情報知識学会誌
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21 巻 , 2 号
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第19 回(2011年度)研究報告会論文集
  • 21 巻 (2011) 2 号 p. 121-122
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
  • 江草 由佳, 高久 雅生
    21 巻 (2011) 2 号 p. 123-130
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    教育分野の研究論文や雑誌記事を対象とした論文データベースである教育研究論文索引は,国立教育政策研究所教育研究情報センター教育図書館によって作成されている.この教育研究論文索引のレコードがCiNii データベースとどれくらい重複しているかについて調査し,その分析結果を報告する.調査の結果,EPI データベースの収録論文のうち59~63% はCiNii にも収録されていることが分かった.これらの調査結果は,教育研究論文索引のサービス向上のための基礎データとするとともに,実サービスにおける論文リンクとして提供している.
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  • 廣瀬 怜那, 松村 敦, 宇陀 則彦
    21 巻 (2011) 2 号 p. 131-136
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    近年、ディスカバリインターフェースの登場により、資料選択のための様々な機能の開発が行われている。本論文は分類番号を図書館内の位置情報に反映させたディスカバリインターフェースについて説明する。このインターフェースの目的は検索結果が持つ様々な意味的構造を利用者が理解しやすいように支援することである。今回は日本十進分類の体系を意味的関係とみなし、資料に付与された分類番号を館内地図上に写像することによって、検索結果の意味的関係を俯瞰的に眺められるようにした。
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  • 齋藤 ひとみ, 中島 諒, 江草 由佳, 高久 雅生, 寺井 仁, 神門 典子, 三輪 眞木子
    21 巻 (2011) 2 号 p. 137-142
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    本研究では,情報探索の前後で探索者の知識がどのように変化するのかをコンセプトマップを使って検討した.実験参加者は2 つの探索条件(発散・収束) に分けられ,2 つのトピック(環境・旅行) の検索を行った.検索の前後にトピックについてのコンセプトマップを記述した.分析の結果,条件やトピックによってマップの特徴が異なることが明らかになった.発散条件では検索の前後でマップの中心に近いノードが増加したのに対して,収束条件ではマップの中心から離れたノードが増加した.また,環境課題よりも旅行課題の方がノード・リンク・リンクラベル数が多かった.これら結果からトピックや探索条件が利用者の探索行動や情報の選択に影響を与えた可能性を示唆している.
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  • 松村 敦, 柿島 大貴, 宇陀 則彦
    21 巻 (2011) 2 号 p. 143-148
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    ひとり読みを始める前の子どもには,大人が絵本を選ぶ必要があるが,膨大な絵本の中から子どもにあった絵本を見つけ出すことは難しい.そこで本研究では,子どもの質問にその子どもの興味が現れることに着目し,子どもの質問を利用したソーシャル絵本推薦システム「ぴくぶく」を構築した.「ぴくぶく」では,親によって記録された子どもの質問は他の利用者に共有され,子どもの質問を介して絵本を推薦し合うことができる.本システムの有効性を検証するために,親子25組を対象に評価実験を行なった.
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  • 長塚 隆, 神野 こずえ
    21 巻 (2011) 2 号 p. 149-156
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    Wikipediaは利用者参加型のオンライン百科事典であり,インターネットに接続し,誰でもが記事を編集できる.Wikipedia日本語版は281言語版のなかで記事数では7番目に大きな言語版である.Wikipedia日本語版の学生を中心とした利用動向を調べるために,認知度,利用経験,利用理由,利用目的,記事の信頼度,記事の編集経験,他の言語版の利用などについてアンケートを実施した.学生におけるWikipedia日本語版の利用時の特徴を明らかにした.
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  • 佐藤 翔, 吉田 光男, 安蒜 孝政, 逸村 裕
    21 巻 (2011) 2 号 p. 157-162
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    本研究では情報探索行動の起点としてのWikipediaの有効性について検討することを目的に,日本語版Wikipediaの外部リンク約119万件について,URLの詳細やアクセス障害・リンク切れの状況について調査した.結果から,1)日本語版Wikipediaからのリンクの11%程度でアクセスに障害がある,2) edu,co.jp,go.jpドメインの外部リンクでアクセス障害が多い,3) 新聞社が運営するニュースサイトで特にアクセス障害が多いこと等を明らかにした.
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  • 渡邊 直人, 島田 諭, 関 洋平, 神門 典子, 佐藤 哲司
    21 巻 (2011) 2 号 p. 163-168
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    参加者間で問題解決や知識共有を行うコミュニティQAサイトでは,質問者が回答に期待する内容や属性を考慮することが,的確な回答投稿の促進に有用と考えられる.本論文では,質問の内容および質問者の回答への期待に基づく,質問の多面的評価法について検討する.5種類の質問タイプおよび6軸の質問者要求属性を定義し,NTCIR-8 CQAテストコレクションの質問セットを対象に,複数の判定者による判定を行った結果,質問者要求属性は質問タイプとは独立して判定できること,および,質問者要求属性は質問タイプよりも詳細な判定ができることが確認できたので報告する.
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  • 石川 大介, 酒井 哲也, 関 洋平, 栗山 和子, 神門 典子
    21 巻 (2011) 2 号 p. 169-177
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    コミュニティ型質問応答サイト(CQA) は,ユーザが自身の状況に応じた回答を得ることができる新たな情報獲得手段である.しかしCQA サイトに投稿された回答の質は様々であるため,そこから良質な回答を効果的に取り出す方法が必要である.そこで本研究は,Yahoo!知恵袋データを用いて複数判定者によって手動で良質回答を分析し,判定者らが良質回答の評価に用いた判定基準を特定した.
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  • 丸山 千晶, 石塚 英弘, 小野 理
    21 巻 (2011) 2 号 p. 178-184
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    野鳥の分布とその関連情報をWebで提供するGIS (地理情報システム)の典型例として,アジアの鳥類分布データベース:BirdBaseがあり,2004年から公開されている.同システムはArcIMSの当時の版を用いて構築されており,その後に実現し,注目されているGoogle Maps API技術は用いていない.BirdBaseは野鳥の分布とその鳥の生息環境を示す土地利用情報を検索表示する総合システムであるが,野鳥の分布と土地利用情報を同時に見やすい形で表示することは容易でない.そこで,Google Maps API関連技術を用いた野鳥分布と土地利用情報を検索表示するシステムを試作した.野鳥分布データベースはBirdBaseの開発・運用機関:北海道立総合研究機構環境科学研究センターから許可を得て,北海道の野鳥のデータに限定して期間限定で借用した.
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  • 西森 友省, 堀 幸雄, 今井 慈郎
    21 巻 (2011) 2 号 p. 185-190
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    我々は大学における開講科目から,学生のニーズに合った時間割の自動作成システムを作成している.本研究は,学生の科目履修履歴を元に,その学生の得意,不得意分野を推定し,難易度別時間割の自動作成を行なう手法を提案する.本機能により,学生は自分の得意分野を伸ばす,不得意な分野に挑戦するという点を調整して時間割を自動作成することができる.実験の結果,履修履歴情報が科目の合格に有効であることがわかった.その結果について報告する.
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  • 河中 健馬, 渡上 将治, 村川 猛彦, 中川 優
    21 巻 (2011) 2 号 p. 191-196
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
  • 根岸 正光
    21 巻 (2011) 2 号 p. 197-204
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    筆者は2003年にトムソン・ロイターのデータベースを利用して,2000年時点において,わが国の学術論文がどの程度わが国の学会誌に掲載されているかの推計調査を行った.そこでは海外流出率約80%という数字が得られ,これを「改善」するべく,国立情報学研究所では国際学術情報流通基盤整備事業SPARC Japanも開始された.今般,その後の状況を確認するべく,改めて1994年~2009年の間の関連統計を得るべく時系列的な推計調査を行った.結果として全般的には,海外流出率は若干「改善」の傾向にある一方,わが国の学会誌における海外著者の論文の著しい増加,すなわち「国際化」の顕著な進展が観察された.本稿ではこれらの点を中心に,分析結果を報告するとともに,学術研究における国際化あるいは研究の「自給率」というべきものについて検討を加えるものとする.
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  • 孫 媛, 西澤 正己, 柿沼 澄男
    21 巻 (2011) 2 号 p. 205-212
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    研究費は,研究者数と同様に,大学の研究生産性に影響を与える重要なインプット指標であると考えられる。一方,研究費申請に対して同業者による厳しい審査が行われることから,研究費採択件数や金額は,論文数や引用数と同様に大学研究成果のアウトプット指標としても用いることができると考えられる。本研究では,科研費データを用いて,研究代表者だけでなく研究分担者にも着目し,大学評価の指標や大学間研究ネットワークについて考察を試みる。
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  • 大槻 明, 川上 あゆみ, 林 剛, 川村 雅義
    21 巻 (2011) 2 号 p. 213-219
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    学術俯瞰の分野における最近の研究動向は,参考文献の引用分析により実現するサイテーションマップが主流であり、ネットワーク構築やクラスタ化までの自動化はなされているが、各クラスタがどのような集団であるかの意味付けまでの自動化はなされておらず、専門家が手動で分析している現状である.ゆえに、各クラスタの自動解釈を最終的な目的として,本発表では各クラスタの主要論文の自動抽出を目指す。具体的には、論文をノード、引用をエッジとする有向グラフと考え、各ノードに発表年数を持たせたうえで、あるノードに入るエッジの元ノードの発表年数の分散を調べることでそれぞれの重要度の計算を試みる。そして、それらの重要度を基に、時間軸を持つ可視化グラフの構築を目指す。
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  • 芳須 弘, 藤田 充苗, 原田 幸明
    21 巻 (2011) 2 号 p. 220-225
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    持続的社会を考慮した機器設計における耐熱材料の評価,選択指針を示す要件として,資源の持続的供給,環境変動,そして毒性の3 種類のリスク指標を含むデータベースが必要であり,そのデータベース構造などを検討してきた.本報告は,各金属元素の毒性についてIC50に基づいて耐熱材料の毒性リスク指標を調べ,その毒性リスク指標を加えた3 種類のリスクに関するWeb 情報を統合し,それらのリスクと耐熱材料の高温特性との関係を調べ, その結果をもとに高温環境で使用される機器設計における最適材料選択指針を示す.
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  • 安平 哲太郎
    21 巻 (2011) 2 号 p. 226-237
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    エレベータと階段の軽微な事故・ヒヤリハット現象を対象にその時間的増減と組織としての障害者対策との関連を調べた。その結果、階段やエレベータで日常的に軽微な事故やヒヤリハット現象が起きる事は組織として高所での障害者の有事の際の避難方法を検討する必要があるという警鐘であり、その事例数は警鐘としての強さを表す事、ヒヤリハット現象を利用する事によって組織としてその対策に取り組むべき適切な時期がわかる可能性を明らかにした。そして、この警鐘としての性格について検討し、必要な視点を欠く事によって予想される事態とそうならないようにするための警鐘とが完全合理性についてフラクタル構造を持っている可能性を示した。今回は再現性よりも、警鐘およびその警鐘の内容を読み取れる可能性を重視し、ヒヤリハット現象を警鐘という観点からも考えてみる事が広まる事を期待してとりあえず一回の警鐘の増減をもってこの仮説を公表した。
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  • 時実 象一
    21 巻 (2011) 2 号 p. 238-244
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    日米の公共図書館における電子書籍の利用状況について図書館訪問による実地調査をおこなった. 米国においてはオーディオ書籍提供の長い歴史があり, このルートの上に電子書籍が急速に普及した。2010 年には中都市以上の図書館ではほぼ100% の導入率である. 日本では東京の千代田図書館が2007 年末に先鞭をつけて以来停滞していたが, 2011 年に入り堺市図書館, 萩図書館が相次いで導入し, また鎌倉中央図書館でモニター実験がおこなわれるなど動きが出た. 米国ではOverDrive が主導し, iPad, Kindle などへの対応も始まっている. 日本ではもっぱらWBook システムが用いられている. 今後の課題について議論した.
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  • 川上 一貴, 岡部 晋典, 鈴木 誠一郎
    21 巻 (2011) 2 号 p. 245-250
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    本報では地域情報をWeb上にアーカイブし公開する「地域映像アーカイブ」を対象に,2008年にアンケート調査を行い,加えて,2011年にアンケート対象アーカイブの存続度合いを調査した.結果,アクセス解析の有無には自アーカイブに対する更新の姿勢が異なることが関係すること,2004年の先行研究で行われた自アーカイブへの問題点の指摘は2008年の時点では別の問題として変質したこと,自治体が設置母体のデジタルアーカイブは推進団体によるそれよりむしろ消滅しやすいこと等の知見を得た.
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  • 津田 和俊
    21 巻 (2011) 2 号 p. 251-254
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    学術論文のmetadata 交換用のデータフォーマットとしては一般的にXML が用いられるが、著者が論文原稿を書く際のフォーマットはMS-Word やLATEX などが一般的である。また日本国内ではJ-STAGE の標準metadata 記載フォーマットとしてBIB が広く使われており、著者原稿の受付から印刷組版の工程までXML を用いない形での作業フローが確立している。これらの理由から、日本では学術論文のXML のデータ処理は難しいと考えられていた。本研究では、metadata の抽象モデルとしてXML エレメントをRDBのフィールドへマッピングを行うことにより、各フォーマットのmetadata を統合的に取り扱う手法の有効性について議論し、その応用例について紹介する。
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  • 梶川 裕矢
    21 巻 (2011) 2 号 p. 255-258
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    世界各国におけるイノベーション政策の強化と,グローバリゼーションの加速の中で,科学的な知識や手法に基づき,政策を立案,実施,評価することの重要性が増している.特に,情報量が爆発的に増大する一方,それぞれの専門領域が細分化する状況下において,情報知識学が果たすべき役割は大きい.本講演では,知識情報学が果たし得る役割と,今後の課題を議論する.
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  • 安平 哲太郎
    21 巻 (2011) 2 号 p. 259-270
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    現代の様々な社会変革に伴う混乱を出来るだけ回避し得る教訓を得るために、同じ時代の要求の中にあり、変革においても共通した構造を持ちながら、混乱の度合いにおいて格段の違いのある明治維新とフランス革命とを比較した。その結果、認識の変革期には新旧両体制の人達とも矛盾した体制を超えて広く情報を収集し体制の問題点を認識する事、社会制度の変革が始まる前には実現可能な向かうべき世界の具体的モデル、その世界に順応する為の心構え、社会制度の変革中および以降では政治を超えて政治に道義を与えそこからの逸脱を許さない力の存在等が混乱を回避する為の重要な教訓である事を指摘した。そして、これらの教訓を現代に適用する場合には、その教訓に現代までの歴史的経験を加味すべき事、世界的規模の社会変革に対しては、全体の体制が矛盾している事に気づくための情報と変革後の実現可能な具体的モデルとをどうやって探すかという事が課題である事を論じた。
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  • 西澤 正己, 孫 媛
    21 巻 (2011) 2 号 p. 271-278
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    我々はこれまでにキーワード分析により、ゲノム関連、ナノテクノロジー関連、情報関連等、科学技術基本計画の重点領域研究分野の動向とその広がりについて調査している。ここでは科学研究費補助金における細目分野相互の関係を各細目分野に含まれる研究課題名から抽出したキーワードの関連度を用いて多次元尺度法により図示し、その中での科学技術基本法の重点分野関連の分野の位置関係を見た。さらに、これらの重点領域を中心に研究している研究所や研究助成金の研究課題名から、科学研究費補助金の細目分野との関係の分析をおこなった。
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  • 村井 源, 川島 隆徳, 工藤 彰
    21 巻 (2011) 2 号 p. 279-284
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    評判分析などが自然言語処理技術によって進められているが,対象は主にWeb上のテキストであり,人文学的な批評文はその主たる対象となっていない.本研究では人文的な批評文の具体的批評対象を計量化することで,批評行為のより深い意味分析に向けての基礎固めを行う.本研究では批評文中の人名と作品に絞り,総合的作品である映画と演劇の批評において,誰についてどの作品について中心的に語られる傾向があるのかを計量し,カテゴリー分類と共起分析を行った.結果として演劇批評は集中的であり,映画批評は分散的・個別的であること,また演劇批評は強い芸術的指向性を持つことが明らかになった.
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  • 工藤 彰, 村井 源, 徃住 彰文
    21 巻 (2011) 2 号 p. 285-290
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    小説が進行するに従って,様々な表現の性質は変化していくものである.本研究の目的は用いられた動詞の観点から小説展開を計量的に特徴づけることである.具体的には,異なる主人公と物語の奇数章と偶数章からなる村上春樹の並行形式小説『1Q84』を対象とし,キャラクターの行為の指標として動詞の出現頻度を分析する.二組のチャプター群をそれぞれ六つのパートに分割後,全ての文章をキャラクターに関連のあるアクションを示す動詞を特定するため機械的に構文解析し,統計分析によって体系的傾向を持つ五つの動詞を明らかにした.本研究では,特定のアクションを示す動詞の相対的頻度の推移は,奇数章(動から静)と偶数章(静から動)の対照的な傾向に影響されていると論じた.
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  • 原田 隆史
    21 巻 (2011) 2 号 p. 291-296
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    学校図書館などにおいて読書指導を行う場合には,子どもたちが興味を持つ図書を提示することが有効である場合が多い。そのために,著者らもオンライン書評中の語を元として児童書・ヤングアダルト図書に感性パラメータを設定し,感性を元にして図書の検索を行うシステムを開発してきた。しかし,子どもたちにとって,感性パラメータを設定することが困難であることも多く,感性キーワードを直接入力するのではなく既に読んだ図書を入力して類似する小説を提示することが望まれている。そこで,本研究では,指定した図書と感性パラメータの分布が類似する図書を提示するシステムを試作し,その評価を行った。児童書・ヤングアダルト図書1425冊を対象として,10名の被験者に入力した図書と関連する図書30冊を提示したところ,約53%の図書について強い興味があるという結果が得られた。
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記念シンポジウム: 四国の知の集積
  • eK4 企画委員会
    21 巻 (2011) 2 号 p. 297
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
  • 林 敏浩
    21 巻 (2011) 2 号 p. 299-302
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    e-Knowledgeコンソーシアム四国は,四国の地域づくりを担う人材育成を目的に四国の8つの大学が連携した組織である.四国の自立的発展を促すために,四国各地で『四国は一つ』という意識を共有する協調的地域づくりを行う必要がある.そこで,本コンソーシアム設立された.各大学の特徴ある講義をe-Learningコンテンツとして提供し,上記の人材を育成する教育基盤『四国の知』を構築する.『四国の知』は四国の資源の魅力,ブランド,歴史,地勢,文化,伝統等の教養教育科目群『四国学』と四国の課題に取り組むために必要な専門教育科目群で構成される.コンソーシアムに集積された『四国の知』を活用して,四国の魅力を全国発信するとともに,四国への郷土愛と地域に根ざしつつ高い専門性を持つ人材を育成する教育プログラムを展開し,四国の自立的発展に貢献する.さらに,本プログラムで育成された学生が四国で活躍することで,四国の知力(知識・技能)の向上が期待できる.
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  • 鈴木 正信
    21 巻 (2011) 2 号 p. 303-308
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    「四国学」とは,e-Knowledgeコンソーシアム四国が中心となって推進している地域学の取組である.その目的は,コンソーシアムに加盟している四国の国公私立8大学の教育・研究資源を学問体系化した上で,四国の特徴をさまざまな観点から取り上げることにより,四国の魅力の新発見・再発見を促し,さらには四国の未来を構築していくことにある.また,この「四国学」を各大学がeラーニングによって共有するところに,他の地域学には見られない大きな特徴がある.本稿では,コンソーシアムが発足した2008年度から,eラーニングによる単位互換科目の開講が実現した2010年度に至る3年間の事業実施状況について,主に香川大学の活動の紹介と,単位互換科目を履修した学生に対して行ったアンケートの集計結果の分析を行い,あわせて今後の大学における地域学のあり方を展望する.
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  • 松浦 健二
    21 巻 (2011) 2 号 p. 309-312
    公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    e-Knowledgeコンソーシアム四国では、四国に存在する八大学連携の下、四国独自あるいは地域性の高い文化、学問の進展・普及に貢献すべく活動を行っている。中でも、各大学に在籍する学生の教育に関しては、大学間の単位互換制度を支援する環境としてのLMSを導入している。そこで用いた認証連携技術としては、国内外の組織連携で用いられるように普及しつつある技術であるが、そのLMSでの実践そのものは、国内でもユニークな試みと言える。本稿では、この認証連携基盤に焦点をあて、その背景、目的、利点および今後の展開に際しての課題・展望等について述べる。
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