季刊地理学
Online ISSN : 1884-1252
Print ISSN : 0916-7889
検索
OR
閲覧
検索
61 巻 , 3 号
選択された号の論文の2件中1~2を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
論文
  • 兼子 純, 野尻 亘
    61 巻 (2009) 3 号 p. 137-156
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル フリー
    本研究は,東京・大阪大都市圏において形成される二輪軽貨物輸送(バイク便)による緊急小口型輸送の空間構造と,その距離減衰効果を解明することを目的とする。事例対象企業として,東京のA社と大阪のB社を取り上げて比較した。東京・大阪大都市圏における中枢管理機能の集積状況を反映した両社の経営規模の相違から,輸送品目の内容や荷主への依存状況,輸送の空間構造,距離減衰効果の現れ方の違いについて確認することができた。
    抄録全体を表示
  • 杉浦 直, 小田 隆史
    61 巻 (2009) 3 号 p. 157-177
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル フリー
    本論文は,サンフランシスコ・ジャパンタウン(日本町)における一施設「ジャパンタウンボウル」の売却問題(2000年)及びその跡地に建った住・商混合施設「1600ウェブスター」への大手コーヒーショップ・チェイン「スターバックス」店舗進出問題(2005年)の経緯とそこにおける諸活動主体(アクター)間の対立を分析・検討し,それを通じてエスニック都市空間における場所をめぐる葛藤の性質・構造とその意味を考察したものである。このサンフランシスコ日本町における一連の場所をめぐる葛藤の過程のなかで最も強い対立を示したアクター関係は,日本町に進出を企てる外部資本と日本町諸組織との間であり,それは地価にふさわしい経済的開発と地域経済再編を志向する資本主義的都市過程とローカル・エスニック・コミュニティの維持・保全を志向するエスニックに意味付けられた特殊な都市過程との対立として捉えられる。そしてその意味を地理学的に考察するとき,上記の対抗関係はMerrifield (1993) が提示した資本による「想像された空間(conceived space)」とコミュニティの現実の「生きられた場所(lived place)」との対抗関係であり,それらの間の弁証法的調整の過程であると言うことができる。
    抄録全体を表示
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top