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榊山 秀樹, 飯田 誠一, 永田 秀明, 片桐 秀樹, 平田 芳明
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
7-8
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
フリー
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河内 浩行, 丸山 静香, 松井 徹
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
9-10
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
フリー
ルシフェラーゼレポーターアッセイ法を用いて、様々な牧草類や食品製造残渣など飼料原料のエチルアルコール抽出物に含まれるPPARγ活性化因子の探索を行った。油粕類やヌカ類にはPPARγ活性化能は認められなかったが、発酵食品製造副産物中には比較的高いPPARγ活性化能が認められた。また、イネ科牧草中のPPARγ活性化能は低かったが、マメ科牧草には、比較的高いPPARγ活性化能が認められた
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江利川 智己, 村松 仁, 中村 修, 黒澤 亮, 池田 周平, 後藤 尚也, 祐森 誠司
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
11-12
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
フリー
維持期のウサギにおける粗蛋白質(CP)要求量、消化率ならびに血漿中のアミノ酸濃度変化を指標としたメチオニン(Met)とトレオニン(Thr)要求量の推定を行った。24ヵ月齢のウサギに対し、CP6、10及び14%の各CPの飼料を給与し、CPの過不足、見掛けと真の消化率ならびにMetとThr要求量を調べた。その結果、体重の変化はCP6、10及び14%で各-7.9、-3.4、1.1g/日であり、CP14%区に対してCP6%区が有意に大きく、CP要求量は10~14%の範囲内にあるものと考えられた。見掛けのCP消化率は各47.7、64.6、74.2%、真の消化率は各82.8、82.3、83.6%と計算された。両アミノ酸ともbasal lineは引けなかったので、最低濃度を basal lineとして求めた要求量はMetで0.03、0.06、0.07g/頭/日、Thrで0.08、0.19、0.28g/頭/日であった。
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中瀬 彩, 佐伯 香織, 三木 陽平, 柚原 亜紀, 水越 美奈, 吉田 達行, 左向 敏紀, 古田 洋樹
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
13-14
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
フリー
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村上 達郎, 山根 春香, 蔵内 勇夫, 草場 治雄, 古瀬 充宏
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
15-16
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
フリー
アミノ酸要求量を求める時の指標の一つに血漿遊離アミノ酸濃度が用いられるが、体重や年齢によってどの様に影響を受けるかは十分に理解されていない。本研究においては、動物病院で検査用に採取された血漿サンプルを用いて、血漿遊離アミノ酸濃度のバラツキや体重・年齢の影響について調査を行った。犬種、性別、年齢が異なる36頭のイヌの血漿遊離アミノ酸濃度のバラツキは各アミノ酸により大きく異なった。体重との問に相関は認められなかったが、Arg、Gly、Hyp および Pro濃度は加齢とともに減少し、TauとCarは逆に増加した。
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戸田 典子, 宮川 優一, 遠藤 博明, 高橋 真理, 竹村 直行
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
17-18
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
フリー
慢性心臓弁膜症(ISACHCクラスIa~II)罹患犬12頭に対し心臓病用療法食(療法食)を12週間にわたり給与した。開始時、そして開始後4、8および12週間後にNa、血漿アルドステロン(Aldo)、心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)およびN末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)濃度を測定し、さらに胸部X線検査および心エコー検査を実施した。その結果、療法食開始後のAldoは開始前に比べて上昇傾向を示したが有意な変動ではなかった。NaおよびANPに有意な変動は認められなかった。加えて、胸部X線検査および心エコー検査所見も同様であった。以上の結果から、療法食開始後にAldoが上昇するが、心臓の形態および機能には影響しないと考えられた。
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-イヌの飼養状況とドッグフードの使用状況-
崎田 克康, 大島 誠之助, 林谷 秀樹, 菅野 茂, 白井 百合, 喜多 加津乃, 小川 益男
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
19-20
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
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本協会会員のイヌについて、飼養状況全般の予備調査を行なった結果、健康維持のためには、食事を第一に考えていること、ドッグフードの使用率が高く、その中でもドライフードの使用率が高いことが判った。その他、ウェット、半生、おやつ、サプリメントなどについても使用状況が把握できた。
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-イヌの飼養状況とドッグフードの使用状況との関係-
大島 誠之助, 嶋田 克康, 林谷 秀樹, 菅野 茂, 白井 百合, 喜多 加津乃, 小川 益男
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
21-22
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
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手作り調理の素材では、野菜と肉類の使用が高頻度で穀類など多様な素材が使用されていた。主な食事は、ドッグフードの使用率が93%に達し、手作り調理はごく一部であった。ドッグフードの種類別では、ドライフードが90%であった。これらの食事の種類とイヌの年齢の関係では、ドライフードは、若齢時の使用率は高く、手作り調理は高齢時でもドライフードより高い傾向を示した。ウェットと半生は、手作り調理同様高齢になっても使用率が低下しない傾向であった。
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鳥巣 至道, 鷲巣 誠, 板橋 由起子, 鳥巣 ゆかり, 清川 晋
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
23-24
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
ジャーナル
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ベジタブルサポート
Ⓡ ドクタープラス(㈱ダブリュ・アイ・システム)は肝機能が低下した動物の食事管理において重要な、BCAA、ビタミン、抗酸化物質、食物繊維などが豊富に含まれた動物用サプリメントである。このサプリメントは、野菜を特許技術で粉砕し、Fischer 比が 3 以上になるように各種野菜を配合(配合比率は特許申請中)したものである。以前我々は、このサプリメントを犬の門脈体循環シャントの病態において使用し、血中の BCAA 濃度と TP が有意に増加する効果があることを報告している。今回我々は、このサプリメントの製造工程の中で野菜の乾燥方法に注目して異なる 2 種類の乾燥方法を実施し、乾燥方法によってアミノ酸やビタミンなどの抗酸化物質の濃度が変化するか、そして実際に動物に投与した時に嗜好性、副作用の発生率そして血液化学検査の性状の変化について検討した。抄録作成時点では、まだ結果が出ていないので、結果は学会発表時に報告予定である。
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中嶋 眞弓, 大野 耕一, 藤野 泰人, 辻本 元
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
25-26
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
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犬の短期的な栄養状態の変化や栄養療法に対する反応性を評価するため、医学領域において動的栄養アセスメント蛋白として利用されている急速代謝回転蛋自(RTP)のうちレチノール結合蛋白(RBP)、トランスフェリン(Tf)の有用性について検討した。健常犬では血中 RBP、T 膿度の日内変動は顕著ではなく、また短期的な給餌制限試験では給餌量の制限が厳しくなるにつれ血中 RTP 濃度は比較的早期に低下した。低栄養状態を呈する症例では RTP 血中濃度は健常犬と比較して有意に低値を示し、RTP と他の血液検査項目との間に相関は認められなかった。今回の結果から犬の RTP 特に RBP 濃度は動的な栄養状態評価法として有用である事が示唆された
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佐伯 香織, 石岡 克己, 森 昭博, 板橋 由紀子, 左向 敏紀
2009 年 12 巻 Suppl 号 p.
27-28
発行日: 2009/07/10
公開日: 2015/05/02
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甲状腺機能低下症の治療にはサイロキシン(T4)製剤の投与が行われるが、その際に同時摂取した食物が経口投与されたT4に及ぼす影響については不明な点が多い。今回我々は、健康なビーグル犬にT4製剤を臨床的用量(10
μg/kg)で経口投与し、異なる食事条件における甲状腺ホルモンの血中動態の違いについて検討した。T4製剤を食事と共に投与すると、空腹時投与と比較してT4の血中濃度は上昇が軽減され、T3、TSH濃度は上昇が認められた。食事の影響によりT4の利用が増大し、T4への転換が増した可能性が推測された。甲状腺機能低下症をT4製剤で治療する際には、最適な食事管理を併せて行うことが必要であると考えられた。
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