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LI TENG, Endo Shin, Ahamed Tofael, Noguchi Ryozo, Otsuka Toshihiko
セッションID: IS-3
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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The grease trap is a device to separate oil and water by gravity, but it is often blocked due to late cleaning. For the reason of its blockage, it is preliminarily believed to be related to oil, so this experiment was conducted to analyze the oil droplets movement in a grease trap.
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板橋 芽美, 大塚 雅之
セッションID: B-1
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、手指洗浄における除菌効果と洗浄流量に着目し、現在、日本の公共施設で普及している非接触型の自動水栓とオートソープディスペンサーを用いて、節水化と衛生性の双方を担う手指洗浄手法の提案を行うことを目的としたものである。
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木村 彩芳, 大塚 雅之
セッションID: B-2
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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現在、国内外で各種建物における感染症対策の見直しが進められ、給排水衛生設備では、特にトイレ空間における更なる安全性・衛生性確保のため、計画、使用、維持管理手法の確立が求められている。 本報では、国内で普及する8種の一般用大便器、2種の海外製大便器、幼児用大便器の構造等から飛沫高さ、飛沫粒子数といった各評価項目について、詳細検討の結果を報告する。
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山城 匠, 大塚 雅之, 栗原 隆, 冨田 賢吾
セッションID: B-3
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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現在、世界的な節水対策として、衛生器具の節水化が促進されており、諸外国では、水を使用しない無水小便器も採用している。無水小便器は、洗浄水を使用しない点から、災害時の避難所等での採用が期待できる。しかし、尿石付着による管内閉鎖やトイレ室内の臭気濃度の上昇、排尿時の飛沫拡散が懸念される。よって、本研究では、実際に設置された無水および水洗小便器の周辺環境の調査し、排尿時の飛沫についても調査する。
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竹内 右京, 光永 威彦, 豊貞 佳奈子, 小瀬 博之
セッションID: B-4
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究では,コロナ禍前後における住宅での水使用行為について,Webアンケート調査を実施した。既報では、Webアンケート調査の概要を示したうえで、洗面所、トイレ、浴室、キッチン、洗濯、清掃の水使用変化に関する分析を行った。本報では、在宅勤務者に着目して分析を行い、その後、水使用量の変化を定量的に把握した。
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中川 知華, 豊貞 佳奈子, 光永 威彦, 小瀬 博之
セッションID: B-5
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究では、70歳以上の日本人高齢者を対象にアンケート調査を実施し、トイレや浴室などの水まわり住宅設備について、高齢化に伴う使用頻度や使用方法、不安や悩みの傾向について分析した。 その結果、トイレでは70歳未満で利用頻度に変化が見られ、入口と出口の段差に不安を感じていることがわかった。浴室では、年齢とともに入浴頻度が減少し、浴室の段差や浴槽の滑りやすさなどに不安を感じていることが わかった 。
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高橋 未樹子, 木下 芳郎, 疋田 篤史
セッションID: B-6
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、公共トイレにおいて占有時間が長くなっている要因を、9か所のトイレの利用実態を計測することにより明らかにした。その結果、①便器の洋式化、②温水洗浄便座の普及、③トイレの清潔化、④用足し以外の利用により占有時間が長くなっていることが分かった。 また、計測した結果を用いて事務所における適切な衛生器具数のシミュレーションを行った。その結果、利用人数が30人を超えると現在の基準よりシミュレーション結果の器具数が上回る結果となった。
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坂上 恭助, 光永 威彦, 豊田 秀司, 佐々木 敏, 久保 勝之, 八木 博史
セッションID: B-23
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本報では,サイホン排水システムによる手洗・洗面,浴室,洗濯の雑排水器具の排水負荷が排水立て管システムに与える影響を検証することを目的とする。そのため,2種類の排水立て管への接続方法に対して,定常流量排水および洗濯排水による負荷を与え,排水立て管内の管内圧力変動および封水損失より評価した。
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小野 菜月, 大塚 雅之
セッションID: B-24
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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In this study, we propose a hybrid drainage system that can be adapted to the change process, evaluate its performance, and derive a body of water with the knowledge of conversion or renewal required for planning and design. In this paper, we propose "slab drainage system support" for office buildings using forced water pump unit and small diameter horizontal fixed branch, and basic data for drainage system design is collected.
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藤田 安奈, 大塚 雅之, 阿部 斗哉, 板橋 芽美, 小野 菜月, 山﨑 信吾, 椎野 真光
セッションID: B-25
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、独立行政法人都市再生機構(以下:UR)が管轄する既存ストックの高層集合住宅において、既存の雑排水管を活用し、浴室・洗濯系統の排水を同一配水系統で合理的排除する雑排水立て管システムを検討する研究の一環として実施した。本稿では、経年変化による排水能力の影響の把握と排水能力の改善手法を検討し、適用の可能性を把握する。
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阿部 斗哉, 大塚 雅之, 板橋 芽美, 山﨑 信吾, 椎野 真光
セッションID: B-26
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、UR都市機構が管轄する既存ストックの高層集合住宅において、既存の雑排水管を活用し、浴室・洗濯系統の排水を同一排水系統で合理的排除する雑排水立て管の改修による性能評価に関する研究の一環として行ったものである。 本稿では、実在する3つの住棟の浴室雑排水系統を用い、日常生活における管内圧力変動を把握し、現状の安全性を確認する。また、実態となる排水負荷を推定し、筆者らが求めた排水能力の妥当性を把握する。
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井野 勇斗, 大塚 雅之, 木村 彩芳, 牧 道太郎
セッションID: B-27
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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現在、高齢化に伴う介護施設等での使用済み紙オムツの処理が施設管理者等の負担となっている。そこで、使用済み紙オムツの効率的な処理による介護者、施設管理者への負担軽減を目的に、国土交通省は紙オムツ処理機の開発プロジェクトを実施し、実建物への導入に向け、その排水処理方法との性能評価を併せて実施している。本研究では、供試攪拌機を任意の階層に設置し、複数階からの合流排水時における排水立て管での排水性能及び搬送性能への影響について検討し、排水立て管システム設計に関する知見を得る。
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金子 昇太, 大塚 雅之, 山城 匠, 重藤 博司
セッションID: B-28
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究は、排水横管内に節水形大便器を接続した際の汚物停滞による詰まり等を防止することが、計画段階で予測可能な設計支援シミュレーションツールの開発を最終目的としている。本報では曲がり配管モデルにおける従来のシミュレーション手法の適用を試みた。その結果、安全設計であるものの計算精度が低く、本手法に改善の余地があることを確認した。
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石井 方奈子, 大塚 雅之, 阿部 斗哉
セッションID: B-29
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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In this report, the drainage performance of the horizontal fixture drain branches connected to the manifold fitting was examined and clarified by applying fixture discharge loads to the horizontal fixture drain branches while changing ventilation conditions. The drainage performance value of the drainage stack system, and by comparing the value to the result of a drainage load calculation, the applicability of the drainage stack system was examined.
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宮越 彪維, 大塚 雅之
セッションID: B-30
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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狭小戸建住宅では、建物内の床ふところ内で合流継手を用いて、排水横枝管を接続し、その末端を敷地内の排水ますに接続し、公設ますを介して下水道へ導くケースが多くみられる。その際、汚水系統用器具排水管及び雑排水系統用器具排水管からの排水が合流するため、継手部分で排水が上流側へと逆流することで、搬送性能が低下し、汚物が配管内で堆積することで、詰まり等のトラブルが懸念される。本報では、合流継手形状が与える搬送性能への影響について把握した。
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西村 欣英, 坪倉 篤, 菅原 正道
セッションID: B-31
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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集合住宅の排水立て管内の清掃不良に起因する専用部内に排水が逆流する事故がしばしば報告されている。特にエントランス天井や屋上の通気などで配管がオフセットしている場合は清掃しにくいことがわかっている。本研究では高圧洗浄方式における洗浄性の向上を目的に送水ホースによる圧力損失の影響、オフセット配管の挿入力、引張力に着目し、掃除治具の影響について検証した。
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関口 拓也, 木村 洋, 菅原 正道, 岡田 誠之, 輿水 知, 小寺 定典
セッションID: B-32
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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水道水源同等以上の水質を確保する雨水利用システムを構築することを目的に、マンションの屋上屋根面の集水による雨水を対象に、初期降雨除去方式の違いによる貯水水質への影響や、運用を行っていく上で、メンテナンス性について検討した。マンションの屋上部分のみの集水において、初期降雨除去方式の違いによる貯水タンク内水質の明確な差はなく、雨水原水とも水質の大きな差は見られなかった。電気伝導率においては一般的な水道水よりも良好な値を示した。
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樋口 佳樹
セッションID: B-33
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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空気集熱式太陽熱暖房システムにより床下に暖気を送り込み、コンポストトイレの処理槽を保温することで、冬期の堆肥化性能の向上を目指した。太陽熱の集熱をおこなった実験(2018年)と集熱をおこなわない実験(2021年)における処理槽内のコンポストの減容化について比較した。結果として、集熱のある2018年のコンポストの減容化率は88%となり、集熱のない場合に比べて2倍の減容化を実現した。電力供給が不安定な発展途上国や災害時での利用が期待できる。
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山海 敏弘
セッションID: B-34
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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「浄化槽の性能評価方法」では、適正な評価を実現するため、浄化槽に流入させる試験用原水の水質を厳しく指定しており、試験用原水を作成するためには、やはり厳しい水質基準を満足する原水を取得する必要がある。 しかし「浄化槽の性能評価方法」では、 比較的濃度の高い原水を要求することから、結果として、試験場の設置が困難となっている。 このため、試験用汚水の調整方法について、基礎的検討を行なった。
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田口 真太郎, 樋口 佳樹
セッションID: B-35
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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ケナフを植栽した竹式傾斜土槽システムを用いて尿の浄化実験を行った。BODの平均除去率はケナフありが70%、ケナフなしが60%でケナフありの方が10%程度高い結果となった。また、全窒素の平均除去率はケナフありが25%、ケナフなしが21%でどちらも低い結果となったが、硝酸態窒素においてケナフありの方がケナフなしより約3倍多く生成された。ケナフを植えることで、有機物の分解と硝化が促進されたことを確認した。
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青井 健史, 大塚 雅之, 小野 菜月, 多良 俊宏
セッションID: B-36
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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前報ではZWBの概念提案とZWB評価を踏まえた取組事例について紹介した。本報では既用文献による評価方法の再整理と、ZWB化を目指し計画した施設の可能性を検証する。計画中の建物のZWBの達成予測の他、建物の省エネメニューやエネルギー利用量予測を加えて、エネルギーと水の両面を考慮した参考事例を、ZWB普及に向けた一つの事例として提示する。
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西川 豊宏, 大八木 潤
セッションID: B-37
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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予想を超える豪雨や長雨が増加しており、これに加えてコロナ渦を端緒とする新たなライフスタイルの到来が予見されている。本研究は都市建築の水に関する環境性能評価手法の概況に着目し、考慮すべき事項と課題について精査するものである。本報では、既存建物での実データを使用して、降水量の不確実性とコロナ後の社会における新しいライフスタイルへの適応性をネット・ゼロウォーター・ビルディングの評価指標と照らし評価した。
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大八木 潤, 西川 豊宏
セッションID: B-38
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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第一報に続き、水使用特性や降水特性の年間変動を考慮するため、再生水・井水・雨水利用をそれぞれ行う対象建物3件で日別のゼロウォータービル(ZWB)評価を行った。また、代替水資源による環境負荷量の違いについても考察を行うため、異なる代替水(再生水と雨水)利用を行ったときのZWB達成率と温室効果ガス排出量の関係を調査した。
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小川 健次, 高木 賢二, 近藤 宏二, 中山 かほる
セッションID: B-39
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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浴場施設の省エネルギーにおいて汎用的な手法になり得る対策として,防風ガラスによる加熱負荷の削減とろ過循環ポンプのINV制御を取り上げ,エネルギーの削減ポテンシャルを評価した。防風ガラスにより浴槽加熱負荷を最大で約20%削減できること,ろ過循環ポンプのINV制御により消費電力を日積算で約39~55%削減できる可能性があることを示した。
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岡内 繁和, 光永 威彦, 坂上 恭助
セッションID: B-40
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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DホテルとH病院の給水システムの計測結果を基に給水圧力変動を増幅させる要因を調べるとともに、H病院の給水ポンプユニットの運転モードを変更して給水圧力変動がポンプ効率に及ぼす影響を考察した。
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光永 威彦, 池田 大輔, 奥宮 正哉, 浅野 良晴, 下田 吉之, 依田 浩敏, 内山 稔, 村川 三郎, 村上 周三, 坊垣 和明, 亀 ...
セッションID: B-41
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
会議録・要旨集
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本研究では,幼稚園・保育園の設計単位給水量の見直しを目的として,日本サステナブル建築協会の非住宅建築物の環境関連データベースの2009年度調査(2008年度実績値)(以下,DECCデータという)を用いて,水消費量に関した分析結果について報告する。
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馬屋原 敦
セッションID: B-42
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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高速道路の休憩施設の水使用はトイレ及び商業施設が主である。NEXCO中日本の休憩施設78箇所休憩施設の実績水量から駐車マス数を原単位とした単位給水量を求める。実績値から求めた設計用単位給水量は443 L/(台・d)であり、またNEXCOの汚水処理施設設計基準の処理対象人員算定に用いるJISおよびBCJ評定から求める設計用単位給水量は720 L/(台・d)であることからこの数値幅を単位給水量として提案する。
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大西 玲暢, 岩本 靜男, 稲田 朝夫, 岡内 繁和, 坂上 恭助, 趙 旺熙, 藤村 和也, 光永 威彦, 呉 光正
セッションID: B-43
発行日: 2022年
公開日: 2023/10/27
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給湯設備に係る消費エネルギーの算定では水道水温は重要な入力条件でもあり、配管径の決定、熱源の能力算定、一次エネルギー消費量の予測等に用いられる。前報では、省エネルギー基準における地域区分の代表都市を対象に、水道水温に関する妥当な推定式を提案した。本報では、日本全国の県庁所在地と政令指定都市を対象に同様の調査を行い、平均絶対誤差1℃以内を目指して、給湯設備設計用の水道水温の推定法を確立することを目的とする
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