日本神経回路学会誌
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最新号
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巻頭言
解説
  • 丸山 隆一
    2020 年 27 巻 1 号 p. 4-11
    発行日: 2020/03/05
    公開日: 2020/05/07
    ジャーナル 認証あり

    脳のなかにある860億個のニューロンは,いったいどのように私たちの感情,思考,そして「脳を理解したい」という気持ちを生み出しているのだろうか.そもそも脳を理解するとはどういうことなのだろうか.脳の理解を目指す研究者たちは,「脳の理解」をどのように捉え,いかなるアプローチを試みているのだろうか.筆者は非研究者であり,脳研究の「勉強」と「支援」という側面から,「脳の理解」に関心を寄せてきた一人である.そんな外野の立場から,「脳の理解」をめぐる現況の簡易な見取り図を描いてみたい.

  • ますとみ けい
    2020 年 27 巻 1 号 p. 12-14
    発行日: 2020/03/05
    公開日: 2020/05/07
    ジャーナル 認証あり

    水彩絵描きのますとみけいです.風景画や乗り物の絵を描いています.また,いわゆる在野の研究者として「素敵な絵を描くにはどうすればいいか」を研究しています.今回編集委員の先生から「大学に所属しない研究者から見た基礎研究の視点」というお題を頂きました.大学院生の頃の思い出と,その後の絵描きとしての活動,私の視点から見た研究についての話題提供ができればと思います.

  • 米丸 泰央
    2020 年 27 巻 1 号 p. 15-19
    発行日: 2020/03/05
    公開日: 2020/05/07
    ジャーナル 認証あり

    大阪大学大学院の博士後期課程を修了し,装置メーカーへの就職を選んだ私の半生を通じて,研究者への思いや脳科学研究への期待について述べます.また,装置メーカーに入り,研究者から技術者へと転向し,現在では新規事業の探索者として働いている若輩者の私から,研究者の方々へ思いを綴りました.不快に感じる方もいらっしゃると思いますが,少しでも共感を得られればと幸いに思います.

  • 毛内 拡, 上 喜裕, 宮脇 敦史
    2020 年 27 巻 1 号 p. 20-27
    発行日: 2020/03/05
    公開日: 2020/05/07
    ジャーナル 認証あり

    大型の実験機器の共同利用施設では,多くの研究者で実験機器を共有するために生じる課題が多い.特にセットアップや実験手技には,調整が難しい作業や定量化されていないパラメータが多く存在する.本来,実験は誰がやっても同じ結果が保証されるべきであり,透明性や再現性の高い実験を行うためには,これらの「匠の技」とよばれる工程をなるべく減らし,客観的指標を導入する必要がある.本稿では,著者が理研オリンパス連携センターにおいて,オリンパスの技術者と共同研究開発した顕微鏡システムの例を紹介する.本システムでは,これまで,人間の目では調節が困難であった補正環の制御を,客観的指標を導入することで自動化し,球面収差のない解像度の高い撮像を可能とする.さらに,球面収差がイマージョンとサンプルの間の屈折率のミスマッチによって生じることから,この顕微鏡システムを用いることでサンプルの屈折率を逆推定できる.

報告
会報
編集後記
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