可視化情報学会誌
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37 巻 , 146 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
特集記事
  • 川原 慎太郎, 吉永 崇
    2017 年 37 巻 146 号 p. 1
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/10/27
    ジャーナル オープンアクセス
  • 清川 清
    2017 年 37 巻 146 号 p. 2-7
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/10/27
    ジャーナル オープンアクセス

    ゲームなどの民生用のバーチャルリアリティ(VR)機器が急速に普及しており,これに伴いVR技術を用いた科学的可視化を利用することがこれまで以上に容易になってきている.しかしながら,一般的なPCモニタなどを用いた可視化に比べて,VR技術を用いた科学的可視化にどのようなメリットがどの程度あるのかは必ずしも明らかではない.これまでの一連の研究から,可視化データやタスクの種類によって没入型VRの効果が大きく異なることが分かってきた.また,交互作用が多く見られており,VRディスプレイの個々の特性について没入性の高いパラメータを選択することが常に最適ではなく,他の特性との組み合わせによって良し悪しが変化することも分かってきた.本稿では,様々な研究事例を通して,VRによる可視化のメリットについて議論する.

  • 樫山 和男
    2017 年 37 巻 146 号 p. 8-13
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/10/27
    ジャーナル オープンアクセス

    本論文は,道路や鉄道, 航空機などの交通騒音に対して可視化・可聴化技術に基づく体験型交通騒音評価システムの構築を行ったものである.このシステムは,騒音レベルを幾何音響理論に基づくモデルASJ-RTN Model 2013.により計算し,その結果をCGによる立体映像による可視化と立体音響による可聴化の両方を用いて利用者に提示するものである.立体音響場の構築には,Ambisonics手法を用いている.本システムの妥当性と有効性を検討するため,道路,鉄道および航空機騒音に適用し,実測結果との比較を行うとともに,VR空間において計算結果どおりの音場がほぼ再現できているかの検証を行った.本システムは,新設の道路,鉄道,空港および騒音対策工の計画・設計支援ツールとして,また周辺住民との合意形成を得る上でも有効な手段となることが期待できる.

  • 川原 慎太郎, 陰山 聡
    2017 年 37 巻 146 号 p. 14-19
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/10/27
    ジャーナル オープンアクセス

    高性能計算機によるシミュレーションや高精度な観測により得られるデータに含まれる種々の現象の理解には,大量の数値の羅列から必要な情報を目に見える形でわかりやすく表現する技術,すなわち可視化が重要となる.データ可視化に対するアプローチの一つとして,我々はCAVE型バーチャルリアリティ(VR)装置を用いた三次元データ可視化に関する研究開発を行っており,VR装置用可視化ソフトウェアVFIVEの開発もこれに含まれる.本稿では,近年発展の著しいHMD型VR装置としてOculus RiftおよびHTC Viveを紹介すると共に,CAVE型VR装置用可視化ソフトウェアVFIVEのHMD型VR装置への移植について述べる.

  • 吉永 崇
    2017 年 37 巻 146 号 p. 20-25
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/10/27
    ジャーナル オープンアクセス

     PCやスマートフォンの普及によってカメラで撮影した風景映像にCGをリアルタイムに重畳表示するAR (拡張現実感)技術が手軽に体験できるようになり,教育・医療・ものづくり・ゲームなど様々な分野での情報提示手段として活用されてきた.しかしARシステムの多くは,画像処理によって認識したマーカーの上にCGを重畳しているため,カメラがマーカーを見失わぬように注意を払う必要があった.ところが2016年,空間を3次元的に認識する技術を用いることでマーカーの存在を意識せずにARを実現できるデバイスが登場した.1つはMicrosoftのHoloLensというHMD型のデバイス,もう1つはGoogleのTangoという空間認識技術を搭載したファブレットであり,いずれも次世代ARデバイスとして現在多くの注目を集めている.そこで本稿ではこれらのデバイスの概要及び利用例について紹介する.

  • 宮地 英生
    2017 年 37 巻 146 号 p. 26-31
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/10/27
    ジャーナル オープンアクセス

    近年、VRの利用分野が広がってきた。従来、VRには高価な装置が必要で研究用途にしか利用できなかったが、低価格で高性能な装置が次々とリリースされ、教育用の利用が可能になってきている。本当では、教育現場でも実現可能な立体視装置の開発、および、安価なシステムを用いた手軽なコンテンツ開発について紹介する。

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