獣医臨床皮膚科
Online ISSN : 1881-2236
Print ISSN : 1347-6416
ISSN-L : 1347-6416
23 巻, 3 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
総説
  • 山﨑 真大, 加納 塁, 原田 和記, 村山 信雄, 佐々木 崇, 折戸 謙介, 近藤 広孝, 村井 妙, 山岸 建太郎, 西藤 公司, 永 ...
    2017 年 23 巻 3 号 p. 127-134
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/09/28
    ジャーナル フリー

    犬の表在性膿皮症は,皮膚表面に常在するブドウ球菌(Staphylococcus pseudintermediusS. schleiferiなど)が表皮や毛包に存在,あるいは侵入して発症する。近年では薬剤耐性菌が病変部から分離される症例が増加しており,治療に苦慮することも多い。そこで,日本獣医皮膚科学会では犬の表在性膿皮症の治療ガイドラインの作成を試みた。近年,海外では複数のシステマティックレビューや,ガイドラインが報告されていることから,これらを参考にしつつ日本独自のガイドラインの作成を目指したが,エビデンスとなる論文が十分でなく,現時点では困難であることが明らかになった。この中で,現時点で有効であると考えられるいくつかの知見が得られたので治療指針として提示したい。また,現時点での問題点についても述べる。

    Editor's pick

短報
レター
feedback
Top