Venus (Journal of the Malacological Society of Japan)
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66 巻 , 3-4 号
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原著
  • 中野 智之, アスワン
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 105-111
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    Nakano & Ozawa (2007)はジャワ島から2種の未記載種を報告し,それぞれPatelloida ESU3とPatelloida ESU4としていたが,これまでに正式な記載は行なっていなかった。そこで本論文では,ジャワ島から採集された標本に基づき, Patelloida garuda n. sp.ガルーダカサガイ(和名新称)とPatelloida pseudopygmaea n. sp.ニセシボリガイ(和名新称)を記載した。P. garuda n. sp.はPatelloida striata (Quoy & Gaimard, 1834)に似るが,殻が薄質で小型,岩の陰や転石下に生息する事で異なる。P. pseudppygmaea n. sp.はPatelloida pygmaea (Dunker, 1860)に近似するが,殻が堅固で,殻内部の筋肉痕が茶色に染まる点で区別でき,生息環境は石灰岩の上部に限られる。この結果,ジャワ島からは合計11種のカサガイ類が報告されたことになる。
  • 栗原 行人, 太田 秀
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 113-118
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    東京大学海洋研究所の調査船白鳳丸KH-01-2次航海にて日本海溝北部および千島海溝南部の海溝海側斜面の水深5473-5762mより得られたホウシュエビス科の1新種, Basilissopsis hakuhoae n. sp. (ハクホウリュウグウエビス:和名新称)を記載した。本新種は本科としては比較的大型かつ脆弱な殻を持つこと,周縁に2本の螺肋を持つこと,螺層中央のやや下位に1螺肋を持つことから本科の既知種とは明らかに異なっている。こうした形質の組み合わせは本科において類例がなく,属位は暫定的なものである。本新種は殻の外形と彫刻パターンの点ではニュージーランドの漸深海帯から知られるBasilissopsis regina (Marshall, 1983)といったBasilissopsis属およびAncistrobasis属の種に類似するが, Basilissopsis属およびAncistrobasis属の種は,より小型で頑丈な殻を持つこと,1本の螺肋を伴う周縁あるいは丸い周縁を持つこと,より顕著な表面彫刻を持つこと,の3点で本新種とは異なる。ミッドウェー付近の北太平洋の深海帯から知られるRotellenzia lampra (Watson, 1879)は2本の螺肋のある周縁を伴う比較的大型で脆弱な殻を持つ点で本新種に似るが,より扁平な殻形と不明瞭な表面彫刻を持つことから本新種とは異なる。伊豆諸島鳥島沖の漸深海帯から知られるソウヨウリュウグウエビスBasilissa soyoae Okutani, 1964は,殻が小型であること,肩部および周縁にそれぞれ1本づつの竜骨を持つこと,および軸唇の下方に明瞭な牙状突起を持つこと,の3点から本新種とは容易に区別できる。
  • カロモン P., スナイダー M.A.
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 119-126
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    フィラデルフィア自然科学アカデミーに勤務していた故R. A. Abbott博士は1963年に国際インド洋調査の一環としてタイ・プーケット島を訪れた際に,同島沖合いで操業していた錫の採掘船によって採集された多数のナガニシ属の1種の標本を入手した。この標本はFusinus spectrum (Adams & Reeve, 1848)に同定され,一部はアメリカ国立自然史博物館やハーバード大学比較動物学博物館に分割寄贈された。F. spectrumはパナマ産の明らかな別種であり,これらの標本,およびアンダマン島から採集されたもう1個体を詳しく検討した結果,新種であることが明らかとなったので記載する。Fusinus stannum n. sp.アンダマンナガニシ(新種・新称)殻はナガニシ属としては中型の大きさ(32個体の平均殻高92.7mm)。細長く,水管は長く伸びてやや湾曲する。彫刻は成長段階によって明瞭に異なり,殻頂側の最初の3-4層では強い縦肋が顕著で,細い螺肋と交わる。それに続く螺層では,縦肋は消失し,替わりに規則的に並ぶ鋭い成長脈が現れる。この状態(第2相)はすべての個体に見られたが,数層で終わる場合や次体層まで続く場合など,個体によってその長さが異なる。ほとんどの個体では最後の数層に太く丸みのある縦肋が再び現れ,体層では周縁は螺肋と交わって鋭く角張る。本種は体層周縁に顕著な瘤の並んだ強い角をめぐらすことで,これまで記載されている種類の中ではインド洋から記載されたFusinus malhaensis Hadorn, Fraussen & Bondarev, 2001と,ニュー・カレドニアから記載されたF. laviniae Snyder & Hadorn, 2006に最も近似するが,前者とは長く湾曲する水管を持つことや,成殻全体に強い螺肋を持つこと,後者とはよく膨れた螺層に強い螺肋を持つこと,それに何より3つの明瞭な成長段階を示すことで他のあらゆる種類と容易に区別される。タイプ標本:ホロタイプ110.4mm SL, ANSP 286623。パラタイプ,フィラデルフィア自然科学アカデミー,アメリカ国立自然史博物館,ハーバード大学比較動物学博物館に所蔵。タイプ産地:タイ,プーケット島沖水深24m。錫を含んだ砂中0.3-1.8mの深さに埋まる。分布:アンダマン海のタイ・プーケット沖,およびアンダマン・ニコバル諸島。
  • 亀田 勇一, 加藤 真
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 127-145
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    オキナワヤマタカマイマイ亜属(ナンバンマイマイ科)は琉球列島に固有の樹上性の陸貝である。筆者らは以前の研究においてオキナワヤマタカマイマイが以下の2つの生物学的種からなり,沖永良部島の固有種,オキノエラブヤマタカマイマイとヒメユリヤマタカマイマイもこの中に含まれることを示した。これを受けて本稿ではこの種群の再記載を行った。また,遺伝的にも独立種であると確認されたイヘヤヤマタカマイマイ,アマノヤマタカマイマイ,オモロヤマタカマイマイ,ウラキヤマタカマイマイの4種についても生殖器形態を再評価し詳述した。Satsuma (Luchuhadra) largillierti (Pfeiffer, 1849)シラユキヤマタカマイマイ(新称)殻は本亜属にあってはやや低平で,殻高は殻径より小さい。ほとんどの個体は白色無帯あるいは周縁に1本の色帯を持つ。生殖器では膣や陰茎付属肢はあまり肥厚せず,陰茎本体は陰茎鞘の半分から3分の2程度の長さであること,鞭状器が短く急に細まること,輸精卵管が受精嚢柄部の周りを螺旋状に1回転する個体が多いことなどが特徴である。従来沖縄島南部の個体群がこの学名で呼ばれていたが,それは次種に相当する。本種の分布域は沖縄島の浦添市以北と沖永良部島であり,那覇市以南には生息しない。なお沖永良部島の個体群はヒメユリヤマタカマイマイS. sooi Minato, 1982と呼ばれてきたが,沖縄島産の本種と遺伝的・形態的に明確な差が見られないため同種となる。Satsuma (Luchuhadra) eucosmia eucosmia (Pilsbry, 1895)オキナワヤマタカマイマイ 殻は前種よりやや大きく,比較的背が高い。色彩は赤地に1本の白帯を周縁に持つもの, 白地に2本の色帯を周縁に持つもの,白色無帯の3つが基本的なパターンである。生殖器では膣と陰茎付属肢の基部が著しく肥厚すること,陰茎本体が陰茎鞘の4分の3以上の長さであること,鞭状器がやや長く徐々に細くなることなどで前種と区別できる。沖縄島南部と北部に分布し,南部ではアマノヤマタカマイマイと,北部では前種と同所的に生息することがある。これまでに"オキナワヤマタカマイマイSatsuma largillierti (あるいはLuchuhadra largillierti)"として図鑑等で紹介されていたものの多くは本種である。学名を伴わない場合でも本種の個体をオキナワヤマタカマイマイとして取り上げている例が多いことから,混乱を避けるため本種の和名をオキナワヤマタカマイマイとする。なおオキノエラブヤマタカマイマイは従来独立種とされてきたが,遺伝的には本種に含まれるうえ,殻形態以外では明確に区別できないため亜種(S. eucosmia erabuensis)とする。
  • ルッツェン J., 小菅 丈治, イェスペルセン A.
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 147-159
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    フィリピン中部セブ島の属島であるオランゴ島の干潟に埋棲するスジホシムシにフィリピンハナビラガイSalpocola philippinensis (Habe & Kanazawa, 1981)が着生する。2006年10月に採集したスジホシムシ25個体中14個体にフィリピンハナビラガイが着生しており,いずれも単独でスジホシムシの後端に付着していた。組織切片を作成した7個体はすべて雌であった。鰓の特徴として,内半鰓に襞が細かく刻まれる点を認めた。内臓嚢は側方に分岐する突起状を呈し,卵巣と消化腺を具える。足伸出筋は前閉殻筋内を通過する。繊毛の生えた管が内鰓室と上鰓室を結ぶ。貯精嚢を欠くが,鰓上に精子を擁する物体が認められるという,他種には見られない特有の構造が認められ,その正体について考察した。殻の形態および組織学的手法を用いて観察した内部形態に基づき,本種を従来のハナビラガイ属Fronsellaに含めるのは適当でないと判断し,新属としてフィリピンハナビラガイ属Salpocolaを創設した。これまでフィリピンハナビラガイが属すとされていたハナビラガイ属Fronsella Laseron, 1956はオーストラリア産のF. adipata Laseron, 1956をタイプ種として創設され,他に同じくオーストラリア産のF. reversa Laseron, 1956を含む。しかしフィリピンハナビラガイは,これら2種には見られない,左右両殻に明瞭な前側歯を有する点で異なる。さらに本種は,近縁のユンタクシジミ属Litigiella Monterosato, 1909諸種との比較においても異なる内部形態上の特徴を有することから,新属を創設した。
  • 家山 博史
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 161-167
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    フクイマメシジミとマメシジミの形態について調べた。フクイマメシジミは殻高が大きく,円い形をしており,殻表の線条は明瞭で規則的に刻まれる。外套膜筋束は均等に配列し,その筋痕は套線から離れている。外套膜融合は短い。外鰓は内鰓の第7〜9鰓条から始まる。保育嚢は内鰓上部に位置する。腎臓は縦長の背葉を有し,閉鎖型だが,時に背葉の間から心嚢管が見えることがある。マメシジミは小さいが,よく膨れ,殻表は光沢がある。右殻外後側歯(pIII)の前端部に膨らみ(偽カルス)が見られる(大きい個体では不明瞭)。外套膜筋束は弱く,前部に2〜3の筋束が発達する。その筋痕は套線に融合している。
  • 冨田 進, 奥村 好次
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 169-173
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    三重県津市美里町家所に露出する新第三系下部中新統一志層群大井累層三ヶ野凝灰質頁岩砂岩部層のシルト岩から両殻が揃った二枚貝の化石が産出した。研究の結果,この化石はHalicardia akitaensis Ogasawara & Takayasu 1982に同定できることが判明した。この類の現生種は世界から12種が知られるが,いずれも漸深海〜深海棲息者である。この化石が合弁で見つかったこと,共産する化石には漸深海以深の現地性棲息者を多く含むことから,この化石は漸深海あるいはそれより深い海底で堆積したものと考えられる。本種は秋田県の同時代の地層から記載されており,本報告個体は2例日の産出記録となる。
  • Cynthia D. Trowbridge, 平野 義明, 平野 弥生
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 175-190
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    陸上生態系に比べて,海洋生態系では植食者と餌植物の間に高度に特殊化した関係が見られることが少ない。嚢舌目ウミウシは数少ない海産の狭食性植食者として知られる。また,海藻の細胞内液を吸い出して食べる,その独特の摂餌方法は吸引食性の植食性昆虫の摂餌に通じるものがあり,特殊化の進化を研究する上で興味深い生物であると考えられる。日本の岩礁海岸には多様で豊富な嚢舌類が生息している。本州太平洋岸の相模湾とその周辺で,緑藻のミル類Codium spp.を食べる嚢舌類の生態について調査を行った。とくに比較的大型で,相模湾でふつうに見られる2種,ヒラミルミドリガイElysia trisinuata Baba, 1949とセトミドリガイE. setoensis Hamatani, 1968のフェノロジー,個体群動態,餌海藻利用について調べた。ヒラミルミドリガイは,同所的に生息する他のミル類食嚢舌類よりもかなり大きく,最大体重は821mgにも達した。小型個体の餌海藻上への加入は主として夏に見られ,加入後,秋までに成熟に達し産卵する個体がいる一方,越冬して翌春に産卵すると思われるものも見られた。ヒラミルミドリガイは本研究で調べられた8種のミルのうち6種から得られ,6種すべてを食べた。また,他の研究で,さらに他4種のミルを利用できることがわかっている。このウミウシはミル類以外の海藻からは得られておらず,ミル類専食着である可能性が高い。一方,セトミドリガイはヒラミルミドリガイよりもかなり小さく,最大でも64mgに過ぎなかった。セトミドリガイが最も多く出現したのは春と夏であったが,この種にもやはり越冬個体が見られた。また,セトミドリガイは夏にミルC. fragileやモツレミルC. intricatum上で頻繁に見られたが,ミル類だけでなく,ハネモ属Bryopsis,イワズタ属Caulerpa,ヒメイワズタ属Caulerpella,ミドリゲ属Cladophoropsisの海藻からも見つかった。セトミドリガイが実際にこれらの海藻すべてを食べるかどうかは今後の研究に待たなければならないが,ヒラミルミドリガイより幅広い食性をもつと思われる。上述の2種に加えて,日本にはミドリアマモウミウシPlacida sp. (sensu Baba, 1986),クロミドリガイElysia atroviridis Baba,1955,スガシマミドリガイE. sugashimae Baba, 1955,アオモウミウシStiliger ornatus Ehrenberg, 1828,テントウウミウシS. aureomarginatus Jensen, 1993,さらに未記載のPlacida sp.のミル類食嚢舌類が生息している。これらの餌海藻についても,これまでの研究で明らかになっていることを概説した。
  • 上村 了美, 土屋 誠
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 191-204
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    日和見的な摂食活動を行うウミニナ科のイボウミニナBatillaria zonalisについて,沖縄本島南部に位置する与根干潟における個体群および餌資源の季節変動に関する調査を2001年1月から2002年12月まで行った.この調査地ではイボウミニナは最も優占的に生息する巻貝であり,2001年,2002年とも冬の時期に密度およびバイオマスが高くなっていた.ウミニナ科のリュウキュウウミニナB. flectosiphonataやフトヘナタリ科のヘナタリCerithidea cingulataが同所的に生息していたが,それらはイボウミニナより低い密度であった.コホート解析およびベルタランフィーの成長曲線(VBGF)からイボウミニナの成長を推定したところ,1年で殻高21.0mmに達し,最大殻高31.5mmになるには9年を要すると推定された.2年間の調査において,イボウミニナは少なくとも4回加入したと考えられたが,1年齢未満の個体(殻長21.0mm未満)は先行研究よりも出現頻度が非常に低く,将来的にこの生息地におけるイボウミニナ個体群が縮小していく可能性が危惧された.イボウミニナの餌資源であるアナアオサUlva pertusaは1-4月,堆積物中のクロロフィル-a (chl-a)は4月,海水のchl-aは6月とそれぞれ異なる時期にピークがみられた.イボウミニナのバイオマスが高い時期とアナアオサの被度が高い時期は一致し,アナアオサの減少に続いてイボウミニナも減少したことから,イボウミニナの高いバイオマスはアナアオサに支えられていると考えられた.さらにアナアオサの減少後には,堆積物中のchl-aと海水中のchl-aが交互にピークを示したことなどから,このような餌資源変動の下ではイボウミニナの日和見的な摂食活動は有効な戦略であると考えられた.
  • 松田 春菜, 浜野 龍夫, 山元 憲一, 堀 成夫
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 205-216
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    ハナゴウナ科の巻貝トクナガヤドリニナHypermastus tokunagaiは不正形ウニ類の一種ハスノハカシパンScaphechinus mirabilisに寄生する。トクナガヤドリニナの寄生様式,寄生状況など生態に関する知見を得るため,山口県の馬島沿岸において採集を行った。トクナガヤドリニナは吻によって宿主に付着していたが,宿主の殻に孔を開けておらず,その付着の強度は非常に弱かった。また,カシパンの生息地において,カシパンに覆われていない部分で採泥を行ったところ,底土中からも生体のトクナガヤドリニナが発見された。これらから,本種の宿主依存性は低いと考えた。寄生と宿主のサイズには,特別な関係は認められなかった。寄生位置に関しては,腹面において外側への寄生が多く認められた。寄生率は春と秋に高く,夏と冬には低かった。
  • 吉田 和弘, 遊佐 陽一, 和田 節, 星川 和夫
    原稿種別: 本文
    2008 年 66 巻 3-4 号 p. 217-225
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2018/09/01
    ジャーナル オープンアクセス
    To evaluate shell thickness and factors affecting it, weights and heights of 2097 Pomacea canaliculata shells were measured. Specimens were obtained from paddy fields and adjacent canals in two areas in Kawasoe-machi, Saga Prefecture, Japan (33°11'N, 130°19'E), in 2004. Logarithm-transformed shell weights and heights revealed a good regression line, and the deviation of actual weight from expected weight of each shell was regarded as a representative of overall shell thickness (the shell-thickness index). Values of the index were larger in shells collected from canals than in those from paddy fields. Overall, shells appeared to be thinner in June and July than in August and November, irrespective of habitats, presumably due to rapid growth of the snail in early summer.
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