日本看護科学会誌
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10 巻, 2 号
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  • 近藤 潤子
    1990 年 10 巻 2 号 p. 1
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
  • 林 滋子
    1990 年 10 巻 2 号 p. 3
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
  • -睡眠の主観的評価と睡眠ポリグラフ所見-
    堀内 成子, 近藤 潤子, 小山 真理子, 木戸 ひとみ, 大久保 功子, 山本 卓二, 岩澤 和子
    1990 年 10 巻 2 号 p. 8-17
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
    本研究は, 妊婦および褥婦の睡眠の主観的評価と睡眠ポリグラフ所見との間の関連性を明らかにすること, および妊婦各期と産褥早期の睡眠推移を明らかにすることを目的に終夜睡眠を分析した.
    妊婦11週~37週までの正常妊婦7例と, 産褥1週~7週までの正常褥婦4例を対象とし, 終夜睡眠をポリグラフ装置で連続3夜測定した. 睡眠段階はRechtshaffen & Kalesの判定基準を用いた. 対照群として健康な非妊期の女性4例を選び, 測定した.
    その結果, 主観的な睡眠深度経過では, 前半単相性パターンと前半多相性パターンとに分かれ, ポリグラフ所見との間に関係が認められた. 睡眠パラメータでは, 妊婦群が非妊婦群に比べて睡眠率が低く, 特に末期群では眠りが浅くなっていた. 産褥早期には, 妊娠末期よりさらに睡眠率が低かったが, 妊婦末期に比べて%S4は増加の傾向が認められた.
  • 加納 尚美, 前原 澄子
    1990 年 10 巻 2 号 p. 18-27
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
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    正常な妊娠分娩経過をたどった産婦の不安を軽減するための看護方法の効果を, 分娩経過に即して不安を多角的に測定し, 評価することを目的として研究を行った. 分娩開始した産婦を無作為に2群に分け, 一方は施設内でのルチーンの看護を受ける対照群, 他方は研究者が分娩終了まで持続的に付き添う実験群とし, 対象は各々9名づつ合計18名が得られた. 分娩経過に沿って, 血中カテコールアミンの測定, および, 状態不安尺度, 産痛評価表, ラマーズ法評価表を用いて測定し, 2群において各項目の測定値に関して比較した. その結果, 産婦の不安は分娩という状況から生じる状態不安であり, 看護者が持続的に付き添うという看護方法は産婦の不安の軽減に効果がみられた.
  • [I] 仙骨部における体圧分布測定について
    江幡 美智子, 永田 量子, 渡邉 順子
    1990 年 10 巻 2 号 p. 28-36
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
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    1. 褥瘡好発部位の体圧, 皮膚温, 湿度の経時的変化を知るための測定方法について検討を進めてきた結果, 「体圧分布測定装置」を考案した. 本装置によれば体圧20点, 温度6点, 湿度4点の計30点を同時に, 10秒間隔で, 10時間連続測定記録することが可能ある.
    2. 仙骨部の体圧分布状況を知るために, 健康な成人女子9名を対象に, 腰部の体圧分布測定を実施した. ヤコビー線を基準に1列に20chを配置した圧力センサを2cmずつずらし, 横40cm×縦30cmを測定範囲として計300点について計測した.
    3. 腰部体圧分布は仙骨部に近いほど高く, 仙骨部から遠ざかるほど低い傾向を示した. 100g/cm2以上を仙骨部体圧としたとき仙骨部体圧およびその分布範囲には比較的大きい個人差がみられた. しかし最高体圧を示す部位は正中線上に位置する傾向を示した. ヤコビー線を基準としてみたとき仰臥位における最高体圧部位は腹臥位における仙骨突出部より0~5cm下部であった.
    4. 本装置は, 従来の測定器と比べて微小部分の測定に適し, 測定速度が速い. しかも, 経時的な多点測定が可能であるなど多くの優れた点を備えていると考えられる.
  • [II] 体格別成人女子の仙骨部体圧分布測定
    渡邉 順子, 江幡 美智子, 永田 量子
    1990 年 10 巻 2 号 p. 37-45
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
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    1. 健康な成人女子30名を体格別 (肥満群, 標準群, やせ群) に各10名を対象として, 板上における腰部の体圧分布測定を実施した.
    測定装置, 測定器具, 測定方法等は, 前報と同様である.
    2. 腰部全体に加わる総荷重は, 肥満群が有意に大きく, その受圧範囲は, やせ群が有意に狭かった. また, 仙骨部の総荷重は3群間に有意差はなく, その受圧範囲はやせ群が有意に狭かった.
    3. 体格別に体圧分布状況を等高線図, 鳥瞰図 (3次元グラフ) で示すことにより, 荷重と受圧範囲の関連性が立体的に理解することができ, 体格別の差異がより明確になった.そして, やせ群は狭い範囲に高い圧が加わることがわかった.
    4. ヤコビー線を基準とした場合, 腹臥位における仙骨突出部までの距離と, 仰臥位での最高値を示した部位までの距離は, 共に体格と有意な差はみられなかった.
  • 山崎 智子, 高橋 シュン, 前田 アヤ
    1990 年 10 巻 2 号 p. 46-48
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
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  • -聖路加看護大学カリキュラム試案の基礎-
    菱沼 典子, 伊藤 和弘, 片田 範子, 香春 知永, 小松 浩子, 小山 真理子, 小代 聖香, 堀内 成子, 村嶋 幸代, レイノルズ ...
    1990 年 10 巻 2 号 p. 49-57
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
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  • -聖路加看護大学カリキュラム試案の紹介-
    菱沼 典子, 伊藤 和弘, 片田 範子, 香春 知永, 小松 浩子, 小山 眞理子, 小代 聖香, 堀内 成子, 村嶋 幸代, レイノルズ ...
    1990 年 10 巻 2 号 p. 58-67
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2012/10/29
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