超音波検査技術
Online ISSN : 1881-4514
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ISSN-L : 1881-4506
22 巻, 1 号
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研究
症例報告
教育シリーズ
  • 高梨 昇, 山本 真一, 金子 真弓, 高橋 明子, 成田 澄子, 戸田 玲子, 南里 和秀, 白石 周一, 小林 久雄
    1997 年 22 巻 1 号 p. 14-30
    発行日: 1997/02/01
    公開日: 2007/11/20
    ジャーナル 認証あり
    甲状腺疾患の診断および治療効果判定には,触診,臨床症状,身体所見,甲状腺ホルモンなどの血液生化学検査,超音波検査,シンチグラムなどが行われている.超音波検査は,び漫性甲状腺腫と結節性甲状腺腫との鑑別に必要不可欠な検査法で,結節性甲状腺腫は腫瘤の形状などから良悪性の鑑別が行われている.また,甲状腺の形態や大きさ,実質のエコーレベルの変化などからび漫性甲状腺腫の診断補助や治療効果判定などにも利用されている.このように超音波検査は,甲状腺疾患においては重要な検査法の一つになっており,人間ドックなどのスクリーニング検査にも利用されるようになった.本稿では,甲状腺の超音波検査の基本的な検査手技と超音波判読のポイントを中心に解説する.なお,副甲状腺については紙面の都合上割愛させていただいた.
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