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Farnham Craig
セッションID: IS-11
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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Measurements of the cooling effect of a misting fan on a prototype low-cost thermal mannequin showed that a single-layer Personal Protective Equipment (PPE) suit reduces the cooling effect of mist in a range of 0-75%, depending on body location.
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Khadka Supriya, RIJAL H.B., AMANO Katsunori, SAITO Teruyuki, UNO Tomok ...
セッションID: IS-13
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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This study aims to identify the differences in behavioural adaptation of the occupant in Japanese office buildings. We collected the occupant behavioural survey in these office buildings. The behavioural adaptations are related to the outdoor air temperatures. The proportion of heating and cooling use is changing according to the outdoor air temperature. The proportion of ‘clothing adjustment’ is different for the different modes and are related to the outdoor air temperature.
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Hisham Naja Aqilah, Rijal H.B.
セッションID: IS-14
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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Building height and orientation are two crucial factors that may influence the indoor air temperature. Thus, a residential field measurement was conducted in 19 selected dwellings in Kuala Lumpur, Malaysia in order to investigate the impact of building height and orientation on indoor air temperature. The indoor temperature and relative humidity were recorded in the measured room within five-minute interval.
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Chaudhary Pabitra, Rijal H.B.
セッションID: IS-16
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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The objectives of this research are to identify the physiological adaptation and health related problems in extreme climate based on literature review and to evaluate the skin moisture perception of residence living in sub-tropical climate.
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奈良部 茉依, 秋元 孝之, 田村 富士雄, 廣川 由樹, 小池 直樹, 山崎 稜汰, 彭 遷瑞, 青笹 健
セッションID: H-1
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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南関東地方のF市庁舎は、物体の表面温度を検知する赤外線アレイセンサを用いて居住空間内に偏在する在室者の数・位置を把握し、空調・換気設備の制御を行うオンデマンド環境制御システムを導入した。室内の不在・少数エリアの温熱環境設定を緩和することで消費エネルギーの削減を図っている。本報では、上記システムを導入した執務室を対象に赤外線アレイセンサによる人検知結果に基づいた「空調設定温度変更の追従性」と「室内温熱環境」の検証結果を示す。
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本田 杏美, 山﨑 敏幸, 丸山 純, 横尾 昇剛
セッションID: H-2
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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庁舎建築の老朽化・耐震化・集約化に伴い、改修や建替えが行われ、環境に配慮した手法が施されているが、実際の室内環境や快適性が不明瞭となっている。よって、運用中である新築の環境配慮型庁舎建築について、実測調査やエネルギーデータの解析などによって、実際の室内環境や快適性を明確化することを目的としている。
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天野 克則, 齋藤 輝幸, リジャル H.B., 岡本 祥拓, Khadka S., 宇野 朋子, 源城 かほり, 中谷 岳史, 西名 大作 ...
セッションID: H-3
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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名古屋周辺のオフィスにおいて温熱環境に関するフィールド調査を行った。10月から12月までの結果では、多くのオフィスにおいて窓を開放していたにも関わらず室温は21℃以上に保たれていた。執務者は空調の利用だけでなく、外気温に応じて適応行動を行うことで快適性を保っていた。総合的快適感について、様々な室温で不快側の申告が見られたため、室温以外の要因があると考えた。分析の結果、執務者の気流感や湿度感が総合的快適感に強く影響している可能性が示された。
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中村 来夢, 高瀬 幸造, 井上 隆, 谷口 明
セッションID: H-4
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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省エネ性や利用者の快適性の向上という観点から、吹き抜けやアトリウムが計画されるが、大きな日射熱取得や上部での熱だまりの発生による冷房負荷増大や居住域の不快感が懸念され、昼光利用と日射遮蔽のバランスを取った計画が必要である。本報では、アトリウムと連続した執務室の日射熱負荷の把握及び改善策としてBIPV(Building Integrated Photovoltaics:建材一体型太陽光発電設備)による日射制御を提案し、光・温熱環境への影響を検討した結果について報告する。
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荻野 洸希, 山崎 里奈, 野部 達夫
セッションID: H-5
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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温熱環境評価の目的は、オフィス内の温熱環境の状態を把握し、それが人体にとって適切かどうかを判断・評価することである。仕事が最優先のオフィスワーカーにとって、アンケートは負担が大きい。つまり、回答者の負担を軽減しつつ、オフィスワーカーの温熱環境の満足度に影響を与える不満点を抽出できるアンケートが求められている。そこで本研究では、既存の質問票の内容を精査し、不要な項目や要素を削除して改善し、その結果を報告することを目的とする。
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三浦 眞由美, 伊香賀 俊治, 上田 悠, 太宰 龍太
セッションID: H-6
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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冬季オフィスでは上下温度差が形成されやすく,居住者の快適性や温熱満足度に影響を及ぼす。本研究では上下温度差がISO基準を満たす執務空間を想定し,個人が操作可能な足元放射暖房機を導入した環境が生理・心理反応,知的生産性に及ぼす影響の検証を目的として被験者実験を行った。本報では被験者実験の概要と人体生理量の結果を述べる。足元放射暖房機を自由に操作できる環境では交感神経活性度が高く,血流量の増加および足首皮膚温が上昇したことを報告する。
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上田 悠, 伊香賀 俊治, 三浦 眞由美, 太宰 龍太
セッションID: H-7
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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前報に引き続き、個人が操作可能な足元放射暖房機を導入した環境が生理・心理反応,知的生産性に及ぼす影響の検証を目的とした被験者実験の報告を行う。本報では心理反応と作業成績の結果について述べる。温熱快適性のアンケート調査結果から、足元放射暖房機を自由に操作できる環境では、足元の冷えの感覚が減少し、温熱満足度が有意に向上することが示された。上下温度差の少ない(<1.0℃)本実験環境において、模擬作業成績には有意な差異は見られなかった。
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下山 みずか, 石橋 良太郎, 渡邉 敏基, 高橋 祐樹, 横江 彩, 齋藤 輝幸, 田中 英紀
セッションID: H-8
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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生活リズムを考慮したオフィスの室温変化により、温熱環境の満足度を維持しながら知的生産性を向上させることを目的に、夏期に被験者実験を実施した。始業時と昼食後の室温設定を26℃または25℃とした「やや涼しい」側の環境では、作業成績が向上する。一方、夕方以降は、室温を28℃にしても温熱環境満足度に大きな差は見られず、作業成績も室温を高くしない方がよい傾向にあった。
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中野 淳太, 山本 佳嗣
セッションID: H-9
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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温熱環境基準では首元と足元の気流に関するドラフト不満足者率予測式を示している。本研究では、サーマルマネキンをドラフトに曝露し、放熱量と不満足者率の関係を明らかにすることを目的とした。ドラフトを感じやすい部位は着衣量が小さく、放熱量が大きかった。ドラフトの影響を受ける部位の放熱量の増加に伴って、不満足者率も増加していたが、首元での増え方が顕著であった。同じ平均風速でも放熱量の振幅が大きくなると不満足者率が高くなったと考えられる。
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久保 洋香, 杉原 浩二, 對馬 聖菜, 久保 恵太朗, 柴田 万耶, 岡 知輝
セッションID: H-10
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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安価で汎用的な技術をABW 型オフィスに適用し、快適性や省エネ性に配慮したI ビルの空調システム及び自然換気システムの概要及び性能検証結果について報告した。執務スペースはスパン毎に放射/対流成分可変型の空調システムとしている。天井高3.7mと室容積が大きいオフィス空間であるが、内部負荷15W/m2条件時で1.6~2.1回換気程度の自然換気量が確認された。1次エネルギー消費量実績(コンセント込、運転時間補正あり)は年間では620MJ/m2・年の予測となり、本建物の基準値に対してZEB Ready相当の運用実績となることが見込まれる。
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久保 恵太朗, 對馬 聖菜, 柴田 万耶, 岡 知輝, 久保 洋香, 杉原 浩二
セッションID: H-11
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本報では、前報で概要を報告した調査対象オフィスに設置された空調設備の実運用下での性能検証の結果を報告する。放射対流成分可変空調システムの夏期における性能検証では、空調システムの設計意図通り放射モードは放射成分、対流モードは気流成分を増やす形でPMV≒0を実現していたことが確認された。秋期における自然換気システムの性能検証では、自然換気時も温熱環境、空気質ともに良好な環境を形成できていたことが確認された。
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柴田 万耶, 久保 恵太朗, 對馬 聖菜, 岡 知輝, 久保 洋香, 杉原 浩二
セッションID: H-12
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本報では、夏期および秋期の長期測定期間中に実施したアンケート調査における空調モード毎と執務者特性毎の室内環境選択の結果について報告する。性別や年代別では代謝量や業務内容の違いによる温熱環境満足度の違いが見られた。また、執務者の性格が室内環境評価に与える影響が執務者属性よりも大きい結果となった。さらに、好みの室内環境においては風の有無と空間の広狭について執務者の好みが大きく分かれた。
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伊藤 彰悟, 菊池 卓郎, 徳村 朋子, 海野 玄陽, 米田 拓朗, 花岡 郁哉
セッションID: H-13
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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近年、省CO2 に加え、オフィスでの執務者のウェルネスが重要視されている。本研究の対象建物は自然採光により室内に環境のムラを作り、執務者は自身の好みの座席を選択することで、省CO2とウェルネスの双方の実現を目ざす中規模ABWオフィスである。本報は2021 年の春季に実測調査を行い、取得した気温・照度・騒音レベルなどの物理環境と、ビーコンにより取得した執務者数データから検討した、室内環境が執務者の座席選択に及ぼす影響について報告する。
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加藤 正宏, 伊藤 紘一, 山中 俊夫, 小林 知広
セッションID: H-14
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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暖房時の窓近傍では冷放射やコールドドラフト,上下温度差により温熱環境が悪化しやすく,設計時の建築・設備仕様の事前検討の重要性が高い。本報では,窓下に排気口を設置した場合の温熱環境(上下温度分布や足元の温度・風速),および窓下排気の効果(窓面熱量・排気熱量)を把握するための実験結果を報告する。
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北 樹乃, 高武 直弘, 若林 斉
セッションID: H-15
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は,軽度寒冷環境におけるラベンダーの香りによる自律神経活動や循環系応答,精神作業能力への影響を検証することを目的とした。実験は芳香を行わず中立環境において安静状態を保った後,軽度寒冷環境において芳香条件では芳香刺激を与え,コントロール条件では与えなかった。結果として,ラベンダーの香りによって,末梢部皮膚血流が増加し,指尖部皮膚温の低下を抑える可能性が示唆された。また,精神性発汗を反映する皮膚コンダクタンスが増加した。
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仁科 憧子, 糸井川 高穂
セッションID: H-16
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、温熱気流環境の中でも気流を活用し、空間の快適性向上を目指すための基礎研究である。 本研究では温熱生理反応の内、皮膚温の経時変化量に着目し、単位時間当たりの平均皮膚温の変化量の大きさを生理的な負荷の大きさと捉えた。この生理的な負荷量と生産性の関係について2つの被験者実験の結果を用いて検討を行った。 検討の結果、単位時間当たりの平均皮膚温の変化量が0℃/hより低い側の温熱環境では、知的生産性およびリラックスの程度が高くなる傾向が示唆された。
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深田 賢, 酒井 孝司
セッションID: H-17
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本報では、実務での使用を考慮して標準k-εモデルでのCFD解析において、三次元壁面噴流の気流分布の再現性を向上させることを目的として以下の検討を行う。まずは、既報で不足していたレイノルズ応力(シアストレス)の補填方法をLESと標準k-εモデルの解析結果を比較することで検討する。そして、補填方法として、空間に運動量を追加するMomentum法を標準k-εモデルのCFD解析に適用した結果を報告する。
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森 悠大, 永坂 茂之, 品田 直也, 張 江, 神戸 正純, 中山 浩, 青 勇志, 村瀬 承彦
セッションID: H-18
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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大空間工場では、換気量や内部発熱量が多いことや断熱が不十分なことから、空調負荷が大きく、夏季は暑熱環境となる問題がある。作業環境を改善するために、アクセスフリーで安価な空調システムが求められている。今回その問題を解決するため、エアカーテンを利用し遮蔽効果と快適性を向上させた、ゾーン空調システムの空間温度の計測を行った。その結果、エアカーテンの風速によって、ゾーン外との遮断効果が発生することが分かった。
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佐藤 瑞起, 駒田 幸己, 中山 浩, 青 勇志, 村瀬 承彦, 廣田 真史, 丸山 直樹, 西村 顕
セッションID: H-19
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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大空間工場において,作業エリアにおける暑熱・寒冷対策はニーズが高い.そこで本研究では,工場空間内の作業エリアを設置形態に柔軟性があるエアカーテンによる気流で囲い,その空間内に対して集中的に空調を行うゾーン空調のための適切な気流配置について検討した.第1報では環境試験室内に設営したゾーン空調システムにおいてゾーン空調の効果を実証した.本報では数値シミュレーションによりゾーン空調の気流解析を行い,各パラメータの影響を明らかにした.
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高尾 将輝, 金田一 清香, 西名 大作
セッションID: H-20
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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広島市内の病院施設を対象に、解析領域を既往研究での4床病室単体から拡張することで外気処理システムの間欠運転制御が病室の空気環境に与える影響についてより詳細に検討した。4床病室では概ね安定して推移した一方、個室では廊下空気の影響を強く受け、外調機停止時に室全体でCO2濃度は大きく上昇する。また、隣接する室間でも差異が大きく、利用者の要望に沿った運用が可能である個室では、入口側ドアの閉扉や窓開け換気なども有効である。
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小池 直樹, 秋元 孝之, 二宮 誠英, 東郷 悟史, 清野 太希
セッションID: H-21
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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既存の住宅における省エネルギー対策等のあり方・進め方として、熱損失の大きな開口部の断熱改修や日常的に使用する空間の部分断熱改修など、その効果を実感しやすい省エネ改修を促進することが求められている。本研究では、断熱改修を行った戸建住宅において冬期の温熱環境実測およびアンケートにより断熱改修後の実態調査を行うことを目的とする。断熱改修の効果により室温の低下が抑えられ、室温18℃以上の良好な環境が形成されている住戸が確認できた。
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塚田 隆太, 一ノ瀬 雅之, 尾方 壮行, 池上 宗樹
セッションID: H-22
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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日本は現在、中古住宅の利用・再生、それに基づく評価方法や流通システムの課題を抱えている。リファイニングは約8割の躯体を再利用し、新築同様に仕上げる再生手法である。リファイニングが長期的に見て有効である手法とするために、運用段階の有用性を評価する必要がある。本研究ではリファイニング後の環境性能向上によるCO2排出量削減や健康影響、適切な維持管理による建物価格維持の可視化を行った。
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若王子 将輝, 岩崎 雄太, 本田 善次郎, 井口 雅登, 蜂巣 浩生, 坂本 雄三
セッションID: H-23
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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ダクトレス全館空調において、居室と床下間の隙間を考慮した床下の風量バランスと居室温度の関係を明らかにし、予測できるようにすることが重要である。本報では、対象住宅の居室や床下空間内の温度や熱流を測定するとともに、本システムを対象とした熱-換気回路網計算を行い、居室と床下の温度の実測値と計算値の比較を行って計算の妥当性を確認した。さらに、熱-換気回路網計算を用いて、床下の風量のバランスを変化させた際の居室温度の変化を分析した。
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森 星斗, 高村 秀紀
セッションID: H-24
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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戸建て住宅のZEH基準を上回る断熱等級の設定が行われ、高断熱・高気密住宅の普及が進んでおり、建物内の温度を一定に保ち快適な温熱環境を形成できる全館空調の導入事例が増加している。全館空調の一例として、第一種熱交換セントラル換気と床置きエアコンを組み合わせることで、居室別に温度や風量の制御を行わずに快適な温熱環境を形成する全館暖冷房システムがある。本システムが導入された住宅を実測し、室内温熱環境や消費エネルギー等の実態把握を行った。
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竹内 珠里花, 太田 修平, 高村 秀紀
セッションID: H-25
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、実測による実態把握と実住宅を再現したシミュレーションモデルの構築により、全館輻射冷暖房システムを導入した住宅の設計手法の確立を目的としている。本報では居住者が不在である住宅展示棟を対象に、実測によりシステムの実態把握及び室内温熱環境の把握を行った。また、送風ファンの風量設定を変更することで最適の運用方法の検討を行った。
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太田 修平, 竹内 珠里花, 高村 秀紀
セッションID: H-26
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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本研究は、実測による実態把握と実住宅を再現したシミュレーションモデルの構築により、全館輻射冷暖房システムを導入した住宅の設計手法の確立を目的としている。前報では、居住者が不在である住宅展示棟を対象に夏期及び冬期の室内温熱環境の実態を明らかにした。本報では、前報の対象住宅と異なるシステム条件下における本システムの稼働状況の把握及び、居住状態における夏期と冬期の室内温熱環境について分析を行った。
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佐藤 友紀, 井口 雅登, 吉岡 瑞穂, 三箇山 茜
セッションID: H-27
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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床に敷設する空気式の放射パネルを利用した暖冷房システムに関して、暖冷房運転時の室内温熱環境を実測によって検証するとともに温熱環境シミュレーションモデルを構築し、実測結果と計算値を比較してモデルの妥当性を検証し次の知見を得た。冷房運転、暖房運転ともに室内の水平、上下方向の温度分布は均一的である。室内の平均風速は0.1m/s以下であり、分布は小さい。本研究において構築したシミュレーションモデルによる室内温度変化の計算結果は、実測結果と良い一致を示した。
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青山 享平, 金田一 清香, 西名 大作, 長岡 洋和
セッションID: H-28
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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冷媒ガスを利用した対流・放射併用空調システムを導入した住宅において、夏季の室内温熱環境を評価した。実測で得られた値を基に、エアコンの吹出風量と放射パネルの放熱量を同定し、それらを境界条件としてCFD解析を行った。併用空調とすることで、対流空調単独よりも効率的に空調可能であることが確認されたが、放射パネル極近傍の足元においてPMV値が極端に低下することが懸念された。一方で、リビング域のソファ部分では、吹出気流を抑えることで快適な運用が可能であることが示唆された。
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坊垣 和明, 高橋 徹
セッションID: H-29
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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集合住宅における断熱改修は省エネと健康性・快適性向上のための極めて有効な手法である。本研究では外断熱に注目し、その効果を検証することを目的とする。本報では、建物概要と外断熱改修済住棟の1室における温熱環境測定結果、並びに、CASBEE健康チェックリストを利用して居住者の快適性向上を検討した結果を報告する。室温は居室で18℃、非居室でも17℃以上が確保され、極めて良好な環境形成を、また、健康チェックリストの結果においても格段の向上を確認している。
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井上 雅之, 山本 正顕, 池本 和大, 井上 悠一郎
セッションID: H-30
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究では、高断熱集合住宅のに通風機能を持たせた扉を用いた場合の、冬期においては居間一室のみの暖房連続運転時における各室の温熱環境について、中間期においては窓開けとの組み合わせによる各室の温熱環境について検証した。
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山本 正顕, 井上 雅之, 池本 和大, 井上 悠一郎
セッションID: H-31
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究では廊下扉に通風扉を使用し、洋室にはその2で用いた通風扉よりプライバシー確保がしやすい蓄熱材を利用した扉を設置して、居間のみの暖房で住戸全体の室間温度差の低減効果を検証した。
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横井 睦己, 府川 篤, 小林 光, 吉野 博
セッションID: H-32
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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築年数、規模の異なるPCコンクリート造の展示場モデル住宅3棟について、気密性と冬期温熱環境について実測を行った結果について報告する。
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東海林 孝騎, 高島 伸成, 佐々木 謙, 鈴木 規道, 林 立也
セッションID: H-33
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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The purpose of this study is to research about indoor thermal environment. On this study, thermal environment was measured in actual residence on two thermal insulation levels in summer and winter. Score of high insulation levels is higher than lower one. Difference of vertical air temperatures is bigger and floor temperature is lower than higher one. That's because Radiation amount from wall and floor is decreased by insulation material on the faces.
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稲川 源規, 高島 伸成, 佐々木 謙, 東海林 孝騎, 鈴木 規道, 林 立也
セッションID: H-34
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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前報の分析を受けて、本報ではI:冷暖房機を稼働する際の判断理由に着目した分析、II:身体的・社会的属性を考慮した温熱・空気環境主観評価と健康の関係性に関する分析、の二つの分析を実施した。分析Iでは単身世帯において冷暖房稼働判断理由を個人属性と比較し、暑がり・寒がりの度合いと年齢との比較で特徴的な傾向が見られた。分析IIでは、自覚症状及び高血圧症・脂質異常症を除いた8傷病に対して、温熱・空気環境主観評価が高いほどこれらの健康リスクが有意に低いことを示した。
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爾見 涼, 高島 伸成, 佐々木 謙, 遠藤 菜那子, 林 立也
セッションID: H-35
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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室温の変化に着目し、室温の変化速度が異なる2条件について被験者実験を行った。本実験では冬季の室温低下を想定し、室温の低下速度によって、各生理反応、心理申告がどのような影響を受けるかを考察する。千葉大学に在籍する健康な大学生、大学院生の男性5人を被験者とし、一人ずつ個別に実験を行った結果、皮膚温、鼓膜温は、室温の低下速度より、環境への曝露時間や体から奪われた熱量から受ける影響が大きい可能性が考えられる。
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関谷 佳子, 梅本 大輔, 中川 浩, 上林 清香, 伊香賀 俊治
セッションID: H-36
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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近年、住宅内温熱環境が居住者の健康に与える影響について様々な知見が明らかになりつつある。しかし、換気・空調設備の違いが居住者の健康変化に与えている影響に着目した調査研究は僅少である。本研究では、空調方式の違いに着目もし、転居後の健康症状・生活の変化についてアンケート調査を行い、温熱・空気環境が健康症状・生活に与える影響を検証した。その結果、全館空調は、さまざまな健康症状・生活の質の改善率が他に比べて有意に高いことが確認された。
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源城 かほり
セッションID: H-37
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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In order to make clear thermal comfort of houses in hot, humid regions, thermal comfort field surveys integrating measurements with questionnaires have performed in a southern part of Japan. In this study, thermal environment and energy consumption in three houses including one nearly zero energy house are evaluated. Comfort temperature is also discussed.
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安田 友奈, 横尾 昇剛
セッションID: H-38
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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栃木市の「町並み形成地区」には、国の指定有形文化財にさまざまな制限があり、動的保存の利便性や室内環境に問題がある。本研究では、栃木市の歴史的建造物の特徴を「街並み形成地区」等と比較し、室内環境と街並みとの関係を明らかにする。
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喬 奔, 中島 裕輔
セッションID: H-39
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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地球温暖化対策として日本では、二酸化炭素をはじめとした「温室効果ガス」の排出量を削減し、2050年には国内の排出量を実質ゼロにする、いわゆる「脱炭素社会の実現」を目指している。中国も「CO2排出について2030年までにピークに達し、2060年までのカーボンニュートラル実現を目指して努力する」と宣言している。建築分野で脱炭素を目指す場合、エネルギー需要の大きい寒冷地の建物における対策は重要である。本報では、中国ハルビンを対象に、住環境とエネルギー消費の現状を把握した上で、CO2削減対策の検討を行う。
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大屋 那央, 松尾 智仁, 嶋寺 光, 近藤 明
セッションID: H-40
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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室内の調湿のために超音波加湿器が用いられることがある。超音波加湿器を使用すると気化熱が発生し気温が低下する。加湿器使用時の室内温熱環境の制御には温湿度分布の推定が重要であるが,従来のCFDモデルでは水の相変化を考慮した室内の温湿度推定が難しい。本研究では気象分野で用いられる水の相変化モデルを導入し,CFDモデルの検証を行った。検証には風洞実験の結果との比較を用い,精度向上のため微小液滴の蒸発速度式のパラメトリック解析を行った
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岩城 朱美, 秋元 孝之, 古橋 拓也
セッションID: H-41
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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The purpose of this study is to investigate the air quality environment during sleep and to create a comfortable sleeping environment in the spring. A sleep experiment was performed by comparing the case with and without the high-performance filter for fine particles attached to the total heat exchange ventilation system.
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秋元 瑞穂, Wargocki Pawel, 都築 和代, Melikov Arsen Krikor, 田辺 新一
セッションID: H-42
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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本研究では、日本における新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)流行に伴う寝室環境の変化と居住者の睡眠の質への影響を調査する目的で、学生を除く東京都在住の住民(900サンプル)を対象にオンラインアンケート調査を実施した。本報では、アンケート調査の概要を示し、対象者の住宅概要、睡眠の質に対する主観的な評価の分析、COVID-19に伴う生活様式や働き方の変化の分析に関して報告する。
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小笠原 直希, 伊香賀 俊治, 志波 徹, 田辺 新一, 秋元 孝之, 上林 清香
セッションID: H-43
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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日本人の5人に1人は睡眠の問題を抱えており、睡眠不足は肥満を助長し、生活習慣病のリスクを高める。本研究の目的は、冬季の就寝前後における温熱環境が睡眠の質に及ぼす影響を検討することである。冬季に実験集合住宅で行った実測調査の結果、就寝中の温熱環境と比較して就寝前の温熱環境が入眠潜時に影響する可能性が示され、睡眠中最低寝室室温と中途覚醒が有意に関連した。
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竹本 柊, 秋元 瑞穂, 猪飼 健, 竹原 大暉, 冨澤 佑介, 都築 和代, 田辺 新一
セッションID: H-44
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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本研究では、寝室内環境が睡眠に及ぼす影響の把握を目的とし、健康な男女20名を対象として夏季の自宅寝室における睡眠実測調査を行った。本報では、心理状態と寝室内環境が主観的睡眠評価に与える影響の把握を目的とし、主にアンケート調査に関する分析結果を報告した。当日の意欲の欠乏や、ストレス、心配事の多さが睡眠満足度の低下に繋がる可能性が示された。また高い睡眠満足度を得るためには、室内環境全体、温熱環境、空気質環境が重要である可能性が示された。
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都築 和代
セッションID: H-45
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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冬期の避難所環境での睡眠の一助とするために,寝具と気温との関係について被験者を使った基礎的な実験的検討を行った。また,サーマルマネキンを使用し,寝具の断熱性を測定するとともに,寝具のみではなく,着衣やダウンジャケットのような着衣で寝具の代替品として使用した際に断熱性について測定したので報告する。
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前田 明穂, 田島 昌樹, 梅宮 典子
セッションID: H-46
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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窓開け換気による感染対策により、外気が室内へ侵入することで、夏期では在室者の熱中症の危険性が高まり、冬期では在室者が熱的不快感を抱くことが懸念される。本研究では、講義室を対象に実測を行い、夏期では感染対策のため開口部開放を基本としつつ、屋外WBGTが30.1℃を上回る場合、熱中症の危険性を抑えるため、開口部閉鎖の操作が必要であること、冬期では、足元と頭の温度差に注意する必要があり、室内空気温度を高くしすぎないように注意する必要があることが分かった。
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