MaaS(Mobility as a Service: 複数の交通手段を1つのサービスとして捉え,シームレスにつなぐ新たな移動の概念)は,地域の課題解決,利用者ニーズの変化に伴って,必要性が増しており,日本でも近年の交通手段の多様化やIoT(Internet of Things: さまざまなモノがインターネットに接続されて情報交換をする仕組み)技術の進化によって実装が進むことが期待されている.一方,実装に向けてはさまざまな課題があり,実装が思うように進んでいない状況にある.そこで,モビリティ研究会は,インタビューを通じて自治体や企業の取り組みや課題を整理することで,MaaS社会実装に向けて何が重要なのかを明らかにすることを試みた.その結果,利害関係者が多岐にわたることによる座組(プロジェクトの体制,メンバ構成)の複雑さや,受益者に対する満足度の評価の難しさなどが改めて浮き彫りとなった.
一般財団法人日本自動車研究所(JARI)の施設・設備機器について,試験研究を委託する一般企業様や他関連団体様向けに公開する「企業向け見学会」を,2024年4月19日に開催いたしました.今回は「自由見学形式」としましたので,「完全予約制ツアー形式」の前回より1.5倍の多数のご来場をいただきました.また,つくば研究所本館が改修中である事情から,従来とは異なった運営方法を模索しました.その結果,新しい試みにより,見学移動がしやすく,そしてまた市街地コースの見学もできるなど,ご来場者様に便宜を図れたかと思います.今後もさらにより良い見学会の開催を目指しますので,2025年度以降のご参加をお待ちいたします.