日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2434-3056
Print ISSN : 1882-0115
35 巻, 2 号
35巻2号(通巻96号)
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学会総会報告
原著
  • 高橋 賢一, 羽根田 祥, 板橋 道朗, 船橋 公彦, 赤木 由人, 大村 裕子, 小林 和世, 相澤 卓, 山田 陽子
    2019 年 35 巻 2 号 p. 4-15
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/10
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    本邦における消化管ストーマ早期合併症の発生率と重症度を明らかにするため全国多施設共同研究を実施した。2014年1月から12月までの1年間で消化管ストーマ造設後にストーマ早期合併症が認められた症例を調査対象とした。50施設の2,502例のストーマ造設例中、365例(14.6%)のストーマ早期合併症が認められた。粘膜皮膚離開が224例と最も多く、次が壊死で116例であった。重症度の分布を検討すると、Grade 1が163例、Grade 2が147例、Grade 3が42例、Grade 4が7例であった。重症度の高い群ではストーマサイトマーキング施行率が低く、緊急手術が多く、術後在院日数が長かった。

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