可視化情報学会誌
Online ISSN : 1884-037X
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36 巻 , 141 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
特集記事
  • 松岡 大祐, 伊藤 正彦
    2016 年 36 巻 141 号 p. 1
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • 三末 和男
    2016 年 36 巻 141 号 p. 2-8
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    ソーシャルメディアは、人々の行動、関心、感情といった、人間に直接関連する情報の収集に優れていると考えられる。本稿はソーシャルデータの可視化例を三つ紹介する。第1の事例は、流行りの話題の時間的な推移の可視化である。Twitter上での話題に着目して、そのランキングの変化を可視化したもので、流行の上昇パタンや継続性、あるいは突発的な話題の発生などが観察できる。第2の事例は、感情の空間的広がりの可視化である。ツィートに含まれる感情に着目して、その地理的な広がりを等圧線のように描いたもので、感情の発生や持続の様子が観察できる。第3の事例は、人々の行動の時間的なパタンの可視化である。「○○なう」とツィートされた行動を、2次元平面上に配置することで、発生時刻の平均やばらつきを観察できる。
  • 豊田 正史
    2016 年 36 巻 141 号 p. 9-13
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
     Webページ間のハイパーリンク構造,ソーシャルネットワークサイトの友人関係や情報伝搬の経路など,Webメディア上で起こる様々な現象の分析において,大規模なグラフ構造の可視化が必要となる場面は多い.我々の研究グループでは,1999年より大規模に日本語を中心としたWeb情報を収集し300億ページを超えるアーカイブを構築しているほか,ブログやマイクロブログのポストを大規模に収集し,様々な分析を行っている.本稿では,まず我々がこれらのWebメディア上のグラフ構造を分析するために開発した,インタラクティブな大規模階層的グラフ可視化システムを紹介する.さらに,本システムを用いた様々なWebメディア分析の事例を示す.
  • 伏見 卓恭, 斉藤 和巳, 風間 一洋
    2016 年 36 巻 141 号 p. 14-20
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿では,複雑な構造を有するネットワークの特徴や機能を視覚的に明らかにするために,従来とは異なる視点のコミュニティを抽出し,コミュニティごとに色分けしてノードを可視化するフレームワークについて解説する.ネットワークを構成する各ノードはそれぞれ固有の機能や役割を有し,他のノードと相互に影響を及ぼし合っている.本稿では,従来の密結合しているノード群としてのコミュニティとは異なり,類似の機能を有するノード群を機能コミュニティと称し抽出する.具体的には,PageRankモデルにより得られるスコアの収束曲線をノードの機能を表現するベクトルとして構築し,ベクトル間の類似度によりノード群を分類する.このフレームワークを人工ネットワークに適用することで機能コミュニティの性質を示すとともに,Webのハイパーリンクネットワーク,道路網に適用し,実データにおける抽出されたノード機能が妥当なものかについて確認する.
  • 伊藤 正彦
    2016 年 36 巻 141 号 p. 21-26
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    ソーシャルメディアにより,人々が自身の興味,活動内容,社会問題や商品に対する主観的意見などを,いつでもどこでも発信できるようになって久しい.文章だけでなく,写真や動画,ユーザ間のコミュニケーション,さらには位置情報までも含めた膨大データが日々生み出されている.時間・社会状況とともに変化する人々の生の声は,製品,人物,政策等の評判,社会インフラに対する意見など,マーケティング,社会分析,都市計画など様々な観点から重要なデータになる.本稿では,著者らがこれまで構築してきたソーシャルメディア時系列解析のための3次元情報可視化システム群(1.ブログ上のインフルエンサー追跡システム,2.係り受け解析を用いた話題追跡システム,画像のクラスタリングを用いたトレンド可視化システム,放送・Web間の話題伝搬追跡システム,位置参照表現に着目したイベント時空間可視化システム)に関して,探索事例を中心に紹介する.
  • 井上 大介
    2016 年 36 巻 141 号 p. 27-31
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    インターネットの進歩と発展とともに,インターネットを経由したサイバー攻撃も日々大規模化と高度化を続けており,重大な社会問題となっている.情報通信研究機構(NICT)では,それらのサイバー攻撃を観測し,分析するための複合的なシステムとして,インシデント分析センタNICTERの開発を行ってきた.本稿では,サイバー攻撃対策を目的としたサイバーセキュリティ分野の可視化技術について,NICTERとそのスピンオフ技術を中心に紹介する.
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