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野崎 淳夫, 一條 佑介
セッションID: H-1
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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As a result, the capability of room air cleaners after two months usage was declined to 63.0% for AC-1 and 29.0% for AC-2 in comparison with the initial value and we also determined that there was a difference in deterioration for device capability even if device air volume is approximately the same. In addition, the initial ammonia removal capability for devices was approximately one third in comparison with a removal capability for formaldehyde and VOC.
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庄子 朋哉, 野崎 淳夫, 一條 佑介
セッションID: H-2
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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As this time, no documentation exists that evaluates the reduction characteristics or the performance durability of air cleaner operation. In present study, we suggest a new experimental method for testing the durability in the performance of gaseous pollutant removal by air cleaners and for reaching the air cleaner performance required by law.
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二科 妃里, 野﨑 淳夫
セッションID: H-3
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究では以下の知見が得られる。1)測定対象としたペットにおける便の臭気物質発生特性を明らかにすることができた。また、本実験結果からペット屎尿が室内空気汚染の発生源になり得ることが示された。なお、臭気物質の代表であるアンモニア濃度はそれほど大きい値ではなかったため、引き続き検証が必要である。 2)ペット用脱臭製品(脱臭器)と小型脱臭器に適した実験方法を検討した。 3)同実験方法を用いて製品毎のアンモニア濃度の低下性を明らかにした。
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一條 佑介, 野崎 淳夫, 成田 泰章
セッションID: H-4
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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Authors clarified the removal performance of the air cleaners using with an environmental chamber and the chemical substance constant-emission device, and indicated that newly developed room air cleaner is an effective countermeasures. We used the CADR [m3/h] as the air cleaner performance index. In present research, the following findings were obtained: We determined the ideal conditions on air cleaners test method considering the gas generations into chambers and the chamber size and so on.
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村上 栄造, 並木 則和, 鍵 直樹
セッションID: H-5
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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室内環境改善において、換気と空気清浄機の併用を検討することがあるが、導入にあたってはその効果を事前に予測して装置選定する必要である。そこで、空気清浄機のワンパス除去性能と室内空気の通気回数の関係から、換気下(機械換気、自然換気)における空気清浄機の導入効果を大まかに予測する線図を作成した。その結果、計画段階において空気清浄機の台数や処理能力(清浄空気供給率、相当換気回数)を容易に算出できるようになった。
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小峯 裕己, 飯泉 元気, 村上 栄造, 木村 洋
セッションID: H-6
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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消・脱臭性能を謳う空気清浄機は、自社試験方法やJEM1467に基づいて、消・脱臭性能を確認している。しかし、後者の試験・評価方法には実際の使用状況と異なる試験条件に基づいているなどの問題がある。そこで、JEM1467の問題点を解消した評価・試験方法を提案することを目的に、空気清浄機のVOC除去性能試験方法に関する長谷川・小峯らの研究を参考にして、実大空間のチャンバーを用いて, 建基法で義務付けられている24時間換気を行った状況下で「定常発生法・循環試験」による家庭用空気清浄機の消・脱臭性能試験方法を検討した。
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飯泉 元気, 小峯 裕己, 木村 洋
セッションID: H-7
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究は機器分析による建材由来の室内のにおいの測定・評価手法を確立することを目的とする。本報告では、室内仕上げに用いられることの多い内装仕上げ用建材を組み合わせ作成した部位複合材を対象に臭気指数、VOCの測定を行った。測定したにおい及びVOCの放散速度などの放散特性値に基づいて部位から放散するにおい、及び複数の部位が混在する空間のにおいの強さの推定が可能か検討した。
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山田 響子, 山中 俊夫, 竹村 明久, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸, 高橋 亮太
セッションID: H-8
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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体臭除去に簡易かつ効果的な手法が換気であるが、換気量が過剰な状況が多々存在する。室に長時間滞在する場合、嗅覚の順応により臭気を徐々に感じなくなるが、順応を考慮した換気量制御法は未だ確立されていない。したがって、体臭連続曝露時における順応特性の把握は有意義であると考えられる。本報では、曝露させた体臭のにおい成分を定性・定量化した結果と、単一臭を体臭曝露実験に参加したパネルに曝露させた場合の評価傾向の検証結果および考察を報告する。
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高橋 亮太, 山中 俊夫, 竹村 明久, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸, 山田 響子
セッションID: H-9
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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建物内で臭気に曝露されると、においの感じ方は徐々に弱まる。これを嗅覚の順応というが、日常的にこの現象が起こっていることを考慮すると、建物内での嗅覚応答を把握することは、におい環境設計には不可欠である。本報では臭気の曝露実験における被験者個人の臭気強度の経時変化における嗅覚反応モデルの適用性について検討した結果を報告する。
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木村 洋
セッションID: H-10
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本研究はイオンを収納家具内で発生させ,イオンによる脱臭効果,カビ増殖抑制効果に関わる基礎データの収集を目的に実施したものである。本測定結果より,(1)イオンにより,におい発生源のにおいは,臭気強度,快・不快度とも緩和される傾向を示した。(2)今回用いたシューズボックスは,漏気による希釈効果の方が大きい。(3)カビ増殖抑制効果がみられた。(4) シューズボックス内のイオン濃度は,ポイントによって差が大きい。
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伊藤 康孝, 鳥越 順之, 長谷川 雅一
セッションID: H-11
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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化学物質による室内空気汚染の実態を把握するため,新築建物において,室内空気中の化学物質を測定した.本報では,新築後1年間の結果を報告する.
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山本 清司, Lim Eunsu, 伊藤 一秀
セッションID: H-12
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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光触媒建材を設置した大型チャンバー内のVOC(トルエン)濃度減衰試験を行い,これに対応する数値解析を実施した.濃度減衰試験では,光触媒建材を設置することにより建材自身の物理吸着ではなく可視光による光触媒活性によって空気中のトルエンを分解すること,本実験条件では室内トルエン濃度を半減させる性能を有することが確認された.数値解析においても光触媒建材を完全吸着面と仮定することにより実測値とよく一致する結果が得られた.
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丸山 香名江, 井上 宏志, 岡野 浩志
セッションID: H-13
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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換気量を大幅に低減できる革新的な空調方式として次世代デシカント空調の開発を行っている。近年中国や東南アジアでは大気汚染が問題になっているが、この空調方式を用いれば外気が汚染されていても室内空気質を良好に保つことができ、省エネルギー性にも優れる。汚染質ガス吸着性能に特化した特殊デシカントロータで無期ガス状物質(二酸化窒素、二酸化硫黄、アンモニア)の試験検討を行い、従来型デシカントロータよりも優れた性能を示すことを確認した。
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永坂 茂之, 綾目 久雄, 芝江 宗完, 木村 崇
セッションID: H-14
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報告は,各種製造環境に適した低露点環境維持に向けて,水分発生の特性と低減策の効果を明らかにする簡易的な検証を実施した結果である 先ず人体負荷として,露点-70℃以下の環境での作業を想定し,各種ウェアを装着した際の呼気や皮膚からの水分発生状況を把握した.また,ワークスペースの局所低露点化に向けて,各種手袋の透湿抑制効果を検証した. 次いで建物負荷として,床からの水分発生について,透湿量を推定するための露点計測の方法とその結果の一例を示す.
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長谷部 弥, 小松原 正幸, 白谷 毅
セッションID: H-15
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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液晶工場内で使用される薬液から発生する有機ガスを処理するシステムの除去性能、メンテナンス(微生物対策)、材料寿命(耐薬品性)省エネ化、低コスト化の観点から検討した結果と運転実積について述べる。 約2年間稼働した除去システムの運転実積は、有機ガス除去率は80〜90%、微生物濃度は1e-5 CFU/mL以下であった。また、有機ガスを燃焼浄化して大気に排気する場合と比較して、約60%の電力消費量削減効果がある。
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栗木 茂, 鈴木 孝彦, 村江 行忠, 伊藤 茂久, 永井 裕之
セッションID: H-16
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報では、HEPAの無い一般パッケージエアコンを使用し、一般PACからファンフィルタユニットに空調空気を供給することにより温度と清浄度を制御する方式を考案し、数値解析でその方式の可能性検討と、実験により温度分布と空気清浄度を確認した。さらに、塵埃量に合わせて風量を変更するシステムを追加し、実験によりそのシステムの制御の検討と省エネ評価を行ったので報告する。
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中岡 将士, 植村 聡, 中澤 賢
セッションID: H-17
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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再生医療の細胞培養施設において、安全性と効率的な運用が可能な開放系CPCの着目し、気流改善を行なうことでCPC全体の浄化性能を向上させる手法を考案した。この手法によって、開放系CPCの利便性を有しつつ、空調風量の削減を実現し、閉鎖系CPCに近い運用を可能にした。
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粟村 祐太, 山中 俊夫, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸
セッションID: H-18
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
会議録・要旨集
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本報では、既報で報告した既存の二流体ノズル噴霧流の挙動解析モデルの一流体ノズル噴霧流への適用を試みた。適用のために、実験結果から気相速度分布の特性長やザウター平均径の鉛直方向変化に関する実験式の導出を行った。また、噴霧初期の解析方法の提案を行った。モデル解析では、気相流量の再現性について3つのパラメータを各々変化させて影響を検討した。その結果、気相流量については良い再現性を示すケースが見られた。
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早上 将志, 真鍋 敬二
セッションID: H-19
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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3D-PIV試験で計測した流れ場に粒子計算なしで定性的に一致するCFDモデルを作成した。得られた流れ場と電場を固定し代表粒子の計算を行うことで塗着効率を計算できる。ベル塗装機開発に利用するには粒子が気流に与える影響を知っておく必要がある。検討の結果,カップ回転方向とSAの向きが同じような特殊条件のとき粒子が気流に大きく影響する場合があるが,従来通りカップ回転方向とSAの向きが逆のとき粒子は気流にほとんど影響しないことが分かった。
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鍵 直樹, 柳 宇, 大澤 元毅, 金 勲, 東 賢一
セッションID: H-20
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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事務所建物内におけるPM2.5の実態について,実測結果を報告すると共に,建築物における空調方式との関係について考察する。冬期及び夏期における事務所建築物室内及び外気のPM2.5濃度の測定を行い,中央,個別,中央・個別方式と空調方式を分類し,それぞれの特性について検討した。
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門 久義, 大高 武士, 松江 昭彦, 藤原 孝行
セッションID: H-21
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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都市部で火山灰の降下が継続的に発生する場合に,ビルや建物,工場などの空気取入口から室内に降灰が入り込むのを防ぐため,メンテナンスが容易で微細粒子を通過させないフィルターの開発に資するデータを実験的に調べる。 本報告では、桜島火山灰を用い,粗塵フィルタ4種類の捕集効率を実験的に調べる。供試フィルタとしては,粗塵フィルタとして最も一般的に用いられているフィレドン・エアフィルタ3種と80μm角のメッシュ状フィルタ1種である。
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松村 美保, 尾方 壮行, 堤 仁美, 田辺 新一, 堀 賢
セッションID: H-22
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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接触感染は院内感染の主要な感染経路であり、感染防止のためには感染症伝播の媒介となる環境表面の清掃が重要である。効果的な清掃方法を確立するため、環境表面の汚染状況を客観的に把握する手法が必要であると考えられる。本研究では、ATP測定法を用いる際に検査の精度を高めることを目的として実験とアンケート調査を行い、縦横20往復を最適な拭き取り回数と定めた。定めた手法を用いて不特定多数の患者が訪れる外来の待合室と診察室でATP測定を行った。
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鈴木 雅一, 尾方 壮行, 堤 仁美, 森本 正一, 田辺 新一, 堀 賢
セッションID: H-23
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報では、多床室において病床間に設けるパーティションの寸法、換気回数など病室構成要素と、同室患者の空気感染リスクの関係を把握するためCFD解析を行った。結果、パーティションは感染者の隣の患者の感染リスクを低減させるが、パーティション上部に隙間が生じている場合、その隙間から感染性物質が漏洩する可能性があることが分かった。また、パーティションの設置により前方の患者の感染リスクを増加させる危険があることが示唆された。
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森本 正一, 湯 懐鵬, 田辺 新一, 堤 仁美, 尾方 壮行, 堀 賢
セッションID: H-24
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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多床室では知らずに易感染患者と感染症患者が同じ部屋に入院するケースがあり、感染リスク低減が課題となっている。前報までにライン型吹出し口などで多床室を準個室化することで病原体の濃度低減が可能であることを示した。本報では換気量とロールスクリーンの高さについて検討した。実験の結果、封じ込め効果が大きかったのはアネモ吹出し口の風量を180m3/h以下とした場合であった。また、ロールスクリーンの面積が大きいほど封じ込め効果が大きくなった。
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小松 貴司, 植村 聡, 中岡 将士, 宮﨑 俊行
セッションID: H-25
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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機能水の殺菌効果を比較したところ、オゾン水及び銀イオン水と比較して、微酸性電解水の殺菌効果が高かった。微酸性電解水、オゾン水の安定性を検証したところ、微酸性電解水は安定性が良く3日間でほとんど濃度の低下が見られなかった。オゾン水は不安定で20分でほぼ半分の濃度となった。気化式加湿用水に微酸性電解水を用いたところ、ドレンパン、ドレン水で殺菌効果があり、微生物の繁殖が見られなかった。
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山口 一, 川上 梨沙, 冨岡 一之, 大塚 俊裕, 町田 晃一, 辻 裕次
セッションID: H-26
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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病院では、空気清浄度や温湿度条件の基準として、HEAS-02-2013があり、病室の空調による最小換気回数(外気導入量)は2回/hと定められている。事務所ビル等のように外気導入量を制御することで省エネに寄与させたり、食事やオムツ替え等で臭気が発生した場合に換気回数を上げて臭気対策を実施する例は殆どなかった。 本報では、病室の省エネや臭気対策のため、半導体センサーによる室内化学物質や臭気のモニタリングとこれらのモニタリング結果を基にした換気制御について、センサーの性能劣化を含めた基礎的検証を実施した。
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柳 宇, 鍵 直樹, 大澤 元毅
セッションID: H-27
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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個別空調方式における微生物の生育環境を定量的に把握するための調査を行い、温湿度環境と微生物の生育との関連性について検討を行った結果、(1)中央方式と同様に、個別方式でもカビの生育には相対湿度70%以上に保たれる時間の累積出現頻度が30%を超えるとカビの生育速度は比例して速くなる。 (2)個別空調機内は相対湿度の変動が大きくかつ頻繁であり、その変動係数が10%を超えるとカビ指数は小さくなり、カビの生育は抑制される傾向にある。
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姜 允敬, 長野 克則, 中村 真人
セッションID: H-28
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究では、アースチューブと全熱交換素子が設置されている住宅の微生物による汚染に関して評価方法を提案することを目的とする。アースチューブと全熱交換素子が設置されている札幌市の住宅を対象とし、実測により室内空気質および換気装置での微生物汚染評価を行う。アースチューブと全熱交換素子の微生物汚染を評価するため、室内、室内の給気口とアースチューブの吹き出し空気、外気の浮遊細菌と真菌の濃度を測定した。
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藤井 結那, 柳 宇, 吉野 博, 長谷川 兼一, 鍵 直樹, 後藤 伴延
セッションID: H-29
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本研究では、筆者らが中国で実施している調査研究のうち、居住者の健康に及ぼすカビ汚染の影響に関する適正な評価方法について検討を行った結果、実測時点での室内浮遊真菌だけの測定は、必ずしも対象住宅の平常時の真菌汚染を評価できているとは限らず、堆積真菌を含めた検討が重要であることが示唆された。
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竹村 明久
セッションID: H-30
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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執務環境等で用いられる香り空調では、作業効率の向上やストレス緩和を目的として、広範囲の執務者を対象に香りが噴霧される。一方で、その香りを好まない執務者にとって、香りの付加が作業効率や作業時のストレスにどのような影響を及ぼすのかはあまり知られていない。本報では、噴霧される香りを作業者が好むか否かの差異が、作業効率やストレスの状態に及ぼす影響について明らかにすることを目的に実施した、作業前後の心理生理状態の比較について報告する。
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宮内 博幸, 桑田 大介, 蓑添 葵, 西島 洋
セッションID: H-31
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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When a bad smell level rise in a workshop, the stress with a comfortable degree is lower, falls in cause of fatigue, work efficiency is fallen. The measurement of using a potable odor sensor or using The Odor Value is very useful for improvement of workplace environment.
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東 賢一, 鍵 直樹, 柳 宇, 大澤 元毅, 金 勲, 池田 耕一
セッションID: H-32
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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2013年冬期に11件の事務所で107名、同夏期に13件の事務所で207名に対して、シックビル症候群関連症状と室内空気質の測定値との関連性を調査・解析した。冬期では、非特異症状と高い粉じんレベル(5μm以上)、上気道症状と高いアルデヒド類濃度や高い室内温度、皮膚症状と低い室内温度との間に関連性がみられた。また、皮膚症状と低湿度にも有意な傾向があった。夏期では、上気道症状と高いトルエン濃度、皮膚症状と低い室内温度との間に有意な関係がみられた。
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新井 善人, 白石 靖幸, 長谷川 兼一, 鍵 直樹, 坂口 淳, 篠原 直秀, 三田村 輝章
セッションID: H-33
発行日: 2014年
公開日: 2017/11/15
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本報では、インターネットを用いたアンケート調査結果を基に、乳児・幼児・児童を対象としてダンプネスの程度やアレルギー性疾患の有無の地域差及び関係性について分析し、健康影響について検討を行なうことを目的としている。児童のアレルギー性疾患の有無を目的変数としてロジスティック回帰分析を実施した結果、個人属性による影響は大きいものの、ダンプネスの程度が児童のアレルギー性疾患の有無に影響を与えていることが示唆された。
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