岩手医科大学歯学雑誌
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39 巻 , 3 号
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総説
研究
  • 久慈 昭慶, 菊池 和子, 熊谷 美保, 小板橋 航, 守口 霞, 佐賀 明子, 磯部 可奈子, 大谷 亜紀子, 佐藤 健一, 四戸 豊
    原稿種別: 本文
    39 巻 (2014) 3 号 p. 98-105
    公開日: 2017/03/05
    ジャーナル フリー
    全身麻酔中の無気肺の発生防止と酸素化促進のため,呼気陽圧(PEP)発生装置を工夫した,この装置は,水を入れたガラス瓶を用いて呼気終末圧を自発呼吸に負荷するものである.この研究の目的は,PEPが機能的残気量を増やして無気肺の発生を防止し,酸素化を促進させることを明らかにすることである.患者は,歯科治療のためにラリンジアルマスクを用いた日帰り麻酔を受けた,障害をもつ患者12名であった.12名をコントロール群(ZEP群,n=7)とPEP発生装置を用いて呼気終末気道内圧を5cmH2O上昇させた群(PEP群,n=5)に分類した.測定はNICOモニタ7300(Novametrix Medical Systemsinc)を用いて行った.両群ともPEP負荷あるいは負荷なしの20分を挟んで2回,動脈血ガス分析値,呼吸・循環モニター値,さらには呼吸力学パラメータ値を測定した.その結果は以下のようであった: 1)吸呼気相比(ZEP, 1.5±0.2;PEP, 2.1±0.4)と呼吸仕事量(ZEP, 416±179;PEP, 929±290mL・cmH2O)がPEP群で有意に増加していた. 2)PEP群においては,気道死腔(1回目,118±143;2回目,125±136mL)と死腔換気率(1回目,0.59±0.09;2回目,0.63±0.08)が増加していた. 3)PEP群においては,PaO2が低下していた(1回目,250±29;2回目,230±23mmHg). 4)PEP群においては,血圧上昇が抑制された.PEP装置の適応は,機能的残気量の増加,ひいては無気肺発生予防を期待できるが,その一方で呼吸努力の増加には注意が必要である.
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岩手医科大学歯学会第40回総会抄録
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大学院歯学研究科第3学年研究発表会
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