情報知識学会誌
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27 巻 , 2 号
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  • 2017 年 27 巻 2 号 p. 109-110
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー
  • 安平 哲太郎
    2017 年 27 巻 2 号 p. 111-120
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     昨年の情報知識学会で、神であるイエスが人間となり、全人類の身代わりとして十字架にかかることで、人類の多重債務を帳消しにした事を歴史事実に基づいて検証し発表した。ここではイエスの身代わりは人類のイエスに対する大きな負債であり、それを返す事が人類の進むべき方向である事を明らかにする。そしてその方向で広島・長崎の原爆被災者の犠牲は、イエスの身代わりという人類のための働きに匹敵する程の重要な意味をもっている事を指摘する。さらに、環境・安全保障に関する問題から自然環境の創造者、所有者であり、人類に主権を与えた神に対しても負債を負っており、それを返す事も人類の今後の進むべき方向である事を指摘する。そして歴史の因果応報に見られる合理性によって、神であるイエスが人間となってこの世に来られたから、今度は人間が霊的にイエス・キリストの身丈にまで成長する必要があり、それがこの方向でのゴールである事を示す。

  • 常川 真央
    2017 年 27 巻 2 号 p. 121-126
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     集団で読書を行い,本の内容について語り合う集団読書活動は,青少年の読解力と言語表現能力,コミュニケーション能力を同時に発達させることに有効であるため,学校教育ならびに生涯学習の現場で実践されている.一方で主体的な学習態度の発達という点で,青少年が生涯にわたり主体的に集団読書活動を行うことへの支援も重要である.青少年が学校外の集団読書活動を主体的に行うための支援の枠組みとして,既存の集団読書コミュニティを推薦するシステムの開発が考えられる.そこで本研究では,既存の集団読書活動の一種である「知的書評合戦ビブリオバトル」の開催記録の集約および分析を通じて,ビブリオバトルの開催状況の特性を明らかにし,集団読書コミュニティの推薦システムの要件について考察した.

  • 後藤 晶
    2017 年 27 巻 2 号 p. 127-132
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     本報告においては,クラウドソーシングを用いた経済ゲーム実験の結果を踏まえて,3つの経済ゲーム実験の差異に着目した分析結果について報告する.クラウドソーシングとは主にインターネットを利用して,広く群衆を対象としてタスクと呼ばれる課題を依頼するものである. 本研究においてはクラウドソーシングを用いた,独裁者ゲーム・最終提案ゲーム・信頼ゲームと呼ばれる3種類の経済ゲーム実験の結果について比較する.その結果,独裁者ゲームに比べて,相手のプレイヤーに拒否権のある最終提案ゲーム,返報可能性のある信頼ゲームにおいて分配額に差異が認められたが,対象が両親条件・友人条件・他人条件においてその分配額に差異が生じることが明らかとなった.この結果は両親・友人・他人を対象とした分配行動の動機が異なることを示唆して いる.

  • 深澤 克朗, 沢登 千恵子
    2017 年 27 巻 2 号 p. 133-143
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     本稿は,テキストマイニングの一環として,中世を代表する文学である和歌についてアプローチを試みたものである.分析対象は,平安中期から鎌倉時代初期までの「八代集」と呼ばれている勅撰和歌集である.これらの和歌の形態素での計量分析を行い,「八代集」の違いについて考察を行った.分析手法としては和歌集間での品詞使用率の統計的な差や,特に季節歌と恋歌に関して,冨士池優美氏が行っている名詞率とMVRの関係を用いた手法により,和歌集における差を調査した.そして,その結果を用いて,機械学習の手法の一つであるNaïve-Bayesにより判別を試みた.結果は,若干の程度の差はあれ判別をすることは困難であった.しかるに,和歌集の季節歌・恋歌などの部立別データにおいては,特に「後撰集」が高い判別であった.このことより,「後撰集」は「八代集」の中で異質な存在であるのかも知れないと思われる.

  • 本田 正美
    2017 年 27 巻 2 号 p. 144-149
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     主に公共機関が保有するデータを自由に二次利用可能な形式で公開するオープンデータの取り組みが広がりを見せている.そのオープンデータを利用したサービスに「マイ広報紙」がある.「マイ広報紙」は自治体の広報紙の記事につきオープンデータ化されたものを利用するサービスであり,登録自治体数を順調に伸ばしている.本研究では,「マイ広報紙」の事例を分析し,オープンデータのような新規の取り組みの浸透の様子を考察する.

  • Mostafa Hussien, Toshiyuki Yamanaka
    2017 年 27 巻 2 号 p. 150-154
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     This paper discusses different aspects of whistleblowers and how ICT can encourage whistleblowing. Reporting a misconduct at work should never be underestimated as a little spark can grow to a flame in a short time. There is a positive impact of using ICT framework when dealing with whistleblowing at work. The act presented in the paper consists of six components, the first component is creating an online reporting tool that streamlines the allegation process by providing a single reporting mechanism for whistleblowers with possible anonymous reporting functionality. Second is stating that any act that harms the organization considered a malpractice and will be treated seriously with complete discretion about the whistleblower. Third is the organization is vowed to protect reporters and treat information with great confidentiality while conducting inspection process through the online reporting tool. Fourth is penalties for claiming a false allegation. Fifth is awards for reporting depending on reflection report from inspection committee personnel who are utilizing data from the online reporting tool. Finally, clear way of conducting interrogation with stakeholders with utmost respect and value their privacy.

  • 松本 陽平, 藤原 敬介, 村川 猛彦
    2017 年 27 巻 2 号 p. 155-160
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     和歌山大学システム工学部の1 年次情報処理教育において,学習事項を復習する機会がほとんどなかった.そこで時間と場所を選ばず,学習者が望むペースで利用できるe ラーニングを採用し,情報処理科目の授業内容を5 択の選択式問題で出題するシステムを構築した.本システムでは問題ごとの解答状況をグラフ表示することにより,不適切・不必要な出題発見の支援を試みた.評価実験を通じて,ミスを含む問題の正解率が低く,また思考時間が長くなることを確認した.

  • 縵沢 奈穂美, 高久 雅生
    2017 年 27 巻 2 号 p. 161-174
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は「書籍の種類・読む目的が変わると,着目する項目が変化する」かどうかを明らかにすることである.オンライン調査により,同じタイトルの書籍の電子書籍と紙の書籍を示し,どちらを選択するかを尋ねた.課題ごとに「書籍の種類」,「あとがきの有無」などの提示情報を変化させ,どの情報を重視しているのかを調べた.小説を取り扱った課題では紙の書籍を選択した人数が多く,実用書では電子書籍を選択する人数が多いという結果が得られた.また,読む目的を変更すると,項目の重要度の値が変化していた.特定の書籍の種類や読書の目的を設定した場合,「書籍の種類・読む目的が変わると,着目する項目が変化する」可能性があるのではないかと考えられる.

  • 高場 希恵, 吉田 知加
    2017 年 27 巻 2 号 p. 175-182
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     本研究は日本企業におけるテレワーク導入の阻害要因と既存ITツールに注目し,適応可能なテレワーク導入方法を考察することを目的とする.技術の進歩によって今や実現可能な働き方となったテレワークだが,日本においてはまだ例外的な働き方にとどまっている.異なるテレワーク成熟度にある企業2 社での実施状況調査から,段階的な導入の必要性について述べる.

  • 牧野 友樹, 宮本 行庸
    2017 年 27 巻 2 号 p. 183-188
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     本稿では,近距離通信による音楽データ配信サービスについて述べる.近年,音楽コンテンツの販売実績低下が叫ばれているが,一方で音楽イベントに対する需要はむしろ上昇傾向にある.社会的に音楽以外の娯楽が増え,音楽に触れる機会が相対的に減少する中,音楽自体の需要が低下しているわけではない.本システムでは,音楽プレイヤー同士での無線通信による音楽タイトルやコンテンツを近距離から配信し,音楽の普及促進を試みる.

  • 西岡 忍, 宮本 行庸
    2017 年 27 巻 2 号 p. 189-194
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     本稿では,ユーザのお気に入りの所有物をインターネット上に公開し,他者との連携を図るソーシャルネットワーキングサービス(SNS)について述べる.現在,多くのSNSが利用されているが,ユーザの所有物に特化した例は存在していない.本サービスでは「モノ」に焦点を当てて同様の嗜好を持つユーザ同士を連携させ,新たなビジネスモデルとしての付加価値を見出す.本サービスを公開し,実際に活用された事例について述べる.

  • 児玉 真悟, 大寺 亮
    2017 年 27 巻 2 号 p. 195-200
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     教育現場でPC画面をプロジェクタで表示しながら行う講義が一般的となっている.しかし,PCから離れ,スクリーンの近くで説明をしようとすると,その間はマウスによる複雑な操作を行うことができない.そこで,本研究では講義によく用いられる指示棒に着目し,Webカメラ映像から指示棒とスクリーンの接触を検知することで,直感的にPC操作を行う手法を提案する.

  • 山島 一浩
    2017 年 27 巻 2 号 p. 201-206
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     世界遺産シーギリヤ(スリランカ)について,ALOSグローバルデジタルサーフェスモデルを使用して3Dプリンターで印刷した.スリランカには,多くの歴史的・文化的地点があることを踏まえ,このデータを用いて世界遺産のモデリングの実現可能性を探った.PRISMによる世界デジタル表面モデルの分解能30m(1 arcese)のデータセットです.このデータセットは,世界最高の精度を有するデジタル3D地形データのDSMデータセット(5m分解能)に基づいて作成された標高データセットです.TIFF画像の形式のこのデータは,プログラムによって3Dプリンタ用の2D画像から3D STLデータに変換される.その際,まず,3600×3600 画素,16 ビットのTIFF画像から,世界遺産に必要な部分を抽出する.そして,抽出した画像をSTLデータに変換し,印刷出力する.

  • 久永 忠範, 渕田 孝康, 能登 大輔, 郭 崇, 陳 博
    2017 年 27 巻 2 号 p. 207-212
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     近年,ビッグデータやオープンデータの活用が推進され,国や地方自治体をはじめ多くの団体がオープンデータの公開,活用に取り組んでいる.これらの開示されたデータ形式は,ワード,エクセル,CSV形式のファイルがいまだに多く,2012年に策定された「電子行政オープンデータ戦略」に明示されている「機械判読可能で人手を多くかけずにデータの2次利用が可能である」というデータ活用までには至っていないのが現状である.開示されている多くのデータをRDF形式へ簡単に変換できれば,複数のオープンデータの機械的な連携が可能となりオープンデータの活用を促進することが可能となる.本研究では,RDF形式の述語に当たる語彙に注目し,語彙の共通化を行うためにWrod2Vecというニューラルネットワークを活用して,語彙の近似性ついて実験を行った.またIPAの推奨する共通語彙基盤の語彙等も活用して語彙の共通化を図り,一般のオープンデータをRDF形式のファイルに変換する手法の提案を行う.

  • 西澤 正己, 孫 媛
    2017 年 27 巻 2 号 p. 213-218
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

    我々はこれまで大学に関連したプレスリリースを調査しており、それが近年大幅に増加し、それに対応して新聞への掲載も増加していることがわかってきた。2012年に大学関連機関から発行されたプレスリリースの元になった学術論文のDOIを特定し、オルトメトリックスを得た。本発表ではプレスリリースされた原論文のオルトメトリックス、新聞掲載状況との関係等について分析、考察を行う。

  • 村川 猛彦
    2017 年 27 巻 2 号 p. 219-224
    発行日: 2017/05/27
    公開日: 2017/07/21
    ジャーナル フリー

     Dockerコンテナとして動作する,全文検索サービス生成プログラムを開発した.検索対象文書を送ると,全文検索サービスを稼働させるためのDockerfileなどを生成する.これにより保有コンテンツの公開やクラウドサービスへの送付をすることなく,インデックスが作られ,Webブラウザ上で全文検索が可能となる.約6万件の防災ブログ記事を用いて評価実験を行った.

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