We investigated in hypertensive diabetic rats the contributions of endothelium derived hyperpolarization (EDH) and nitric oxide to the maintenance of coronary perfusion and conduction of vasodilation to distal microvessels utilizing synchrotron microangiography. We found that both fasudil and combined fasudil-losartan treatment improved EDH and nitric oxide mediated microvessel dilation.
オリゴ DNA で表面を高密度に覆われたナノ粒子(DNA 担持ナノ粒子)が示す特異的な界面現象の解明とそのバイオセンシング材料としての応用を目指し、溶液小角X線散乱実験による分散安定性の評価、凝集構造解析をおこなってきている。DNA 構造に依存して DNA 密生相間の立体斥力が変わり、その結果としてコロイド分散安定性の変化をもたらすと考えられる。ここではおもに温度制御下での DNA 担持ナノ粒子の構造解析を実施し、この立体斥力の寄与についての知見を得ることにした。
積層セラミックコンデンサは誘電体として主に BaTiO3 を採用し、信頼性の改善などを目的に微量の V が添加される。V の役割を理解するために価数に注目することが多いが、その添加量が少ないため、主成分元素である Ba や Ti の蛍光の影響で蛍光収量 XAFS によってその価数を評価することは容易ではない。それに対し高いエネルギー分解能を持つ HERFD-XAS では、微量 V の価数評価が可能であることや V 添加量によって V 価数が変化することが明らかになった。