地理学評論
検索
OR
閲覧
検索
78 巻 , 14 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
  • 阿部 亮吾
    78 巻 (2005) 14 号 p. 951-975
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    1980年代以降急増したフィリピン人女性エンターテイナーの存在は,アジア系ニューカマーの中でも看過できない存在である.なぜならば,彼女たちは外国人を厳しく規制する日本の入管行政において,合法的な入国・就労が認められてきたエスニック集団だからである.本稿の目的は,システム化された移住労働の今日的状況のもとで,彼女たちを他者として位置づけているポリティクスを明らかにすることである.本稿では,名古屋市栄ウォーク街のフィリピン・パブを事例に,雇用者との労使関係,顧客との相互関係に着目し,彼女たちが雇用者と顧客双方からどのようなパフォーマンスを期待されているのかを議論した.そこで明らかとなったのは,ミクロ・スケールの日常空間で作用する雇用者の空間的管理のポリティクスと顧客のまなざしのポリティクスが,移住労働の制度・法的背景と相互に関係し作用する様相であり,それに果たすフィリピン・パブという空間の役割であった.
    抄録全体を表示
  • 富川 久美子
    78 巻 (2005) 14 号 p. 976-986
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    ドイツにおける農家民宿の研究は,その発展に向けた経営や立地条件などの解明を目的として展開した.本研究では,農家民宿が成熟期にある地域,バイエルン州南部のバート・ヒンデラングを取り上げ,近年の農家民宿の動向,とりわけ経営分化を把握し,その要因を明らかにした.農家民宿が成熟期にある地域では,農家民宿が離農して宿泊業専業となる傾向にある.その中で,農業維持を実現する農家民宿では,貸部屋から貸別荘への移行が顕著にみられ,現在の経営形態として貸部屋,貸別荘,それらの併設の3類型が確認された.これら3類型への分化の主要因として,家族内の労働力の多寡,後継者の有無,需要の変化が挙げられる.
    抄録全体を表示
  • 高橋 健太郎
    78 巻 (2005) 14 号 p. 987-999
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本研究において,中国寧夏回族自治区を事例として,回族のイスラームの聖者廟(ゴンベイ)への参詣の実態と特徴,およびその宗教活動が教坊(モスクを中心とする地域社会)へ与える影響について検討した.調査地域においては,聖者廟は,スーフィー教団のものとそれに属さない教宣者を祭ったものとに大別され,回族住民は教坊ごとにそれらへの集団参詣を行っている.参詣の主な目的は,現世利益の獲得,聖者の霊への接近,死後の平安の祈念と多様であり,レクリエーションも兼ねている.聖者廟参詣の際には,交通手段の確保や廟への施しの取りまとめ,儀礼の遂行などで教坊が重要な役割を果たしており,集団参詣を通して,人々の間で教坊の存在意義が再確認されている.また,特に男性にとって,聖者廟参詣は自身の宗教知識や敬虔さ,経済力を示す機会となっており,この宗教活動を通して,教坊内における社会的地位を向上させている人もいることが明らかになった.
    抄録全体を表示
  • 78 巻 (2005) 14 号 p. 1000-1002,i
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
  • 78 巻 (2005) 14 号 p. e2a
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
  • 78 巻 (2005) 14 号 p. e2b
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top