観光研究
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28 巻 , 1 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
論文
  • 田尾 桂子, 庄司 貴行
    2016 年 28 巻 1 号 p. 45-55
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    ホテルアセットマネージャーの導入やコーポレート・ガバナンスの影響を受け、ホテルオーナーは権限を拡大してきた。米国ホテルマネジメント契約の現状を報告するとともに、多様なホテルオーナーを一括りにして議論することの限界を指摘し、契約がホテルオペレーターのインセンティブを削ぐ内容であってはならないことをバーリ=ミーンズの問題提起に立ち返り議論した。ホテルアセットマネージャーに期待される役割を検討し、マネジメント契約をオーナー・オペレーター間の儲けの分け前を問題にした議論から、あらゆるステークホルダーの問題として議論する必要があることを主張した。
  • 栗原 美紀
    2016 年 28 巻 1 号 p. 57-68
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    人類学者ディーン・マキァーネルは、観光を社会構造の近代化と結びつけて考えられることを指摘したことで、観光社会学の発展に貢献した。しかし、その後の社会学的観光研究においては、観光を社会学的に検討する必要性が論じられてこなかった。そこで、本論文ではマキァーネルによる議論をふまえ、社会学の観点から観光を分析する意義について再考する。その結果として、マキァーネルの観光客の理論が、グローバル化とローカル化が同時進行する今日の社会を分析する上で有効であることを示した。
  • 堀 桂子, 佐藤 由利子, 村山 武彦, 錦澤 滋雄
    2016 年 28 巻 1 号 p. 69-82
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    観光地においては、施策に基づく、市行政・観光関連団体・市民団体や民間組織の連携が重要になると思われる。本稿では、別府市、登別市、熱海市の観光まちづくりにおけるマスツーリズムとニューツーリズムの活動主体の連携状況、連携の促進・阻害要因を分析した。その結果、観光まちづくりにおける連携促進策や課題共有の場、創業支援とアーティストの存在、地域の課題への着目が促進要因となり、担当課の分離が阻害要因となることについて示唆された。
  • 三宅 拓也
    2016 年 28 巻 1 号 p. 83-96
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    観梅の時期、名所として知られる水戸・偕楽園の麓にはJR 常磐線の臨時駅が開設され、臨時快速列車「水戸梅まつり号」が運行されるなど、鉄道と関連した観光事業が展開されている。本稿では当時の新聞各紙の記事や広告を検証して、現在まで続く観梅列車の展開過程を具体的に明らかにし、その特性と意義を示した。加えて観梅列車の展開によって、大名が私有する庭園だった偕楽園が、観梅によって鉄道利用の目的地となり、これが定着していくなかで水戸の観光産業の中枢に位置づけられていったことを指摘した。
論文(訂正された論文)
  • 堀 桂子, 佐藤 由利子, 村山 武彦, 錦澤 滋雄
    2016 年 28 巻 1 号 p. 97-107
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    In this research, aiming to get the suggestion about fruitful tourism revival, semi-structured interview survey was conducted. Focusing on the collaboration between tourism-related administrations, tourist association, tourism-related organizations and others, this research examines tourism-based community development of Beppu city which was formerly flourished as a big hot spring destination. As the result, it is revealed that the effectiveness of connection between mass tourism and new tourism is starting to be recognized by some organizations, though the local government does not adopt positive policies heading towards the collaboration. Preparing the place of exchange information between organizations under tourism-based community development as a policy seems important.
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