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湯浅 紳次, 笠置 雄次, 加藤 健一郎, 設楽 有也, 中村 勉, 吉田 新一, 中川 信, 藤田 隆文, 山下 章次
セッションID: OS-11
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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施工図作成に関する現状の実態を把握するために「施工者」に対してアンケート調査を実施した。アンケートの集計結果を報告するとともに、「施工者」からの視点での問題点や課題、改善点などを報告する。
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加藤 健一郎, 笠置 雄次, 湯浅 紳次, 設楽 有也, 松島 俊久, 横手 幸伸, 長谷川 大三, 村上 壽之, 仲西 基
セッションID: OS-12
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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施工図作成に関する現状の実態を把握するために「承諾者・作図者」に対してアンケート調査を実施した。アンケートの集計結果を報告するとともに、「承諾者・作図者」からの視点での問題点や課題・改善点などを報告する。
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李 静野, 田村 直也, 田中 毅弘, 割石 浩幸
セッションID: OS-13
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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安全・災害の現状把握などを含め,建築設備に着目した安全活動,教育・訓練,危険・リスク回避や分析・評価手法などは,体系的に調査研究されていないのが現状である。
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松井 文徳, 割石 浩幸, 田中 毅弘
セッションID: OS-14
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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建築・設備の多様化に対応するため、そのリスク回避手法の確立は急務であるが、現状は、残念ながら建築・設備に着目した安全教育・訓練・リスク分析・評価方法・安全に対する組織のあり方など、体系的な調査研究が進んでいるとはいえない中で、本研究は、建築設備の施工・保全における安全・品質向上手法に関する検討を行うことを目的とする。
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割石 浩幸, 田村 直也, 田中 毅弘
セッションID: OS-15
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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近年、地球温暖化や都市のヒートアイランド現象等によって熱中症発生者数の急増が予見されており、人々の健康上重要なリスクとなっている。本研究では、建築施工・保全における安全・品質向上手法のひとつとして、建築施工・保全現場における労働環境、とくに、建築施工・保全に従事する労働者が、高齢化しつつある中、熱中症の対策を検討することは不可欠といえる
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青木 達也, 松島 俊久, 河村 憲彦, 野島 真二, 小川 尚, 深野 喜一郎, 横手 幸伸, 山鹿 英雄
セッションID: OS-16
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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排水管の高圧洗浄方式による清掃方法の評価は、業界標準がない状況であるため、清掃方法の評価として、従前からの方法である疑似汚れと新たに、圧力を受けると色が変化する感圧シートについて清掃結果の評価に有効であるか実験を実施した。この感圧シートによる清掃評価結果を報告する。
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山鹿 英雄, 坂上 恭助, 松島 俊久, 河村 憲彦, 曽根 松信, 深野 喜一郎, 横手 幸伸, 青木 達也
セッションID: OS-17
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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排水管に付着する「汚れ」を模擬的に作りことができれば、排水管清掃手法を実験室内及びテストタワーなどで実施できることからどのような素材が適切かを実験にて検証した。その評価結果を感圧シートの結果と比較し、各種洗浄方法を評価した。
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呉 慧岩, 鳥濱 博, 藤井 修二, 田中 毅弘
セッションID: OS-18
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では,実際に起きた労働中の災害の事例を収集するために,厚生労働省が運営している労働安全サイトによる工場施設のリスク・トラブル事例に関する調査研究を行ったので,それらの結果について報告する。
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鳥濱 博, 田中 毅弘
セッションID: OS-19
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究の目的は,作業動線からみた工場施設のリスク回避に関する調査研究である一方,近年,製造技術の高度化や輸入食品の増加などにより,我が国の食生活を取り巻く環境は大きく変化している。また,食の安全性に関する事件も多く,食品工場における建築・設備のリスクマネジメントに対するニーズが高まりつつある。
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吉浦 温雅, 奥山 博康, 渡辺 慎
セッションID: F-1
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本報では,蒸発冷却を利用する素焼き素材で内部に導水空洞を持つクラディングの性能を検証する予測計算モデルを構築することを目的とし,素焼きのワイン・クーラー壺を用いて実施した基礎的な実験と予測計算の結果について述べている.水を貯めた壺を対象とした実験の結果から,水温が室温と比較して5°C程度低くなっていることが確認できた.また,壺の蒸発冷却効果を予測する計算モデルを示し,実験結果と比較した結果,比較的良好な計算結果が得られた.
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岩井 一博, 浅野 良晴
セッションID: F-2
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では、2種類の自走式気象観測システムを考案し、それぞれの対象地域における都市気候の実態を明らかにした。 また、タイプAの開発により、無人での気象データの観測及び収集が可能となった。これにより、従来は有人で行っていた移動測定が簡便になった。タイプBは、GPSが使用できない領域に対して、モニターを通した遠隔操作を行うことにより気象データの観測及び収集が可能となった。これにより、人が侵入できない場所での観測が可能となった。
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横山 真, 田中 貴宏
セッションID: F-3
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では、人口減少と都市高温化に配慮した都市のあり方として、海風活用型の集約シナリオの提案を行う。また、このシナリオ下の将来都市気候についてWRFによる将来予測を行い、これを他の将来シナリオにおける将来都市気候と比較する。さらに、電力消費の気温感応度を用いることで、将来予測の計算結果から各シナリオのCO2排出量を推定し、シナリオの違いに伴う熱環境の変化が、CO2排出量に与える影響について検討する。
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藤田 省一郎, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 川久保 俊, 山崎 潤也, 鈴木 健太郎
セッションID: F-4
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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今後の都市化に伴う環境負荷増大を見込んで住民の環境に対する満足度がますます重要になる。そこで、欧州各都市における都市大気質の指標や住民の環境満足度に対するアンケート調査結果をEurostatやOECD.Statより収集し両者の関係性について把握する。アンケート結果は4段階評価であるため加重平均を用いて数値化する。また、両者の関係性は相関分析を用いて把握する。結果としてPM10やNO2と環境満足度との間に相関が多く見られた。
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松本 貴也, 松尾 智仁, 近藤 明, 嶋寺 光
セッションID: F-5
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では、3次元の定常流れ場の屋外空間を対象に、連続的に放出される汚染物質の放出源推定を行うため、データ同化法の一種である連続的データ同化法(Variational Continuous Assimilation method: VCA法)の適用を行った。 VCA法の適用のために用いる観測データは数値解析を用いて作成し、観測誤差はないものと仮定した。 汚染物質の風下だけでなく風上にも観測点を配置することで、濃度分布および、放出源位置、放出強度の推定に関して、より正確な予想を可能とした。
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増田 文香, 赤司 泰義, 林 鍾衍, 迫田 一昭, 山田 崇司
セッションID: F-6
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究は、大学キャンパス内建物のエネルギー消費量とCO2排出量の現状の報告である。まず、キャンパス全体の年間CO2総排出量の変遷を低炭素化対策と東日本大震災の影響の点から分析した。また、各建物のエネルギー消費量原単位を室用途から算出した基準と実績値を比較することで分析し、室の利用実態調査によって実験室のエネルギー消費量削減余地を考察した。
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千葉 麻貴, 青笹 健, 秋元 孝之
セッションID: F-7
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では、中小規模の非住宅建築物に焦点を当て、平面形状と地上階数の違いを考慮した建築外皮の省エネルギー改修効果の検証のため、地域や建物用途の異なる建物で感度解析を行った。この結果、同一地域、同一用途の建築物であっても、階数や平面プランによって改修部位毎は改修効果に違いがあった。また、屋根改修効果は「屋根面積比率」、窓改修効果は「形状係数」と関係性があることが明らかとなった。
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青笹 健, 千葉 麻貴, 秋元 孝之
セッションID: F-8
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本報では、中小規模建築物の建築外皮改修を促進する基礎資料とすることを目的に、国の統計資料と改修効果に関するシミュレーション結果に基づいて、都道府県別の屋根改修及び窓改修の熱負荷削減ポテンシャルとして、年間熱負荷削減量と削減率を分析した。ストック全体に対する熱負荷削減ポテンシャルは、一定の条件で改修対象を絞り込んだ推計において、全国で一定の効果が見込まれること、都道府県で効果に違いが見られることなどを明らかにした。
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西谷 風香, 浅野 良晴, 岩井 一博
セッションID: F-9
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本報では、前報に続き木材のトレーサビリティを簡易に確保する手法の検討を行った。木材トレーサビリティシステムの実証実験により、ラベル状の電子タグが作業量の低減、信頼性の確保という点で有用であることを明らかにした。また、ヒアリング調査により、木材トレーサビリティの情報として最低限必要な情報を明らかにした。そして、これらの結果から木材トレーサビリティを簡易に確保するための手法について検討した。
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村上 公哉, 原 英嗣, 堀 英祐
セッションID: F-10
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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東日本大震災では、首都圏で交通機関の麻痺により多数の帰宅困難者が発生し、現在その対策はエリア防災上大きな課題となっている。特に、巨大ターミナル周辺地区は、各種交通機関の駅、地下街や周辺ビルが接続し、日々多数の人々が利用する重要な都市空間である。そこで、筆者らはターミナル周辺地区のエリア防災に着目し、それを支援するオフサイトセンターに関する研究を実施している。本報では、本研究の背景および研究計画について報告する。
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原 英嗣, 村上 公哉, 堀 英祐
セッションID: F-11
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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第1報では、本研究の研究趣旨と計画について示した。地上から地下街等にバックアップ電源を確保するシステムと緊急時対策情報システムを有するオフサイトセンターについて検討を行う上で、現状の地下街のエネルギー消費量と温熱環境の実態について把握する必要がある。そこで、首都圏2地区の地下街について、実態調査を実施した。本報では、その内の平常時における地下街のエネルギー消費量の実態について報告する。
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堀 英祐, 原 英嗣, 村上 公哉
セッションID: F-12
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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災害時に地下街では、一時滞在施設のように、数日間、人が滞在する可能性が考えられる。地下街は、本来、地下に公共的に歩行空間が存在する道路として整備された空間であるため、人が滞在するにあたっての、温熱環境の管理やその時のエネルギー消費量の実態については実態が明らかではない。 そこで、滞在時の温熱環境と受入を行う場合に想定されるエネルギー消費量を把握する為に、東日本大震災前後における地下街の温熱環境の変化とエネルギー消費量の実態を分析した。
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久我 亮介, 横尾 昇剛, 中島 裕輔
セッションID: F-13
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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エリア情報の整備現状や効率的な情報の収集手段・配信の体制とエリア情報のニーズの調査を行い、環境防災情報を表示するためのエリア情報マップ開発の基礎的な調査を目的とする。
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首藤 治久
セッションID: F-14
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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BCPは都市の防災計画としても、その有効性を評価されているが、実際にその策定を行っている都市はほとんどない。筆者らは、6年前に中小都市のBCP策定を目的とした、住民意識と準備状況を広島県呉市で調査を行った。ここでは、6年前の東日本大震災、一昨年の広島県土砂災害を経験した後、改めて広島県内の中小都市である廿日市市において、住民の災害に対する意識と準備状況について調査・分析する機会を得ることができたので、その報告を行う。
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太田 亮平, 横尾 昇剛
セッションID: F-15
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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東日本大震災では建築構造物や地盤だけでなく、その内部の建築設備機器類にも多大な影響を及ぼし、震災による被害を増幅させた。 本研究では建物設備機器が重要な役割を担う、美術館や水族館、図書館といった施設を対象に復旧プロセスについて調査を行い、ハード面・ソフト面、各関係者でそれぞれ何が課題となったのかについて考察し、今後も起こりうる災害への備えとして、関係者同士のネットワーク、BCP、復旧に際して課題となった事項を明らかにすることを目的とする。
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大束 開智, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 工月 良太
セッションID: F-16
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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都市機能が集積した地区では、災害時のライフラインの供給途絶が業務や生活活動に大きな支障をきたすと考えられており、ライフラインの供給途絶に備えたエネルギーシステムの推進が進められている。本研究では、居住者とオフィス勤務者へのアンケート調査からレジリエンシーの評価に用いる原単位を把握し、住宅・業務複合地区を対象にスマートエネルギーネットワーク導入によるレジリエンス向上の評価を行った。
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西村 鉄平, 谷口 勝則, 依岡 伸行, 廉林 彩佳
セッションID: F-17
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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中・小規模の老人福祉施設のエネルギー消費量実測を行った。 その結果をもとにBCP機能を備えた設備システムの経済性評価を実施した。
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久保 隆太郎, 杉原 義文, 本堂 泰治, 湯澤 秀樹
セッションID: F-18
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では、非常事態時に建物の全電力が喪失し、空調機、換気装置が停止した場合において、執務者が室内に滞在し続けた状況を想定し、室内温湿度の上昇・下降状況について、シミュレーションツールを用いて時系列的に把握し、建物利用者の屋外非難への判断の時期を明らかにした。
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山海 敏弘
セッションID: F-19
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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東日本大震災では地震に伴う津波により、電力、上下水道の機能が広域・長期間に渡って喪失し、従来用いられていた電力途絶3日、上下水途絶7日という設備計画上の目安は、抜本的な見直しを求められることとなった。 平成25年に政府が公表した南海トラフ巨大地震の被害想定では 更に広域・長期間に渡る電力、上下水の途絶が想定されているが、本研究においては、この被害想定に対応する、災害対応型建築設備の検討状況について、報告する。
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品田 直也, 永坂 茂之, 田村 稔, 中川 冬彦, 水谷 槙男, 水谷 国男
セッションID: F-20
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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一般的に吊り支持機器は全ねじによるX状据付法による補強を行っているが、補強用全ねじを吊りボルトに取り付ける補強用の金具は天井スラブから離れているため、地震により吊り支持機器が共振すると、吊りボルトの吊元に応力sが集中し破断する場合がある。ワイヤによる吊り支持機器の補強は、吊り支持機器が揺れるとワイヤ接続金具とワイヤの摩擦により制振効果を得られ、吊りボルトの破断を防止する。
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水谷 槙男, 水谷 国男, 品田 直也, 永坂 茂之, 田村 稔, 中川 冬彦
セッションID: F-21
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本報では、前報(その2)で検討したワイヤーを用いた吊り支持機器の新しい振れ止め方法(X状据付法)について、吊り支持機器模型(天井カセット型4方向エアコンを想定)を用いて静的加力実験と動的加振実験及び耐久性試験を行い、ワイヤーによる耐震補強の効果及び耐久性を検討する。
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中島 章, 井口 雅登, 久保井 大輔, 吉澤 昭彦, 河野 匡志, 池田 耕一, 蜂巣 浩生
セッションID: F-22
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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建築設備の保全計画を最適化するためには、故障時のリスクの低減とライフサイクルコスト(以下LCC)の抑制を適切に行う必要があり、リスクとLCCを定量化することが重要になる。そのため本報では、平均故障間隔と信頼度に空調設備の稼働状況を反映させる手法を構築するため、冷凍機、空調機の稼動状況を示す電流や冷媒圧力などの計測値を分析した上で、故障傾向と突合せて検証を行った。そして、故障発生時の電流、冷媒圧力の傾向についていくつか有用な知見が得られた。
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高 幹矢, 高野 典礼, 石渡 博
セッションID: F-23
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究は、資源ゴミに関するアンケート、資源ゴミの洗浄に関する被験者実験等から、住宅における資源ゴミの洗浄により発生する新たなエネルギー消費、水使用負荷等について明らかにし、今後の上下水道施設などの計画にあたって有益な資料等を提供することを目的とするものである。
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高野 典礼, 高山 日向, 高 幹矢, 石渡 博
セッションID: F-24
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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各資源ごみの洗浄により求められる汚れの重さ,水使用量等についての資料をもとに,廃水負荷を決定して水処理実験を行い,下水処理場への廃水負荷を明らかにし,その影響を検討した.その結果,処理水のTOC濃度,BOD濃度が高くなり処理能力の低下が起こり.MLSS濃度の増加率が上がり,余剰汚泥処理にコストが掛かる結果となった.また,オイルボールの発生により,処理水への影響が懸念された.
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吉岡 耕, 高村 秀紀
セッションID: F-25
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究の目的は住宅建設時に発生した副産物のゼロエミッション化である。既往の研究において資材重量の計測データにより副産物の発生量と発生時期の予測を行った。しかし、工事日のずれや複数の工種が重複する工事日においての予測に課題が生じた。新たな予測の方法として作業量に注目した。現場での作業員の作業量が増加すると副産物発生量もそれに伴い増加すると考え、本研究では現場での実測調査により副産物発生量と作業量の把握を行った。
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奈良 松範
セッションID: F-26
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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閉鎖性水域における水質浄化、特に富栄養化防止に対する効果的で低コストである方策が少ない現状に鑑み、光触媒である酸化チタンを利用した富栄養化対策に関する基礎的な検討を行った。まず、酸化チタンを添加した溶液における分子振動という観点から、その変化をFTIR(近赤外分光分析)により検証した。そして、光触媒の富栄養化防止への効果を推定するためにアンモニアを用いた分解に関する実験を行い、その全窒素濃度の変化から性能を評価した。
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大迫 孝輔, 高橋 秀人, 伊東 民雄, 竹倉 雅夫, 沖田 茂喜
セッションID: F-27
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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空調水配管の白ガス管のフラッシング水には排水規制物質である亜鉛が含まれ、規制対象となった場合、現状は希釈して排水することで対応することが多い。しかしながら、この方法は環境中に排出する汚染物質量が希釈の有無にかかわらず同じであるため、環境に配慮した方法とは言い難い。そこで、当社開発システムにより配管フラッシングの排水レス化を実現した。本システムの概要と導入実施例を紹介する。
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土志田 卓, 三上 秀人, 三國 恒文, 御法川 学
セッションID: F-28
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では、空調設備における流体音の発生を予測する手法として、CFDを用いた流体音解析の有効性について検討する。解析には商用のCFDソフトウェアを用いて、分岐管・合流管における流れ場の風速分布の実験結果とCFDの整合性を検討した。次に、CFDの結果から音圧レベルを計算し、実験結果と比較した。その結果、実験とCFDで定性的な傾向が一致し、分岐管・合流管における音源の分布を確認することができた。
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小野島 一, 長廣 剛, 磯崎 日出雄, 中尾 正喜
セッションID: F-29
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本事業ではサーマルグリッドを適用した熱融通システムを実際の施設において実現し、特に既存街区に有効と考えられる性能と実現性を実証することが目的である。サーマルグリッドでは二重ループ配管により、複数の建物の熱源と空調システムを自由なフローパターンで制御し熱融通を実現する。本事業ではインテックス大阪(展示場)を複数の建物を持つ街区のモデルとした。本報ではサーマルグリッド技術の概要と事業概要について紹介する。
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小林 陽一, 小野島 一, 長廣 剛, 磯崎 日出雄, 迫 博司, 三宅 弘祥
セッションID: F-30
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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インテックス大阪に導入したサーマルグリッドシステムの概要および設計意図を示した。また設計時点での効果予測では、冷房負荷率の小さいインテックス大阪のような展示施設では少容量の高効率冷凍機とサーマルグリッドシステムを導入することで大きな省エネルギー、省CO2効果が期待できることを示した。
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磯崎 日出雄, 迫 博司, 小野島 一, 長廣 剛, 小林 陽一, 中尾 正喜
セッションID: F-31
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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インテックス大阪のサーマルグリッドシステムに適用した、運転方法と制御ロジックについて述べた。制御の全体フロー(入力データ、熱負荷予測、最適化プログラム、ローカル制御の流れ)、ルーターによる配管切替パターン、EMS/BASの特徴、熱負荷予測の方法と使い方、最適化プログラム周りの情報の流れ、緊急対応制御、課金システムについて解説した。
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横山 良平, 小野島 一, 長廣 剛, 磯崎 日出雄, 中尾 正喜, 小林 陽一, 吉川 敏弘
セッションID: F-32
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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熱源,空調機,および配管ネットワークから構成されるサーマルグリッドシステムを対象に,空調機で要求される熱を供給するために,熱源をいかに運転し,また配管ネットワークを通して熱源から空調機に熱をいかに搬送するかを,一次エネルギー消費量を最小化するように決定するための最適化手法を提示する。
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中尾 正喜, 磯崎 日出雄, 長廣 剛, 鍋島 美奈子, 小林 陽一, 小野島 一
セッションID: F-33
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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サーマルグリッドを適用した展示場施設を対象に,その低炭素化効果の評価を試みた。各建物個別熱源の性能レベルを変化させた複数のモデルを設定し,実測した冷熱供給量を与えて電気,ガスの消費量を推定した。これにより,実際にサーマルグリッド運転した際のCO2排出量と各モデルのCO2排出量を比較した。その結果,当該施設では各建物熱源の負荷率改善効果より小容量の高効率冷凍機を共同利用する効果が大きいことが推察された。
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長廣 剛, 磯崎 日出雄, 中尾 正喜, 小野島 一, 迫 博司, 小林 陽一
セッションID: F-34
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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スマートシティーのエネルギーに関する技術開発が電力や情報分野に進むなか、大学肺の研究開発であったサーマルグリッドは、熱分野のスマートグリッド技術として社会導入を果たし運用を開始している。サーマルグリッドの開発目的は、老朽化する既成市街地内を新旧つなぎ合わせることで高い経済性と低炭素化を両立し新たな事業を創出させることである。本報では、普及展開に不可欠な経済的効果を導入前後の消費エネルギーや空調負荷を比較することで論ずる。
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神田 奈々江, 垂水 弘夫
セッションID: F-35
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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地下水利用天井放射空調システムは建築物ZEB化の重要な要素技術として注目されている。既往研究ではPMV制御を用いた冷房運転・暖房運転を行い、夏期・冬期におけるシステム性能を明確にしてきた。本研究では、中間期・冬期の晴天日における室内のベリメータゾーンでの温度上昇を本システムの冷房運転によりコントロールすることが可能であるか検討することを目的とする。実測結果として、中間期・冬期の双方において、室内のPMVを快適域内に留めることが可能であった。
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齊藤 拓也, 垂水 弘夫
セッションID: F-36
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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既存の住宅は冬期では、計画的な換気が行われず高湿低温の環境が出来易く、屋内湿気問題が生じる。この解決策として、既往研究では冬期において屋内外の水蒸気分圧の差を利用して屋外に排湿する排湿外壁構造の研究を行ってきた。本研究では、複数の混和材料を添加し屋内試験棟での比較実験を行った後、屋外試験棟を用いて実際の環境下での性能把握実験を行うことで、既存の排湿ブロックと比較した場合の性能向上を明らかにすることを目的としている。
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神保 歩未, 垂水 弘夫, 塩谷 正樹, 岩瀬 和夫
セッションID: F-37
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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ヒート&クールトレンチは、建物の地下階や基礎梁部分などを換気空気の経路とすることで、夏は高温の外気を冷却し、一方冬は低温の外気を加熱して屋内に吹き出すことが可能なシステムである。建築物のZEB(Net-Zero Energy Building)化実現に向けた要素技術の一つとして注目が高まっている。本研究の目的は、北陸に立地する学校建築を対象としに、規模及び仕様が異なるヒート&クールトレンチの夏期冷却性能及び冬期加熱性能を把握することにある。第二に、熱画像を用いた熱量の簡易な推定方法の糸口を見出すことにある。
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康 尚義, 鍋島 美奈子, 西岡 真稔, 中尾 正喜, 三毛 正仁, 澤部 孝一, 澤田 紗奈
セッションID: F-38
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本報では、前報に続き、「温泉と排湯を利用した熱源水ネットワークシステム」の導入効果を検討する前段階として実測調査を行なった。本実測調査では冬期以外のシーズンでの実測調査を実施し、また温泉宿における年間の給湯需要量の変化や利用可能な熱量について明らかにする。結果として浴槽内湯温の年変化は小さく、排湯からの熱回収量は年間を通して安定的に見込まれることや温泉宿の年間の給湯需要量・熱賦存量を把握した。また本システムの導入による地域全体での熱利用の意義を示した。
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澤部 孝一, 三毛 正仁, 澤田 紗奈, 康 尚義, 鍋島 美奈子, 西岡 真稔, 中尾 正喜
セッションID: F-39
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本報では,前報までの実測結果を用い,「温泉熱利用熱源水ネットワークシステム」の導入効果をシミュレーションにより検討する。本検討では、温泉熱利用熱源水ネットワークシステムと,ボイラを用いる既存システム,温泉地域に温泉・温水を供給する熱源プラントシステムについて比較する。結果として、温泉宿6棟のケースでは、一次エネルギー消費量は,既存のガスボイラシステムに比べ,熱源水ネットワークシステムで16.9GJ/day(約38%)削減される結果となった。
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赤井 仁志, 葛 隆生, 長野 克則, 草刈 洋行, 奥野 敏彦, 瀬川 和幸
セッションID: F-40
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本報は、配電工事用建柱車を使って、浅層部の土壌に螺旋状地中熱交換器を埋設する工法の実証試験や性能評価である。フェーズ1では、換気用の円筒形ダクトのまわりにステンレス鋼フレキシブル管やアルミ三層管を巻いた地中熱交換器を利用した。フェーズ2では、換気用の円筒形ダクトを使用せず、アルミ三層管だけで地中熱交換器とした。
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澤田 紗奈, 三毛 正仁, 澤部 孝一
セッションID: F-41
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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フィージビリティスタディにより、民間利用施設における管路内設置型下水熱利用システム導入の省エネ・経済効果の試算、熱利用料金の設定検討、熱需給者の事業性見込み検討を行った。 その結果、一次エネルギー消費量、エネルギーコストにおいて、当該システムがガスボイラ・空冷ヒートポンプシステムよりも優位であり、また単純回収年数では既存システムに対し約8年と、空冷ヒートポンプシステムとの大差がなく、事業性が見込めることを確認した(補助金あり)。
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