には顕著に訴え,マッサージ後には改善された。乳房マッサージにより,乳房緊満は軽減された。断乳3日目では,乳房表面皮膚温度は8名中7名がマッサージ後に上昇していた。断乳10日目の乳房表面皮膚温度はマッサージ後に6名中2名上昇し4名は下降した。
    結 論
    桶谷式乳房マッサージは血液循環を良好にし,不快症状を緩和しながら適切な断乳を行うための効果的な方法であると考えられる。
  • 渡邊 知佳子
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_69-1_78
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    本研究の目的は,看護者が不妊症患者の看護を実践する中でどのような困難や葛藤を感じているのか,その具体的な事象を明らかにすることである。
    対象と方法
    研究デザインは質的記述的研究であり,対象者は生殖補助医療を実施している施設に勤務する12名の看護者である。半構成的面接法により,対象者に不妊症患者の看護を実践する中で感じている困難や葛藤と,その時の思いを語ってもらった。データから具体的な困難・葛藤事象は何かを視点として分析し,類似する内容をまとめカテゴリー化した。
    結 果
    困難や葛藤は3つに大別された。(1)「不妊症患者の特性を理解したケアが実践できない」では,看護者は壁を作っている患者との対人関係の構築や,患者の悩みに返答できないことに困難を感じていた。(2)「期待に反する治療結果場面でアプローチができない」では,看護者は患者の体験に巻き込まれ,悲しみや無力感を感じ,さらに患者から逃げている状況がみられた。(3)「治療の選択に踏み込むことができない」では,看護者には患者の自己決定権を侵害できない,医師の治療方針に口は挟めないという認識があり,治療の選択に関してほとんど介入できていなかった。
    結 論
    困難・葛藤事象は,看護者が患者をステレオタイプで捉え,患者看護者間で援助的な関係が築かれていないことに起因していた。看護者は個々の患者に関心を向け患者をありのまま受けとめること,それにより両者の間で自己の思いを表現できる関係を築くことが重要と考えられた。
  • 今崎 裕子
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_79-1_88
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    本研究の目的は,緊急帝王切開を体験した女性の出産後約1年半までの出産に関する気持ちを構成する因子を抽出し,その変化の過程を明らかにすることである。
    対象と方法
    対象者は緊急帝王切開後1年1ヶ月~1年7ヶ月の初産婦5名である。データは,「緊急帝王切開を知らされた時から今までの気持ち」について半構成的インタビューにて収集し,逐語録にした。分析は質的帰納的方法により行った。
    結 果
    緊急帝王切開を体験した女性の出産後約1年半までの出産に関する気持ちを構成する因子として,1. 緊急事態に伴うパニック状態,2. 出産時と出産後の医療者に対する不満と信頼,3. 緊急帝王切開分娩になった自責の念,4. 母親としての不全感,5. 緊急帝王切開分娩への感情の変化,6. 夫と周囲の人から受けるサポートのやすらぎと期待,7. 生活のゆとりによる子育てのつらさから喜びへの変化,以上7カテゴリーを抽出した。
    緊急帝王切開後約1年半までの出産に関する気持ちは,緊急帝王切開時のパニック状態から医療者に対する不満や信頼として表れ,産後1~2ヶ月間の母親としての不全感,自責の念となり,産後3ヶ月頃より徐々に子育て生活に慣れることで,子どもへの愛着が増し,さらに約1年半後には子育ての楽しさへと変化していた。
    結 論
    「経膣分娩は自然の摂理」「痛みを伴なった出産をすることがお母さん」といった女性の出産観が,緊急帝王切開を体験した女性の出産に関する気持ちに影響することが示唆された。また,女性が安心し,納得できるような繰り返しの説明,さらに女性の出産に対する考えを知った上での想起と傾聴による心理的サポートの必要性,夫の緊急帝切決定時でのショックや反応が,女性の気持ちに影響を与えることを考慮する必要性が示唆された。
資料
  • 荒木 奈緒
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_89-1_98
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    羊水検査を受けるか否かを検討する妊婦はどのようなプロセスを辿って意思決定をするのか,その際の意思決定プロセスには一般的な意思決定プロセスとの差異があるのかを知ることにより,どのような援助が意思決定を行う妊婦の支援となるのかを明らかにすることを目的とする。
    対象と方法
    対象は,研究参加の同意が得られ,今回の妊娠において羊水検査を受けるか否かを検討した体験を持つ妊婦5名。データ収集には半構造化面接法を用い,妊娠26週~30週の時期の1時点で実施した。得られたデータは面接内容を逐語録としてデータ化した後,内容を質的帰納的に分析した。
    結 果
    羊水検査を受けるか否かを決定する際の妊婦の意思決定プロセスを構成するカテゴリーは,≪妊娠の継続を自分に問う≫≪人工妊娠中絶に対する思いを自問する≫≪周囲の意見との照らし合わせ≫≪障害児育児を想像する≫の4つのカテゴリーが抽出された。意思決定プロセスの起点は,≪妊娠の継続を自分に問う≫という形で命に関する自己の価値観を明確化し妊娠の継続を検討することであった。このカテゴリーを起点とし≪人工妊娠中絶に対する思いを自問する≫ことによって自分の人工妊娠中絶に対する考え方を確認し,自分の価値観が周囲の身近な社会で受け入れられるのかを≪周囲の意見との照らし合わせ≫ で十分に観察し,障害という視点から≪障害児育児を想像する≫し,育児の可能性を測った上で,検査を受けるか否かの最終意思決定を行うというプロセスが見出された。
    このプロセス中で羊水検査を受けた妊婦には,胎児に感じる愛着と五体満足でなければいけないという価値観との間で「揺れ」を感じ,検査結果がでるまで妊娠継続に関する決定を保留とし,検査を受ける決定を行なう過程が存在した。
    結 論
    羊水検査を受けるか否かを検討する妊婦は,検査結果による妊娠の継続に関することを最初に問題認識し検査を受けるか否かの検討を行なっていた。このプロセスの中で妊婦は,妊娠の継続から導き出された命の価値観と,胎児に対する感情や障害児育児に対する感情が相反した場合に「揺れ」を感じていた。特に検査結果で異常が指摘された場合に,人工妊娠中絶を受けることを考えている妊婦は,心理的重圧という問題を抱えており細心の配慮が必要である。
  • 趙 菁, 佐々木 晶世, 佐藤 千史
    2006 年 20 巻 1 号 p. 1_99-1_106
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/04/25
    ジャーナル フリー
    目 的
    本研究では不妊治療の有無とその種類が妊婦の不安および対児感情にどのように影響するかを明らかにすることを目的とした。
    方 法
    首都圏にある3ヶ所の産婦人科医院に通院していた妊婦250名を対象に無記名自記式質問紙を配布した。主な調査項目は,属性,治療の有無,母性心理質問紙,対児感情評定尺度,不妊治療を受けた場合には治療の種類や期間,治療開始から妊娠までに気になったこと(Visual Analog Scaleによる)とした。
    結 果
    201名から回収され(回収率80.4%),不妊治療した妊婦(不妊群)が53名,自然妊娠の妊婦(自然群)が148名だった。母性不安は「育児の予想」,「容姿の変化」に関して不妊治療した妊婦より自然妊娠した妊婦の方が有意に強かった。対児感情では不妊治療した妊婦の方が有意に好ましい状態であった。不妊治療の有無に関わらず,妊娠後期の方が初・中期より有意に母性不安が強かった。また,母性不安が高い妊婦は対児感情が好ましくない状態であった。さらに,不妊治療を受けた妊婦のうち,今回妊娠に至った治療を一般不妊治療(タイミング療法,ホルモン療法,人工受精)と高度生殖医療(体外受精,顕微鏡受精)の2群に分けて分析したところ,高度生殖医療を受けた妊婦の方が,治療を辛いとは思わず,また,治療費を負担に感じていなかった。
    結 論
    不妊群より自然群の方が母性不安の得点が高く,対児感情が好ましくなかった。したがって,妊娠中は不妊治療の有無に関わらず,妊婦の不安や対児感情に合わせた情報提供やカウンセリングを行なう必要がある。
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