視聴覚教育を履修している大学生30名を被験者として,彼らの映像作品,学習方略,達成度テスト(PT)のデータを収集した。映像作品は,教育学部の視聴覚関連科目を習得した学生達により点数化された(VI)。学習方略は,質問紙によるアンケートにより調査・集計した(LS)。3つの変数の関連について分析をした結果,VIとLSの間にだけ高い相関が見られた。さらに,映像作品中の組織的映像が最も高い伝達性を持つことがわかった。また,学習方略は映像製作能力を知る上で,因習的な達成度テストよりも重要な要因であることがわかった。
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